川越町議会 2019-09-03
令和元年第3回定例会(第1日 9月 3日)
令和元年第3回定例会(第1日 9月 3日)
令和元年第3回川越町
定例会会議録(第1号)
招集年月日 令和元年9月3日
招集の場所 川越町役場議場
開会 令和元年9月3日 午前9時00分
応招議員 12名
1番 早 川 茂 樹 2番 早 川 光 男
3番 杉 本 雅 照 4番 森 英 郎
5番 片 山 庄 平 6番 松 岡 正 敬
7番 寺 本 由 美 8番 栁 川 平 和
9番 伊 藤 勝 也 10番 安 藤 邦 晃
11番 山 下 裕 矢 12番 寺 本 清 春
不応招議員 なし
追加第2 意見書第2号
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求める意
見書の提出について
第28 請願第 3号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充
を求める請願書
追加第3 意見書第3号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡
充を求める意見書の提出について
第29 請願第 4号 防災対策の充実を求める請願書
追加第4 意見書第4号 防災対策の充実を求める意見書の提出について
午前 9時00分 開会
○議長(寺本清春君) ただいまの出席議員は12名であります。
定足数に達しておりますので、これより令和元年第3回
川越町議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(寺本清春君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において、7番、寺本由美君と8番、栁川平和君の両名を指名いたします。
◎日程第2 会期の決定
○議長(寺本清春君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日から9月17日まで15日間といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、会期は15日間と決定しました。
◎日程第3 報告第7号
例月出納検査の結果報告について
○議長(寺本清春君) 日程第3、報告第7号、
例月出納検査の結果報告について。
監査委員から、令和元年5月分、6月分及び7月分に関する
例月出納検査の結果報告が提出されておりますので、お手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。
◎日程第4 報告第8号 議員派遣の報告について
○議長(寺本清春君) 日程第4、報告第8号、議員派遣の報告について。
議員派遣の報告について、お手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。
◎日程第5 報告第9号 平成30年度
健全化判断比率の報告について
○議長(寺本清春君) 日程第5、報告第9号、平成30年度
健全化判断比率の報告について。
財政健全化法の規定に基づき、一般会計の
財政健全化率について報告がありましたので、お手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。
◎日程第6 報告第10号 平成30年度
資金不足比率の報告について
○議長(寺本清春君) 日程第6、報告第10号、平成30年度
資金不足比率の報告について。
財政健全化法の規定に基づき、公営企業の
資金不足比率について報告がありましたので、お手元に配付いたしておきましたから、御了承願います。
◎日程第7 一般質問
○議長(寺本清春君) 日程第7、一般質問を行います。
質問の通告がありますので、順次発言を許します。
10番、安藤邦晃君。
○10番(安藤邦晃君) おはようございます。10番議員の安藤でございます。2回目の
トップバッターということで、大変緊張しておりますが、よろしくお願いをいたします。
今回は、大きく2点ほどお聞きをしたいと思っております。
まず1点目、「城田町長の1期目の実績と評価、そして、来年2月の任期満了により執行される町長選挙への出馬の意思は」ということで、質問をさせていただきます。
城田町長は、2期目の途中で急逝された川村前町長の意思を継ぐことを決断され、町長として、「みんなで支えよう 笑顔あふれる元気なまち かわごえ」を目指すとともに、御自身のマニフェストである「赤ちゃんからお年寄りまで、笑顔で暮らせるまち」の実現に向けて、この3年半の間、町政運営を進めてこられました。
町長に、就任後の所信表明において、
ライフステージに合わせた途切れのない支援を行うことによって、「笑顔で暮らせる安心をつくる」、2つ目として、「いつまでも笑顔でいられる健康をつくる」3つ目といたしまして、「みんなが笑顔となる快適な環境をつくる」、4番目が、「誰もが活躍して笑顔になれる場をつくる」、5つ目として、「町民を笑顔にする役場の組織文化をつくる」の5つの方針を示され、これまでまちづくりを進めてこられました。
1期4年という限られた時間の中で、私たちにも目に見える形で進んでいる事業もあれば、現在進行中であり、これから成果として挙がってくる事業もあるのではないかと思います。
そこで、お聞きしますが、これまでの約3年半の実績と御自身の評価を伺いたい。そして、年明け早々に実施される町長選挙に出馬をし、2期目に挑戦されるのか、その意思を伺います。
次に、2問目の「町職員の資質向上への取り組みは」について、質問をさせていただきます。
最初に言っておきますが、当町の職員の資質が低いと言っているわけではございません。むしろ高いほうではないかと私は思っておりますが、社会人としての自覚は、市町村職員としての自覚にも増して重要であり、大人としての責任の自覚は、公務上住民との関わりが多い地方公務員にとっては、特に重要視されています。
また、資質の向上については、
自己管理能力での自己啓発促進との関わりもありますが、仕事以外で、自己研さんに努め、幅広い知識・教養・技術を身に付けることは、地方公務員に求められる豊かな人間性を養うためにも大切なものであります。
地方公務員としての使命感、倫理観は、地方公務員として必要とされる能力の中で、最も重要なものの1つで、公務員としての真価を発揮するための原動力となるものであり、全体の奉仕者として、住民の信頼を得て、真に尊敬される公務員となるためには、使命感と倫理観が絶対条件と言っても過言ではないと思います。
また、不祥事の対策としても、倫理観等の意識づけは重要でありますが、日常の業務に埋没したまま無意味に過ごすことや、職場の雰囲気に無力感、停滞感などがあると、知らず知らずのうちになおざりになってしまう危険性もあります。
状況に流されないよう、意欲や情熱を失わず、常に初心者に立ち返り、職員同士の連携による職場の雰囲気づくりなどを通じて、使命感、倫理観を自覚し、持ち続けることが大切であると思います。
町長は、「耕す」といった字を当てはめて「耕務員」との名言を残されておりますが、そこでお聞きをいたしますが、当町では、職員の資質向上への取り組みはどのようにされているのか、お聞きをいたします。
以上2点、よろしくお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) 皆さんおはようございます。よろしくお願いします。
それでは、安藤議員の質問にお答えをいたします。
大きな御質問の1つ目の「1期目の実績と評価、そして、来年2月の任期満了により執行される町長選挙への出馬の意志は」について、お答えをいたします。
私が町長に就任をいたしまして、第6次川越町総合計画の将来像であります「みんなで支えよう 笑顔あふれる元気なまち かわごえ」の実現、また、私のマニフェストでお示ししております「赤ちゃんからお年寄りまで笑顔で暮らせるまち」の実現に向けて、一人ひとりの
ライフステージに合わせた「途切れのない支援」によって、①笑顔で暮らせる安心をつくる、②いつまでも笑顔でいられる健康をつくる、③みんなが笑顔となる快適な環境をつくる、④誰もが活躍して笑顔になれる場をつくる、⑤町民を笑顔にする役場の組織文化をつくるの5つの方針をもって、これまで約3年半の間、全力で町政運営に取り組みさせていただきました。
町民の皆様の「安心」を実現するため、日常生活の基本であります「防災・防犯対策」、何よりも必要である「健康づくり」、将来を担う子どもたちの「子育て・教育」、誰もが安心、活躍できる地域を創る「高齢者福祉・障がい者福祉」など、将来を見据え、町民の皆様の声を聞き、さまざまな取り組み、また、きめ細かい事業の実施に努めてまいりました。
まずは、日常生活の安全・安心の基本となる「防災・防犯」の分野でございます。
「防災対策」につきましては、豊田地区に避難場所を兼ね備えました水防倉庫を整備するとともに、災害時に必要となる
防災水防用資器材の整備を行いました。また、河川、海岸の状況をリアルタイムで把握するため、防災カメラを設置するとともに、
防災組織自主避難の判断の際に活用していただくため、防災カメラの画像を
町ホームページで配信をし、公開をしております。
また、町内には、朝明川、員弁川の2つの河川がございますが、近年、ゲリラ豪雨が全国各地で発生している状況もあり、増水時の対策が必要でございます。一方で、河川管理者は三重県でありますので、知事との1対1対談を初めとして、三重県に対し、強く要望を行い、朝明川の河川堤防のかさ上げが順次行われているところでございます。そのほかにも、出水期の河川の増水により必要であります、両河川内の雑木の撤去や河床掘削につきましても、三重県と町が協力をしながら、継続して実施をしております。
「防犯対策」につきましては、犯罪の抑止力を高めることを目的に防犯カメラを設置するとともに、「安全な
まちづくり推進協議会」を初め、関係団体、関係機関、地域の皆様とも連携し、自主防犯活動を推進しておるところでございます。
「健康づくり」につきましては、地域医療の拠点であります川越診療所の内視鏡検査室を整備するとともに、各種健診事業の充実、拡大を図り、疾病の早期発見・早期治療に加え、
各種予防接種事業など、疾病予防にも取り組んでおります。
「子育て・教育」の分野でございますが、まず、「子育て」につきましては、
幼児用ライフジャケット整備を初め、保育所・児童館に防犯カメラを設置するなど、安心して利用できる環境整備を行いました。また、0歳から6歳の未就学児を対象に「
子ども医療費助成窓口無料化」を実施するとともに、「
子育て世代包括支援センター事業」により、子育て世帯をサポートいたしまして、子育てしやすい環境づくりを進めております。
「教育」につきましては、両小学校の普通教室への空調設備の設置を初め、
小・中学校ICT環境整備事業など、快適な学びの環境づくりを行っております。
そして、町長に就任しまして、強く思っておりましたのは、学力向上はもとより、外国語教育の重要性でございます。そういったことから、保育所・幼稚園において、早い時期に英語になれ親しむことを目的として、小・中学校においては、新学習指導要領を見据え、
外国人英語授業等の拡充を行いました。また、小人数教育の充実など、児童・
生徒一人ひとりに合った教育を実施し、基礎学力の向上に取り組んでおります。そして、基礎学力の向上に加え、将来を担う子どもたちが夢や希望を持ち、強い心を育めるよう「
法教育推進事業」、「夢の
創造推進事業」、「
読書旅行事業」の3事業で構成する「豊かな心を育成する事業」を実施をしております。
「福祉」の分野におきましては、高齢者の方の体力づくり、健康増進を目的に
高齢者健康遊具設置事業を実施をいたしました。また、障がいのある方も継続して就労し、活躍できる場所をつくるため、「障がい
者就労環境整備事業」を進めておるところでございます。
最後となりますが、「
行政サービス」につきましては、
行政サービスの充実、利便性の向上を図るため、「
各種証明書コンビニ交付事業」及び「
町税等コンビニ収納事業」を開始をいたしました。また、緊急時の情報伝達手段だけではなく、きめ細かいニーズに合った情報を提供するため、「
行政情報メール配信事業」を実施をしております。
ここまで、町長に就任しまして進めてまいりました主な事業について御説明を申し上げましたが、御質問をいただきました「実績と評価」につきましては、継続中の事業や将来への投資的事業もございますので、判断が難しいところもございますし、評価につきましては、町民の皆様が評価をされるものではないかと考えておりますので、御理解をお願いをいたします。
これまで、事業の実施に当たりましては、「町民の皆様の声を聞く」、そして、「スピード感を持って取り組む」ことを重視をしてまいりましたが、4年という限られた時間の中で、道半ばの事業もございます。「
津波避難施設整備関連事業」や「障がい
者就労環境整備事業」など、整備の方針をお示しし、これから進めていく事業もございますので、これからの事業を実現することが、私の責務であるとも認識を持っております。皆様とお約束できる、しっかりとした考えを持って、今後進んでまいりたいと思っておりますし、また、令和3年度以降のまちづくりの指針となる第7次川越町総合計画の策定に取り組んでおりますので、川越町の将来の方向性を示し、町民の皆様に「川越町の安心を実感していただく」ことが、町長としての責任であると考えております。
来年2月の町長選挙についてでございますが、施政方針でも申し上げましたように、10年、20年先の未来を見据え、「これまでのまちの発展を次の時代へつなげていく」ため、「堅忍不抜」の強い意志を持って、2期目に挑戦をしたいと考えております。
そして、次に、大きな質問の2つ目でございます「町職員の資質向上への取り組みは」について、お答えをいたします。
時代が「平成」から「令和」に変わり、平成を振り返りますと、地方自治が大きく変革した時代であったと思います。具体的には、
地方分権改革から始まり、平成の大合併により、地方自治体が大幅に減少をいたしました。
この大きな時代背景の中で、
地方分権改革におきましては、地方自治体の自己決定と自己責任、自己負担の範囲が拡大され、
地方自治体自身で決断することが大事になりました。言い換えれば、地方自治体の自主性・自立性の重要度が増したということでございます。
また、日本社会を取り巻く環境を見ますと、人口の減少や少子高齢化、地域の社会構造の変化などにより、住民のニーズや価値観が以前より増して多様化をしております。住民の皆様に一番身近な地方自治体の役割と責任は大変大きくなってきております。
このような中で、多様化する住民ニーズの価値観、また、直面する課題等に対しまして、地域の実情を踏まえながら、創意工夫をいたしまして、施策を講じていくためには、取り組むべきことを主体的かつ的確に判断ができ、対応することができる人材の育成、能力の向上が課題でございます。
人材を育成し、能力を向上させるには、研修が基本であります。
人材育成の研修といたしましては、主任や係長級など職責ごとに応じた研修、専門分野で必要とされる知識等を習得する「専門研修」、そして、先進的な政策情報や専門的なスキルを学び、より自分の考え方や視野を広げていくための「
全国市町村アカデミー研修」、自治体が直面している今日的な課題をテーマとした
先進自治体職員による「
市町村ゼミナール」などがございます。また、地方分権の進展により、より一層法務能力が必要とされていることから、職員の法務能力を向上させる「
自治体法務検定」や、働き方改革を推進するために、職務に対する考え方を振り返り、意識を変革するため、「働き方改革」の研修など多様な研修を取り入れております。職員の意識改革と人材育成にこれからもしっかりと取り組んでいかなければならないと考えております。
これからも、さまざまな研修の機会を通じまして、積極的に職員に研修を受講させ、職員の能力開発と資質の向上を図り、使命感と倫理観、そして実行力を兼ね備えた職員を育成してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 安藤邦晃君。
○10番(安藤邦晃君) ありがとうございました。
町長が、また次期選挙にも挑戦するとの答弁をいただき、私も一町民といたしまして、大変うれしく思っております。
町長のこれまでの実績は、私も認めておりますし、特に、先ほども答弁の中にもありましたように、防災面、減災面で、昨年度豊田地区の水防倉庫兼避難所を設置をしていただきまして、また、私どもの念願でありました北部地区への避難タワーの建設が、来年度あたりに予定をされているといったことも聞いております。城田町長には、今後も引き続き、町政のかじ取りを大いに期待をしているところでございます。よろしくお願いをしたいと思います。
それでは、再質問をさせていただきます。
2問目のほうでございますけれども、いろいろな研修に行かせるといった答弁がございましたけれど、大変結構なことだと思いますが、この講師の先生が、一方的に話すだけの研修、いわゆる受け身の研修は、あまり効果があるようには思いませんが、そういったところの点、どうお考えでしょうか。
○議長(寺本清春君) 伊藤総務課長。
○総務課長(伊藤 仁君) 安藤議員の再質問のお答えのほうさせていただきます。
今、御質問いただきましたが、この研修もいろいろ種類があるわけでございますけども、町長からの答弁もございましたように、主任や係長級などの職責に応じた研修につきましては、やはり受け身的な研修となっております。今後の研修につきましては、それぞれその職責に求められる職務遂行に必要な能力、そして、スキルなどを学ぶ研修となっておるので、やはり、この研修につきましては、この研修で重要なものというふうに考えておりますので、受講対象要件に該当した職員を受講させている状況でございます。
次に、職責以外の研修につきましては、全庁的に広く職員のほうに受講案内をしておりまして、みずからスキルアップを目指して、積極的に受講する職員もおりますし、それ以外でも、総務課から積極的にアプローチ、促しをしまして、そういった研修を受講される職員もおりますので、研修意欲のある職員が受講していますので、やはり確実に人材の育成、能力の向上・開発につながっているというふうに考えているところでございます。
また、研修の内容につきましては、講師から一方的に聞くばかりではなくて、やはり、その研修の過程、研修の課題の中で、グループ討議やディベートなどの時間も設定されておりまして、その中で、自分の意見や考えをまとめて発表する場もございますので、職員自身が、その課題に対して、意識や職務に対する意欲が高められる研修の内容となっているというふうに考えております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 安藤邦晃君。
○10番(安藤邦晃君) ありがとうございました。
この上の者が、若い子、下の者、また異動になった若い職員等に指導といいますか、仕事を教えるというのに、マニュアル的なものはあるんでしょうか。教え方によっては、パワハラということにもなりかねませんので、このマニュアルというものはあるんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 伊藤総務課長。
○総務課長(伊藤 仁君) 安藤議員の再質問にお答えのほうさせていただきます。
安藤議員がおっしゃいます、下の者を指導する仕事を教えるというふうなマニュアルは、ございません。
しかし、いろいろな研修がある中で、下の者を指導することを学ぶ研修も用意のほうをされておりますので、その研修で学んだことを用いまして、下の者、若い職員に対して、指導やアドバイスを行っておりますので、これからも、そういったことで、職員の育成、指導に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
この指導を学ぶ研修といたしましては、先ほど申し上げました、御答弁させていただきました職責ごとに応じた研修がございまして、そこには、「マネージャー研修」と「リーダー研修」というふうな研修がございますので、そこで、コーチングの研修、そして、職員の指導能力を高める研修というふうな内容となっておりますので、うまく職員の指導・育成につながっているのではないかと考えているところでございます。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 安藤邦晃君。
○10番(安藤邦晃君) 役場で来庁された人などから、職員の町民への対応に関するアンケートなどをとってみえます。
○議長(寺本清春君) 伊藤総務課長。
○総務課長(伊藤 仁君) 来庁された人から、職員の対応などに関するアンケート調査つきましては、特に行っておりません。
実際に来庁された人が、職員などの対応について、やはり、気づいたことなどがございましたら、1階の総合案内窓口に設置してあります町政への提案箱や、あとメールなんかで、意見が寄せられるようにはなっております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 安藤邦晃君。
○10番(安藤邦晃君) ありがとうございます。
その接客に対する意見等があった場合とおっしゃっておりましたけれども、大体1カ月に何人ぐらい、こういった役場の職員に対しての接客態度に関する意見というのは何件ぐらいありますでしょうか。
○議長(寺本清春君) 伊藤総務課長。
○総務課長(伊藤 仁君) 1カ月の平均というのは、ちょっととっておらないんで、私の知る限りの中で、お答えのほうさせていただきますと、ここ最近はございません。
過去には、やはり職員の対応に対して、苦情が寄せられた意見もございました。しかし、そのときに、それぞれの立場の者から、注意・指導などを行いまして、改善のほうはしておるところでございます。
現在は、町職員全員が、挨拶・声かけ運動に積極的に取り組んでおりますし、明るくて、親切、丁寧、そして、そういった応対に心がけておりますので、特に職員に対するクレームとか苦情とか、そういった御意見は寄せられていない状況となっております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 安藤邦晃君。
○10番(安藤邦晃君) ありがとうございました。
今後も、職員の資質向上に努めていっていただきたいというふうに思います。これで、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて、安藤邦晃君の質問を終わります。
次に、4番、森英郎君の質問を許します。
森英郎君。
○4番(森 英郎君) おはようございます。4番議員、森でございます。議長の許しを得ましたので、一般質問させていただきます。
1点だけ質問させていただきます。
障がいのある方々の就労の場の創設についてのその後ということで、質問させていただきます。
前回、以前平成29年12月の定例会において、障がいのある方々の就労の場の創設についての質問をいたしました。そのときの答弁では、「川越町障害者就労環境の整備計画」を策定し、「農福連携」に着目し、それに適した用地の選定や障がい者の方が円滑に作業できる施設の設計を行うというふうに思われるということの答弁でした。
そして、平成31年の町長の施政方針の中では、障がい者の就労環境整備事業では、今年度中には一定の方向性を示すとありました。それについて、質問させていただきました。
それにお変わりはないかということと、それからちょっと時間も経過しておりますので、その進捗状況はどのようになっているかというのを教えていただきたいと思います。
最終、行うにして、どのくらいの施設を考えてやっていかれるかということと、最終、開設時期はいつごろかということをお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) それでは、森議員の質問にお答えをいたします。
「障がいのある方々の就労の場の創設についてのその後は」の1点目「その答弁に変わりはないか」について、お答えをいたします。
平成29年第4回定例会の一般質問におきまして、障がい者の方が「生き生き」と働くことができるよう、近年、三重県でも注目を集めている「農福連携」に着目し、「川越町障害者等就労環境整備計画」の策定事業を進めておるとお答えをさせていただきました。
その後、策定委員会を設置し、委員の方々に事業の可能性を検討をしていただき、施設の規模や作物の品種などを盛り込んだ事業計画を取りまとめをいたしましたので、今後もその方向性は変わりない、しっかりと進めてまいりたいと思っております。
