(第1号)
第14 4定議案第11号 平成13年度田辺市
老人保健特別会計補正予算(第2号)
第15 4定議案第12号 平成13年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算
(第2号)
第16 4定議案第13号 平成13年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
第17 4定報告第 3号 平成13年度田辺市
土地開発公社の事業の計画の変更につ
いて
第18 委員会の継続審査について
────────────────
〇会議に付した事件
日程第1から日程第18まで
────────────────
〇議員定数 20名
〇欠 員 0名
────────────────
〇出席議員
議席番号 氏 名
1番 田 中 康 雄 君
2番 芝 峰 進 君
3番 鈴 木 太 雄 君
4番 大久保 尚 洋 君
5番 棒 引 昭 治 君
6番 高 垣 幸 司 君
7番 家根谷 覚 君
8番 天 野 正 一 君
9番 浅 山 勉 君
10番 山 本 紳 次 君
11番 初 山 丈 夫 君
12番 山 口 進 君
13番 宮 田 政 敏 君
14番 松 本 定 市 君
15番 大 倉 勝 行 君
16番 八 山 祐 三 君
17番 森 哲 男 君
18番 青 木 伸 夫 君
19番 稲 沢 勝 男 君
────────────────
〇欠席議員
20番 熊 野 芳 和 君
────────────────
〇説明のため出席したもの
職 名 氏 名
市 長 脇 中 孝 君
助 役 鈴 木 信 行 君
収入役 柴 田 修 君
教育長 角 莊 三 君
水道事業管理者 室 井 修 一 君
企画部長 杉 坂 繁 一 君
理 事 高 地 勝 司 君
人権推進課長 福 田 安 雄 君
総務部長 砂 野 啓 三 君
保健福祉部長 山 本 守 君
やすらぎ対策課長 福 田 徳 一 君
経済部長 平 本 寿 男 君
農林課長 溝 口 博 一 君
建設部長 高 橋 進 一 君
理 事 桐 本 崇 生 君
業務課長 坂 上 克 己 君
消防長 衣 田 秀 雄 君
教育次長 杉 原 莊 司 君
教育委員会総務課長 栗 山 廣 君
選挙管理委員会事務局長 寺 本 千 秋 君
理 事 矢 倉 靖 彦 君
────────────────
〇
出席事務局職員
議会事務局長 藤 畑 富三郎
議会事務局次長 福 井 量 規
議会事務局主任 中 田 信 男
議会事務局主査 岡 野 哲 士
開 議
○議長(森 哲男君) 定足数がありますので、ただいまからお手元に配付の日程により、平成13年第4回
田辺市議会定例会5日目の会議を開きます。
(午後 1時01分)
────────────────
◎報告
○議長(森 哲男君) 20番、熊野芳和君から欠席の届出がありますので報告いたします。
○議長(森 哲男君) それでは、日程に入ります。
◎日程第1 4定議案第14号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める
ことについて上程
○議長(森 哲男君) 日程第1 4定議案第14号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを上程いたします。
提出者の説明を求めます。
市長、脇中孝君。
(市長 脇中 孝君 登壇)
○市長(脇中 孝君) 4定議案第14号の
固定資産評価審査委員会委員の選任について同意をお願いするものでございます。
現在の
固定資産評価審査委員会委員、栗山清君の任期が平成13年10月1日をもって満了いたしましたので、引き続き同委員に選任いたしたく存じ、同意をお願いするものであります。ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
住所、氏名、生年月日、職業でございますけれども、田辺市上屋敷町33番地 栗山清。昭和8年11月12日生まれ、建築士でございます。
どうかよろしくお願いいたします。
(市長 脇中 孝君 降壇)
○議長(森 哲男君) 提出者の説明が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 質疑なしと認めます。
この場合、お諮りいたします。
本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ります。
これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、議案第14号は委員会の付託を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
それでは、お諮りいたします。
4定議案第14号は、これに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第14号は、これに同意することに決しました。
◎日程第2 4定報告第1号
専決処分事項について上程
○議長(森 哲男君) 続いて、日程第2 4定報告第1号
専決処分事項についてを上程いたします。
