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09月07日-05号

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  1. 奥州市議会 2017-09-07
    09月07日-05号


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    平成29年  9月 定例会(第3回)          平成29年第3回奥州市議会定例会会議録(第5号)議事日程第5号                      平成29年9月7日(木)午前10時開議第1 一般質問第2 議案第1号 瀬原交流館条例の一部改正について第3 議案第2号 稲瀬はつらつ交流館条例の一部改正について第4 議案第3号 奥州市企業立地奨励条例の一部改正について第5 議案第4号 奥州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について第6 議案第5号 市野々辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定に関し議決を求めることについて第7 議案第6号 北股辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定に関し議決を求めることについて第8 議案第7号 過疎地域とみなされる区域に係る奥州市過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについて第9 議案第8号 財産の取得に関し議決を求めることについて第10 議案第9号 財産の取得に関し議決を求めることについて第11 議案第10号 負担付きの寄附を受けることに関し議決を求めることについて第12 議案第11号 平成29年度奥州市一般会計補正予算(第4号)第13 議案第12号 平成29年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第14 議案第13号 平成29年度奥州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第15 議案第14号 平成29年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第1号)第16 議案第15号 平成29年度奥州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)第17 議案第16号 平成29年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)第18 議案第17号 平成29年度奥州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第19 議案第18号 平成29年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第20 議案第19号 平成29年度奥州市水道事業会計補正予算(第2号)第21 議案第20号 平成28年度奥州市一般会計歳入歳出決算認定について第22 議案第21号 平成28年度奥州市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第23 議案第22号 平成28年度奥州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について第24 議案第23号 平成28年度奥州市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第25 議案第24号 平成28年度奥州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第26 議案第25号 平成28年度奥州市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第27 議案第26号 平成28年度奥州市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第28 議案第27号 平成28年度奥州市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第29 議案第28号 平成28年度奥州市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について第30 議案第29号 平成28年度奥州市米里財産区特別会計歳入歳出決算認定について第31 議案第30号 平成28年度奥州市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第32 議案第31号 平成28年度奥州市病院事業会計決算認定について第33 議案第32号 平成28年度奥州市国民宿舎等事業会計決算認定について---------------------------------------本日の会議に付した事件第1 一般質問第2 議案第1号 瀬原交流館条例の一部改正について第3 議案第2号 稲瀬はつらつ交流館条例の一部改正について第4 議案第3号 奥州市企業立地奨励条例の一部改正について第5 議案第4号 奥州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について第6 議案第5号 市野々辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定に関し議決を求めることについて第7 議案第6号 北股辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定に関し議決を求めることについて第8 議案第7号 過疎地域とみなされる区域に係る奥州市過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについて第9 議案第8号 財産の取得に関し議決を求めることについて第10 議案第9号 財産の取得に関し議決を求めることについて第11 議案第10号 負担付きの寄附を受けることに関し議決を求めることについて第12 議案第11号 平成29年度奥州市一般会計補正予算(第4号)第13 議案第12号 平成29年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)第14 議案第13号 平成29年度奥州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第15 議案第14号 平成29年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第1号)第16 議案第15号 