2点目の「その後の進捗状況は」についてでございますけれども、計画として取りまとめた中の、施設の方向性で掲げてあります、収益性の高いハウス栽培ができ、生産物に応じまして、特定の収穫量が確保できるまとまった土地の確保、また、災害時の避難行動などに対する配慮ができることなどを勘案し、用地の選定を進めてまいりました。しかしながら、当初予定をしておりました用地が、土地の規制等で確保が難しくなったことや、別の候補地には、障がいのある人との地域交流スペースが設置できない規制があり、また、土地に関しての造成費がかなりかさむことがわかりました。そういった状況下、用地確保や造成、施設の建設等高額の費用を最初から投入し事業を進めるよりも、いま一度、慎重に検討を重ね、進めるほうがよいと判断をいたしました。
そのような状況の中で、町内にありますJAが所有をしております育苗ハウスが、使用していない空き期間であると情報を得たため、その場所をお借りをいたしまして、まずは試験的に作物栽培を行いたいと考えております。なお、今年度における試験的栽培にかかる費用を今議会定例会において補正予算計上させておりますので、御審議をいただくこととなっておりますので、よろしくお願いをいたします。
3点目の「どのくらいの施設を考えているのか」につきましてでございます。
試験的栽培について、お答えをいたします。今回、育苗ハウスの1棟をお借りをし、その中で30鉢ほどの作物を試験的に栽培し、調査を行いたいと考えております。その後、数年間は育苗ハウスでの栽培の規模を拡大をしながら、さらに調査を続ける予定をしております。その試験的栽培で得た結果や課題などをもとにいたしまして、事業計画にありますモデルプランに近づければなと考えております。
4点目の「開設時期はいつごろを計画しているのか」についてでございますけれども、先ほども答弁をいたしましたとおり、数年間試験的に実施し、この試験的期間において障がい者の方々にもかかわっていただき、課題等を検証したいと考えております。
その後、土地の選定や設計・開発申請など、次の段階に進めればと考えておりますので、今の段階では明確にお答えできかねますので、御理解をいただきますようお願いを申し上げます。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 森英郎君。
○4番(森 英郎君) ありがとうございます。御丁寧に回答いただきましてありがとうございました。
そうですね、これは初めから高額な施設をつくってしまうリスクよりも、試験的に始めて、調査をしながら、段階的に踏まえて、より確実に実施していただけるとよろしいかと思いますし、その方向でいっていただければと思います。
それもありますし、ある程度ちょっと目標というか、開設時期の目標を設定するのもいいかと思います。
それとまた、再質問を1つお願いいたします。
この事業の計画が形となっていく場合、施設のあり方ですとか、障がい者の方の指導体制、また採算性などの確保はどのように考えているのか、お答えを。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) 森議員の再質問にお答えさせていただきます。
施設のあり方についてでございますが、障がいのある人などが生きがいを持って、主体的に楽しく働ける場となるような環境づくりはもちろんでございますが、障がいのある人への理解を深めて、協力を得ていく上で、施設が地域の中で特別な施設ではなく、誰もが気軽に立ち寄ることができるオープンな施設として認識されることが必要であるかと考えております。
また、指導体制の確立でございますが、農作物の栽培はもちろん、障がい者雇用実績のあります専門的知識を有した適切な指導者の方を確保することも必要となってまいります。
採算性の確保でございますが、福祉の側面が強いとはいえ、成果品であります農作物の販売経路を当然ながら確保することが重要な課題となってまいりますので、こちらも専門的知識を有しました指導者の方や、それからJAなどから御協力をいただき進めたいと考えております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 森英郎君。
○4番(森 英郎君) ありがとうございます。ぜひ、専門的知識を有した指導者と農作物の販売の確保お願いしたいと思います。
続きまして、最後にもう1つ質問させていただきます。
数年間ハウスを借りて試験的に行う。だんだん規模を拡大していくということですけども、この障がい者の方の休憩したいですとか、着がえ、更衣室とか、トイレなどの施設は、もう確保されているのかと、あと、ちょっと災害が起こった場合の避難場所なんかは、考えておられるのか、ちょっとお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) 森議員の再質問にお答えさせていただきます。
休憩場所なんでございますが、休憩場所とあと更衣室でございますが、お借りしますハウスの横に、プレハブが建っておりまして、そちらを御厚意で使わせていただけるようになっております。また、トイレにつきましては、仮設の多目的トイレの設置も視野に入れて検討してまいりたいと考えております。それから、災害時の避難場所につきましては、近くにあります総合体育館、そちらのほうが指定緊急避難所となっておりますので、災害時のときには避難していただけるように考えております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 森英郎君。
○4番(森 英郎君) ありがとうございました。
試験的に、栽培を行っていただきまして、いろいろ結果とかいろんな課題をクリアして、なるべく早い段階で、施設ができるようにお願いして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて、森英郎君の質問を終わります。
次に、1番、早川茂樹君の質問を許します。
早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) おはようございます。1番議員の早川茂樹でございます。今日は、2回目の一般質問になりますけども、前回と違って、今日は参観日のようで、緊張してますけども、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、私のほうからは、大きく2つの質問をさせていただきたいと思います。
まず1つ目は、「2023年1月に行われます成人式の対象年齢を、川越町として、何歳に設定するのか」という質問と、2つ目は、「無形民俗文化財の保存に関して、川越町がどのように関わっているのか」、こちらの2点を質問させていただきたいと思います。
まず、大きく1点目の質問ですが、2023年の成人式の対象年齢に関する質問です。昨年6月13日の参議院本会議で、成人年齢を20歳から18歳に引き下げることを柱とする法案が可決されました。これにより、施行日2022年4月以降は、18歳が成人となるわけです。近年、凶悪化する少年犯罪が増加し、この法律がその抑止につながることが期待できますが、一方で、いろいろな課題があるように思われます。
その1つが、2023年の成人式の対象年齢を何歳にするのかという問題です。
成人式の開催に関しましては、自治体が主体ですので、2023年の成人式の対象年齢を18歳にするのか、これまでどおり20歳にするのかは、自治体が決定することとなっております。仮に、18歳に設定した場合、2023年の成人式に限り、18歳、19歳、20歳の3世代の成人式を同時に行う必要性が出てくるわけですから、大変な混乱が予想されます。
具体的には、対象年齢が3倍になることによって、レンタル衣装の物理的な数、これが不足する問題があったり、今後のことを考えると、18歳の1月という時期が、まさに受検のタイミングと重なり、そんな時期に成人式を行うことが、果たして対象者の賛同を得られるかどうか、こういった問題がございます。
そこで、具体的に、2つ質問させていただきたいと思います。
1つ目は、当町として、2023年1月以降の成人式の対象年齢を何歳にされるか。そしてまた、2つ目ですが、それを町民の方へ発表するタイミングを、今の段階で決まっていなければ、予定でも結構ですので、お答えいただきたいと思います。この2点をよろしくお願いします。
続きまして、大きく2つ目の質問なんですけども、無形民俗文化財の保存に、当町がどのように関わっているか、これに関しての質問をさせていただきたいと思います。
当町が指定している無形民俗文化財とは、具体的に言いますと、豊田一色・豊田・天神地区で行われます「石採祭」、高松地区で行われます「足上げ祭」、当新田・亀須地区で行われます「いもち」、これが代表します。
この夏も、当町各地で夏祭りが行われました。にぎやかな太鼓やかねの音、祭りばやしを毎年楽しみにしているお子さんも多いと思います。
さらに、これらの祭事が、地域コミュニティの形成や、子どもたちの情操教育、地域の発展に必要な地域愛の育成、これにおいて、大変大きな一翼になっていると考えます。
その無形民俗文化財を指定することの意味というのは、その文化を継承を目的地として、当町がそれをサポートしていくというふうに認識しております。
そこで、2つ質問がございます。
1つ目は、無形民俗文化財の保存を未来永劫していくために、当町が現在行っている施策を具体的にどういうものなのかをお示しいただきたいと思っております。
そして2つ目は、無形民俗文化財の継承をしていくために、毎年祭車等の修繕、改修ですね、これが必要となってくると思われますが、その修繕に掛かる費用の負担を町がどのように関わっているのか、そちらをお伺いしたいと思います。
以上2点、よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) 稲垣教育長。
○教育長(稲垣良夫君) 頂戴いたしました大きな御質問の1つ目「2023年1月に行われる成人式の対象年齢は」のうち、1点目の「町として2023年1月以降の成人式は何歳を対象に行う予定か」につきまして、お答えいたします。
議員の言われるとおり、2022年4月1日より成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる予定でございます。成人式の時期やあり方に関しましては、法律での決まりはなく、各自治体の判断に任せるとなっております。ゆえに、現在20歳で行われている成人式を、2023年1月からどのように実施していくかにつきましては、現在検討中でございます。周辺自治体5市4町に確認いたしましたところ、全ての自治体で決定しておらず、未定という回答でございました。
また、国が全国の自治体を対象に実施いたしました「成年年齢引き下げ後の成人式の実施に関する調査」、この結果では、回答した市町村数は1,037。そのうち「対象年齢につきまして決定している」というふうに回答したのは6.5%で67市町村。さらにその中で「20歳」と回答したのは91%で61市町村でございました。また、時期につきましても、回答した1,037の市町村のうち「決定している」と回答したのは9.1%で94市町村。さらにその中で「1月の成人の日を含む三連休」と回答したのは72.3%で68市町村でございました。このような中で、20歳から18歳に引き下げて成人式を実施した場合、これにつきまして、先ほど早川議員からもお話がございまして重複いたすところがあるとは思いますが、どのような影響があるのかでございます。
これを検討いたしますと、まず1つ目に、入学試験、この時期と重なると、このことによりまして、「新成人に過度な負担をかけることになる」と、それと「出席しにくくなる」、2つ目に、現在は成人の方々が実行委員となり、成人式を計画・運営する実行委員会方式で行っておりますが、「計画する時間などが取りにくくなる」という問題も発生いたします。
そして、3つ目に、2023年の成人式につきましては、これも先ほど早川議員からお話頂戴いたしましたが、3学年分開催する必要があるという問題がございます。
それと、4つ目です。先ほど申しましたが、現在、方向性を決定している市町村につきましては、全国的に現状、現在の年齢、時期のまま行う自治体が多いなどの課題、状況等がございます。
これらのことから、現時点では、年齢引き下げを行うことなく20歳のままとし、名称を「成人式」ではなく「集い」などに改め、内容や時期についても従前と同じような形で実施していきたいと考えてはおりますが、川越町が独自でというわけにもまいりません。従いまして、他市町、特に周辺市町の状況を注視しながら、決定してまいりたいと考えております。
次に、2点目の「町民に発表するタイミングは」についてでございますが、対象者の方のスケジュール調整や着つけ等の予約、これにつきまして、十分問題意識は持っております。出来うる限り早く周知してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
続きまして、次に、大きな御質問の2つ目「無形民俗文化財の保存に町としてどう関わっているのか」の1点目「無形民俗文化財の保存を未来永劫継承していくために町が現在行っている施策は」と2点目の「無形民俗文化財の補修に掛かる費用負担に町はどのように関わっているのか」につきまして、関連がございますので、一括してお答えいたします。
現在、当町では文化財を保存し、後世への継承を図るため、文化財保護条例等に基づき、町内6つの祭事を無形民俗文化財に指定しております。これは祭りという年中行事等に関する風俗慣習として、祭りの風習自体を文化財に指定するものでございます。
昔からの祭礼を現在に伝え、さらに次世代に継承していくことは重要なことでございます。従いまして、地区におきまして、祭りを運営・継承していただいておるところでございますが、町といたしましても、祭礼を継承・普及していくために、平成25年度には「川越町無形民俗文化財映像ソフト」を製作し、町主催の講座や小学校への出前講座などで活用いたしております。また、平成27年度には、3年間かけて祭礼の歴史や成り立ちを調査し、祭礼の現在の姿を記録した「川越町指定無形民俗文化財調査報告」これを発刊させていただいております。
一方で、祭礼などを継承していくためには、祭車の修繕などが発生してまいります。そこで、各地区から選ばれた地区行事や祭りなどに詳しい方々を文化財調査委員として任命し、その会議の中で補助の可否について検討をしていただき、祭車の復元修理などに係る経費のみを予算の範囲内において、2分の1の補助を行っております。昨年度におきましては、6つの無形民俗文化財に対しまして、436千10円、これを修理費等として補助いたしました。今後も引き続き、無形民俗文化財の保存・継承につきまして、取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) ありがとうございました。
まず1つ目の成人式のことに関して、再質問させていただきたいと思います。
成人式の発表のタイミングは、できるだけ早くしていただけるということですが、具体的に、いつごろ予定しているのかということと、その告知の方法ですね。それをお聞かせください。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 再質問にお答えいたします。
現時点において、成人式は未決定のため、いつするかというのが具体的にお答えすることができません。ただ、先ほど答弁させていただきましたとおり、でき得る限り早く周知させていただく予定ですので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
あと、また、告知方法につきましては、広報や行政番組などを使って、していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) もう1つ質問させていただきたいと思います。
これは、例年のことなんですけども、成人式の日程をいつ設定されているのかということをお伺いしたいんですが、祝日の定義で、1月の第2月曜日が成人の日ということで設定されているわけなので、その週の3日間、3連休のどこかで成人式の日が設定されているんだろうなという認識なんですけども、川越町は、その日程に対する取り決めというのは、ございますでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 再質問にお答えいたします。
取り決めはございませんが、成人の方に参加していただきやすいように、成人の日を含む3連休の真ん中の日ということでさせてもらっております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) ということは、2023年に置き換えますと、1月9日が成人式ということになりますので、成人式の予定は1月8日となると思います。
今からですと、あと3年と4カ月あるように見えますけども、聞きしに及ぶところ、早い方だと2年前から衣装を予約したり、そういう早く動くという現状ございますので、そう考えると1年の猶予しかないということを鑑みると、できるだけ早く町のほうから、皆様に告知をしていただきないなということを切に願いまして、善処願いたいと思いますので、お願いいたします。
続きまして、2つ目の文化財保存に関する質問に関して、再質問させていただきたいのですがよろしいでしょうか。
祭車などの復元修理にかかる費用は予算の範囲内で行っているということでしたが、例年の予算額というのは、幾らぐらいなんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 再質問のお答えいたします。
例年、通常1,000千円ですが、本年度につきましては、大きな修繕が補助予定のため1,590千円となっております。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) ありがとうございます。
昨年度の実績にかかった費用が、全体で436千10円ということでしたが、その予算内で実際に賄われた修繕の対象というのを教えていただけないでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 例えば、祭車についている太鼓やかねなどが修繕対象となっております。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) 太鼓やかねというのが、大きな消耗品ということの位置付けだと思いますけども、例えば、ばちやちょうちんなどのちょっと小さ目の消耗品というのは、その対象にはならないんでそうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) ばちやちょうちんなどは、対象にはなります。ただし、ばちなどの一部消耗品に関しては、対象ですが、現時点においては、予算の範囲内で上限を3万円としており、今後他市町の動向を見てまいりたいと思っております。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) ありがとうございます。
先の御答弁で、本年度は大きな修繕があって予算を上回った1,590千円で上回ったということなんですけども、今後、予算の範囲内を超えて、修繕が必要になった場合、特に大きな修繕が必要となった場合は、どのような対応になるんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 大きな修繕につきましては、事前に相談をいただき予算に反映させていますので、現在のところ、予算を超えて補助が必要となった事例はございません。しかしながら、やむを得ず必要となった場合には、補正予算として計上し、議員の皆様に御審議いただきたいと思っております。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) ありがとうございます。
その予算の上限というのは、現状設定されているんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 文化財を保存し、後世への継承を図っていくためには、祭車等の修繕が必要でございます。そのような中で、現在、上限は設けておりませんが、今後、祭車等の修繕に係る費用が多額になってくることが予想されますので、補助に上限を設けるか否かを含め、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解願います。
○議長(寺本清春君) 早川茂樹君。
○1番(早川茂樹君) ありがとうございました。
運営面は、基本的に地区のほうに一任されていることと思いますが、やはり予算の目安がないと、際限なく使ってみようかということになりますし、地区の担当者が入れかわるごとに、どう動いているのかわからないということもあります。そういうことがあると、見積もり一つとるにも、二度手間、三度手間となったりすることが起こってくるかもしれません。そういった意味で、個人的には、予算の目安を事前にわかりやすく設定していただいた上で、それをしっかりと地区の担当者に周知していただきたいと考えています。
できましたら、保守に関するプロセスの引き継ぎに関して、だけで構いませんので、円滑に行えるところまでは、町のほうでサポートできる体制をつくっていただけるとありがたいなと思っております。
以上のことをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて、早川茂樹君の質問を終わります。
次に、2番、早川光男君の質問を許します。
早川光男君。
○2番(早川光男君) 2番議員、早川光男でございます。議長の許可をいただきましたので、大きく1つだけ質問をさせていただきます。
高齢者の運転免許証の自主返納についてでございます。
最近は、高齢者の皆さん、高速道路での逆走したり、一般道路では、対向車線にはみ出し、逆走し、アクセルとブレーキを踏み間違い、一般道より歩道に突っ込むという大きな事故も起きております。
それで、つい最近では、高速道路、一般道路で、あおり運転による事故、事件等がテレビ、新聞等でも大きく報道されるようになってまいりました。そんな中、高齢者の皆さん、運転に不安を持つようになってきたかと思われます。
それで、家族との相談により、運転免許証自主返納されるのが多くなってきたと思われます。そこで、私から3つほど、この高齢者自主返納に伴いまして、質問をさせていただきます。
1つ目といたしましては、平成29年から令和元年8月までの高齢者の皆さんの自主返納の人数がわかれば、年度別にお願いいたします。
そして、返納された高齢者の皆さんに、川越町独自の特典はあるか。
3つ目といたしまして、返納されますと、日常生活、本当に不便になります。病院、買い物、日常生活に今ひそかに、シニア電動カーというものが普及しつつあります。これは、歩行者と同じ扱いになります。金額にしても30万円ぐらいの予算がかかるそうです。これに対しての、町としての助成金制度は考えられるか、以上、3つよろしくお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) それでは、早川光男議員の質問にお答えをいたします。
「高齢者の運転免許返納に伴う町独自の特典はあるか」の1点目「平成29年から令和元年8月までの高齢者の運転免許証返納者数の年度別内訳は」につきまして、お答えをさせていただきます。
川越町の高齢者の運転免許返納者数は、まず、平成29年が27名、平成30年が22名、令和元年は7月末までの人数となりますが、29名ということでございます。
次に、2点目の「免許証返納された高齢者の方に町独自の特典はあるのか」につきまして、お答えをいたします。
高齢者の方が運転免許証を自主返納された場合、川越町におきましては、独自の特典はございませんけれども、三重県では、「運転免許証自主返納サポートみえ」を設けて、特典つきサービスのサポートを行っております。
当町といたしましては、県のサービスを紹介をさせていただき、運転免許証の自主返納の推進に努めておりますので、御理解をいただきますようお願いを申し上げます。
次に、3点目の「シニア電動カーへの補助」につきまして、お答えをいたします。
電動カートは、シニアカーとかセニアカーとか呼ばれ、高齢者向けに作られた三輪、または四輪の一人乗り電動車両でございます。日本の道路交通法では車両ではなく、歩行者扱いとなるために、車道ではなく歩道を通行していただかなければなりません。
高齢者の間でゲートボールが流行していたころに、電動車いすを製造しておりました業者が、ゲートボールコートまでの移動手段として発売したのが始まりでございます。これは、運転免許証が不要で自動車の運転経験がなくとも楽に扱えることから、歩行に難儀をしておられる高齢者に歓迎され広まったと言われております。
