○
福島忠夫議長 続いて、日程第4、市長提出議案を一括上程いたします。 事務局長に議案の朗読をいたさせます。 事務局長。 〔
事務局長朗読〕-----------------------------------
△市長提案理由の説明
○
福島忠夫議長 続いて、日程第5、市長から提案理由の説明を求めます。 石津市長。 〔
石津賢治市長登壇〕
◎石津賢治市長 おはようございます。 本日、ここに平成25年第4回
北本市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には御参会を賜り、御審議いただきますこと誠にありがとうございます。 本定例会に提出いたしました案件は、「行政財産の使用料に関する条例等の一部改正について」等の24議案及び報告2件です。 議案の主な内容につきまして、順次ご説明申し上げます。 はじめに、議案第89号、「行政財産の使用料に関する条例等の一部改正について」について申し上げます。 本案は、地方税法の一部改正に伴う北本市税条例の改正を踏まえ、延滞金の割合等の特例の変更等をするため、関係条例の一部を改正するものです。 次に、議案第90号、「北本市税条例等の一部改正について」について申し上げます。 本案は、地方税法の一部が改正されたことに伴い、本条例の一部を改正するものです。 主な改正内容については、公的年金の特別徴収において、納税義務者が賦課期日後に市外へ転出した場合でも、同年度内は特別徴収を継続できるようにするものです。 次に、議案第91号、「北本市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について」について申し上げます。 本案は、平成26年4月からの消費税率の引上げに伴い、し尿手数料を改定するため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第92号、「北本市
災害派遣手当等の支給に関する条例の一部改正について」について申し上げます。 本案は、大規模災害からの復興に関する法律の制定に伴い、規定の整備をするため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第93号、「北本市
学童保育室設置及び管理条例の一部改正について」について申し上げます。 本案は、小学校の休業日に係る保育室の利用時間を変更するため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第94号、「
北本市立児童館設置及び管理条例の制定について」について申し上げます。 本案は、児童に健全な遊びの場を与え、その健康を増進し、情操を豊かにすることを目的に児童館を設置するため、本条例を制定するものです。 次に、議案第95号、「北本市
地域子育て支援センター設置及び管理条例の制定について」について申し上げます。 本案は、乳幼児の健全な育成に資することを目的に
地域子育て支援センターを設置するため、本条例を制定するものです。 次に、議案第96号、「北本市
国民健康保険税条例の一部改正について」について申し上げます。 本案は、地方税法の一部が改正されたことに伴い、規定の整備をするため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第97号、「
北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正について」について申し上げます。 本案は、
久保土地区画整理事務所の移転に伴い、事務所の所在地が変更になるため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第98号、「北本市市営住宅設置及び管理条例の一部改正について」について申し上げます。 本案は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部改正に伴い、規定の整備をするため、本条例の一部を改正するものです。 次に、議案第99号、「北本市
公共下水道使用料条例の一部改正について」について申し上げます。 本案は、平成26年4月からの消費税率の引上げに伴い、規定の整備をするため、本条例の一部を改正するものです。また、地方税法の一部改正に伴う北本市税条例の改正を踏まえ、延滞金の割合等の特例を設けるものです。 次に、議案第100号、「文化センターに係る
指定管理者制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」について申し上げます。 本案は、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき、
文化センター中央公民館及び中央図書館に