1ぺージから7ぺージまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 質疑なしと認めます。
討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 討論なしと認めます。
それでは、お諮りいたします。
4定報告第1号は、原案のとおり承認することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定報告第1号は、原案のとおり承認することに決しました。
◎日程第3 4定報告第2号
専決処分事項の報告について上程
○議長(森 哲男君) 続いて、日程第3 4定報告第2号
専決処分事項の報告についてを上程いたします。
8ぺージから9ぺージまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 質疑なしと認めます。
それでは、4定報告第2号は、以上で終わります。
◎日程第4 4定議案第1号 田辺市
職員恩給条例等の一部改正についてから
日程第16 4定議案第13号 平成13年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1号)まで一括上程
○議長(森 哲男君) 続いて、日程第4 4定議案第1号 田辺市
職員恩給条例等の一部改正についてから、日程第16 4定議案第13号 平成13年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1号)まで、以上13件を一括上程いたします。
ただいま上程いたしました13件については、過日の本会議において、それぞれ
常任委員会に付託していたものであります。
この場合、順を追って、各
常任委員長から報告を求めます。
まず初めに、
総務企画委員会委員長の報告を求めます。
11番、
初山丈夫君。
(11番
初山丈夫君 登壇)
○11番(
初山丈夫君)
総務企画委員会の
委員長報告をいたします。
本委員会は、去る9月25日の本会議において付託を受けた議案12件のうち、平成12年度
各種会計歳入歳出決算関係を除く議案7件について、27日及び10月2日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第1号 田辺市
職員恩給条例等の一部改正について、同議案第2号 住居表示の実施等に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について、同議案第3号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、同議案第4号 田辺市
消防団員の
退職報償金支給条例の一部改正について、同議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)のうち付託された部分、同議案第10号 平成13年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び同議案第11号 平成13年度田辺市
老人保健特別会計補正予算(第2号)の以上7件については、いずれも
全会一致で原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑及び要望の主なものは次のとおりであります。
議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会に付託された部分についてでありますが、第9款消防費における
消防団員公務災害防止教育研修委託料について、その概要を聴取したところ、「今回実施する研修は、
消防団活動時における事故を防ぐための
危険予知訓練である。これは、
消防団員の
現場活動場面や訓練場面を
イラストシートに描いて、その中に描かれている場面にどういう危険が潜んでいるのかを指摘し合い、その対策を立てていくもので、危険を先取りする訓練として非常に有効である。研修の対象となるのは、消防団の中堅幹部であり、研修終了後、各分団単位でも研修を実施して、
消防団員の活動現場での事故防止に役立てていきたい」との答弁がありました。
委員から、消防署員及び
消防団員の危険な現場での作業実態を考慮し、有効な研修を重ね、危険防止に努められたい旨、要望がありました。
また、
新宿ビル火災を契機として、市民が安心して生活できるよう、
防火対象物の防火管理・点検について、より一層指導してほしい旨、要望いたしました。
以上、
委員長報告といたします。
平成13年10月2日、
総務企画委員会委員長、
初山丈夫。
(11番
初山丈夫君 降壇)
○議長(森 哲男君) 続いて、
建設経済委員会委員長の報告を求めます。
9番、浅山勉君。
(9番 浅山 勉君 登壇)
○9番(浅山 勉君)
建設経済委員会の
委員長報告を朗読をもってさせていただきます。
本委員会は、去る9月25日の本会議において付託を受けた議案12件のうち、平成12年度
各種会計歳入歳出決算関係を除く議案5件について、26日及び10月2日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第5号