現在、介護保険制度の中で要介護2以上の認定を受けている方であれば、福祉用具の事業者からレンタルすることができ、介護保険での給付が行われており、身体機能の補完の意味合いが強いものとなっております。
また、2点目でも御答弁を申し上げましたが、県内では運転免許証を自主返納された方や、高齢者の方を対象にいたしまして「運転免許証自主返納サポートみえ」という各種のサポートが行われております。
例えば、運転経歴証明書取得者に対しまして、新車電動カート購入時におきまして、クオカードのプレゼントサービスなどがございます。電動カート購入時以外にもさまざまなサービスや割引等がありますので御利用いただければと考えております。
当町といたしましては、高齢者の方などが運転免許証の返納によって生活の足がなくなる代わりとして、町内循環のふれあいバスを利用いただくことで、外出支援につながると考えております。
議員仰せの電動シニアカー購入時の補助に限らず、高齢者の交通安全全体の動向について大きな視点を持って、他市町の状況などもしっかり注視をしながら、検討をしてまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきますようお願いを申し上げます。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 早川光男君。
○2番(早川光男君) ありがとうございます。
私も、この質問に際しまして、特典があるかないかということで、近隣市町村を回りまして、担当者からお聞きしたことを少し報告させていただきます。
まず、隣の朝日町においては、2月と3月に何かタクシー券を半額を出して、アンケートをとって、それに伴い特典を考えるというふうな回答でございました。菰野町、四日市市については、今のところ特典はないというふうな回答でございました。菰野町、四日市市についても、今後、ますます増えるようであれば、何らかの特典は考えなければならないというふうな回答でございました。桑名市については、回数券を三重交通さんと提携しとると思うんですけれども、三重交通さんの回数券を購入された場合に、二、三枚の増枚というか、余分につけておるというふうな形を聞きました。
そして、定期券については、ある程度の金額をお支払いすれば、それ以上乗り放題というふうな三重交通の特典があるというのもお聞きしております。
今後、ますます増えると思いますけども、今、町長の意見では、ないというふうに考えておりますというふうなことですけども、増えるようであれば、今後、考える余地はないでしょうか。よろしく、再質問お願いいたします。
○議長(寺本清春君) 加藤
環境交通課長。
○
環境交通課長(加藤元浩君) それでは、早川議員の再質問にお答えします。
高齢者の方が、運転免許を返納された場合のサービスにつきましては、ふれあいバスが町民の足として、無料で利用していただいております。現在の運行形態、それを補完するサービスを他市町の状況なども注視しながら、広く検討していきたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いします。
以上です。
○議長(寺本清春君) 早川光男君。
○2番(早川光男君) 済みません、ふれあいバス、本当に結構なんですけれども、私も長年ふれあいバスの運行状況眺めておりますけれども、とまる停留所、時間、そして運行は確かに多いんですけれども、乗ってみえる利用者の方は、さほど利用してないというふうに思われます。これ、3番目の問題にもなると思うんですけれども、確かに高齢者の人、利用する方もおりますけれども、病院、買い物になりますと、なかなかその場所まで行けない。電動カーで行けば、その玄関まで直接行けますし、時間も気にせず行けるというふうに思います。
それで、その3番目の問題でございますが、電動カーの問題、できれば、少しでも町として、補助を出していただければありがたいと思いますけど、町長さんの回答をお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) 私も先ほど、早川議員さんから御質問いただいた件につきまして、お答えをしたと思うんですけれども、電動カーに限らず、私も早川さんも、皆さんこれから御高齢になります。そういった中で、全体を見据えて、何が必要なんかというのをしっかり検証して、今後やっていきたいと思っておりますので、御理解をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○議長(寺本清春君) 早川光男君。
○2番(早川光男君) そうしますと、今ちょっと難しい言葉で、私もよう理解しなかったんですけど、一応しないというふうな考えでいいわけでございますね。はい。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) 再質問にお答えさせていただきます。
しないということではなく、それも視野に入れながら、しっかり交通動線、いろんなものを考えて、今後進んでいきたいと思っておりますので、御理解をお願いをしたいと思います。
以上です。
○議長(寺本清春君) 早川光男君。
○2番(早川光男君) ありがとうございました。
これから、ますます高齢者の方、運転免許証返納増えると思いますので、できましたら、行政のほうで、よろしく、厚く指導を、補助等もよろしくお願い申し上げまして、私の一般質問終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて、早川光男君の質問を終わります。
暫時休憩いたします。開始時間を午前10時20分といたします。
午前10時10分 休憩
午前10時20分 再開
○議長(寺本清春君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
次に、8番、栁川平和君の質問を許します。
栁川平和君。
○8番(栁川平和君) 8番議員の栁川平和でございます。8番議員でございます。よろしくお願いします。
先ほどは、城田町長より、大変力強い2期目に向かってのお話しいただきまして、大変喜んでおります。ぜひとも続投していただいて、頑張っていただきたいというふうに思っております。
さて、先日の1日の日なんですけども、川越町の総合体育館のほうで、川越町総合防災避難運営訓練されました。私も、防災コーディネーターとか、それから防災士というふうな立場から、HUGという避難所運営ゲームのほうは、何度も参加し、させていただいておるんですけども、今回のような実際に道具を使って、人間が動いてやるというHUGは初めての経験でした。
この訓練を企画されました防災担当課の方初め、関係者の方々には、大変敬意を表したいと思いますし、お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
私も、防災ボランティアネットという団体で、今回、参加させていただいたんですが、出番は、全部のタイムラインの中の中間あたりのいうふうなとこだったもんですから、3階のほうから、皆さん頑張っている姿を見せていただいておりました。そうしたら、いろいろな点に気がついたんですが、まず1つは、普段から熱心に取り組んで見えるというか、かなり活動されて見える自治会さんと、それから普段どおりやって見える自治会さんとの格差が大変、その活動の中で、見えてきたなという気がしました。
発災になれば、やっぱりそうも言ってられないというのがありますので、そのあたりを自治会のほうの自主防災対応さんのほうで、格差なく発災の折には活動できるような感じの御指導をこれから、今回の運営訓練を詳しく総括をしていただいて、次の発災の際の活動にぜひとも生かしていただいて、減災のほうにつなげていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをします。
さて、前置きがちょっと長くなりましたけども、まず、大きな1点目、これは、図書館等複合施設整備事業ということに関しての件です。
今さらなんですが、これは、図書館、それから公民館、歴史資料館の3館を複合して建設しようというふうな計画です。平成24年3月に、こういった川越町図書館等複合施設基本構想・基本計画というのが出されまして、これに基づいて、入札が行われました。
そして、平成25年8月、入札をしたわけなんですけども、それが不調に終わって、これいろんなことが、原因はあるんですけども、不調に終わったというふうなことです。
そして、その後は、どういうふうな入札中止のお知らせ、こういうふうな文書を出されて、不調に終わったわけなんですけども、その後には、毎年頭出しというんですか、千円の予算がついて、毎年、一応、複合施設というのは、消えてませんよという形のものはありましたけども、それが現在、どういうふうな状況になっているのかというふうなことをお聞かせ願いたいと思います。
まず1つ目は、複合施設の計画から現在までにかかった費用はどのくらいあるのかということ。これは、いろんな委員の方、1号議員から委員から選ばれて、委員会を開きました。その報酬もあるでしょうし、それから実施計画とか設計を書かれた費用もありますでしょうし、そういったものを合わせて、どれぐらいの費用がかかっているのかとふうなことを改めてお聞かせ願いたいというふうに思います。
それから、先ほどから申し上げてますように、2つ目の質問なんですが、予算書の中には、千円という数字が毎回掲載されているわけなんですけども、この複合施設の建設をしようとされているのかどうかというふうな考え方を聞かせ願いたいというふうに思っております。頭出しの出ているわけですから、しないということはないと思いますけども、現状どのようなお考えなのかというところを率直、お伺いしたいというふうに思っております。
それを踏まえまして、3つ目の質問なんですが、そのお考えを踏まえて、現状どのようにやっていこうと思われているのか、それは、第6次総合計画の中でも述べられておりますし、第6次総合計画の2020年、来年には、一応完結というか、終わりの期間を設けられておる。第7次とか続いていくことはあるでしょうけども、一応形的には、そういう形になっておりますので、その辺の現状どのようにお考えられて、取り組んでおられるのかというふうなことをお聞かせ願いたいというふうに思っております。
さて、2つ目の大きな質問なんですが、これは、先ほど申しております第6次総合計画の基本施策行財政運営のところに書かれていることですが、主要事業なんですが、「進行管理システム」はどのようにシステム化されて、反映されているのかというふうなことです。
これについては、実は平成28年9月の定例会で、一度お伺いしまして、城田町長から、この進行管理システムは、総合計画に掲げられた施策の体系の基本施策の中にそれぞれ主要施策を位置付けて、明確にして、さらに主要事業の必要性と進捗状況なども評価をし、総合計画の進行管理を行って、その結果を踏まえて、予算に反映させる仕組みだというふうなことを御回答いただきました。
進行管理システムの具体的な内容はと言いますと、進捗状況を管理するために毎年度、向こう3カ年ずつ取り組む事業を定めた実施計画を所管課が策定をしておるというふうなこと。それで、各状況を把握・評価をした上で、進捗状況を確認しておる。それで、その評価に合わせて、今後の方針や主要事業の優先順位を検討しております。このような御回答やったというふうに思っております。
そして、この進行管理システムの中で、その対象となります主要事業は便利で活力のあるまちづくりの中では、25本の事業、安全で快適なまちづくりでは58本、健康で安心な暮らしを支えるまちづくりでは40本、人と文化を育むまちづくりは36本の事業が進行管理システムに位置付けられておるということでございました。全部で178本の事業が主要事業として位置付けられておるということです。
その後、企画情報課の寺本課長より、毎年ローリングによって、提出しておって、そのときには、平成28年度でいくと、平成28年度、29年度、30年度の3年間というふうに評価をしておるというふうな御回答やったと思います。
そこで、もう一度新しい議員さんも見えますので、改めて、御質問をさせていただきます。
1つ目は、進行管理システムは、どのようなものが、先ほどの平成28年度の御回答を踏まえた上で、どのようなものかというふうなこと、もう一つは、このシステムは先ほど、ローリングで3年ごとに毎年評価をしているということなんですが、その評価はどのように残り、反映されているかというのが、2点目の質問でございます。
でも、このシステムが、稼働されているとは思いますけども、私どもの目に可視化されていないと思います。目に見える形で、こうでしょうという状況がきちんと説明というか、なされていないんじゃないかというふうな思いがあるもんですから、改めてもう一度質問をさせていただきました。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) それでは、栁川議員の質問にお答えをいたします。
私からは、大きな御質問の2つ目、「第6次総合計画基本施策の3点目の行財政運営にある『進行管理システム』はの、どのようにシステム化されて反映されているのか」について、お答えをいたします。
まず、1点目の「進行管理システムは、どのようなものか」についてでございます。
総合計画は、まちづくりの基本理念をもとに、10年の体系を見据えた基本構想、その基本構想で示された大綱に基づき、各部門別施策の方針を定めた基本計画、また、その各部門別施策を実施するための実施計画の大きく3つで構成をされております。
第6次川越町総合計画後期基本計画では、町の将来像である「みんなで支えよう 笑顔あふれる元気なまち かわごえ」を実現するため、5つのまちづくりの基本方針を掲げて取り組んでおります。
その基本方針の一つであります「協働による自立した地域経営のまちづくり」におきましては、行財政運営に当たっては、行政改革や広域的な連携の推進と安定した財政基盤を確保し、効率的な体制を確保することとしており、地方分権の進展や町民ニーズの多様化など、行政に対する関心の高まりにより、限られた財源を有効かつ効果的に配分して行財政運営を進めるためには、総合計画に基づく事業実績の評価を行い、評価結果に基づき事業の見直しを行う進行管理システムを確立することが重要と考えております。
進行管理システムは、総合計画に掲げられた施策の体系の基本施策の中に、それぞれ主要施策を位置付け明確にして、さらに主要事業の必要性と進捗状況等を評価をし、総合計画の進行管理を行い、その結果を踏まえ、予算に反映させる仕組みでございます。
進行管理システムの具体的な内容といたしましては、総合計画の進捗状況を管理するため、毎年度、向こう3カ年に取り組むべき事業を定めた実施計画を所管課が策定をしており、その実施計画の策定過程におきまして、各事業の現状・実績を把握をいたし、達成状況、事業構成の妥当性を評価をし、今後の課題と方針を定め、主要事業の優先順位を検討をしているところでございます。
このような仕組みの進行管理システムは、総合計画の実施計画の進捗状況を管理するツールでもございます。ちなみに、第6次総合計画後期基本計画の基本方針の中で、位置付けられております主要事業は、「便利で活力のあるまちづくり」では25本の事業、「安全で快適なまちづくり」では58本の事業、「健康で安心な暮らしを支えるまちづくり」では40本の事業、「人と文化を育むまちづくり」では36本の事業、「協働による自立した地域経営のまちづくり」では19本の事業を掲げております。これらを合わせますと、178本の事業となっております。
次に、2点目の「このシステムはどこにどのように反映をされているのか」について、お答えをいたします。
先ほども、答弁を申し上げましたが、進行管理システムは、総合計画の実施計画の進捗状況を管理するツールでもございます。毎年度、策定をしております実施計画において、事業実績の評価を行い、評価結果に基づき、向こう3カ年に取り組む事業の方向性の判断材料といたしまして、予算編成時に、実施計画に基づき予算要求をしておるところでございます。予算編成時には、限られた行財政資源の効率的・効果的な配分を行うための判断材料を提供するツールとして活用をしており、事業の見直しや優先度、必要度から事業を選択するなど、一層の行財政運営の効率化に資するよう取り組んでおりますので、御理解をいただきますようお願いをいたします。
残余につきましては、教育長から答弁をさせますのでよろしくお願いをいたします。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 稲垣教育長。
○教育長(稲垣良夫君) 頂戴いたしました御質問のうち、「図書館等複合施設整備事業の現状は」につきまして、お答えいたします。
まずは1点目の「施設の計画から現在までにかかった費用の明細は」についてでございますが、委託料で49,998千900円。この内訳といたしましては、平成23年度に図書館等複合施設基本構想・基本計画作成業務に係る委託料として6,510千円、平成24年度、25年度の両年度に設計業務に係る委託料として43,488千900円でございます。
次に、図書購入に係る備品購入費で18,000千円。これは複合施設建設に向け蔵書数を平準化して増やしていくため、平成24年度から26年度までの間に各6,000千円分の図書購入をさせていただいたものでございます。
そのほかは、事務費等といたしまして、1,904千688円。これは、平成23年度から26年度までの4年間に支出させていただきました職員の時間外勤務手当、複合施設検討委員への報償費、消耗品費等でございます。
続きまして、2点目の「建設に対する考え方は」と3点目の「現状はどのように取り組んでいるのか」につきましては、関連いたしておりますので一括してお答えさせていただきます。
複合施設に関しましては、従前より御説明させていただいておりますとおり、「生涯学習施設の充実・生涯学習拠点として、また「新たな出会い、コミュニティ形成の場として」、さらには「中央公民館や郷土資料館の老朽化に対する対策」などを目的として計画いたしました。現在におきましても、同じ考えのもと複合施設は必要であると考えております。
現状といたしましては、引き続き、資材等の単価の動向を確認しておりますが、市場での動向は、労務単価や資材の高どまりなど改善の兆しは見られない状況が続いております。今後もリニア関連や大阪万博関連などの大型公共工事が控え、このような状況が続くものと思われます。
このような中で、郷土資料館におきましては、建物の老朽化を考え、現在、館内に保存してある郷土資料について、保全のためのこん包を施した上で、多目的倉庫に移動等を行っております。
また、今年度から町が保有する公共施設ごとの具体的な対応方針、これを定める「公共施設個別施設計画」の作成を進めております。各公共施設の修繕、建て替え等に対する緊急度に基づく優先順位や対策内容、実施時期などを、財政的な観点も含め検討してまいります。
この計画の策定は令和2年度となりますが、教育委員会関連の公共施設といたしましても、幼稚園、小中学校、あいあいセンター、中央公民館等々、ございます中で、中学校の建て替え等につきまして、工事中の子どもたちの安全や利便性を考慮いたしますと、現段階ではございますが、旧役場跡地に仮設校舎を設置して対応してまいりたいと考えております。
これらのことから、各公共施設の修繕、建て替え等につきましては、「公共施設個別施設計画」にて対応してまいりますが、旧役場跡地を利用いたします図書館等複合施設の整備につきましては、少なくとも中学校の建て替え等を優先させていただき、いましばらくの間、お時間を頂戴いたしたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) ありがとうございました。
再質問させていただきます。よろしくお願いします。
先ほど、まず1点目の複合施設のほうから再質問させていただきます。先ほどの御説明で、約50,000千円ですか、49,980千円なにがしが今までに、これについては使われてきましたというふうな御説明だったと思います。
そうした中で、50,000千円という結構な費用を使われたわけなんですが、この費用に、源泉というか元は、税金なんです。町民の皆様から、汗水たらしたお金を税金という形でお預かりさせていただいて、それで川越町をよりよくするためにやっているというふうなことで、いただいた税金が、約50,000千円使われたということがあります。
現状では、先ほどの御説明の中で、現在オリンピックをやっておったりとか、それから次は、万博がくるので、大型事業がどんどん続いておって、なかなか金が絡んで建てられへんやないかというふうな、簡単に言っちゃえば、御回答やったと思いますけども、そうした中で、税金が50,000千円使って、現状そのままなっておるというふうなこと。それが、どのように出されていくのかというふうなところから、再質問させていただきたいと思いますけども、先ほどは、教育長さんのほうの御回答をいただいたわけなんですが、町長のほうから、2期目の続投をされるに当たりまして、こういった約50,000千円の税金を使って、複合施設の基本計画、実施計画をやってきたわけなんですが、これを町長としては、どういうふうにされようとしているのか、また次のそのマニフェストの中にも、項目として入るのかどうかという、大変楽しみな面も含めまして、質問させてもらいたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) 栁川議員の再質問にお答えさせていただきます。
栁川議員は、いろんなお金を使って、50,000千円も使って、今後置いとくのはいかんのやないかというような質問かと思いますけれども、この委託料につきましては、川越町のその複合施設に対する考え方、これは変わりはございません。そういう中で、今、教育長が申しましたように、公共施設の管理の順番、修繕、いろいろなことございます。それも優先度を見ながら、しっかりとやっていかなあかん。その中で、中学校が60年を経過して、非常に老朽化して、建て替えもせんならんということで、修繕等も控えながら、今進めておるところでございます。
そうした中、御答弁をいたしましたように、役場跡地で、仮設校舎を建てれば、本来は、運動場の中に建てるというようなことが上等なんですけれども、やっぱり安全性を見たときに、やっぱ役場の跡地で、皆さんが勉強できて、安全で勉強ができる。学習ができる環境づくりもしっかりしていかなならん。そういった中で、図書館も、もうやめておくんやなしに、ほかのことも考えながら、しっかりと進めてまいりたいと思っておりますけれども、財源には限りがございますので、そこを総合的に勘案して、今後進めてまいりたいと思っておりますので、御理解をしていただきたいと思います。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) お考えをお伺いして、ありがとうございました。
それでは、もう1つのこの複合施設をつくろうというようなことになった経過等をちょっと戻って、基本計画、基本構想のところをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。頭抱えやんと。
1つは、公民館のバリアフリー化というのが、この複合施設を建てる中の大きな柱でもあったと思うんです。バリアフリー化というのは、今の例えば公民館ですと、エレベーターもないし、階段だというて上に上がれないというふうな状況があると思います。
それと、この基本計画の中にも、掲載を書かれておったんですけども、女子トイレが少ないとか、というのは、今の公民館を利用されている方のパーセンテージを見ると、女性が多いというところから、女子トイレが少ないんじゃないかというふうなことも指摘をされております。
このように、私が見てるところでは、改善はされていない。エレベーターはあるわけでもないし、スロープも新しくできたわけではないけども、というように思います。
そうした中で、この公民館というのは、現在の公民館です。これはいつごろ建てられて、耐震化はされているのでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 再質問にお答えいたします。