指定管理者制度を導入することを目的に、関係条例の一部を改正するため、本条例を制定するものです。 次に、議案第101号、「
北本市立こども図書館設置及び管理条例の制定について」について申し上げます。 本案は、乳幼児及び児童の教養の向上に資することを目的に、
北本市立こども図書館を設置するため、本条例を制定するものです。 次に、議案第102号、「
彩北広域清掃組合(変更予定名称
鴻巣行田北本環境資源組合)への北本市の加入について」について申し上げます。 本案は、平成26年4月から名称が
鴻巣行田北本環境資源組合に変更される
彩北広域清掃組合に北本市が加入することについて、議会の議決を求めるものです。 次に、議案第103号、「公の施設の指定管理者の指定について」から議案第107号、「公の施設の指定管理者の指定について」は、関連がございますので一括して申し上げます。 この5議案のうち、第104号、第107号については新たに
指定管理者制度を導入することに伴い、また第103号、第105号、第106号については現在の指定管理者の指定期間が平成26年3月31日で終了することに伴い、それぞれ指定管理者を平成26年4月1日から平成29年3月31日までの間、指定するものです。 まず、議案第103号の内容について申し上げます。 本案は、北本市
障害児学童保育室の管理について特定非営利活動法人すきっぷを指定するものです。 続きまして、議案第104号の内容について申し上げます。 本案は、
中丸学童保育室ほか10室の北本市学童保育室の管理について特定非
営利活動法人北本学童保育の
会うさぎっ子クラブを指定するものです。 続きまして、議案第105号の内容について申し上げます。 本案は、北本総合公園ほか47か所の都市公園の管理について
株式会社矢口造園を指定するものです。 続きまして、議案第106号の内容について申し上げます。 本案は、北本市子供公園ほか33か所の都市公園の管理について北本・
西武パートナーズを指定するものです。 続きまして、議案第107号の内容について申し上げます。 本案は、北本市地区公民館等の管理について、北本市
コミュニティ協議会を指定するものです。 次に、議案第108号、「市道の路線の廃止について」について申し上げます。 本案は、道路法第10条第3項の規定により、市道の路線の廃止について議会の議決を求めるものです。 本案における市道6201号線につきましては、当該道路の隣接地権者からの買い取り申出に伴い、路線を廃止するものです。 次に、議案第109号、「平成25年度北本市
一般会計補正予算(第7号)」について申し上げます。 補正の第1条は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億1,608万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を207億8,271万1,000円とするものです。 この内容について歳出から申し上げます。 総務費の財産管理費につきましては、公用車に
ドライブレコーダーを設置するための経費を計上するものです。 民生費の
社会福祉総務費につきましては、
国民健康保険特別会計への繰出金を減額するものです。 障がい者福祉費につきましては、
障害者総合支援法の改正に伴う障害者福祉・
自立支援システムの改修に係る経費を計上するものです。また、平成24年度障害者医療費の確定により、国及び
県支出金返納金を増額するものです。 老人福祉費につきましては、特定非営利活動法人「もみの木」が不正に受給した
老人医療給付費について、国及び
県支出金返納金を増額するものです。
国民年金事務費につきましては、国民年金法の一部改正に伴う
国民年金システムの改修に係る経費を計上するものです。
児童福祉総務費につきましては、子ども・子育て支援新制度の施行に伴うシステムの改修に係る経費を計上するものです。また、こども医療費の増加による扶助費の増額及び埼玉県
放課後児童対策事業費の基準額の改定に伴い、その事業にかかる経費を増額するものです。さらに、
放課後等デイサービス事業所の増加による対象児童の増加に伴い給付費を増額するものです。 児童措置費につきましては、県による
保育士等処遇改善臨時特例事業の要綱が定められたことに伴い、補助金を計上するものです。また、平成24年度
保育対策等促進事業費補助金の確定により、
県支出金返納金を計上するものです。
生活保護総務費につきましては、平成24年度
セーフティネット補助金及び平成24年度
生活保護費負担金の確定により、国及び
県支出金返納金を増額するものです。 商工費の商工振興費につきましては、日本五大
桜サミット開催に係る経費を計上するものです。また、
石戸蒲ザクラ周辺整備事業の物件補償にかかる経費を増額するものです。 土木費の
道路新設改良費につきましては、