工事請負変更契約の締結について、同議案第7号 訴えの提起について、同議案第8号 民事調停の申立てについて、同議案第12号 平成13年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算
(第2号)の以上4件については、それぞれ
全会一致で、同議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)のうち付託された部分については、起立多数により、すべて原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑の主なものは次のとおりであります。
まず、議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)のうち付託された部分についてでありますが、
歳出予算第6
款農林水産業費中、
農業構造改善事業における
集出荷貯蔵施設整備事業費補助金の交付に当たって、
事業概要等の詳細説明を求めたのに対し、「
紀南農業協同組合管内にある3カ所の
温州みかん選果場のうちの2カ所は昭和40年代に完成した施設であり、老朽化が非常に進んでいる。そのため、これまでも維持管理に多大の費用を要しており、
温州みかんの選果場の統合が長年の懸案事項になっていたというのが実情である。そのような経過の中で、このたび紀南農協が国から事業費の50パーセント及び市から
みかん選果機において5千万円の補助を受けることにより、
下三栖岩屋谷地区において
温州みかん及び梅の選果場の統合整備を行うとともに、
市場ニーズに即した
温州みかんの選別が可能となるように、
非破壊糖酸度測定装置を備えた
高性能選果機等の導入を図るものである」との答弁がありました。
また、第7款商工費中、観光費におけるさんふらわあ
利用促進協議会負担金に係る詳細説明を求めたのに対し、「さんふらわあの運航については、東京を出航し、那智勝浦を経由して高知までの間を往復している。その利用状況については、主に
関東圏域の利用者が多く、その中でも東京都在住者がおよそ6割に上り、年間で約3万人の観光客が本県を訪れていた。しかしながら、近年利用率の減少傾向が続いていたことも相まって、既に
当該航路の廃止が決定されている状況である。ただ、本県としては、特に紀南地域の観光振興を図り、地域の活性化を目指す上で、海路の確保は欠かすことのできないことであり、当地域への
関東圏域からの誘客ということを勘案しても、
当該航路の果たす役割は極めて大きいものと考えられる。そういった状況の中で、和歌山県と熊野地方における16市町村が一体となって、航路維持並びに新規航路の開拓をも模索すべく協議会を組織して取組を強化しているところであり、そのための必要経費について、県及び関係する市町村がそれぞれ負担金を計上するものである」との答弁がありました。
また、第8款土木費中、
公園管理費における
内之浦干潟親水公園整備工事について、当該公園の整備については既に完了を見たところであるが、今回、公園内に遊具を設置するに際しての経緯についてただしたのに対し、「当
公園利用者の声として、幼児が遊べる遊具の設置を希望する意見が多く寄せられていることを勘案し、より一層多くの方々への利用促進を図るという見地から、低年齢児を対象とした遊具の設置を行うための予算を計上している。なお、設置に当たっては、主に低年齢児を対象とした遊具という性格上、安全面においても細心の配慮をした上で、滑り台やふわふわウォークなど数種類の遊具を複合的に組み合わせたものを設置したいと考えている」との答弁があり、委員から、
補正予算計上に当たっては、緊急性等も含め十分事業内容の精査が求められるところであり、今後この点について留意されたい旨、意見がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成13年10月2日、
建設経済委員会委員長、浅山勉。
(9番 浅山 勉君 降壇)
○議長(森 哲男君) 続いて、
文教民生委員会委員長の報告を求めます。
13番、
宮田政敏君。
(13番
宮田政敏君 登壇)
○13番(
宮田政敏君)
文教民生委員会の
委員長報告を申し上げます。
本委員会は、去る9月25日の本会議において付託を受けた議案6件のうち、平成12年度
各種会計歳入歳出決算関係を除く議案3件について、27日及び10月2日に委員会を開催し、当局の説明を聴取し慎重に審査をいたしました。
その結果、
委員会審査報告書に記載のとおり、4定議案第6号 土地の取得について、同議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)のうち付託された部分について、同議案第13号 平成13年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1号)の以上3件について、いずれも
全会一致により、すべて原案のとおり可決いたしました。
審査の過程における委員からの質疑の主なものは、次のとおりであります。
まず、議案第6号 土地の取得についてでありますが、これらの土地を取得することにより、