建設年度は昭和51年度でございます。耐震につきましても、平成8年度に実施しておりまして、そのときの判定では、十分な耐震性があるということで、判断のほうはされております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) 平成8年に耐震の工事をしたということなんですけども、そうした中で、車いすの方とか、公民館に見えることもあるかと思いますけども、私が、公民館を利用させていただいてる中では、まだ車いすの方を見かけたことはないんですけども、車いすの方の利用度とか、利用率とかいうふうな統計がありましたら、お聞かせください。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 車いすの御利用についての統計等はございません。私の知り得る限り、いろんな方にちょっとお伺いしたところ、車いすの利用というのはないということは、以前から聞いております。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) 生涯教育は、いろいろな講座があったりとか、公民館のほうで企画をしていただいて、やってますけども、そうしたときに、車いすの方が見えることもあると思いますけども、そういうときの対応というのは、職員さんのほうでしていただけるんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 車いすのほうはスロープのほうで、中入るようになっておりまして、正面向かって右側です。そこだとスロープのほうからは入れるようになっておりまして、自動ドアございます。2階のほうに関しましては、状況に応じて、職員のほうで対応ということになるかなとは思っております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) ありがとうございました。
なかなか公民館のほうの管理人さんは、1名みえますけども、女性の方だったりとか、それから御高齢の方だったりとかしますので、なかなか車いすの方を、2階までよいしょと。また、その講座を受けられる方々を平日の日中とかいう形になりますと、若い元気いっぱいの男性が、受けにきているということはほとんどないと思います。
そうした場合、その車いすの方に対する対応は、職員の方でやっていただけるというふうなことですから、そうした場合は、生涯学習課のほうで、連絡をさせてもらえばいいんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) そうですね、私ども生涯学習課のほうに言っていただければと思うんですが、それ以前に、そのような御利用をされる方が見えるということがあれば、極力1階のほうを御利用いただけるような形での御案内はさせていただきたいと思います。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) 講座は、うちも講座をやらせてもらってるんですけども、場所は、取りに行かないかんもんですから、2階になったりとか1階になったりしますので、その点の対応は、ぜひとも公民館の管理人さんを通じて、生涯学習とか、あちこちから来ていただいて、そのときには助けていただきたいというふうに思っております。
公民館は、それぐらいにしておきまして、次に、郷土資料館なんですけども、それが、私が大分前に耐震はされておりますかという質問をさせていただいて、耐震されていないということがわかって、それからは、一般の方の入場はできないというふうな状況になったと思います。
現状では、生涯学習課の方とか、関係者の方々が中に入って、資料整理というようなことはされてみえると言うふうに思いますけども、郷土資料館というふうに、館というのは、何か倉庫という、一般では入れないところですので、館じゃなくて倉庫じゃないかと、私は認識しておりますが、その中には、どのようなものがどれぐらいに入っているのかというふうなことをお聞きしたい。というのは、第6次総合計画の主要事業の中に入っていまして、当初始まったときには、605の資料があったというふうに記載がありまして、それは、2020年が第6次総合計画のおしまいの最終年度になると思うんですが、そのときには、後期計画のときに、もう倉庫の中の資料の数が増えたということで、900ぐらいのやつが、現在、1,200ぐらいに変更されていると思うんですが、現状は、どれぐらいの資料が倉庫の中に保管されているんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 現在、平成31年3月末現在になりますが、民具や農機具が大部分を占めておりまして、点数といたしまして、1,134点ございます。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) その1,134件の中には、古文書とか、そういった大塚さん、大塚家は、自分の蔵の中で保管されているんですけども、ほかのところは、川越町のほうに、寄附をされたと、寄贈されたと聞いているんですが、その辺の保管状況はどのようになっているんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 一般的に、寄贈されたもの、農機具とか民具に関しましては、郷土資料館のほうにございまして、古文書に関しましては、虫食いとかも発生する可能性が高いですので、郷土センターの3階のほうの視聴覚室のほうに保管しております。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) 基本計画の建設をすると先ほどもお見せしました、基本計画の中にも、資料保管の状況としては十分でないと、貴重な資料の経年劣化や破損が憂慮されるというふうな表現がされているんです。
そうした中で、郷土資料館の建設、それともう一つは、川越町が成り立ってきた、川越町史ってありますけども、その辺を子どもたちが川越町をより多く勉強して、親しみを持って、ほかの市町に行ったときにも、川越町こんなすばらしい町やというふうなことを宣伝というたらおかしいですけど、PRしてもらうためにも、あえて郷土資料館は、誰もが見れるような状況になって、それで、勉強するというふうなことが望ましいんじゃないかというふうに思いますけども、いかがでしょうか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 確かに、川越町の歴史と、その昔からの生活の状況を知るということは、大変重要なことだと思いますので、そちらの方向性でもできればいいかなと思っております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) いいかなって、いいんですけども、それをどういうふうに、一般の方に見せようというふうなことを考えてみえるのか。
○議長(寺本清春君) 早川生涯学習課長。
○生涯学習課長(早川浩史君) 今の段階では、その郷土館のお話をさせていただいている郷土資料館のほうが、耐震性のほうで、中に入っていただくことができないという状況になっております。そのような中で、複合施設のほうも、やっぱり視野に入れて検討しておりますので、そちらのほうができるまで、今しばらくお待ちいただくと同時に、それ以外にも、展示用をどこにするとか、あと本を図書室のほうで貸し出すとかということで、対応のほうはしていきたいと思っております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) 複合施設ができるまで、ちょっと待ってというふうなお答えもありましたけども、今の教育長、あるいは町長の御回答の中でも、それは来年できるとかというふうなことはないもんですから、やっぱり、その中の資料は、町の皆様に、見ていただくということを考えれば、何々展というような、そういうイベント、企画展になるものをやっぱり役場の1階のロビーで、ずっとローリングさせながら、期間を決めてやっていくというふうな企画も、ぜひとも考えていただきたいというふうに私は思っております。
さて、公共施設の個別施設計画の中で、中学校は、今、老朽化しているもんですから、それを洗い出しながら、出てきたのが違うかなというふうなことで、あと建設をしようというふうな方向だというふうに思っておりますけども、川越町の財政を全面的に使って、いろいろと中学校の校舎もそうですけども、複合施設に限って、今日は、今質問するわけなんですが、複合施設を建設をするのに、財政を、例えば、5,000,000千円かかると。5,000,000千円かかるんであれば、その5,000,000千円全部を川越町で出すと。もちろん最終的には出すことになるんですけども、出すと、一括で出すというふうな建築方式だけではなくて、いろんな建築方式が今あります。
この基本計画の中でも、PFI、あるいはPPPというふうなことが、一応検討されておって、形的には、これずっと何遍も読んだりなんかしておるんですけども、形的には検討されていてなじまないというふうな表現になってますけども、近くでは、桑名市の図書館、メディアセンターが、このPFI方式で、PPPのPFI方式で建てられた1期生というか、一番最初のほうの建築物だと思います。その辺については、きちっと検証されて見えるんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 稲垣教育長。
○教育長(稲垣良夫君) 再質問にお答えさせていただきます。
おっしゃいますように、今現在、公共団体のほうは、財源がどんどん苦しくなってくるという中で、民間活力の導入ということで、議員も先ほどおっしゃいましたように、公共施設の基本計画をこちらのほうで、PFIの活用も検討するというふうに書かせていただいております。
そういった中で、PFIにつきましては、議員も御存じだとは思いますが、先ほども触れております財源をいかに縮減、一時的な負担を軽くするか、そして平準化するかというふうなメリットがあると思います。
ただ一方で、やはり民間でございますので、収益の追求という観点から、サービスの低下も危惧されておるところでございます。それと、このPFIにつきましては、特にPFIにつきましては、企業面、あるいは法律面、かなり高度な専門的な知識等精通しないと、なかなか難しい面もございます。
ですので、それに対する委託費等もかなり高額になるというふうなことも聞いております。したがいまして、いい面もあれば、危惧する面もございます。ですので、このPFIも含めたPPPにつきましては、慎重に対応してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) ありがとうございました。
そのPFI方式を現状なんですけども、最初始めたころ、なかなか言われるように、コンサルの費用とか、それから全体のことを考えて、難しいというふうな状況であって、このうちがつくった基本計画の時期あたりは、ちょっとというふうなことありましたけども、法整備をされまして、現在は、平成29年度の表を見ると、かなり上がってきてるんです。PFIやっている事業の市町が、かなり増えてきています。中でも、教育と文化、文教施設、文化施設などが、平成30年の年度末の数字なんですが、国が2件、教育と文化、文教施設とかそれから文化施設のPFIを使った事業が、国が2件の地方が107件、その他が35件ということで、144件も現状なされているようです。
やっぱ全体の文教とかそれから福祉とか観光とか産業とか、いうふうなもの全部を含めても、428件あって、そのうちの144件というふうなことで、全体の34%が能書きのある施設の複合施設の建設になっているようです。中身はもう少し、事業の中身を精査する必要はあるかと思いますけども、そういう現状になってきている中で、もう一度PFI、PPPについて、御検討をしていただいたほうがいいんじゃないかと、それを財政の面もありましたけども、やっぱその辺は、一番最初の出所やと思いますけども、例えば、この桑名の「くわなメディアライヴ」図書館の場合は、総建設費が11,600,000千円かかっておりまして、この事業によって、ここがPPPのPFIという方式でやったわけなんですけども、建設費で1,670,000千円、図書館の運営費で65,000千円、維持管理修繕費で610,000千円、事業全体で2,150,000千円の削減効果があったというふうに言われております。
ここは、桑名は30年の方式でいっておって、結構長い期間ですけども、でも、その中で、こういったことが事業的にも削減されるのであれば、何も最初に建設費の6,000,000千円も突っ込む必要もないわけですから、検討に値するのではないかと思います。
特に、私が注目するのは、維持管理の修繕代として、610,000千円。30年の中なんですけども、というふうなことを言われておりますので、そうすると、今回、工事をやっている公共施設の洗い出しというか、古いものから新しいものにしていきましょうというリニューアル関係を見ても、かなり有利な方式ではないかというふうに思っております。
桑名市のほうでは、こういう図書館の、ごめんなさい、もう1点、住民サービスが落ちるんじゃないかといった懸念も、この基本計画の中に書いてあるし、それから、温度差などの図書館の強化いうところが、こういうふうな指定管理者制度についてという答申を出しているんですけども、もうはっきり言うて、内容的に時代おくれ、もう今は、PPPの方式がほとんどです。多分四日市の公共施設で言えば、文化会館もそうですし、それから、いろんなところが、その方式になってきております。その辺をもう一度、御検討いただきたいというふうに思っております。
桑名市のほうで、先ほど言いましたように、そういうふうに削減があったというふうなことと同時に、かなり市民のほうも、評価も上がってきているというふうなことです。
このやっぱりPFIのこの辺の方式は、モニタリングというのが一番重要になってきますので、その辺のところは、きちっとコンサルを交えて、精査していく必要があるかと思いますけども、その辺をきっちりやっていけば、全然私は、問題ないと思いますので、ぜひとも町長も2期目に当たっては、ぜひとも検討の1つの材料として、まないたの上に乗っけていただいて、せっかく毎年頭出しを千円していただいているんですから、その千円を、例えばこの桑名市のホームページで見れば、図書館等を複合施設、特定事業というふうなことで、ホームページの中に、本当に細かいこと、資料がアップされています。これはやっぱり自分とこが、一番最初にやったということで、すごいプライドを持っているんです。だから、その辺で、ぜひこの事業を全国で考えている事業や、市町の参考になればというふうなことで、出されていると思います。その中では、こういった質問回答集も、こういうのがありますので、こういったものをダウンロードして、ぜひとも複合施設の、今、図書館も資料館もなし、本が開架されているのがほんのもう一部で、閉架図書、目に見えない、段ボールの中に入っている本が何冊あるんですか。本って生き物ですから、やっぱりどんどん出して、見ることによって、自分が見たい本だけでなくて、その横にある違う本を見て、新しい世界が開けていくと、これが図書館の、図書室のいいところだと私思っておりますので、それによって、グローバルとなり、視野も広がっていくというふうに思っていますので、ぜひともその図書室の閉架にある、図書に入っている閉架図書の開架することによって、やってほしいいうように思っております。
そのために、やっぱり図書館も広くしなくてはいけないだろうし、先ほどから言ってます歴史資料館もきちんと整理をしてやっていく必要があるだろうというように思いますし、それから、公民館のほうも、もう古くなって、使い勝手が悪い、あるいは身障者の方にも親切ではないというふうなところは、やっぱり誰もが平等に利用できるというふうなことをしていくのが、やっぱり町としての責任だと思いますので、もう一度このPPP、PFIの方式を再検討いただいて、検討して、勉強していただいて、千円以上の効果を持ってほしいと思うんですが、教育長どうですか。
○議長(寺本清春君) 稲垣教育長。
○教育長(稲垣良夫君) 再質問にお答えいたします。
おっしゃいますように、町民の皆さんにサービス、まずこれが大事だというふうに考えています。ただ、一方で、やはりPFIを使おうとしますと、多額の事業費が必要になってきます。
この図書館の基本計画の中にも、事業費がかなり大きくなると、それだけ民間のほうも縮減効果がないということで、この当時は2,000,000千円ぐらいの額で、これについては、ちょっとPFIのなじまないであろうというふうな答え方をさせていただいておるんですが、これについては、やはり、ある程度の、申しましたように事業費があった中で、民間が削減、どれだけ圧縮できるかと、その割合になってきますので、事業費が大きいほどPFIとするメリットが大きくなるのかなというふうに考えています。
また、先ほど総務省のほうに、PFIに対する実施状況でございますが、確かに教育文化施設等々は多くはなっておるんですけども、図書館等については、若干件数は少ないものかなというふうにとっております。
事業費のほうも、先ほど御紹介いただきましたように、桑名さんですと11,000,000千円、そのほかの案件も見ましても、かなり高額な事業費を抱えたものになっているなというとこです。
単なる維持管理であれば、ある程度圧縮効果も民間もしやすいかなと思うんですが、やはり図書館、あるいは資料館、それと公民館になりますと、行政からのサービス、これも重要な側面でございますので、そうなってくると、一方で財政負担を圧縮するのは難しくなってくるのかなというところで、事業費が大きいところが必要になるというふうな考え方にもなるのかなと思っておるところでございます。
ただ、本当にPFIにつきましては、どんどん増えているというのは、本当に議員おっしゃいますとおりで、私も勉強させていただいております。
したがいまして、検討を全くしないということではございません。ですので、今後も勉強させていただいて、また検討の一つとして、考えていきたいと考えております。それについては、慎重に対応してまいりたいと考えております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) ありがとうございいます。
なかなか、事業に当たっては、コンサル費用とかいうようなことで、費用増してきますので、それも考慮しなければならないと思いますけども、どういう方式がいいのか、PFI、これまだあるんですよね。PFI、PPPの方式で、建物と運営は民間にまたがして、30年後に自分のものにするとかいうふうなことなんですが、それも合わせて、先ほど総務課長のほうからも研修をして、いろんなことをしていきたいというようなことを回答がありましたけども、やっぱりその自分とこだけで検討、あるいは研修するんじゃなくて、もう少し横の例えば、これでするんであれば、生涯教育もあるだろうし、産業課もあるだろうし、いろんなところ、課がリンクしているというんですか、いうふうなことになると思いますので、一緒に勉強会を開いてやってみるとかいうふうなことによって、未来が開けるんだろうと思います。
いつかする、しようと思ってみえるという回答をいただきましたけども、でも、オリンピック終わったら、次、万博が始まる。次、カジノができるとか、これが永遠の課題で、もう生涯できませんわ。だから、その辺のところをどういうふうにやっていくかという、どういうふうにやるのが一番町民の方にも喜んでいただいて、全体的にウインウインの計画立てたというところを課をまたいで、ぜひとも検討をしていただきたいというふうに思っております。これについては、ぜひ町長のほうに、マニフェストに入れていただくとか、考えてもらって、実現したいというふうに私は思っておりますし、実現していただくようにお願いしたいというふうに思います。
というところで、もう時間きてしまったんですけど、最後に、お待たせしました、進行管理システムのほうなんですけども、先ほど百幾つの主要事業があって、それを管理して評価をして、予算に反映しているというふうなことなんですけども、それは、こういうふうなものですというふうなマニュアル的というか、評価して文章化されたものというのは、何かあるんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 寺本企画情報課長。
○企画情報課長(寺本幹男君) 手元に持っておりますが、実施計画の基本項目から予算、結果等記載する様式をつくっておりますので、これについて、178項目の事業に関し、各課が提出をいただいておるというふうなことでございます。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) その主要事業に178本の1本に、図書購入費というのが確かあったと思うんですが、当初、先ほど基本設計のときは、6,000千円ずつ蔵書を増やす、4年間かな、やっていたというふうな回答があったわけなんですが、そこからはあれなんで、その後の図書購入費というのは、断続的に確かに減少している、減ってきていると思うんですが、それは、その進行管理システムの評価された結果なんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 寺本企画情報課長。
○企画情報課長(寺本幹男君) 済みません、今、実施計画で、図書購入の項目がぱっと出てこないんであれなんですけど、もともと図書購入費の増額につきましては、答弁にもありましたように、複合施設の建設に伴って、図書館が広くなる。蔵書数も増やすというふうなことから、計画的に本の購入を行い、準備を進めておりました。ただ、今工事に対して、入札不調になり、暫時建設についてはとまっておりますので、それについて、購入を一旦元の購入費用近くまで戻したというふうなことでございますので、御理解願いたいと思います。
以上です。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) そうですね、一時多かったんですが、図書購入で蔵書数が増えていって、それが閉架図書のほうに入ってしまっているというふうなことやったもんですから、それはおかしいんやないですかという質問を以前させてもらったと思うんですが、その後は、その図書購入費用は確か減っていったなというふうな思いでおります。その辺はきちんと進行管理システムを起動しているのかというふうに思いました。その中にも、先ほどから申し上げておりますように、図書館等複合施設整備事業というのを主要事業の1本として入ってますけども、これはどのように評価されているんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 寺本企画情報課長。
○企画情報課長(寺本幹男君) 済みません、今178本の主要事業で教育のところを今探してますが、ちょっとすぐにはちょっと出ませんので、後日回答ということでよろしいでしょうか。失礼します。
○議長(寺本清春君) 栁川平和君。
○8番(栁川平和君) ありがとうございました。
進行管理システムをそういうふうな形で予算書のほうにきちんと反映されておるというふうなことがわかれば、いいと思います。やっぱその辺のところも決算の中で、成果表みたいな形で入れていけばその成果が表れています。それを見せていただくと、かなりだんだんとよくなってきているなというふうな気がしてますので、こういった進行管理システムは、課長が言われるようなものがあるのであれば、ぜひそういうふうな書式のものがあって、評価された書き物があるのであれば、その辺もぜひその178本の3年に1回ローリングでやっているということなんですけども、ぜひ閲覧できるというふうになるといいなというふうに思います。そうすると、そのそれの予算の審議というのを予算特別委員会が開かれると思いますけども、そのときのぜひとも参考にさせていただくことができるんじゃないかなというふうに思っておりますので、これは、3年に1回のローリングですから、きちんと毎年出てきているものだと思いますので、それをぜひとも目に見える形で、その評価をしていただくということで、お願いをしまして、進行管理システムへの質問と私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて、栁川平和君の質問を終わります。
次に7番、寺本由美君の質問を許します。
寺本由美君。
○7番(寺本由美君) 7番議員、寺本由美です。議長のお許しを得たので、一般質問をさせていただきます。
今回の質問は、具体的に「幼児教育・保育の無償化は」という議題で質問をさせていただきます。
2019年10月から幼児教育・保育の無償化を全国的に実施することが、内閣府で決定されました。夫婦共働きの生活が標準となりつつある現状の中、国の施策である幼児教育・保育の無償化による家計の負担軽減措置は、保護者にはとても助かる内容だと考えております。しかし、実際にどのような恩恵を受けていくのか、今の制度とどう変わるかということについて、お伺いいたします。
1つ目に、幼児教育・保育無償化の条件や内容について、お伺いいたします。
2つ目、申請に必要な手続や書類はどのようなものがあり、どのような手続をするかを教えてください。
3つ目、現状との違いはいかがでしょうか。
