令和 4年 12月 定例会(第4回)令和4年第4回
市川三郷町議会定例会(第13日目) 1.
議事日程 令和4年12月14日 午前10時00分開議 於議場 日程第1
付託案件につき
委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 議案第74号
町道落居割石線法面復旧工事請負契約の締結について 日程第3 同意第5号
市川三郷町
大同財産区
管理会委員の選任につき同意を求めることについて 日程第4 発議第4号
市川三郷町議会個人情報の保護に関する
条例制定について 日程第5 発議第5号 町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び
検証特別委員会の設置に関する決議について 日程第6 閉会中の
所掌事務調査の件 2.
出席議員は次のとおりである。(14名) 1番 諏訪桂一 2番
一之瀬滋輝 3番 東 研一 4番 依田十造 5番 新津千吉 6番 秋山豊彦 7番 齋藤美佐 8番 丹澤 孝 9番
小川好一 10番 高尾 貫 11番
笠井雄一 12番 有泉 希 13番 松野清貴 14番 一瀬 正 3.
欠席議員(なし) 4.
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(22名) 町長 遠藤 浩 副町長
依田誠二 政策秘書課長 井上靖彦
防災課長 林 茂一
総務課長 一瀬 浩
財政課長 海沼良明
町民課長 立川祐司
税務課長 芦沢 正 いきいき
健康課長 望月和仁
福祉支援課長 櫻井 茂
保育課長 渡辺浩志
農林課長 望月順二
商工観光課長 塩沢正也
生活環境課長 丹沢宏友
土木整備課長 立川 潔
まちづくり推進課長 渡辺 潤
会計管理者 立川陽子 三珠支所長 丸山章仁
六郷支所長 木村竹実 教育長 渡井 渡
教育総務課長 相川由美 生涯
学習課長 森川規彦 5.職務のために議場に出席した者の職氏名(5名)
議会事務局長 保坂秀樹 議会事務係長 進藤陽子 議会書記 相川伸也 議会書記 佐々木未緒 議会書記 依田慎也 開会 午前10時00分
◎
議会事務局長(
保坂秀樹君) おはようございます。 それでは、開会にあたりまして、
あいさつを交わしたいと思います。 ご起立ください。 相互に礼。 着席ください。
○議長(丹澤孝君) おはようございます。 本日は、令和4年第4回定例会の最終日です。一昨日、年末恒例となっている今年の漢字が
京都清水寺で発表され、今年の世相を表す漢字として戦う、「戦」が選ばれました。戦の漢字が選ばれるのは、
アメリカ同時テロがあった2001年以来二度目とのことです。ロシアの
ウクライナ侵略や北朝鮮の
ミサイル発射など、戦争の恐怖や不安のほか、
新型コロナや物価高など、生活に身近な戦いを理由に挙げる人が目立ったとのことです。 1日も早くロシアによる
ウクライナの侵略が終結するなど、現在の状況が転換されることを強く望むものです。
議員各位には慎重な審議の上、適切妥当な結論が得られますよう切望し、
あいさつといたします。 開会の前ですが、本日、町長、遠藤浩君につきましては、都合により欠席する旨の報告がありました。 代わりに副町長、
依田誠二君が対応いたします。 また、報道機関より議場内の写真撮影の申し出がありました。今回は記者席からだけではなく、別角度にて撮影したいとの申し出から、入口付近からの撮影を許可しましたので、ご了承願います。 ただいまから、令和4年第4回
市川三郷町議会定例会、第13日目の本会議を開きます。 日程の変更より申し上げます。 本日、議案の
追加提案がなされました。 したがって、
議会運営委員長の報告にもありましたように、本日の日程に追加し、審査してまいります。 詳細については、お手元に配布いたしました変更日程といたしますので、よろしくお願いいたします。 お手元に配布いたしました日程の順に審議してまいります。
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○議長(丹澤孝君)
△日程第1 各
常任委員会に付託してありました議案第63号から議案第73号までの11議案について、各
常任委員長より審査結果の報告を求めます。
総務厚生常任委員長、第9番、
小川好一君。
◆
総務厚生常任委員長(
小川好一君)
総務厚生常任委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会は、12月6日、6名の委員と議長、執行部から町長以下
関係職員が出席し、開会いたしました。 また、
委員外議員全員が傍聴されたところであります。 当委員会に付託されました案件は、議案第63号ほか7議案であり、
付託案件の審査の結果はすべて原案どおり可決するものでありました。 各議案に対し、多くの質疑がありましたが、主なものは、次のとおりであります。 まず、議案第63号
市川三郷町
個人情報保護法施行条例制定についてでは、
電子データ上の
個人情報の
保護対策はどのようにするか、特に外部からの
サイバー攻撃に対する
情報漏洩の対策など、どう対応するのかとの質間に対し、現在、本町に限らず、峡南地域では、
広域行政組合の
情報センターにより、徹底管理している。さらに、今後、
情報センターでのセキュリティーの対策が、県内全域の自治体にも及ぶこととなり、二重三重の