庁舎周辺道路整備にかかる経費を増額するものです。 消防費の消防施設費につきましては、消火栓等の交換等にかかる経費を増額するものです。 教育費の学校給食費につきましては、東中学校及び宮内中学校の
給食室建設工事にかかる経費を計上するものです。 職員人件費につきましては、職員の退職及び配置がえ等の人事異動により生じた所要額について補正整理を行うものです。 続きまして、歳入の主な内容について申し上げます。 分担金及び負担金の商工費負担金につきましては、日本五大
桜サミット参加自治体の負担金を計上するものです。 国庫支出金の
民生費国庫負担金につきましては、
障害児通所給付費の増加に伴い、国庫負担金を増額するものです。
教育費国庫補助金につきましては、東中学校及び宮内中学校の
給食室建設工事に伴い、
学校施設環境改善交付金を増額するものです。 民生費委託金につきましては、
国民年金システムの改修に伴い、
国民年金事務委託金を増額するものです。 県支出金の
民生費県負担金につきましては、
障害児通所給付費の増加に伴い、県負担金を増額するものです。 県支出金の
民生費県補助金につきましては、埼玉県
放課後児童対策事業費補助金の基準額改定及び埼玉県
保育士等処遇改善臨時特例事業の要綱の制定及び子ども・子育て支援新制度の施行に伴い県補助金を増額するものです。 繰入金の基金繰入金につきましては、補正予算の財源調整のため、
財政調整基金繰入金を増額するものです。 諸収入の過年度収入につきましては、平成24年度
障害者自立支援給付費の精算に伴う国及び県支出金の追加交付を計上するものです。 雑入につきましては、
後期高齢者医療給付費負担金の確定に伴い、返還金を計上するものです。 補正の第2条の繰越明許費につきましては、民生費の子ども・子育て支援新
制度電子システム構築事業ほか3件の年度内完了が困難になったことから、その経費を繰り越すものです。 補正の第3条の債務負担行為の補正につきましては、
文書保管委託業務ほか9件について所要の補正を行うものです。 補正の第4条の地方債の補正につきましては、
石戸蒲ザクラ周辺整備事業ほか2件について所要の補正を行うものです。 次に、議案第110号、「平成25年度北本市
公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。 補正の内容といたしましては、既定の歳出予算の総額を変えずに歳出の補正を行うものです。 繰越明許費につきましては、
公共下水道事業特別会計の事業費において、
公共下水道建設事業の年度内完了が困難になったことから、その経費を繰り越すものです。 次に、議案第111号、「平成25年度北本市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。 補正の内容といたしましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,759万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を81億9,182万5,000円とするものです。 この主な内容について歳出から申し上げます。 保険給付費につきましては、一般被保険者の
療養給付費負担金、
高額療養費負担金が予算額を上回ることが見込まれるため増額するものです。 保健事業費につきましては、
疾病予防事業経費の
人間ドック検診等補助金が予算額を上回ることが見込まれるため増額するものです。 続きまして、歳入の主な内容について申し上げます。
前期高齢者交付金につきましては、平成23年度分の精算金として追加交付されるため増額するものです。 次に、議案第112号、「平成25年度北本市
介護保険特別会計補正予算(第3号)」について申し上げます。 補正の内容といたしましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,832万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を36億6,451万円とするものです。 この補正の内容につきまして、歳出から申し上げます。 総務費の総務管理費につきましては、
介護基盤緊急整備事業補助金及び
介護施設開設準備経費助成事業補助金について計上するものです。 続きまして、歳入の内容について申し上げます。 県支出金につきましては、
介護基盤緊急整備事業補助金及び
介護施設開設準備経費助成事業補助金について計上するものです。 次に、報告第12号、「専決処分の報告について(和解をし、損害賠償の額を定めることについて)」について申し上げます。 本件は、平成25年7月5日午前10時15分ごろ、