4つ目、給食費決定までの経緯はどのような経過をしたのか、教えてください。
5つ目、今後の課題としては、何があるのかお聞きいたします。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) 寺本由美議員の質問にお答えをいたします。
御質問の1点目で「幼児教育・保育無償化の条件や内容」についてでございます。
対象は、3歳から5歳までの幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する全ての子どもたちの利用料が無償化されるものでございます。このうち、幼稚園につきましては、月額上限25千700円となってございます。無償化の期間は、満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間となっております。
なお、通園送迎費、食材料費、行事費などはこれまでどおり保護者の負担となりますが、年収360万円未満相当世帯の子どもたちと全ての世帯の第3子以降の子どもたちについては、副食すなわち「おかず」や「おやつ」などの費用が免除されることとなっております。
また、0歳から2歳までの子どもたちにつきましては、住民税非課税世帯を対象として利用料が無償化され、さらに、子どもが2人以上の世帯の負担軽減の観点から、現行制度を継続し、保育所等を利用する最年長の子どもを第1子とカウントして、0歳から2歳までの第2子は半額、第3子以降は無償となります。
このほかにも、幼稚園の預かり保育や認可外保育施設等を利用する子どもたちも一定の月額利用料が無償化されるものとなってございます。
次に、2点目の「必要な手続や書類は」についてでございます。
基本的には新たな手続は必要ございません。子ども・子育て新制度に移行していない幼稚園在園中のお子さまや幼稚園に在園し、預かり保育や認可外保育施設等を利用される場合及び既に認可外保育施設等のみを利用している場合には、新たに「子育てのための施設等利用給付認定申請書」等が必要となってきます。
次に、3点目の「現状との違いは」と4点目の「給食費決定までの経緯は」についてでございますが、関連しておりますので、一括して答弁をさせていただきます。
現状との違いは、主なものとして2つございます。
1つ目は、町立保育所における3歳児以上のお子さんの「おかず」や「おやつ」である副食費が実費徴収となります。
従来、保育所における給食費のうち、副食費は保育料の一部として徴収され、ごはんやパンなどの主食費のみを保護者の皆様から実費徴収をしておりましたが、10月からは、給食費として、主食費、副食費ともに徴収することとされました。なお、給食費決定の経緯でございますが、川越幼稚園の給食費を初め、国から示された目安、周辺市町の状況等を鑑み、川越町の子どもの健やかな育ちと安心して子育てができるよう、また、保護者の皆様の負担感も増さないよう慎重に協議をいたしました。
2つ目は、新制度に移行していない幼稚園、預かり保育や認可外保育施設等の利用も無償化の対象となったことでございます。これにより、待機児童の減少や共働き世帯の長期休業期間などにおける育児負担の軽減や女性の就業率の向上に寄与することが期待をされているところでございます。
次に5点目の「今後の課題は」についてでございます。
幼児教育・保育の無償化により保育世帯の経済的負担が軽減される一方で、町の財政負担は増えてまいります。また、入園希望者の増加が予想されます中、保育士の確保、待機児童への対応等々、今後の課題につきましては、現在、策定中であります「子ども子育て支援事業計画」におきまして、子育て世帯のニーズの把握、課題の洗い出し等を行っているところでございます。その中で、今回の幼児教育・保育の無償化に伴い、顕在化してくる課題に対し、迅速に対応してまいりたいと考えておりますので御理解いただきますようよろしくお願いをいたします。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) 御回答ありがとうございました。
2つ目の質問になるんですけれども、幼稚園の預かり保育というのが、回答の中にあったんですけれども、具体的に預かり保育とはどういうものなのか、教えてください。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 寺本由美議員の再質問にお答えいたします。
まず、幼稚園というのは、法律では学校の一種とされておりまして、子どもたちが初めて通う教育機関に当たります。小学校1年生よりも、当然年齢が若いだけなので、小学校1年生の通う時間よりも短く設定されているのが幼稚園というふうにお考えください。
しかしながら、保護者のニーズにより、幼稚園の預かり時間が、川越幼稚園と言えば2時半までなんですけれども、2時半以降も預かっていただきたいというふうなニーズがあった場合に、それは保育の部分に変わってくる。という意味で、預かり保育というふうな仕組みになっております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございます。
その件に関してですけれども、川越幼稚園で預かり保育というのは、今まであったんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 川越幼稚園では、預かり保育は実施しておりません。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) 今後、無償化になることによって、保護者からの負担というか、保護者の希望もどんどん増えてくかなとは思いますけれども、幼稚園のほうで、もし預かり保育を実施してほしいという声があれば、今後行う予定になるのでしょうか。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 町長の答弁のほうにもありましたとおり、現在、子ども・子育て支援事業計画の第2期策定に向けて、保護者のニーズ調査というのをしているところでございます。このニーズ調査の結果を鑑みた上で、保護者のニーズが高ければ、預かり保育についても、考えていかなければならないなというふうに考えております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございます。
保護者の方がどのようなことを要望されるかはわからないので、その結果次第で、またよろしくお願いしたいと思います。
次にですけれども、申請書の手続は要らないということなんですけれど、この夏休み、幼稚園のほうで登園日があって、そのときに、何か幼稚園の保護者の方に聞くと、書類を渡されたということをお聞きしております。
渡された上で、その書類に書いてある説明書きを読むと、提出するのかしないのかわからない。また、どこへ提出するのかもわからない。自分が本当に出さなきゃいけないのか、出さなくてもいいのかわからないということをちょっとお聞きしたので、この点について、保護者向けに、この申請書の扱いの説明とかというのは、またあるのでしょうか、教えてください。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 実は、幼稚園では、保育料の見直しを年2回しておりまして、9月から新しい保育料に変わられる御家庭もありますもんで、まず、9月からの保育料がこれだけになりますよという通知を出させてもらったんです。
しかしながら、9月にはその保育料を徴収するんですけれども、10月からは無償化になるということもありますもんで、同時に無償化についても説明のチラシのほうも入れさせていただきました。その中に、これも先ほどの答弁でありましたように、幼稚園だけを利用される方であればいいんですけれども、幼稚園が終わった後にとか、夏休みとかに、例えばほかの私立の幼稚園の預かり保育とかという施設を使われる方が出てくる。その場合は、そこが無償化なるわけです。これは、幼稚園に通っているだけではあかんもんで、きちっとこちらのほうの申請書を出してもらわなければいけないので、この申請書についてを、一緒に同封させていただきました。
実際、学校教育課としては、説明文は加えたつもりではおるんですけども、今、お話聞かせていただいたとおり、なかなかわかりにくいということがわかりましたもので、また9月の新学期になって、保護者からそういうオーダーがあるということをつかみましたもので、何らかの対策をするか、基本的には、学校教育課の窓口に来ていただければ、説明させていただこうと思いますので、その旨、またお答えしてやってください。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございます。
書類をいただいただけだと、説明書を読んでもなかなかわからない。だから、取りあえず書類を書いて、幼稚園に出せばいいのかなというような考え方を保護者の人はしているみたいですので、その辺きちんと、申請書が必要なのかどうなのかという確認等も兼ねて、再度質問等を受けていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次にですけれども、給食費ということで、主食、副食等が昼食費に入るということですけれども、保育園、幼稚園それぞれ徴収が対象となる人数というのは、何人ぐらいいるのでしょうか、教えてください。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) 寺本由美議員の再質問にお答えさせていただきます。
保育所の分で、ちょっとお答えさせていただくんですが、保育所は、326人を予定をしております。今回の補正予算の中で、補正計上させていただいておりますので、御審議いただく予定となっておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 川越幼稚園は、3歳から5歳児185名です。
以上です。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございます。
人数的に、やっぱり保育所というのは、4園になるんでしたね。3園プラス1園ですね。ということで、人数多いのわかりました。ありがとうございます。これだけのものが町から出るという、個人負担をする対象になるということになることがわかりました。
その次ですけれども、保護者の皆様の負担感が増さないように、慎重に協議をしていくという話があったんですけれど、協議の結果、給食費の町負担はどれぐらいあるのでしょうか、教えてください。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) 先ほど町長のほうから給食費の決定の経緯について、お答えさせていただきましたけれども、今回の保育料の無償化に伴いまして、保育所においても、幼稚園で同様に給食費を徴収させていただくことになったのは、寺本由美議員もおっしゃっていただいたんですけれども、そのことに伴いまして、今回、新たに給食費の価格決定をさせていただいたこと、また、食材料費は価格変動もありますので、公費負担の額につきましては、明確にちょっとお答えできかねるんですけれども、今までの実績等も踏まえますと、保育所・幼稚園とも同額で約600円ぐらいから約800円ぐらいの交付負担をさせていただくことになると考えております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございます。
公費負担が600円から800円ということなんですけども、そうすると、保護者負担は、一体幾らぐらいになるんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) 保育所なんですけれども、保護者負担給食費につきましては、4千500円を頂戴する予定となっております。おやつ代も含めてでございます。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 幼稚園のほうは、おやつを食べておりませんので、3千650円というふうな設定を考えております。
以上です。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございます。
給食費、食べること一番大事だと思いますので、町のほうの負担と個人負担ということで、保護者の人にも認識していただいて、徴収のほうよろしくお願いいたします。
次ですけれども、新制度に移行していない幼稚園というのがありますけれども、具体的にどのような幼稚園か教えていただきたいと思います。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 子ども・子育て支援法というのがありまして、今までは、保育所というのは保育所運営費、幼稚園は私学助成費で、認定こども園は加えて安心こども基金というふうに、いろいろな場所からいろいろな補助が出ていたわけですけれども、これを子どもということを中心にして、施設給付費ということで、これを国から補助していただいて、現在は、町から補助していくというふうな形に統一していこうというふうな動きになりました。
この施設型給付費をもらうような形になる幼稚園が、新制度の幼稚園です。ただ、いや、今までの形で私学助成費のままでいこうという、古いままでいこうというふうな幼稚園も、まだ私立の中にありまして、その幼稚園が新制度にない幼稚園というふうになります。
以上です。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございます。
次ですけれども、無償化の対象にならないサービスとか実費を必要とすることは、どんなことがあるのか、再度教えてください。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) 先ほど、町長のほうからの答弁の分にもありましたが、例えば、私立幼稚園さんの通園の送迎費とか、それから、当然ながら給食分の食材料費とか、それから行事です。私立幼稚園さんは、特色を出したりして、いろんな行事をされている部分があるかと伺っておりますので、そういった行事代、そういったのは、個人負担というか、保護者の負担になることになっております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) そうすると、川越町の場合は、食材というか、給食代ということになるのでしょうか。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) そうですね。いただきますのは、給食代いただくという形です。そのほかは、細かいことなんですけど、保護者会費とか、そういったのがありましたら、その分はいただく形になりますが、それはまた別という形です。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) 最後の質問ですけども、認可外保育施設を利用する場合は、どのようになるのでしょうか。
○議長(寺本清春君) 小林福祉課長。
○福祉課長(小林由美子君) お答えいたします。
認可外保育施設なんですけれども、今現在、保育所に通っている子は、特に必要ございませんと、先ほど町長のほうからも御答弁させていただいたんですけれども、幼稚園に通ってみえて、夏休みとか別の私立保育所とかを利用される場合には、子育てのための施設等利用給付認定申請書というのを出していただく形になりますので、それだけは、ちょっと忘れずに御提出いただきたいと思います。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 寺本由美君。
○7番(寺本由美君) ありがとうございました。
テレビのほうでも、申請書を提出せよとかということを放送されているもので、保護者の人は、ちょっとその辺で、何もかもしなきゃいけないかなというふうに思っているかと思います。
少子高齢化を背景に、女性の社会活躍のバックアップとして、このさまざまな施策が進んでいますが、社会の意識改善を合わせて、課題も多く残ると思います。
当町の進めている子ども・子育て支援事業計画のアンケート調査を参考にして、今後も、子どもたちがすこやかに育つことを大切に願っております。また、働き手も、当事者意識を持ち、さまざまな情報に触れることも必要だと思いますので、保護者の人たちも同時に、今回ちょっと勉強になったかなと思います。今後も、無償化とセットで、町として質の保証や向上、例えば、保育時間の見直し、待機児童問題、保育士の処遇改善などがあると思いますので、よりよい環境づくりに取り組むことが課題だと考えます。
これで、以上、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて、寺本由美君の質問を終わります。
暫時休憩いたします。開始時間を午後1時00分とします。
午前11時41分 休憩
午後 1時00分 再開
○議長(寺本清春君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、5番、片山庄平君の質問を許します。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 5番議員の片山庄平でございます。よろしくお願いします。
今年は、伊勢湾台風から60年という節目であり、追悼式を、また写真展を開催いただき感謝しております。台風経験者の声や、当時の写真を見ながら、また、去年の台風から学ぶべきことがあるのではと感じます。
このような観点から、防災に関する質問をさせていただきます。
大きく2つに分ける中、1点目は、「今年度の河川海岸工事の進捗状況は」ということで、そのうちの1点目、国道1号と福崎橋間の朝明川堤防護岸かさ上げ工事に関しては、三重県において進められておりますが、災害に備え、一日も早い完成を望んでいるが、今年度の工事内容はどのようなものか。また、河床掘削や河床整理の内容についてもお聞きしたい。2点目として、川越排水機場付近の堤防裏のり面被覆工事に関して、今年度も行っていただけるのか、また施工するならその内容をお聞きしたい。
次に、大きな2つ目でございますが、過去の台風から学ぶべきことはということで、災害発生時の迅速な自主避難は大切な行動と思われます。昨年の台風21号、24号による避難者数をどのように分析しているのか、お聞きしたい。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) 片山議員の質問にお答えをいたします。
大きな質問の1つ目「今年度の河川海岸工事の進捗状況は」のうち、1点目の「朝明川堤防護岸かさ上げ工事の今年度の工事内容は。また、河床掘削や河床整理の内容は」について、お答えをいたします。
本工事は、三重県が発注する河川改修工事であります。
護岸かさ上げ工事に関しまして、三重県といたしましては、朝明川左岸堤防つまり南福崎側堤防でございますけれども、本年11月から来年3月の予定で、前回の工事端部から引き続き、延長約260メートルの施工を予定をしております。
右岸堤防つまり高松側堤防につきましても、同時期に前回の工事端部から約300メートルの施工を予定をしていると伺っております。
今年度は、前年度の倍以上の延長で、さらに両岸を施工をしていただくということで工事進捗度はかなり上がることと思われます。
次に河床掘削についてでございます。
今年度も豊田地区の昨年度行った上流部を町境付近まで施工し、また、河床整理に関しましては、福崎橋から国道1号間の昨年度施工した上流部を予算の範囲内で施工するということでございます。
次に、2点目の「川越排水機場付近の堤防裏のり面被覆工事の今年度の予定は。施工するならその内容は」について、お答えをいたします。
本工事は、三重県発注の高潮対策工事であります。
県といたしましては、今年度も川越排水機場南側の堤防裏のり面被覆工事を昨年度工事の端部から、町道南福崎豊田一色線の交差点の方向に、引き続き行う予定であります。
施工延長約65メートル、被覆面積約660平方メートルでアスファルトからコンクリートに打ち替え補強をすると伺っております。また、川越排水機場前の既設コンクリートのり面につきましても老朽化をしており、今後整備をしていくとのことでございます。
次に、大きな御質問の2つ目の「過去の台風から学ぶべきことは」につきまして、お答えをいたします。
昨年の台風21号及び台風24号においては、非常に強い勢力で、かつ、紀伊半島付近から上陸する予測であったことから、早期避難を促すことを目的に、これまでよりも早目に地区公民館及び福祉避難所となるいきいきセンター等避難所の開設をし、台風21号では48世帯74名、台風24号は127世帯209名の方が避難所に避難されました。
これまでの避難所への避難者は多くても50名程度でありましたが、先ほど述べましたように、台風21号及び台風24号においては、報道等で警戒情報が強くされていたこともあり、多くの方が自主避難をされました。
これは、事前情報による判断としての自主避難として、自助の防災意識が高まりつつあるものと考えられます。
また、今年度、全国的に新たな早期避難に向けた取り組みとして、行政等から発信する避難情報と住民の方々の取るべき行動の明確化を目的に、警戒レベルが5段階に分けられ、情報発信をすることとなりました。
例えば、避難準備・高齢者等避難開始を発令する際には「警戒レベル3避難準備・高齢者等避難開始」と警戒レベルをつけて発令することとしております。
これは、平成30年7月豪雨の検証から、早期避難が重要視をされたものであり、今後も要配慮者を中心にいたしまして、早目の自主避難など防災意識の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) 片山庄平君。
○5番(片山庄平君) それでは、再質問させていただきます。
まず大きな1問目のほうでございますが、朝明川堤防や海岸堤防について、かなり工事を進めていただくとのことで、非常に喜ばしいことだと思います。
住民の皆さんや行政の皆さんは、耐震化にものすごく進められておりますが、肝心要の命綱とも言える朝明川堤防は、地震時にどれぐらい耐えられるのか、お伺いしたいです。
○議長(寺本清春君) 石川産業建設課長。
○産業建設課長(石川雅英君) 片山議員の再質問にお答えいたします。
県は、今年度の海岸事業で、朝明川の左岸堤防・員弁川の右岸堤防、それぞれの河口部におきまして、耐震性能調査として地質ボーリングを実施するとのことです。
万一、耐震性能に欠ける場合は、堤防の耐震化も検討していくと伺っておりますので御理解願います。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 片山庄平君。
○5番(片山庄平君) ありがとうございます。
では、大きな2問目のほうで、再質問をさせていただきます。
私も高齢者や障がい者の方など要配慮者の方などの自主避難は重要と考えております。
そこで、質問させていただきますが、町長の答弁の中で、いきいきセンターでの福祉避難所の開設とありましたが、台風21号、24号、それぞれの福祉避難所への避難者状況はどのようなことであったか、お聞きします。
○議長(寺本清春君) 吉野防災担当監。
○防災担当監(吉野 昭君) 片山議員の再質問にお答えをさせていただきます。
福祉避難所への避難者数のほうは、台風21号では1世帯2名、台風24号では22世帯46人でございました。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 片山庄平君。
○5番(片山庄平君) では、もう1つの再質問をさせていただきます。
福祉避難所へも多くの方々が自主避難されておりますが、町としては、何か対策を行ったのでしょうか。
○議長(寺本清春君) 吉野防災担当監。
○防災担当監(吉野 昭君) 再質問にお答えをさせていただきます。
台風21号及び台風24号につきましては、町長が申し上げたとおり、台風の大きさや経路予測から、津地方気象台などから特に警戒が必要との事前気象情報がございました。特に台風24号においては、伊勢湾台風並みの高潮等への警戒も必要とのことでございました。
そういったことから、町の福祉課及び社会福祉協議会の職員により、要配慮者のうち、特におひとり暮らしや重度の要介護状態の高齢者及び障がいをお持ちの方など、みずからの避難に困難を要し、支援が必要な避難行動要支援者の方、これらの方を中心に、早目の早期避難をしてもらうように注意喚起を行いました。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 片山庄平君。
○5番(片山庄平君) では、もう一つ質問させてもらいます。
福祉避難所の開設に当たり、問題等はあったでしょうか。
○議長(寺本清春君) 吉野防災担当監。