上秋津小学校の移転建築に十分な土地を確保できるのかただしたのに対し、「
上秋津小学校は、現在の
若もの広場を利用して建築する計画となっている。今回取得する土地と
若もの広場及び無償貸与していただける土地を併せると、小学校における標準的な敷地面積は十分に確保できることになる。
地元建設促進委員会とも十分連携を図りながら、
上秋津小学校建築に向けて事業を進めてまいりたい。なお、
若もの広場については、
上秋津中学校付近に移転する計画で進めている」との答弁がありました。
次に、議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算のうち付託された部分についてでありますが、第3款民生費における
在宅介護支援センター運営事業委託料にかかわって、
在宅介護支援センターの概要をただしたのに対し、「
在宅介護支援センターは、高齢者の身近な相談窓口としての機能に加え、
介護サービスをはじめ、生活支援、
家族介護支援などの総合的な
保健福祉サービスの調整機能の役割を担っている。
今回、新たに三栖谷地区に地域型の
在宅介護支援センターを開設したことにより、田辺市
高齢者保健福祉計画における整備目標である
基幹型支援センター1カ所、
地域型支援センター7カ所の設置を達成することができた。今後は、関係機関・団体との連携を一層深め、より地域に密着した活動を展開していけるものと考えている」との答弁がありました。
以上、
委員長報告といたします。
平成13年10月2日、
文教民生委員会委員長、
宮田政敏。
(13番
宮田政敏君 降壇)
○議長(森 哲男君) 以上で、各委員長の報告が終了いたしました。
これより質疑に入ります。
ただいまの
委員長報告に対し、一括して質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論は一括して行います。
討論はありませんか。
この場合、委員長の報告はいずれも可決であります。
よって、原案に対する反対討論の発言を許可いたします。
2番、芝峰進君。
(2番 芝峰 進君 登壇)
○2番(芝峰 進君) 13議案一括ということでありますけれども、私は、13議案のうち日程第12 4定議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)、これについてのみ反対の討論を行います。
反対の中心は、歳出、議会費5万円の
議場用備品購入費、これと土木費の
港湾建設費5,000万円の
県営事業負担金、これについて反対の立場から討論をいたします。
土木費の
港湾建設費の方からいきますけれども、これは以前から文里港の整備計画、こういうことで、私どもは目的も明確でない、また切実性がないというような態度をとりつづけてきておりましたけれども、こういうことが進んでいることに対して、ほかにもっとせんなんものがあるのやないかなと、私自身も現場を歩いてみて、もっと生活に密着した先にせんなんことがあるのやないかという観点から、これはやっぱりよろしくないということが一つです。
議会費の日の丸を議場に掲揚すると。日の丸と市旗ですね、このうちの日の丸についてですけれども、日の丸、君が代、これどういう経過で法制化されてきたのかと、こういう問題がまず大変大切だと思うのです。私は、日の丸、君が代は、
国民的合意なしに、そして法的根拠もなしに問答無用のやり方で国民に押しつけたと言えるのではなかろうかというように思うわけです。
特に
教育現場で、指導要綱の中で、例の広島県の校長先生の自殺という大変痛ましい事件がありました。これはご存じのとおりでありますけれども、それを契機として、こうした矛盾の中で強制していくことに、政府自身が
教育現場の例ではありますけれども、広くは国民との矛盾の表れではないのかと。ここに合意形成ができてなかったから、こういう事件が発生したのではないのやろかというように思うわけであります。こういうことに、政府自身が気がついたのではないのかというとらえ方をしているわけであります。
では、なぜそうした押しつけが通らなくなってきたのかという例で、例えば、日の丸、君が代を国旗、国歌とすること自体に重大な問題があるということです。君が代、これは今さら言うのもあれでございますけれども、その歌詞を見れば明らかでありますように、天皇を日本の統治者としてたたえる歌であって、これは憲法のうたっている主権在民の大原則と真っ向から背反する内容だということであります。
二つ目の日の丸については、
旗そのものの起源は古くからさかのぼるわけでありますけれども、太平洋戦争中に侵略戦争の旗印として使われた旗であって、国旗として扱うべきこと、ここにも国民的な合意はなかなかないのではないかと。例えば、ドイツ、イタリア、日本という侵略諸国家の中で、侵略戦争当時の旗を国旗として今も使っているのは日本だけと。この問題も総括をきちっとされなければならないのではないかと思います。そこで、問題は、
国民的合意なしに法制化されたものではないのかと思うわけであります。
次に、法制化されてはおりますけれども、それを国民一人ひとりに強制したり、
教育現場でも同じことを強制している国はないということです。ここで言えることは、一律な義務づけはだめだと言えるのではなかろうかと思うのです。