平成29年度奥州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)第17 議案第16号 平成29年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)第18 議案第17号 平成29年度奥州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第19 議案第18号 平成29年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)第20 議案第19号 平成29年度奥州市水道事業会計補正予算(第2号)第21 議案第20号 平成28年度奥州市一般会計歳入歳出決算認定について第22 議案第21号 平成28年度奥州市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第23 議案第22号 平成28年度奥州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について第24 議案第23号 平成28年度奥州市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第25 議案第24号 平成28年度奥州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第26 議案第25号 平成28年度奥州市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第27 議案第26号 平成28年度奥州市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第28 議案第27号 平成28年度奥州市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第29 議案第28号 平成28年度奥州市バス事業特別会計歳入歳出決算認定について第30 議案第29号 平成28年度奥州市米里財産区特別会計歳入歳出決算認定について第31 議案第30号 平成28年度奥州市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について第32 議案第31号 平成28年度奥州市病院事業会計決算認定について第33 議案第32号 平成28年度奥州市国民宿舎等事業会計決算認定について---------------------------------------出席議員(27名)      議長  佐藤修孝君      1番  鈴木雅彦君      2番  千葉 敦君      3番  廣野富男君      4番  佐藤 洋君      5番  菊池利美君      6番  及川 佐君      7番  菅原圭子君      8番  菅原由和君      9番  飯坂一也君      10番  高橋政一君      11番  佐藤郁夫君      12番  千葉正文君      13番  加藤 清君      14番  阿部加代子君      15番  中西秀俊君      16番  小野寺隆夫君      17番  菅原 明君      18番  中澤俊明君      19番  千葉悟郎君      20番  藤田慶則君      22番  今野裕文君      23番  渡辺 忠君      24番  佐藤邦夫君      25番  内田和良君      27番  及川善男君      28番  小野寺 重君---------------------------------------欠席議員(0名)---------------------------------------説明のための出席者    市長                   小沢昌記君    副市長                  及川新太君    監査委員                 松本冨二朗君    教育委員長                吉田 政君    教育長                  田面木茂樹君    総務企画部長               佐藤 良君    行財政改革推進室長            及川敏幸君    ILC推進室長兼元気戦略室長       千田良和君    財務部長                 及川哲也君    協働まちづくり室長            鈴木美喜子君    市民環境部長               及川 健君    商工観光部長               福嶋真里君    農林部長                 鈴木良光君    健康福祉部長兼地域包括ケア推進室長    阿部敏秋君    都市整備部長               新田伸幸君    水道部長                 千田正幸君    教育委員会教育部長            石母田俊典君    衣川総合支所長              今野弘昭君    政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長  浦川 彰君    財産運用課長               小野寺和夫君    財政課長兼競馬対策室長          朝日田倫明君    生涯学習スポーツ課長           二階堂 純君    地域づくり推進課長兼地域支援室長     高野 聡君    商業観光課長兼ロケ推進室長        菊地 厚君    企業振興課長兼企業立地推進室長      佐藤 尚君    農政課長兼農村保全推進室主幹       鈴木清浩君    子ども・家庭課長             佐藤弘美君    長寿社会課長               佐藤浩光君    健康増進課長               佐賀俊憲君    維持管理課長               渡辺恭志君    建築住宅課長               菅原君男君    下水道課長                千葉政喜君    水道部経営課長              高橋寿幸君    教育委員会教育総務課長兼学校建設推進室長 千田淳一君    教育委員会学校教育課長          朝倉啓二君    教育委員会学校教育課主幹兼子ども・子育て支援推進室長                         及川和徳君    教育委員会歴史遺産課長兼世界遺産登録推進室長                         高橋利徳君    衣川総合支所健康福祉課長         佐藤幸弘君    江刺総合支所健康福祉課長         小沢利彦君---------------------------------------事務局職員出席者    事務局長                 家子 剛君    事務局次長                千田香奈恵君    議事調査係長               菊池泰幸君---------------------------------------議事               午前10時 開議 ○議長(佐藤修孝君) 出席議員は定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第5号をもって進めます。