北本市役所市民課において、発行が制限されていた相手方の戸籍の附票を第三者に発行し、相手方の住所が第三者に知れたものです。 この示談が成立し、専決処分事項について(昭和54年議決第63号)第1号及び第2号の規定に基づき、和解をし、損害賠償の額を定めることについて10月22日に専決処分を行いましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。 次に、報告第13号、「専決処分の報告について(和解をし、損害賠償の額を定めることについて)」について申し上げます。 本件は、平成25年10月4日午前9時40分ごろ、北本市古市場1丁目156番地北本市
体育センター駐輪場前において、相手方が歩行中に
インターロッキングにつまずいて転倒し、眉間を負傷するとともに装着していた眼鏡が破損したものです。 この示談が成立し、専決処分事項について(昭和54年議決第63号)第1号及び第2号の規定に基づき、和解をし、損害賠償の額を定めることについて10月30日に専決処分を行いましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。 以上をもちまして、本定例会に提出いたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重御審議を賜り、原案のとおり可決くださいますようお願い申し上げます。
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△市政概要報告
○
福島忠夫議長 続いて、日程第6、執行部より市政概要報告について発言を求められておりますので、これを許可いたします。 西岡副市長。 〔西岡利浩副市長登壇〕
◎西岡利浩副市長 平成25年度第3・四半期における市政の概要をご報告いたします。 初めに、
総合政策部関係についてご報告いたします。 新庁舎Ⅰ期工事の開庁について申し上げます。 平成24年11月から進めてまいりました庁舎Ⅰ期工事が平成25年10月に完成しました。これに伴い、旧第1・2庁舎の4部16課及び議会事務局が10月12日から14日の3日間で引っ越しを行い、
窓口システム等の業務も滞りなく行えることを確認し、10月15日に開庁することができました。 また、同日には議員各位、市民団体の代表者、
基本設計検討委員並びに工事関係者等多くの皆様をお招きし、オープニングセレモニーを開催いたしました。 今回のオープンにあわせて、市民サービスの充実を図るため、これまで市民課だけで実施していた土曜開庁業務を、税務課やこども課等6課に拡大し、11月2日より実施しております。 今後も新庁舎の全面開庁に向けて建築工事等に取り組むとともに、さらなる市民サービスの向上に努めてまいります。 続きまして、
セーフコミュニティ事業について申し上げます。 平成26年度中の認証取得を目指している
セーフコミュニティについては、10月7日、8日の2日間にわたり、海外より認証審査員を2名招聘し、「北本市
セーフコミュニティ事前審査」を実施しました。 審査員からは「体系立った報告でわかりやすかった」、「客観的なデータを活用して取組みの方向性等を設定されている点がよかった」等の講評をいただきました。また、「WHOが発信している効果のある取組みの情報を活用してはどうか」といったアドバイスもいただきましたので、これらを参考に今後も
セーフコミュニティ事業を推進してまいります。 次に、総務部関係についてご報告いたします。 平成25年度北本市
優秀建設工事等表彰について申し上げます。 11月26日、建設業者等の施工意欲並びに建設技術の向上、技術者の技術力の育成を図り、公共工事の品質確保を促進することを目的とし、適正な施工管理により、特に優秀な成績をもって工事等を完成させた建設業者等を表彰いたしました。 表彰初年度である本年度は、表彰対象事業を平成22年度から平成24年度に完成したものとし、建設工事13件と設計委託業務3件、延べ16業者を表彰いたしました。 今後も市発注工事等の品質確保に努めてまいります。 続きまして、市税等の口座振替の推進について申し上げます。 さらなる税収確保と収納率の向上のため、10月1日に納税課を新たに設置し、市民税の滞納の一掃に向けて取り組んでおります。 特に口座振替は滞納の未然防止の観点から最も効果的であることから、10月よりキャッシュカードを利用して口座振替が申請できる
口座振替受付サービスを開始し、広報きたもとでお知らせしたところです。 また、11月3日には、北本中学校で行われた「産業まつり」において納税課職員による「
口座振替キャンペーン」を実施し、来場者に
口座振替受付サービスをPRいたしました。 これまでの利用実績につきましては、11月25日現在35人、53件となっております。引き続き市税等の収納率向上のため、口座振替の推進に努めてまいります。 次に、