私は、毎議会ここで質問を続けさせていただいて、今議会で60回目だったわけであります。これからもやっていくつもりでありますけれども、議長の後ろへ国旗、日の丸と市旗、市旗はまあいいですけど、掲揚された場合、議長に発言許可のあいさつをするときに、後ろに見えてくるものに大変不愉快な思いをしてあいさつしなければならない。これも身近にある強制ではないのかと私どもは思うわけでありますけれども、いかがでしょうか。
最後に、国の旗、日の丸を掲げるということは、私は地方分権にはなじまないのではないのかということです。今、しきりに合併が言われておりますけれども、将来、道州制へ発展するという見解も唱えられている方もいっぱいいるわけでありますけれども、合併、それから道州制、こういうようになっていくと、国は地方をより身近で支配できやすくなる方向へということではないのかということです。
今まででも、地方、国は、あくまで対等平等の関係、地方分権は、より一層国と地方は対等平等の関係のはず、さらに地方自治は、国から余計自立していかんなん、自立したものでなければならないと。なのに地方の議場にも日の丸を揚げるということは、これは地方分権ということからしても、国の旗を揚げるというのはおかしな問題ではないのかというように思います。
こういう問題が出てきて、この間、田辺市民の中でどれだけ議論されたか。あるいは、議会の中で、こういうふうに考えてみますと、僕は議運ではありませんけれども、議運の中で耳にする話では、「まあ揚げたらきれいだから」とか、こういう話もあったようでありますけれども、きれいだったら花でも飾っておいたらええんやということで、そういう見解と、今回の予算に5万円計上されております、このことについて私どもは、本会議場への日の丸の掲揚には反対と、そして先ほどの
港湾建設費のことに関して、二つ併せて一般会計の補正予算に対して、反対の見解を述べたいと思います。
(2番 芝峰 進君 降壇)
○議長(森 哲男君) 続いて、原案に対する賛成討論の発言を許可いたします。
賛成討論の発言はありませんか。
3番、鈴木太雄君。
(3番 鈴木太雄君 登壇)
○3番(鈴木太雄君) 議会費について、賛成の立場から端的に討論をいたします。
まず、我々国民の国旗は日の丸であり、国歌は君が代であるということは、平成11年8月13日に、国旗及び国歌に関する法律で定められております。自国の国旗及び国歌に対して敬意を表することは、我々が日本国の一員であるということの一つの証明であり、また歴史を築いてきた祖先たちと同じ日本人であることを確信することでもあると考えます。さらに、国際社会の中で、政治信条にかかわらず、国民としての最低限の道徳で、国民としての誇りを確信することでもあると私は考えております。
したがいまして、以上のことから、地方の議場におきましても、国旗を掲げることに何ら問題はないものと確信をいたしております。
以上で、賛成の立場での討論といたします。
(3番 鈴木太雄君 降壇)
○議長(森 哲男君) 他に討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) それでは、これをもって討論を終結いたします。
これより、ただいま議題となっております13件について、順次採決に入ります。
◎日程第4 4定議案第1号 田辺市
職員恩給条例等の一部改正について
○議長(森 哲男君) 4定議案第1号 田辺市
職員恩給条例等の一部改正について、お諮りいたします。
議案第1号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第1号は可決いたしました。
◎日程第5 4定議案第2号 住居表示の実施等に伴う
関係条例の整理に関する条例の制
定について
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第2号 住居表示の実施等に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について、お諮りいたします。
議案第2号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第2号は可決いたしました。
◎日程第6 4定議案第3号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第3号 田辺市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第3号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第3号は可決いたしました。
◎日程第7 4定議案第4号 田辺市
消防団員の
退職報償金支給条例の一部改正について
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第4号 田辺市
消防団員の
退職報償金支給条例の一部改正について、お諮りいたします。
議案第4号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第4号は可決いたしました。