チェック体制となる。町としても、
電子データ上の
個人情報について、引き続き
管理徹底に努めていくとの答弁がありました。 次に、議案第65号
市川三郷町長、副町長および
旅費条例の一部を改正する条例につきましては、第1条と第2条で施行日が違うが、何か問題はないかとの質間に対し、第1条は、本年12月1日、第2条については来年4月1日からの適用ということで、それぞれの施行日こそ違うが、年度ごとの支給率、支給額、
支給方法等、問題はないとの答弁がありました。 次に、議案第66号
市川三郷町
一般会計補正予算(第8号)では、歳出2款の
財産管理費に消火器の交換費用が計上されたことに関連し、有効期限が近づいた消火器の有効活用として、各地区の
防災訓練等で使用をしたらどうかとの提案については、消防署の指導により交換しているケースが多いことから、消防署と相談しながら、交換・処分方法について検討するとの答弁がありました。 また、同2款に計上のあったマイナンバーカードついて、個人宅への出張推進の実績は何件か、また、個人宅への出張も可能という周知の強化も必要ではないかとの質間と提案に対し、現在7件である。今後、周知についても検討していくとの答弁があり、マイナンバーカードの推進については、本町でも実施しているものもあるかもしれないが、休日・夜間のサービス、郵便局との連携などの対策もあり、今後もさらなる推進をしてほしいとの意見もありました。 そして、今回の
予算計上についての疑問点の提起もありました。その疑問点は、6月議会の際に、昨年秋の
官製談合防止法違反等により刑罰を受けている前町長等ヘの
損害害賠償請求に関することであり、すでに6月議会での動議が全会一致で可決されたことにもかかわらず、その後の進展が見えてこないとの質問となりました。 「今回の予算に
弁護士費用や調査費が、なぜ計上されていないのか」という質問から始まり、「契約前に
弁護士相談や調査を行うことは
契約違反とならないか」「
出来高払いにより、事後処理として巨額な予算を計上されても議決できないのではないか」「とにかく損害について、町民が納得できるような早急なアクションが必要ではないか」など、数多くの質問や提案がありました。 町からは、これに対し、現在、当初予算に計上してある一般的な
弁護士相談経費40万円を使って相談を実施しており、裁判の経過、
被害額等、もう少し具体的な形とならなければ、
予算計上や
弁護士等との契約に至ることは難しいとの答弁がありました。 以上が、当委員会に付託されました案件の
審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。 以上です。
○議長(丹澤孝君)
教育土木常任委員長、第10番、高尾貫君。
◆
教育土木常任委員長(高尾貫君) おはようございます。 議長の命により、
教育土木常任委員会の審査結果の報告を行います。 本委員会は、12月8日、6名の委員と副議長、執行部からは町長以下
関係職員が出席し、開会いたしました。 また、
委員外議員多数が傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第66号ほか3議案であり、
付託案件の審査の結果は、全て原案のとおり可決するものでありました。 各議案に対しては、多くの質疑がありました。主な質疑は、次のとおりであります。 まず議案第66号 令和4年度
市川三郷町
一般会計補正予算(第8号)の歳出2
款総務費の
安全安心対策費では、312万円の燃料費の
追加計上がありました。これは、主に防犯灯などの電気料の高騰によるものと考えるが、町内の防犯灯は何基あるかとの質問に対し、町内の合計で1,241基との答弁がありました。 歳出3
款衛生費の
環境衛生費では、小
動物等死体処理収集業務委託料が追加されているが、処理は、どのような方法で、
委託単価はいくらかとの質問に対しては、休日夜間は業者委託、その他の時間は職員が対応している。
委託単価は小動物が1頭5千円、大型動物が1頭1万円との回答がありました。 歳出9款の
図書館費では、新書は年間、どの程度増やしているかとの質問に対して、
年間予算となっている720万円分が、ほぼ新書購入となっているとの答弁がありました。また、家庭で保管している本を図書館へ寄付してもらえる体制や周知をしたらどうかとの意見に対しては、既に体制はできているので、今後、蔵書の充実の必要性より、ホームページや広報などにより積極的に進めて行くとの答弁がありました。 また、学校関連の予算では、高騰する
燃料光熱費を懸念した質問として、
学校体育館照明のLED化を進めるべきではないかなどの意見をはじめ、数多くの
電気料追加予算に関する質疑がありました。 中でも、各小中学校の電気料の不足額が、生徒数と見合っていない理由は何かとの質問に対しては、建物の構造や、
コロナ対策上の冷暖房しながらの換気状況などにより、電気料は大きく変わることから、必ずしも生徒数の多少との相関関係はないとの答弁がありました。 さらに、学校施設に限らず、庁舎や他の
公共施設の
財政健全化と併せ、節電は全国的な課題となっていることや、町民の血税を使っている以上、さらなる努力をすべきではないかとの意見に対し、令和5年度当初
予算編成会議においても、各課に創意工夫を呼び掛け、電気料の抑制に取り組んでいくとの回答もありました。 同じく9
款教育費のうち