市民経済部関係についてご報告いたします。 一般旅券の申請受理、交付等について申し上げます。 埼玉県より一般旅券の発給申請受理、本人確認、交付等を行う権限の移譲を受け、11月5日より事務を開始しました。 この旅券事務は、新庁舎建設に伴う
市民サービス拡大の一環として導入を進めてきたものです。 このことにより、北本市に住民登録している方は、北本市役所で旅券の発給申請、交付が受けられ、埼玉県のパスポートセンターまで出向く必要がなくなり、市民サービスの向上が図れたものと考えております。 これまでの利用実績につきましては、11月25日現在、申請107件、交付54件となっております。 続きまして、北本まつりについて申し上げます。 今年度の北本まつりは、11月2日、3日に開催いたしました。2日の「宵まつり」では、今年から事務局機能を北本市観光協会へ移管し、西中央通線にて流し踊りや各種パフォーマンス等の演技、華麗かつ勇壮なねぷたの引き回しが行われたほか、新たに駅前ロータリーにて祭りばやしのひっかわせやねぷたはやしの合同演奏が行われ、市内外から過去最高の7万人の来訪があり、非常ににぎわいました。 また、3日の「産業まつり」では、北本中学校を会場に、農産物共進会のほか、市内の団体や商業者、会津坂下町及び弘前市の特産品の販売、津軽三味線演奏やダンスのステージ発表等が行われ、過去最高の約4万人の来訪がありました。 さらに、昨年に引き続き、北本まつりをはじめとする市内の秋のイベントの啓発活動として、JR東日本と連携して駅構内や車内にポスターを掲示し、PRを行いました。 次に、保健福祉部関係についてご報告いたします。 福祉事務所職業相談事業について申し上げます。 この事業は、市とハローワーク大宮の連携により、生活保護受給者等の支援対象者に対して職業相談及び職業紹介を実施し、就労促進を図るものです。ハローワーク大宮の就労支援ナビゲーターが配置され、毎週月曜日を相談日として11月25日から相談を開始いたしました。 従来、相談者はハローワーク大宮まで出向いて相談する必要がありましたが、庁内に相談窓口を設置することにより、相談者の負担軽減が図られることになり、支援対象者の就労促進につながるものと考えます。 今後も関係機関と連携し、生活保護受給者等の就労及び自立支援に努めてまいります。 次に、都市整備部関係についてご報告いたします。 きくまつりの開催について申し上げます。 11月2日から11月10日までの9日間にわたり、北本総合公園を会場に、「きくまつり」が開催されました。このイベントは、北本市観光協会、北本菊花愛好会、北本市商工会、都市公園指定管理者及び市からなる「きくまつり運営委員会」の主催により開催され、延べ約1万9,000人のご来場をいただきました。 特に、芝生広場に設けられた展示スペースには、市内外の菊愛好家や中丸小学校の児童が精魂込めて育てた色とりどりの菊や、思い思いの形に造形された菊、計626鉢の作品が並べられ、来場者の目を楽しませました。 期間中は会場内で126台の参加がありましたクラシックカーフェスティバル、県内外からの47団体の参加をいただき盛大に行われました北本よさこい、野外音楽祭及びグラウンドゴルフに挑戦等の各種イベントや北本地場産品の販売が大変好評でした。 続きまして、新駅建設に関する市民説明会について申し上げます。 12月15日に実施される新駅建設の賛否を問う住民投票に向け、貴重な1票を投じる市民の皆様に新駅建設についての理解をより深めていただくため、説明会を開催いたしました。11月9日から11月19日の間、コミュニティ圏域ごとに8回と全市民を対象に1回、全9回実施し、延べ755人の市民の皆様に御参加いただきました。 次に、教育部関係についてご報告いたします。 市民文化祭芸術展の開催について申し上げます。 11月7日から12日までの6日間にわたり、体育センターメインアリーナを会場に「第48回市民文化祭芸術展」を開催しました。 会場には、市内の幼稚園、保育園、小・中学校、北本高校の児童・生徒や文化団体の会員、市民の皆様が出品した絵画、書、写真、工芸、文芸、生け花等1,251点の作品が展示されました。期間中延べ4,509人のご来場をいただき、文化芸術に直接触れていただくことができ、大変好評でした。 続きまして、第10回北本ピアノコンクールの開催について申し上げます。 文化センターを会場に、音楽文化の主要事業として毎年恒例となっております「北本ピアノコンクール」を実施いたしました。今年は10周年を迎え、新たに連弾部門を開催し、410人のエントリーがありました。ソロ部門は9月28日から4日間にわたる予選会を開催し、10月26日、27日には、予選通過者118人による本選を開催しました。 最終日の表彰式では、小学生から大学・一般までの各部門において、「本選奨励賞」9人、「入賞者」30人に賞状、記念品が授与され、最後に最優秀賞の発表があり、桐朋学園大学4年生の中村明日美さんが受賞されました。中村さんは来年1月18日に開催される「きたもとニューイヤーコンサート」におきまして、東京フィルハーモニー交響楽団と共演することになっています。 以上で市政概要報告を終わりますが、この間お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様のご意見、ご協力に対しまして厚くお礼申し上げます。 なお、平成25年度第3・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、ご覧いただきますようお願いいたします。