◎日程第8 4定議案第5号
工事請負変更契約の締結について
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第5号
工事請負変更契約の締結について、お諮りいたします。
議案第5号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第5号は可決いたしました。
◎日程第9 4定議案第6号 土地の取得について
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第6号 土地の取得について、お諮りいたします。
議案第6号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第6号は可決いたしました。
◎日程第10 4定議案第7号 訴えの提起について
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第7号 訴えの提起について、お諮りいたします。
議案第7号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第7号は可決いたしました。
◎日程第11 4定議案第8号 民事調停の申立てについて
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第8号 民事調停の申立てについて、お諮りいたします。
議案第8号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第8号は可決いたしました。
◎日程12 4定議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第9号 平成13年度田辺市
一般会計補正予算(第4号)は、起立により採決いたします。
議案第9号は、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起立多数)
○議長(森 哲男君) 起立多数であります。
よって、4定議案第9号は可決いたしました。
◎日程第13 4定議案第10号 平成13年度田辺市国民健康保険事業特別会計補正予
算(第1号)
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第10号 平成13年度田辺市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第10号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第10号は可決いたしました。
◎日程第14 4定議案第11号 平成13年度田辺市
老人保健特別会計補正予算(第2
号)
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第11号 平成13年度田辺市
老人保健特別会計補正予算(第2号)について、お諮りいたします。
議案第11号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第11号は可決いたしました。
◎日程第15 4定議案第12号 平成13年度田辺市農業集落排水事業特別会計補正予
算(第2号)
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第12号 平成13年度田辺市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、お諮りいたします。
議案第12号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第12号は可決いたしました。
◎日程第16 4定議案第13号 平成13年度田辺市
介護保険特別会計補正予算(第1
号)
○議長(森 哲男君) 続いて、4定議案第13号 平成13年度田辺市介護
保険特別会計補正予算(第1号)について、お諮りいたします。
議案第13号は、委員長の報告のとおり可決することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、4定議案第13号は可決いたしました。
◎日程第17 4定報告第3号 平成13年度田辺市
土地開発公社の事業の計画の変更に
ついて上程
○議長(森 哲男君) 続いて、日程第17 4定報告第3号 平成13年度田辺市
土地開発公社の事業の計画の変更についてを上程いたします。
72ページから75ページまでです。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 質疑なしと認めます。
それでは、4定報告第3号は、以上で終わります。
◎日程第18 委員会の継続審査について
○議長(森 哲男君) 続いて、日程第18 委員会の継続審査についてを議題といたします。
この場合、閉会中の委員会の継続審査について報告いたします。
各
常任委員会、議会運営委員会、各特別委員会の委員長から、目下、委員会において審査又は調査中であります、お手元に配付の申出事件一覧表に記載の事件について、会議規則第104条の規定により、閉会中も審査又は調査を継続いたしたい旨の申し出があります。