保健体育振興費には、
県外スポーツ大会出場補助金が追加されているが、補助率はいくらかとの質問に対して、3分の1であるとの答弁があり、
県外スポーツ大会は、町を代表し、町のPRにも、結び付くことからも、出場者の負担軽減についての検討を行い、補助率を見直してはどうかとの意見もありました。 次に、議案第71号 令和4年度
市川三郷町
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)では、歳出2款の
特定環境保全公共下水道事業に
管渠布設工事費として220万円が計上されているが、具体的な箇所を教えてほしいとの質問に対し、
六郷庁舎付近を起点とし、
月見橋方面との交差点までの
身延線沿線の
県道マンホールが施工箇所となるとの答弁がありました。 以上が、当委員会に付託されました案件の
審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ありがとうございました。
○議長(丹澤孝君) 以上で、各
常任委員長の報告を終わります。 これより、報告に対する質疑に入ります。 (なし) 質疑を終わります。 討論・採決は一括して行います。 議案第63号から議案第73号までの11議案を一括採決いたします。 11議案についての
委員長報告はいずれも原案のとおり可決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第63号から議案第73号までの11議案は、
委員長報告のとおり可決することに決定しました。
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○議長(丹澤孝君)
△日程第2 議案第74号
町道落居割石線法面復旧工事請負契約の締結についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。 副町長、
依田誠二君。
◎副町長(
依田誠二君) 議案第74号
町道落居割石線法面復旧工事請負契約の締結について、ご説明をさせていただきます。 本案は、令和4年12月7日に
指名競争入札に付した
町道落居割石線法面復旧工事について、西八代郡
市川三郷町山保491番地、
株式会社長田組土建、
代表取締役長田勇氏と5,170万円で
請負契約を締結するものであります。 このため、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分の範囲を定める条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 詳細につきましては、
担当課長からご説明申し上げます。
○議長(丹澤孝君)
土木整備課長、立川潔君。
◎
土木整備課長(立川潔君) それでは、議案第74
号工事請負契約の締結について説明をさせていただきます。 12月7日、
指名競争入札を執行いたしました、
町道落居割石線法面復旧工事を、
株式会社長田組土建と5,170万円で契約するものでございます。
工事概要について説明申し上げます。 法面工、モルタル吹き付け1,610平方メートル、補装工、アスファルト、面積2,340平方メートル、こちらを
道路法面および
補装破損箇所、および影響範囲の取り壊し、および
復旧施行を行うものでございます。 以上、説明とさせていただきます。 ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(丹澤孝君) これより質疑に入ります。 (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案どおり可決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第74号は原案どおり可決することに決定しました。
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○議長(丹澤孝君)
△日程第3 同意第5号
市川三郷町
大同財産区
管理会委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。 副町長、
依田誠二君。
◎副町長(
依田誠二君) 同意第7号
市川三郷町
大同財産区
管理会委員の選任につき同意を求めることについて、ご説明申し上げます。 同
管理会委員に欠員が生じたため、新たに
一之瀬滋輝氏を選任したいので、
市川三郷町財産区
管理会条例第3条の規定により議会の同意を求めるものでございます。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(丹澤孝君)
地方自治法第117条の規定によって、
一之瀬滋輝君の退場を求めます。 (退場) これより質疑に入ります。 (なし) 質疑を終わります。 お諮ります。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、同意第5号は、原案のとおり同意することに決定しました。
一之瀬滋輝君、議席にお戻りください。 (入場)
一之瀬滋輝君に告知します。 本件については、原案のとおり同意されました。
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○議長(丹澤孝君)