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△
総務文教常任委員会及び
保健福祉常任委員会行政視察委員長報告
○
福島忠夫議長 続いて、日程第7、
総務文教常任委員会及び
保健福祉常任委員会行政視察委員長報告についてを議題といたします。 本件につきましては、
総務文教常任委員会及び保健福祉常任委員会の委員長より報告したい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。 初めに、
総務文教常任委員会委員長の発言を許可いたします。 工藤委員長。 〔
総務文教常任委員会委員長
工藤日出夫議員登壇〕
◆工藤日出夫
総務文教常任委員会委員長
総務文教常任委員会行政視察委員長報告。 1 視察期日 平成25年10月30日(水) 2 視察地 秩父市 3 出席委員 中村洋子、大嶋達巳、高橋節子、岸 昭二、横山 功、工藤日出夫 4 視察事項 〔秩父市〕人口6万7,059人(平成25年10月1日現在) ・行政評価について 以上の視察事項について報告いたします。 「行政評価」について 平成17年4月に4市町村で合併した秩父市は、平成27年度に合併算定替による普通交付税の増額期間の終了を迎え、その後の5年間の激変緩和期間が終了する平成32年度には、約18億円の普通交付税の減額が予想されています。それらを見据えて行政評価の制度設計を行ってきました。 秩父市の行政評価は、平成19年度から試行的に導入し、翌年度には関西学院大学の稲沢克祐教授を行政経営アドバイザーに迎え、本格導入となりました。 導入当初、評価対象事業を構築するために事務事業の棚卸しを行い、事業の対象、手段、意図を整理し、事務事業の目的を明確化しました。また、評価と予算の明確な関係を構築するために、評価事業と予算事業を原則一対一としました。 平成22年度には、これまでの事務事業評価のみでは事業の括りが大き過ぎて予算への反映が困難なことから、評価階層の変更を行うことで、「事務事業評価」と「基本事業評価」の2階層評価が実現しました。 以後、毎年徐々にバージョンアップを重ね、6年目を迎えた今年度、総合振興計画の進捗管理と各年度の予算編成との連動を行うために、最上位層に「施策評価」を導入しました。これによって、秩父市の目指した3階層評価(行政評価の最終形)が実現しました。 秩父市の行政評価は、「活用を前提とした行政評価システム」という考えに基づいており、具体的には、①予算編成への活用、②計画的行政経営への活用、③その他積極的活用の推進という制度設計となっています。 予算編成への活用では、財政課からの「事後評価では情報が古い」、「予算要求資料としての情報が足りない」などの指摘を受け、翌年度予算に反映させるために、事業を開始して半年程度が経過した時期に「事中評価」を実施しています。また、事中評価シートの裏面を予算要求資料として活用し、提出のないものについては、予算要求できないようにルール化するなど予算資料としての制度設計を行っています。 計画的行政経営への活用では、行政運営の中心に行政評価を位置づけるために、行政評価を核とした行政マネジメントを確立し、また、首長の意見を反映しながら、計画的行政経営を目指すために、制度に基づいたトップダウン型の予算編成を制度化しています。 その他積極的活用の推進では、地方自治法第233条第5項の規定に基づく「主要な施策の成果報告書」及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定に基づく「教育に関する事務の管理及び執行状況の点検及び評価」の報告において、基本事業評価シートを活用しています。 制度開始から6年が経過し、今年度、施策評価を導入したことによって、行政評価の最終形の基礎が完成しました。今後はより精度を高めることで、本当の活用ができる制度の実現を目指すとのことでした。 以上が視察概要ですが、今後本市においても参考になる事項についてはご検討をいただきますよう要望し、報告といたします。 なお、詳しい資料は議長への視察報告書に添付してありますので、必要な方はご覧いただきたいと存じます。 平成25年11月28日
総務文教常任委員会 委員長 工藤日出夫 北本市議会議長 福島忠夫様
○