それでは、ただいま報告いたしました委員会の継続審査について、お諮りいたします。
各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(森 哲男君) 異議なしと認めます。
よって、各委員長の申し出のとおり、それぞれの委員会において閉会中も審査又は調査を継続することに決しました。
以上をもって、本定例会に付議されました議案は、閉会中の継続審査とされたものを除き、すべて議了いたしました。
他に発言、その他ありませんか。
(「なし」の声あり)
◎市長閉会のあいさつ
○議長(森 哲男君) それでは、市長から閉会に当たってのあいさつのため発言を求められておりますので、これを許可いたします。
市長、脇中孝君。
(市長 脇中 孝君 登壇)
○市長(脇中 孝君) 9月定例市議会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
去る9月12日に開会いたしました本定例議会も、議員各位の深いご理解とご協力により、本日無事最終日を迎えることができました。この場をお借りいたしまして、厚くお礼を申し上げます。
さて、本議会開会前日に、アメリカで発生いたしました同時多発テロ事件は、アメリカはもとより全世界を震かんさせました。事件から3週間が経過し、被害の全貌が明らかになりつつある中で、犠牲者やそのご家族の皆さんに心から哀悼の念をささげるとともに、あまりの被害の大きさに改めてテロに対する強い憤りを感じずにはいられません。
本議会におきましても、米国における同時多発テロ事件に関する意見書が可決されましたが、私もテロの絶滅と発生防止のため、そして何よりも危惧される戦争の拡大を防ぐため、全人類の英知を傾けなければならないと考えているところであります。
一方、私たちの身近なところに目を転じますと、私たちの喫緊の課題は、市町村合併の問題であると思います。今議会でも多くの議員からご質問をいただき、議論を交わすことができました。まだまだ議論が十分深まっていないところもありますが、こうした議論を積み重ね、また市民の皆さんとも意見を交換しながら、市民の皆さんにとって最良の結論を導き出してまいりたいと考えています。
また、本議会中、一般質問や各議案審議等を通じまして、皆様方からいただきました貴重なご意見やご提言につきましては、今日的な課題であり、その一つひとつを将来の道しるべとして真摯にとらえ、これからのまちづくりにつなげてまいりたいと考えておりますので、今後ともお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、、報道関係各位におかれましては、いつもながら迅速かつ適切な報道を通じて、市民の皆さんへの情報の周知にご尽力いただいておりますことに深く感謝を申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。
ありがとうございました。
(市長 脇中 孝君 降壇)
○議長(森 哲男君) 市長のあいさつが終わりました。
◎議長閉会のあいさつ
○議長(森 哲男君) 私からも一言、ごあいさつを申し上げます。
9月12日開会いたしました9
月定例会も、本日ここに無事閉会を宣言できる運びとなりました。連日の議員各位及び市長はじめ当局各位のご活躍に深く敬意を表し、種々賜りましたご協力に厚くお礼を申し上げます。
また、提出された議案は、議員諸兄の終始極めて真剣なご審議により、各委員会において継続審査とされた案件を残し、すべて適切な決定を見ることができました。議長として喜びにたえません。
私自身、議長に就任してはや1年が過ぎ、こうして元気に2年目を務めさせていただいておりますが、今期もあと1年足らずとなりました。一日一日を大切にしつつ、さらに精魂を傾け、皆様方のご協力を得ながら頑張ってまいりたいと思っております。
平和な新世紀の願いもむなしく、世界はアメリカで発生した同時多発テロ事件によって大きく揺れております。本議会においても、
全会一致で意見書を提出いたしましたが、私たちの役割を見極めながら、国際社会の協調行動により、解決に向け取り組み、平和への道を歩むことを願っています。
猛暑に明け暮れた日々も過ぎ、日増しに秋の色濃くなってまいりますが、議員各位におかれましては、一層のご自愛を賜りますとともに、市政発展のため格段のご活躍のほどを祈念いたします。
終わりになりましたが、いつもながら報道関係の皆さんには、連日適切な報道を賜りましたことに厚くお礼を申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
ありがとうございました。
閉 会
○議長(森 哲男君) それでは、これをもって平成13年9月12日招集の平成13年第4回
田辺市議会定例会を閉会いたします。
どうもありがとうございました。
(午後 1時43分)
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成13年10月2日
議 長 森 哲 男
議 員 天 野 正 一
議 員 浅 山 勉
議 員 山 本 紳 次...