○防災担当監(吉野 昭君) 再質問にお答えします。
福祉避難所の開設に当たり課題と申しますと、福祉避難所の開設につきましては、社会福祉協議会と連携して行っております。しかしながら、これまでよりも台風24号におきましては、これまで以上にない多くの方が自主避難をされてまいりました。
そういったことから、うちの対応職員自体も不足状況でございました。そういったことから、検証といたしまして、これも状況による職員の増員体制、こちらのほうの検討を行いました。
また、停電等の対策といたしまして、自家発電設備、こういったものから、非常用回路につきまして、いきいきセンター福祉避難所でも、避難者の方に対する、使用する部屋用等におきまして、回路等が不足するということが判明いたしましたので、今後のことを考えまして、現在、そういったものにつきましても、増設等の改修をさせていただいております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 町長さんの答弁でもありましたように、防災、減災対策として、早期避難は重要であります。段階警戒レベルの情報発信や避難行動要支援者への取り組みもいただいておるということであります。早期の自主避難は重要なことでありますので、今後も各地区自主防災組織や、社会福祉協議会との連携を密にして、早期避難対策に取り組んでいただきたいと思います。
ちなみに、楠町は、伊勢湾台風のときに、早く避難したということで、亡くなった方がいなかったという話も聞いております。早期避難を早くしていただきたいなと思います。
以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて、片山庄平君の質問を終わります。
次に、6番、松岡正敬君の質問を許します。
松岡正敬君。
○6番(松岡正敬君) 6番議員、公明党の松岡正敬です。議長の許可を得て一般質問をさせていただきます。
少子高齢化・人口減少に直面する中、子育てを社会の中心軸に位置付け、それを支える社会の転換が、今こそ求められています。経済的な事情にかかわらず、希望する教育を受けられる。安心して保育所等に子どもを預けられる。子育てに1人で悩まなくていいということで、今回、国のほうから10月から幼児教育無償化が始まりますが、その取り組みはということで、お聞きします。
幼児期における教育の重要性に鑑み、待機児童解消への取り組みと合わせて2019年10月から全ての3歳から5歳児、住民非課税世帯の0歳から2歳児や、幼児教育・保育の無償化が始まりますが、1、公立と私立の扱いはどのようになるのか。2番目、給食費の扱いはどのようになるのか。3番、保育園と幼稚園ではどのような違いが出てくるのか。あと4番目、待機児童の現状と解消への取り組みはということと、大きく2番目の「学校におけるいじめ根絶の取り組みは」ということで、教員が、いじめ案件を1人で抱え込むことのないような仕組みがこれから必要と思われますが、学校におけるいじめ問題など情報の共有はどのように行っていますか。また、「子育て支援の充実は」ということで、子ども支援をこれからは一元的に行っていく必要があると思います。妊娠から子育てまで切れ目のない支援を行う「子ども家庭総合支援拠点」など、小学校へ入る前の子ども・子育ての部署の設置が必要ではありませんかということで、お願いします。
○議長(寺本清春君) 城田町長。
○町長(城田政幸君) 松岡議員の質問にお答えをいたします。
大きな質問のうち、私からは、1つ目の「幼児教育無償化の取り組みは」と3つ目の「子育て支援の充実は」について、お答えをいたします。
「幼児教育無償化の取り組みは」の1点目の「公立と私立の扱いはどのようになるのか」につきましては、先ほどの寺本由美議員の1点目のところで御答弁をさせていただいておりますので、割愛をさせていただきます。
次に、2点目の「給食費の扱いはどのようになるのか」について、お答えをいたします。
従来、保育所における給食費のうち、「おかず」や「おやつ」などの副食費は保育料の中に含まれ、主食費のみを保護者の皆様から実費徴収をしておりますが、10月から保育料が無償化となることに伴い、新たに給食費として主食費・副食費ともに徴収することとされました。現行、幼稚園の3歳児の給食費は月額3千650円、4・5歳児は、月額4千50円をそれぞれ徴収をしております。
このような状況のもと、先ほど寺本由美議員の答弁でも触れましたが、川越町の子どもの健やかな育ちと、安心して子育てができるよう、また、保護者の皆様の負担惑が増さないよう、慎重に協議を行った結果、幼稚園の4・5歳児の給食費につきましては、月額400円を値下げして、3歳児と同様の月額3千650円とし、保育所の給食費につきましては、幼稚園の月額3千650円におやつ代850円を含めた月額4千500円とし、3歳から5歳児の給食費の均衡を図らせていただきました。
次に、3点目の「保育園と幼稚園ではどのような違いが出てくるのか」について、お答えをいたします。
保育所は「その児童の保護者が就労、疾病、看護や介護を日中常態としているため、その児童の保育に当たれず保育を必要とする場合において入所利用することができる」という条件に変更はございません。また、幼稚園につきましても、「3・4・5歳児で町内に住所を有し幼稚園に送迎していただける児童」が入園対象であるという条件にも変更はございません。
次に、4点目の「待機児童の現状と解消への取り組み」について、お答えをいたします。
現在7名の待機児童がみえます。解消への取り組みといたしましては、現在、保育士を確保するため、ハローワークへの募集や人材派遣会社への依頼等を行っており、人材が確保でき次第、順次入所面談を行い、解消に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきますようよろしくお願いをいたします。
次に、大きな御質問の3つ目の「子育て支援の充実は」の「子ども家庭総合支援拠点などの子育て部署の設置が必要ではないか」について、お答えをいたします。
平成31年3月定例会の一般質問でもお答えしましたとおり、町といたしましても、安心して子育てでき、切れ目のない支援が受けられる体制を整えるため、将来的に、組織改編も視野に入れ、引き続き検討してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いを申し上げます。
残余につきましては、教育長から答弁をいたさせますのでよろしくお願いいたします。
○議長(寺本清春君) 稲垣教育長。
○教育長(稲垣良夫君) 大きな御質問の2つ目「学校におけるいじめ問題など情報の共有はどのように行っているのか」につきまして、お答えいたします。
まず、学校と学校教育課の情報の共有につきまして、御説明いたします。
いじめにつきましては、本人や保護者、友達からの訴えやアンケート調査などから発見される場合が多いのですが、教職員には「ささいな悪ふざけ」に見える言動の裏に隠れるいじめを見逃さないよう注意深く子どもを見守り、いじめの疑いがあれば、その時点で報告を上げるよう要請をしております。重大案件となりそうなケースにつきましては、その都度、報告を求めており、その後の経過を詳しく聞き取り、対応について指導主事から学校へ指示をしております。
また、毎月の教育委員会や校園長会の中でも、いじめや虐待などの情報の共有を図っております。
次に、役場内での情報の共有についてでございますが、月に一度、福祉課、健康推進課、学校教育課それぞれの担当が集まり、情報の共有を図っており、さらに、児童虐待の事案に関しましては、川越町要保護児童対策等地域協議会にて、関係機関とも協力・連携いたしております。
最後に、各学校内における職員同士の情報共有でございますが、いじめ・虐待等の案件を一人で抱え込むことのないよう、校内組織の構築を図っております。教頭や生徒指導担当が中心となり、指導方法や保護者対応について一緒に考えたり、複数で家庭訪問に出かけたりすることにより、常に学年で情報共有することで、複数の目で見守り、複数で声かけをする。そのことにより、該当児童生徒の支援を行っておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 松岡正敬君。
○6番(松岡正敬君) ありがとうございます。
それと、今回は9月1日が日曜日でしたので、9月2日になると思いますが、夏休み明けの9月1日に自殺者が多いということで、年間で一番この時期が多いということで、それまでの学校の対応というのは、どのようにされたかをお聞かせください。
○議長(寺本清春君) 山内
学校教育課長。
○
学校教育課長(山内雅喜君) 松岡議員の再質問にお答えいたします。
議員のおっしゃられたとおり、長期休業が終わりに近づき、いじめや学力不振、人間関係の不安などから登校が心の負担となり、自殺を考える子どもが増える危険性がございます。
当町でも、学校生活に不安を持つ弱い立場の子に対して、夏休みの間も定期的に連絡をとるなどして、関係を閉ざさないよう各学校に依頼をしております。また、8月22日に開催されました校園長会において、再度、家庭訪問等により、子どもの不安の解消や、安心して登校できるような手だての構築について、対応をお願いしたところでございます。
自殺を考える人のほとんどが、自殺する前に何らかのSOSを発すると言われております。直接的に友達や学校の悩みを話さなくとも、何らかの相談をかけることで「HELPサイン」に気づいてもらいたいと思っているそうです。相談相手は、学校だけとは限りません。多くの方が、子どものサインを見逃さず、親身に話を聞いていただくことが、子どもの自殺を防ぐことにつながると考えておりますので、よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) 松岡正敬君。
○6番(松岡正敬君) ありがとうございます。
自殺防止に対して、SOSの出し方教育や、そういう相談体制を充実していただいて、誰も自殺に追い込まれないような社会にしていっていただきたいと思います。
以上で、一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(寺本清春君) これにて松岡正敬君の質問を終わります。
これをもって、一般質問を終了いたします。
◎日程第8 議案第39号
教育委員会委員の任命について
○議長(寺本清春君) 日程第8、議案第39号、
教育委員会委員の任命についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第39号、
教育委員会委員の任命について、提案説明を申し上げます。
現在、
教育委員会委員の布田めぐみさんは、平成27年10月に就任されて以来、この9月まで1期4年の間、御活躍をいただいておりますが、任期満了により退任をされることとなりました。
この後任といたしまして、
教育委員会委員には、嶋 直子さんを任命したいと存じます。
嶋さんは、川越南小学校PTAの副会長兼家庭教育部長として、また文化教養部員として学校における保護者活動の中心的な役割を担われているとともに、学校行事にも積極的に参加をされております。
また、人格が高潔で、教育に対する識見も深く、
教育委員会委員として適任であると考えますので、任命いたしたく御提案を申し上げます。
なお、任期は令和5年9月30日までの4年となります。
何とぞよろしく、御同意賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第39号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
反対討論なしと認めます。
次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第39号、
教育委員会委員の任命についての件は、これに同意することに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第39号、
教育委員会委員の任命についての件は、これに同意することに決しました。
◎日程第9 議案第40号
人権擁護委員の推薦について
○議長(寺本清春君) 日程第9、議案第40号、
人権擁護委員の推薦についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第40号、
人権擁護委員の推薦について、提案説明を申し上げます。
寺本幸正委員、水越種夫委員及び中村英子委員が、令和元年12月31日をもって3年の任期満了となりますので、寺本委員におかれましては引き続き推薦いたしたく、また、水越委員、中村委員におかれましては退任されますことから、新たに南福崎地区の林崎淳英さんと豊田地区の小西弘美さんを推薦いたしたく、提案を申し上げます。
寺本委員は、
人権擁護委員として経験、知識が豊富であり、また、林崎さん、小西さんにおかれましては、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解があり活発な活動が期待できる適任者であります。
何とぞどうかよろしく御同意賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
本来であれば、質疑に入るところになりますが、本案については、意見を聞くことになっております。
御意見はございませんか。
意見もないようですので、これをもって終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第40号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第40号については、委員会の付託を省略することに決しました。
ただいま議題となっております議案第40号、
人権擁護委員の推薦についての件は、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第40号、
人権擁護委員の推薦についての件は、これに同意することに決しました。
◎日程第10 議案第41号
工事請負契約の締結について
○議長(寺本清春君) 日程第10、議案第41号、
工事請負契約の締結についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第41号、
工事請負契約の締結について、提案説明申し上げます。
本案は、防災行政無線屋外子局デジタル化工事の
工事請負契約の締結であります。
本工事は、電波法の改正に伴い、令和4年11月30日までに、新スプリアス規格に対応した防災行政無線屋外子局の整備を行うものであります。
内容といたしましては、アナログの防災行政無線屋外子局28局について、デジタル化を行うものであります。また、耐周年数や点検結果を考慮しまして、平成8年以前に設置した子局においては、新たに柱を新設し、機器を設置するものであります。
なお、契約金額は、124,476千円で、パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社中部社と契約いたしたく、提案いたします。
以上、概要を御説明をいたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
伊藤勝也君。
○9番(伊藤勝也君) ちょっとつまらぬことをお伺いするんですけど、本来であれば、一般競争入札であるべきだと私は思うんですけど、随意契約に至った理由だけちょっと教えていただけませんでしょうか。
○議長(寺本清春君) 寺本企画情報課長。
○企画情報課長(寺本幹男君) 伊藤議員の質問にお答えします。
随意契約になった理由といたしましては、現行の防災行政無線の設備が、今度契約相手方になりますパナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社中部社にて整備されておりまして、親宅はそのままで、子局だけを更新するということになります。
それで、親宅から発信する電波につきましは、そこのメーカーしか取り扱いできませんので、随意契約というふうにさせていただきました。
以上です。
○議長(寺本清春君) ほかに質疑はありませんか。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第41号につきましては、会議規則第39条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第41号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
反対討論なしと認めます。
次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、議案第41号、
工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(寺本清春君) 起立多数であります。
よって、議案第41号、
工事請負契約の締結についての件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第11 議案第42号 動産の取得について
○議長(寺本清春君) 日程第11、議案第42号、動産の取得についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第42号、動産の取得について、提案説明申し上げます。
本案は、電波法の改正に伴い、令和4年11月30日までに、新スプリアス規格に対応した防災行政無線の整備を行う必要があり、消防団との連携に不可欠である移動系無線のデジタル化を行うものでございます。
内容といたしましては、基地局設備と車載型無線装置等合わせて42台の整備等でございます。
なお、契約金額は17,468千円で、株式会社JVCケンウッド・公共産業システム中部支店と契約いたしたく、提案をいたします。
以上、概要を御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
伊藤勝也君。
○9番(伊藤勝也君) ちょっと入札結果の調書をいただいておるんですけど、入札の予定価格が24,730千円で、入札額が税抜きで15,880千円と、入札に関する最大と最小の差が非常に激しくて、一番いわゆる最大が29,900千円の入札で、これは入札漏れ、入札外れという形で、一番安い15,880千円、これだけの大きな差がある場合、私は安ければいいものなのか、品質的な問題もちょっと心配はしておるわけなんですけど、その辺のとこは、内容的にどういう形でこういう経路で、この金額に決まったのか、ちょっと御説明願いたいと思いますけど、よろしいですか。
○議長(寺本清春君) 吉野防災担当監。
○防災担当監(吉野 昭君) まず、大丈夫かというほうの御質問なんですけども、町が導入しようとしております今回の防災行政無線、移動系の無線機器につきましては、まず、町が導入したい性能等を決めまして、それに基づきまして仕様を定めております。
その仕様に基づきまして、入札を入れてもらっておりますので、それ以下のものが入るということは、基本的にありませんし、入れば、うちとしてはそれを納入させることはありませんので、性能以上のものが基本的には入ると考えて、町が求めている機能、それを持っている無線機が入るものと、まずは考えておりますので、安いから変なものが入るということはないと、まず考えております。
あと、価格のほうなんですけども、基本的には、予定価格を定めておりまして、そこからの価格の落札率が低くなったというのは、基本的には、指名競争者間の価格競争、こちらが働いて、落札率が低くなったものとして考えております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) ほかに質疑はありませんか。
伊藤勝也君。
○9番(伊藤勝也君) つながることをお伺いするんです。これのいわゆる保証期間、それからアフターの関係はどういう形で契約されるのか、ちょっと教えていただきたいですけど。
○議長(寺本清春君) 吉野防災担当監。
○防災担当監(吉野 昭君) 保証期間のほうにつきましても、この入札の仕様書のほうに定めておりまして、基本的には、1年間は機器の保証を、まずは普通の電化製品と一緒の1年間という形で保証はつけております。
その後、有事の際のことを考えまして、保守の委託を結んでいるのと、年2回実質の機器を使っての点検、そういったのもしていく予定として考えております。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) 伊藤勝也君。
○9番(伊藤勝也君) この機器の対応年数というのは、どのぐらいで設定されて見えるんですか。
○議長(寺本清春君) 吉野防災担当監。
○防災担当監(吉野 昭君) 対応年数、大体10年から15年というふうには聞いているんですけども、実際、前使っている機器につきましても、特に携帯のほうにつきましては、16年ぐらい使っております。
今回の無線機になってきますと、部品が製造がされなくなってくると。その機器についてのメーカーが部品も作らなくなってきていますので、そういったものも含めまして、更新の際は、検討した形になるかと思います。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) ほかに質疑はありませんか。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第42号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第42号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
反対討論なしと認めます。
次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより議案第42号、動産の取得についての件を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(寺本清春君) 起立多数であります。
よって議案第42号、動産の取得についての件は、原案のとおり可決されました。
◎日程第12 議案第43号 令和元年度川越町
一般会計補正予算(第2号)
○議長(寺本清春君) 日程第12、議案第43号、令和元年度川越町
一般会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第43号、令和元年度川越町
一般会計補正予算(第2号)について、提案説明を申し上げます。
本案は、既定の歳入歳出予算に56,638千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,736,008千円とするものであります。
まず、歳出における主な内容といたしまして、民生費において、本年10月1日から、幼児教育・保育の無償化を実施することにより必要となる、システム改修費等の事務費並びに障害者等就労環境整備事業に係る調査委託費等を増額計上いたしました。
消防費において、津波避難タワー建設に係る用地取得に関する費用を増額計上いたしました。
教育費においては、民生費と同様、幼児教育・保育の無償化に伴い、必要となる事務費及び三重県から委託され実施する、子ども支援ネットワーク・アクション事業に係る費用等を増額計上いたしました。
歳入につきましては、歳出に関連する財源である地方特例交付金、国・県支出金及び諸収入をそれぞれ補正計上し、繰越金にて収支の均衡を図りました。
以上、概要を御説明をいたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第43号、令和元年度川越町
一般会計補正予算(第2号)の件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
◎日程第13 議案第44号 平成30年度川越町
一般会計歳入歳出決算認定について
○議長(寺本清春君) 日程第13、議案第44号、平成30年度度川越町
一般会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第44号、平成30年度川越町
一般会計歳入歳出決算認定について、提案説明を申し上げます。
平成30年度川越町一般会計における決算は、歳入総額が7,046,815千538円で、前年度に比べ7.0%の増となり、歳出総額が6,710,058千153円で、前年度に比べ9.2%の増であります。
実質収支額は、336,757千385円で前年度より23.8%、105,328千215円の減となりました。
平成30年度の主な事業につきまして、目的別に申し上げます。