福島忠夫議長 続いて、保健福祉常任委員会委員長の発言を許可いたします。 金子委員長。 〔保健福祉常任委員会委員長
金子眞理子議員登壇〕
◆金子眞理子保健福祉常任委員会委員長
保健福祉常任委員会行政視察委員長報告をさせていただきます。 1 視察期日 平成25年10月25日(金) 2 視察地 鴻巣市・群馬県桐生市 3 出席委員 保角美代、渡邉良太、湯澤美恵、大澤芳秋、加藤勝明、金子眞理子 4 視察項目 〔鴻巣市〕人口11万9,978人(平成25年10月1日現在) ・夢工房翔裕園の生産活動における就労訓練事業について 〔桐生市〕人口12万539人(平成25年10月1日現在) ・高齢者介護サポーター事業について はじめに、鴻巣市の視察概要から報告いたします。 「夢工房翔裕園の生産活動における就労訓練事業」について 障がい者就労支援施設「夢工房翔裕園」は、精神障がいのある方などが社会と接する機会を増やし就労につなげることを目的に平成22年5月に社会福祉法人元気村が開設した施設です。就労に必要な知識の習得及び能力向上のために必要な訓練等を行い、2年以内の就労を目指す就労移行支援事業と、すぐに就労することが困難な方が働き収入を得る非雇用型の就労継続支援B型事業を行っています。 この施設は、パンを製造販売できる作業室やダイレクトメール張り、広告折込等の内職を行う作業室、パソコンの基本的操作や広告、名刺の作成を行う作業室があり、利用者は就労訓練を行うことができます。 平成25年6月から新しい取組みとして、練習で傷んだ硬式野球ボールの再生する事業を始めました。エコボールと名付けられた取組みで、利用者は1時間で4から6個を仕上げることができ、縫い直して使えばボールの寿命は3倍になります。選手の活躍を願いながら補修作業をしている施設の利用者にとっては、社会とつながる励みになります。一方、野球部はお金をかけずにボールを使い続けられる上、障がい者の就労支援に役立ち交流もでき、生徒が道具を大切にする心も学べると取組みを後押ししています。現在、この事業は、県内野球部4校、大学野球部5校から取組みの協力をいただいています。 当初の目的である就労支援については、平成24年度10人中6人が就労につながることができました。今後も、施設の利用者一人ひとりに合った訓練を行い、就労の支援をしていくとのことでした。 次に、桐生市の視察概要について報告いたします。 「高齢者介護サポーター事業」について 桐生市は平成25年4月現在、高齢化率30.32%と群馬県内12市中1位と高い数値となっています。高齢者の割合が高い桐生市では、一人暮らしの高齢者が増加し、閉じこもりがちになり孤独となってしまう傾向にあります。 そこで、65歳以上の高齢者が介護サポート活動を通じて、地域貢献、社会参加を奨励するとともに、自らの介護予防を推進し、元気に暮らせる地域社会づくりを目的として、桐生市と桐生市社会福祉協議会が連携し、平成22年度から高齢者介護サポーター事業が始まりました。 高齢者介護サポーター事業は、介護サポーターの登録後、特別養護老人ホームなどでサポート活動を行った場合、1時間当たり1ポイント(1日2ポイントが上限)をもらえます。翌年度にたまったポイントに応じて最大5,000円の交付金を受け取ることができます。 桐生市では、サポート活動を開始する前に、参加者全員を対象にサポーターとしての心得や高齢者の心身の特徴、感染症予防等の基礎知識の習得を図るための研修を行っています。また、活動と並行して、認知症の基礎知識や認知症高齢者へのサポートの仕方など技術向上の研修もしています。サポート活動の参加者は、平成24年度の実績で109人となっています。 今後は、生活・介護サポーターの養成講座の開催や認知症への理解が成熟し、地域での見守りの需要が高まった場合は、在宅サービスにも活動の範囲を広げていくとのことでした。 以上が視察の概要ですが、今後本市において参考となる事項についてはご検討いただきますよう要望し、報告といたします。 なお、詳しい資料は議長への視察報告書に添付されていますので、必要な方はご覧いただきたいと思います。 平成25年11月28日 保健福祉常任委員会 委員長 金子眞理子 北本市議会議長 福島忠夫様 以上でございます。
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福島忠夫議長 委員長の報告が終わりました。
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△散会の宣告
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福島忠夫議長 以上で、本日の日程全部が終了いたしました。 本日は、これにて散会といたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午前10時19分...