総務費関係では、町民の利便性の向上のため、コンビニエンスストアで住民票等諸証明書の交付や町税等の納付が行えるサービス事業を行いました。また、町民への情報発信の手段として、緊急情報やイベント情報等をメールで配信する
行政情報メール配信事業のほか、さらなる安心で安全なまちづくりに向け、防犯灯のLED化や空き家対策、防災行政無線屋外子局デジタル化事業に取り組みました。
民生費関係では、保育所及び児童館の安全対策を強化をするため、防犯カメラ等の設置や幼児用ライフジャケットを整備し、引き続き、障がい者支援事業、そして子育て支援事業の充実を図るため、医療費助成や児童館運営事業を実施をいたしました。また、町民の移動手段を確保のため、ふれあいバスの車両の更新も行いました。
衛生費関係では、総合センターの外壁やトイレの改修工事を初め、母子ともに健やかに暮らしていけるよう、妊婦期から一貫して支援を行う母子保健事業のほか、引き続き、がん検診・予防接種等の健康予防事業を行いました。
また、ごみ対策として、一般ごみ集積場の整備等を実施をいたしました。
農林水産業費関係といたしましては、農業費において、ふれあい広場改修工事を行い、また、災害時における境界復元の向上化、境界紛争の防止、課税の適正化を目的とした地籍調査事業を引き続き、亀尾・亀崎地区で実施をいたしました。みえ森と緑の県民税市町交付金を利用して、中部保育所の園庭芝生化等の事業も実施しました。
商工費関係では、引き続き、中小企業融資制度に係る保証料の補給や朝明商工会へ運営補助を行いました。
土木費関係では、道路橋りょう費において、道路や側溝等の改良整備及び朝明川の樹木や堆積土砂の撤去を実施をいたしました。また、大阪北部地震によるブロック塀倒壊事故を受けて、ブロック塀等除却事業を行いました。
都市計画費におきましては、子どもたちが安心・安全して公園遊具を利用できるように、児童公園の遊具の点検や修繕工事を実施をいたしました。また、川越富洲原駅の自由通路や東西駅前広場の適切な維持管理にも努めました。
消防費関係としまして、住民の生命及び財産を守るため、四日市市へ消防事務を委託をいたしております。また、災害に強いまちづくりを進めるため、非常用物資等備蓄資機材の充実を図り、津波からの避難場所を兼ね備えた豊田水防倉庫を建設をいたしました。
教育費関係では、小学校の教育環境の改善を図るため、北・南両小学校に空調設備を設置し、北小学校の放送設備を改修するとともに、引き続き、次世代を担う子どもたちに対して、夢の創造事業を初め、豊かな心を育成する事業を実施をいたしました。
社会教育費につきましては、総合センターの外壁を改修し、引き続き、あいあいホールでの自主公演事業や生涯学習事業を行いました。
諸支出金では、水道事業における水道の安定した供給に資するため、水道事業会計へ補助を行い、公共施設建設基金を初め、10の基金に、将来の財政運営を考慮し、基金から生じる利子等の積み立てを行いました。
以上、主なものを申し上げましたが、いずれも町民の皆様の福祉向上に資することを目的に、それぞれの施策を展開してまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
以上でございます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第44号、平成30年度川越町
一般会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第44号については、決算特別委員会に付託することに決しました。
◎日程第14 議案第45号 平成30年度川越町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認
定について
○議長(寺本清春君) 日程第14、議案第45号、平成30年度川越町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第45号、平成30年度川越町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、提案説明申し上げます。
まず初めに、事業勘定における決算は、歳入総額が、1,224,705千110円で、前年度に比べ13.7%の減、歳出総額は、1,207,329千250円で、前年度に比べ11.9%の減であります。
実質収支額は、17,375千860円となり、前年度より31,676千696円の減となりました。
歳入の主なものは、収入全体の68.8%にあたる県支出金が842,492千781円で最も多く、次に多いのが、19.9%の国民健康保険税で、244,135千105円であります。以下、繰入金、繰越金、諸収入の順となっております。
次に、歳出の主なものは、支出全体の67%にあたる保険給付費が808,413千183円であります。
以下、事業費納付金、保健事業費、総務費の順となっております。
次に、診療施設勘定における決算は、歳入総額が、157,175千786円で、前年度に比べ1.2%の減、歳出総額は、154,219千357円で、前年度に比べ4.7%の増であります。
実質収支額は、2,956千429円となり、前年度より8,737千602円の減となりました。
歳入の主なものは、収入全体の73.1%にあたる診療収入が114,874千330円で最も多く、次に多いのが、19%の繰入金で、29,941千189円であります。以下、繰越金、使用料及び手数料、財産収入、諸収入の順となっております。
次に、歳出の主なものは、支出全体の66.5%にあたる総務費が102,580千358円であります。以下、医業費、公債費、諸支出金の順となっております。
以上、概要を御説明をいたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第45号、平成30年度川越町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第45号については、決算特別委員会に付託することに決しました。
◎日程第15 議案第46号 平成30年度川越町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定に
ついて
○議長(寺本清春君) 日程第15、議案第46号、平成30年度川越町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第46号、平成30年度川越町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、提案説明を申し上げます。
歳入総額は、847,595千813円で、前年度に比べ1.5%の増、歳出総額は、823,003千112円で、前年度に比べ4.4%の増であります。
実質収支額は、24,592千701円となり、前年度より、22,082千446円の減となりました。
歳入の主なものは、収入全体の23.4%にあたる保険料が198,460千326円で最も多く、次に多いのが、21.4%の支払基金交付金で、181,348千円であります。以下、国庫支出金、繰入金、県支出金の順となっております。
次に、歳出の主なものは、支出全体の80.3%にあたる保険給付費が660,551千445円であります。以下、地域支援事業費、基金積立金の順となっております。
以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議をお願い申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第46号、平成30年度川越町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第46号については、決算特別委員会に付託することに決しました。
◎日程第16 議案第47号 平成30年度川越町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算
認定について
○議長(寺本清春君) 日程第16、議案第47号、平成30年度川越町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第47号、平成30年度川越町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、提案説明を申し上げます。
歳入総額は、165,785千631円で、前年度に比べ11.3%の増、歳出総額は、162,104千317円で、前年度に比べ11.5%の増であります。
実質収支額は、3,681千314円で、前年度より、76千261円の増となりました。
歳入は、収入全体の75.5%にあたる後期高齢者医療保険料が125,208千315円で最も多く、次に多いのが、21.3%の繰入金で、35,278千428円であります。以下、繰越金、国庫支出金、諸収入、使用料及び手数料の順となっております。
次に、歳出は、支出全体の97.3%にあたる後期高齢者広域連合納付金が157,680千円であります。以下、総務費、諸支出金の順となっております。
以上、概要を御説明をいたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第47号、平成30年度川越町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第47号については、決算特別委員会に付託することに決しました。
◎日程第17 議案第48号 平成30年度川越町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算
認定について
○議長(寺本清春君) 日程第17、議案第48号、平成30年度川越町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第48号、平成30年度川越町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、提案説明申し上げます。
平成30年度の川越町公共下水道事業特別会計における決算は、歳入総額が1,300,897千910円で、前年度に比べ12.4%の減、歳出総額が1,285,072千690円で、前年度に比べ11.3%の減であります。
実質収支額は、15,825千220円となり、前年度より20,329千216円の減となりました。
歳入の主なものは、収入全体の49.5%にあたる一般会計からの繰入金が643,823千円で最も多く、次に、17.4%の町債で、226,600千円であります。以下、国庫支出金、使用料及び手数料、諸収入、繰越金の順となっております。
歳出では、事業費が734,676千407円、公債費が550,396千283円となりました。
事業費の主な内容は、浸水対策事業として当新田雨水幹線整備工事や川越排水機場調整池拡張工事に係る事業委託を実施をいたしました。また、下水道施設の維持管理に努めました。
以上、概要を御説明をいたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第48号、平成30年度川越町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第48号については、決算特別委員会に付託することに決しました。
◎日程第18 議案第49号 平成30年度川越町
水道事業会計決算認定について
○議長(寺本清春君) 日程第18、議案第49号、平成30年度川越町
水道事業会計決算認定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第49号、平成30年度川越町
水道事業会計決算認定について、提案説明申し上げます。
決算報告書につきましては、収益的収入の決算額が359,238千72円で、主に給水収益等の実績によるものであります。前年度に比べ0.5%、1,759千621円の減となりましたが、主な要因といたしましては、給水収益等の実績によるものであります。
収益的支出の決算額は、363,052千274円で、主に受水費等の実績によるものであります。前年度に比べ2.4%、8,471千258円の増となりましたが、主な要因としては、受託工事費等の実績によるものであります。
また、資本的収入の決算額は、35,618千400円で、前年度に比べ193.3%、23,473千422円の増となりました。これは主に、他会計補助金等の実績によるものであります。
資本的支出の決算額は、95,440千320円で、前年度に比べ29.2%、39,373千440円の減となりました。これは主に、工事請負費等に係る契約実績等によるものであります。
資本的収入額が資本的支出額に不足する額59,821千920円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,246千200円並びに過年度分損益勘定留保資金55,575千720円にて補てんをいたしました。
次に、損益計算書につきましては、収益が337,264千2円、費用が345,534千30円、当年度純損失が8,270千28円となりました。
次に、剰余金計算書につきまして、資本金が632,781千59円、資本剰余金の合計が402,031千139円、利益剰余金では、当年度未処分利益剰余金が13,697千65円となりました。
次に、剰余金処分計算書につきましては、当年度未処分利益剰余金について、純損失となりましたので積み立てを行わず、13,697千65円を翌年度へ繰り越しをいたしました。
次に、貸借対照表につきましては、資産合計1,891,122千12円、負債合計788,712千749円及び資本合計1,102,409千263円となりました。
以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第49号、平成30年度川越町
水道事業会計決算認定についての件は、決算特別委員会に付託いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第49号については、決算特別委員会に付託することに決しました。
◎日程第19 議案第50号 川越町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について
○議長(寺本清春君) 日程第19、議案第50号、川越町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第50号、川越町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正について、提案説明申し上げます。
本案は、女性活躍推進の観点から、申請をした方の住民票に旧氏を併記するため、住民基本台帳法施行令の一部が改正され公布されたことに伴い、令和元年11月5日から住民票に旧氏を併記した方の印鑑登録証明書についても、旧氏を現在の氏と併記するため、本条例の一部を改正するものであります。
以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第50号、川越町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部改正についての件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、総務建設常任委員会に付託いたします。
◎日程第20 議案第51号 川越町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例
の制定について
○議長(寺本清春君) 日程第20、議案第51号、川越町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第51号、川越町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、提案説明を申し上げます。
現在、臨時・非常勤職員につきましては、教育や子育てなどさまざまな分野で活躍され、当町の行政運営においても重要な担い手となっています。
このような中、臨時・非常勤職員の適正な任用・勤務条件を確保することを目的として、地方自治法及び
地方公務員法の一部が改正され、令和2年4月1日から
会計年度任用職員制度が創設されることとなりました。
このことから、当町における
会計年度任用職員制度の施行に当たり、給与その他の給付に関する規定を整備することが必要であることから、本条例を新たに制定するものであります。
以上、概要を御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第51号、川越町
会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についての件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、総務建設常任委員会に付託いたします。
◎日程第21 議案第52号
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律等の施
行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
○議長(寺本清春君) 日程第21、議案第52号、
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第52号、
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、提案説明を申し上げます。
地方公務員法及び地方自治法の一部が改正され、令和2年4月1日から
会計年度任用職員制度が施行されること及び成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、同法により
地方公務員法に定める欠格条項が削除されることに伴い、関係する条例について所要の改正を行うため、本条例を制定するものであります。
以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第52号、
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についての件は、お手元に配付してあります委員会付託審査表のとおり、総務建設常任委員会に付託いたします。
◎日程第22 議案第53号 災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
○議長(寺本清春君) 日程第22、議案第53号、災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第53号、災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、提案説明を申し上げます。
本案は、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部及び同法律施行令の一部が改正されたことに伴い、当該条例の一部を改正するものであります。
改正内容につきましては、災害援護資金の貸付を受けた者が、災害その他政令で定めるやむを得ない理由により償還金を支払うことが困難になったと認められるときには、支払いを猶予することを可能とし、また、破産手続開始の決定等を受けたときには、全部または一部の償還を免除することを可能とするとともに、償還を免除するか否かを判断するために、貸付を受けた者等の収入または資産状況について、町が調査を行うことを可能とするものであります。
以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第53号、災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についての件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、教育民生常任委員会に付託いたします。
◎日程第23 議案第54号 川越町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営
に関する基準を定める条例等の一部改正について
○議長(寺本清春君) 日程第23、議案第54号、川越町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第54号、川越町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正について、提案説明を申し上げます。
本案は、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律等が成立し、子どものための教育・保育給付の利用者負担上限額の無償化などが施行されることに伴い、関係条例の一部を改正するものであります。
改正内容につきましては、「川越町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例」においては、法令改正に伴う用語の整理、幼児教育・保育の無償化に伴う食事の提供に要する費用の取り扱いの変更、
特定地域型保育事業における連携施設の確保義務の一部緩和、その他所要の改正を行い、「川越町立保育所利用者負担額に関する条例」及び「川越町立幼稚園利用者負担額に関する条例」においては用語の整理等を行うものであります。
以上、概要を御説明をいたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第54号、川越町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例等の一部改正についての件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、教育民生常任委員会に付託いたします。
◎日程第24 議案第55号 川越町消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部
改正について
○議長(寺本清春君) 日程第24、議案第55号、川越町消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第55号、川越町消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正について、提案説明を申し上げます。
本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、この法において
地方公務員法の一部が改正されたことに伴い、当該条例の一部を改正するものであります。
主な改正内容といたしましては、成年被後見人等においては、消防団員となることができないとする規定を削除するものであります。
以上、概要を御説明をいたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第55号、川越町消防団員の定員、任免、服務等に関する条例の一部改正についての件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、総務建設常任委員会に付託いたします。
◎日程第25 議案第56号 川越町
水道事業給水条例の一部改正について
○議長(寺本清春君) 日程第25、議案第56号、川越町
水道事業給水条例の一部改正についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
城田町長。
○町長(城田政幸君) 議案第56号、川越町
水道事業給水条例の一部改正について、提案説明を申し上げます。
本案は、水道法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、当該条例の一部を改正するものであります。
改正内容につきましては、指定給水装置工事事業者の指定に係る更新制が導入されることに伴い、その更新に係る手数料についてこれを定めるための改正でございます。
以上、概要を御説明いたしましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
ただいま議題となっております議案第56号、川越町
水道事業給水条例の一部改正についての件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託審査表のとおり、総務建設常任委員会に付託いたします。
暫時休憩いたします。開始時間を午後2時35分といたします。
午後 2時19分 休憩
午後 2時37分 再開
○議長(寺本清春君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
◎日程第26 請願第1号
義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書
○議長(寺本清春君) 日程第26、請願第1号、
義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書の件を議題といたします。
紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 請願第1号、令和元年8月16日。紹介議員、片山庄平。
義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書。令和元年9月3日。請願者、三重県三重郡PTA連絡協議会会長、滝 あや、三重県三重郡小中学校長会会長、川村武弘、三重県教職員組合三泗支部支部長、西尾雅紀、川越町議会議長、寺本清春様。
趣旨。
義務教育費国庫負担制度が充実され、国の責務として必要な財源が確保されるよう採択いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。
理由。
義務教育費国庫負担制度は、憲法の要請に基づく義務教育の根幹である無償性、教育の機会均等を保障し、教育水準の維持向上を図るため、国が責任を持って必要な財源を措置するとの趣旨で確立された制度です。
義務教育費の成否は、教職員の確保、適正配置、資質向上及び教育環境整備等、諸条件の水準保障に負うところが大きく、そのために必要な財源を安定的に確保することが不可欠です。
1985年に、国庫負担の対象外となった教材費等は、一般財源としての措置のままであり、このことは、教育環境整備に係るさまざまな面で、都道府県間での大きな格差を生じさせている一つの要因になっていると考えられます。
例えば、文科省が行った学校における教育の情報化の実態等に関する調査によると、学校におけるICT環境整備状況の都道府県格差は、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数で1.8から7.9人、普通教室の無線LAN整備率で9.9から68.8%とかなりの格差があります。学習指導要領改訂により、来年度からプログラミング教育、小学校中学年から外国語教育が実施されるに当たり、教育用コンピュータ機器端末の整備は、急務かつ国として責務であり、一定の水準を等しく担保しながら進められるべきです。
ICT環境整備に関わらず、これまでの教育環境整備に係るさまざまな整備計画の進捗とその結果を見るに当たり、義務教育の水準が安定的に確保されるためには、一般財源ではなく、国庫負担金による財源確保の対象の拡大、さらには、その増額が極めて重要です。
地方分権の時代において、各自治体の裁量は増大しています。それぞれの地方の特色を生かした教育施策が行われることは、大切ですが、その根本を支える制度や、予算措置については、国の積極的な関与が引き続き重要です。
また、そのことが川越町及び全国の教育の発展と全ての子どもたちの幸せにつながるものと考えます。未来を担う子どもたちの豊かな学びを保障することは、社会の基盤づくりにとって、極めて重要なことです。
義務教育については、国が責任を果たすとの理念に立ち、教育に地域間格差が生じないよう、必要な財源を確保する
義務教育費国庫負担制度の存続はもとより、制度のさらなる充実が求められます。
以上のような理由から、
義務教育費国庫負担制度の充実を強く切望するものです。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これにて趣旨説明を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております請願第1号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第1号については、委員会の付託を省略することに決しました。
紹介議員に対して、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
反対討論なしと認めます。
次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより請願第1号、
義務教育費国庫負担制度の充実を求める請願書の件を採決いたします。
請願第1号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(寺本清春君) 起立多数であります。
よって請願第1号は、採択することに決しました。
事務局職員は意見書案を配付してください。
(意見書案配付)
◎追加日程第1 意見書第1号 義務教育国庫負担制度の充実を求める意見書の提出につ
いて
○議長(寺本清春君) この際、申し上げます。
ただいま請願第1号が採択されましたことにより、追加日程第1、意見書第1号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 意見書第1号、
義務教育費国庫負担制度の充実を求める意見書の提出について。
地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出いたします。令和元年9月3日提出。提出者、川越町議会議員、片山庄平。
賛成者、川越町議会議員、早川茂樹、寺本由美、伊藤勝也、安藤邦晃、山下裕矢。
川越町議会議長、寺本清春様。
義務教育費国庫負担制度の充実を求める意見書。
内容は先ほどと同じですので、省略させていただきます。
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。令和元年9月3日、川越町議会議長、寺本清春。
提出先。衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、総務大臣様、財務大臣様、文部科学大臣様。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
この意見書第1号につきましては、ただいま採択されました請願第1号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、質疑、討論を省略することに決しました。
これより意見書第1号について採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、意見書第1号については、原案のとおり可決されました。
◎日程第27 請願第2号
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求める請
願書
○議長(寺本清春君) 日程第27、請願第2号、
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求める請願書の件を議題といたします。
紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 請願第2号、令和元年8月16日。紹介議員、片山庄平。
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求める請願書。令和元年9月3日。
請願者、三重県三重郡PTA連絡協議会会長、滝 あや、三重県三重郡小中学校長会会長、川村武弘、三重県教職員組合三泗支部支部長、西尾雅紀、川越町議会議長、寺本清春様。
趣旨。子どもたちの豊かな学びの保障に向け、
教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算の拡充を行うよう採択いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。
理由。子どもたちの姿を出発点とした主体的で協働的な豊かな学びを実現するためには、教職員定数の改善が最も重要な環境整備の1つだと考えます。
学級編成について、国際的に比較すると、日本の1クラス当たりの児童生徒数は小学校27人、中学校32人、経済協力開発機構(OECD)加盟国1クラス当たりの児童生徒数は、小学校21人、中学校23人と大きく上回っています。三重県でも、小学校25.1人、中学校30.2人と、やはりOECD加盟国平均を大きく上回っています。
教職員が、心身ともにゆとりをもって、目の前の子どもたちと向き合い、日々の教育活動をつくり出していくことは、子どもたちの豊かな学びの保障につながる基盤となるものであり、そのためにも、
教職員定数改善計画の策定と実施が強く望まれるものです。
また、日本の教育機関に対する公財政支出は、対GDP比約4.1%で、OECD加盟国平均の5.0%にいまだに及んでいません。教育基本法により定められている第3期教育振興基本計画の中で、政府は「OECD諸国など諸外国における公財政支出など、教育投資の状況を参考とし、必要な予算を財源措置し、真に必要な教育投資の確保が必要」としています。
公財政として措置される教育の予算を拡充し、教育条件整備を進めていくことが、山積する教育課題の解決へとつながり、そして、それらは子どもたち一人ひとりの豊かな学びを保障することにつながっていくと考えます。
以上のような理由から、
教職員定数改善計画の策定・実施と教育予算の拡充を強く切望するものです。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これにて趣旨の説明を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております請願第2号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第2号については、委員会の付託を省略することに決しました。
紹介議員に対して、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
反対討論なしと認めます。
次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより請願第2号、
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求める請願書の件を採決いたします。
請願第2号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(寺本清春君) 起立多数であります。
よって請願第2号は、採択することに決しました。
事務局職員は意見書案を配付してください。
(意見書案配付)
◎追加日程第2 意見書第2号
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求め
る意見書の提出について
○議長(寺本清春君) この際、申し上げます。
ただいま請願第2号が採択されましたことにより、追加日程第2、意見書第2号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 意見書第2号、
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求める意見書の提出について。
地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出します。令和元年9月3日提出。提出者、川越町議会議員、片山庄平。
賛成者、川越町議会議員、早川茂樹、寺本由美、伊藤勝也、安藤邦晃、山下裕矢。
川越町議会議長、寺本清春様。
教職員定数改善計画の策定・実施と
教育予算拡充を求める意見書。
内容は先ほどと同じですので、省略させていただきます。
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。令和元年9月3日、川越町議会議長、寺本清春。
提出先。衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、財務大臣様、文部科学大臣様。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
この意見書第2号につきましては、ただいま採択されました請願第2号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、質疑、討論を省略することに決しました。
これより意見書第2号について採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、意見書第2号については、原案のとおり可決されました。
◎日程第28 請願第3号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡
充を求める請願書
○議長(寺本清春君) 日程第28、請願第3号、子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書の件を議題といたします。
紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 請願第3号、令和元年8月16日。紹介議員、片山庄平。
子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書。令和元年9月3日。
請願者、三重県三重郡PTA連絡協議会会長、滝 あや、三重県三重郡小中学校長会会長、川村武弘、三重県教職員組合三泗支部支部長、西尾雅紀、川越町議会議長、寺本清春様。
趣旨。子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度が拡充するよう採択いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。
理由。学校には、さまざまな生活の背景から課題を抱えた子どもたちが通っています。厚労省の国民生活基礎調査によると、子どもの貧困率は13.9%、およそ子ども7人に1人の割合で、貧困状態にあるとされています。また、大人が1人の世帯の相対的貧困率は、50.8%と、大人が2人以上いる世帯の10.7%より、著しく厳しい経済状況に置かれています。
貧困の連鎖を断ち切るための教育に係る公的な支援は、極めて重要であると考えます。学校をプラットホームとした子どもたちに対して、教育相談などを充実させる取り組みや、学校だけでは解決が困難な事案について、関係機関と連携した支援を行うなどの取り組みが、今以上に進められていく必要があります。
また、日本の高等教育の授業料は、国際的な比較において、最も高い水準の国の1つであるとされており、大学等の高等教育段階での総教育支出においても68%が私費負担で賄われ、経済協力開発機構の平均の30%を大きく上回っています。希望する全ての生徒が、安心して教育を受けられるためには、就学・修学保障制度の拡充が必要です。
高等学校等就学支援金制度において、三重県教育委員会が出した「令和2年度国への提言・提案」にもあるように、標準的な修業年限を超過した場合であっても、就学支援金の対象とし、経済的負担の軽減を図る等、制度のさらなる緩和・拡充を求めていかなければなりません。
貧困の連鎖を断ち切り、経済格差を教育格差に結びつけないために、就学・修学支援に関わる制度・施策の、より一層の充実が求められています。
以上のような理由から、全ての子どもたちの学ぶ機会を保障するため、子どもの貧困対策の推進と就学・修学保障制度の拡充を強く切望するものです。どうぞよろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これにて趣旨説明を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております請願第3号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第3号については、委員会の付託を省略することに決しました。
紹介議員に対し、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
反対討論なしと認めます。
次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより請願第3号、子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める請願書の件を採決いたします。
請願第3号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(寺本清春君) 起立多数であります。
よって請願第3号は、採択することに決しました。
事務局職員は意見書案を配付してください。
(意見書案配付)
◎追加日程第3 意見書第3号 子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度
の拡充を求める意見書の提出について
○議長(寺本清春君) この際、申し上げます。
ただいま請願第3号が採択されましたことにより、追加日程第3、意見書第3号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 意見書第3号、子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書の提出について。
地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出します。令和元年9月3日提出。
提出者、川越町議会議員、片山庄平。
賛成者、川越町議会議員、早川茂樹、寺本由美、伊藤勝也、安藤邦晃、山下裕矢。
川越町議会議長、寺本清春様。
子どもの貧困対策の推進と就学・修学支援に関わる制度の拡充を求める意見書。
内容は先ほどと同じですので、省略させていただきます。
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。令和元年9月3日、川越町議会議長、寺本清春。
提出先。衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、総務大臣様、文部科学大臣様。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
この意見書第3号につきましては、ただいま採択された請願第3号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、質疑、討論を省略することに決しました。
これより意見書第3号について採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、意見書第3号については、原案のとおり可決されました。
◎日程第29 請願第4号 防災対策の充実を求める請願書
○議長(寺本清春君) 日程第29、請願第4号、防災対策の充実を求める請願書の件を議題といたします。
紹介議員に請願の趣旨の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 請願第4号、令和元年8月16日。紹介議員、片山庄平。
防災対策の充実を求める請願書。令和元年9月3日。
請願者、三重県三重郡PTA連絡協議会会長、滝 あや、三重県三重郡小中学校長会会長、川村武弘、三重県教職員組合三泗支部支部長、西尾雅紀、川越町議会議長、寺本清春様。
趣旨。子どもたちの安心・安全を確保するため、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を図るよう採択いただき、国の関係機関に意見書を提出いただくようお願い申し上げます。
理由。南海トラフ巨大地震被害想定にもあるように、東海地方が大きく被災した場合、三重県内の避難者数は地震発生翌日で約35万人から56万人に上り、1カ月後においても約10万人から20万人が避難所生活を続けることになると推計されています。
2011年の東日本大震災、2018年の西日本豪雨等、これまでの災害で、多くの学校が避難所となったように、県内でも9割以上の公立学校が避難所指定を受けており、有事の際には、地域の避難所となることが予想されます。
また、耐震・耐火性等の安全対策、避難者の生活を支えるトイレや発電設備、飲料水の確保等が求められ続けていますが、防災関係施設・設備の設置率は、屋内運動場多目的トイレ15.5%から61.1%、自家発電設備等9.3%から90.7%、貯水槽・プールの浄水装置等16.4%から98.7%等、まだまだ都道府県によって、ばらつきがあります。
既に公共施設の耐震化や、計画的な整備・修繕が行われていますが、非構造部材への対応や、学校・家庭・地域が連携して、災害から子どもを守るため、巨大地震等の災害を想定したさらなる防災対策の充実が必要です。
過去の災害に学び、最善の備えを整えていくという考えのもと、防災に関わる施設が、さらに充実されることを強く望むところです。
以上のような理由から、巨大地震等の災害を想定した防災対策の充実を進めることを強く切望するものです。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これにて趣旨の説明を終わります。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております請願第4号については、会議規則第92条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、請願第4号については、委員会の付託を省略することに決しました。
紹介議員に対して、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
反対討論なしと認めます。
次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより請願第4号、防災対策の充実を求める請願書の件を採決いたします。
請願第4号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(寺本清春君) 起立多数であります。
よって請願第4号は、採択することに決しました。
事務局職員は意見書案を配付してください。
(意見書案配付)
◎追加日程第4 意見書第4号 防災対策の充実を求める意見書の提出について
○議長(寺本清春君) この際、申し上げます。
ただいま請願第4号が採択されたことにより、追加日程第4、意見書第4号が提出されましたので、直ちに追加し、議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
片山庄平君。
○5番(片山庄平君) 意見書第4号、防災対策の充実を求める意見書の提出について。
地方自治法第99条及び川越町議会会議規則第14条の規定により提出します。令和元年9月3日提出。
提出者、川越町議会議員、片山庄平。
賛成者、川越町議会議員、早川茂樹、寺本由美、伊藤勝也、安藤邦晃、山下裕矢。
川越町議会議長、寺本清春様。
防災対策の充実を求める意見書。
内容は先ほどと同じですので、省略させていただきます。
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。令和元年9月3日、川越町議会議長、寺本清春。
提出先。衆議院議長様、参議院議長様、内閣総理大臣様、総務大臣様、文部科学大臣様。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(寺本清春君) これをもって提案理由の説明を終わります。
この意見書第4号につきましては、ただいま採択されました請願第4号の趣旨と同等でありますので、質疑、討論を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、質疑、討論を省略することに決しました。
これより意見書第4号について採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(寺本清春君) 御異議なしと認めます。
よって、意見書第4号については、原案のとおり可決されました。
この際、申し上げます。
9月17日の会議は、議事の都合により、特に午後1時30分に繰り下げて開くことにします。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
大変御苦労さまでございました。
午後 3時17分 散会
会議の経過を記載して、その相違のないことを証するため、ここに署名する。
川越町議会議長
川越町議会議員
川越町議会議員...