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順により質問を許します。 13番加藤清議員。          〔13番加藤清君質問席へ移動〕 ◆13番(加藤清君) おはようございます。13番加藤清です。 さきに通告をいたしておりました農業振興対策について市長にお伺いをいたします。 今回の質問事項につきましては、さきに同僚議員が質問をいたしておりますことから、簡潔にご答弁をいただいても結構でありますことを申し添えさせていただきます。 さて、国は平成30年より、米政策において生産調整数量目標配分にかかわらない方針を示しており、あわせて10アール当たり7万5,000円の直接支払交付金も廃止との決定をされており、農家にとっては実質所得の大幅な減収となります。稲作の生産調整は米生産の需給バランスを図り、米価の安定化に資するとともに、消費者の方々にも安全・安心な食料を供給し、双方にとってより望ましい政策であったと考えられてきたところであります。このたびの国の政策は大いに疑問を感ずるところでもあり、そもそも私どもの地域農業は稲作を主体とした農業形態であり、国がこのたび示した米政策は奥州市の農業、または地域農業そのものを根底から見直しを行うことが必要不可欠となると考えるものであります。 奥州市管内の両JAの主要な米の販売実績はおよそ110億円ほどとなっており、米の販売比重は農業総生産額の半分以上になっていることから、地域農業に与える影響は非常に大きいと思われます。本市は農村社会を根幹にまちづくりが形成をされてきたと言っても過言でないと思います。市長が日ごろ唱えております、それぞれの地域が光り輝く自治と協働のまちづくりに大きくかかわってくると考えます。 そこで、以下の点についてお伺いをいたします。 第1点は、米の生産過剰にならないのか。また、米価下落が懸念されておりますけれども、それら等の対策はどのように考えておられるのか。 第2点は、10アール当たり7,500円の直接支払交付金が廃止になった場合、農家及び地域経済の影響をどのように捉えているのか。また、これら等に対する支援対策を講ずる考えはあるのかについてお伺いをいたします。 第3点は、米政策及び農政が大きく変わることが予測をされますけれども、それに伴い、担い手の現状と今後の見通しをあわせてお伺いをいたします。また、支援対策についてもお伺いをいたします。 第4点は、現状の課題解決に向け、施策の拡充のため両JAとの政策協議、共同事業の基本的考え方等についてお伺いをいたします。 第5点は、より具体的施策を円滑に行うため、または担い手支援を進めるために営農アドバイザーを設置すべきと考えますが、その考えについてお伺いをいたし、登壇しての質問といたします。 ○議長(佐藤修孝君) 小沢市長。          〔市長小沢昌記君登壇〕 ◎市長(小沢昌記君) 加藤清議員のご質問にお答えをいたします。 まず、第1点目の米政策見直しの対策についてでありますが、平成30年産から国による米の生産調整がなくなり、生産者がみずからの判断でニーズに応じた生産を行う仕組みへと変わります。このことに伴い、米の直接支払交付金も廃止となります。長年にわたり一定のルールにより保たれてきた米の需給動向が大きく変わることとなります。ただし、米をつくりたいだけつくる状態になってしまうと総じて米価下落につながることから、県では6月に発表した岩手県における水田農業の推進方針で、県及び各市町村の生産目安を示すこととしております。市としては、県から示される生産目安も参考としながら、両農協と十分に協議をしながら生産数量を判断してまいります。 2点目の直接支払交付金の影響と支援策についてでありますが、平成28年度の米の直接支払交付金は約6億3,200万円であります。市としてこの分を補填することは難しく、直接的な支援は困難と考えます。生産者の経営指導や営農指導など、所得向上に資する支援について関係機関と協議の上、検討を進めてまいりたいと考えております。なお、国などへの要望については、米政策の見直しによる米の生産調整の廃止により農家にとって急激な変化とならないよう、十分な経過措置、激変緩和措置を講ずるとともに、稲作経営の安定及び体質強化が図られるよう、水田活用の直接交付金などについて十分な予算措置を講ずるように全国市長会を通じて国に要望をしているところでございます。 3点目の担い手育成と農地集積の現状と課題についてでありますが、平成28年度末の認定農業者数は987経営体であります。経営所得安定対策への取組みにより、平成27年度末に1,033経営体まで増加した後、高齢化による再認定の見送りや法人化を要因として減少をしております。また、新規就農者数は平成28年度で19人であり、毎年20人前後で推移しております。農地集積につきましては、平成28年度末で58.6%であり、平成37年度には75%を目指すこととしております。今後ますます農家数は減少する見込みであり、その農地を担い手に集積させるためには個々の認定農業者を育成、確保するだけではなく、集落営農の組織化、法人化が重要であります。現在、農業改良復旧センターが中心となって集落営農と集落営農法人化個別相談会や集落営農塾を開催し、支援を行っております。今後もこの取組みを継続して行い、定年退職した人が組織と担い手として活躍できるよう、仕組みづくりを支援してまいります。また、地域によって事情はさまざま異なりますので、皆様方からのご意見を十分にお聞き取りしながら、担い手を確保するために市は何ができるかを常に考えてまいりたいと思っております。 4点目の農業施策推進と農協との合同事業の方策についてでありますが、今年度については、米政策の見直しや全国和牛能力共進会の対応などがありましたので、両農協とは頻繁に協議を進めてきております。また、農協との合同事業につきましては、米穀振興対策事業、野菜振興対策事業、花卉振興対策事業、果樹対策事業、放牧推進対策事業を実施しております。産地づくりに向けて両農協との調和は不可欠でありますので、特にも新年度予算編成に向けた協議について、今後進めてまいりたいと考えております。 5点目の営農アドバイザーについてでありますが、両農協とも協議を進め、どの作物を振興し、どう産地化していくかを検討し、その上で設置を検討してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(佐藤修孝君) 加藤清議員。 ◆13番(加藤清君) ありがとうございました。 何点か再質問をさせていただきます。 まず、過剰米あるいは米価下落の対応策でありますけれども、農家はどなたも水田を持っていれば、米をつくりたいというのはごく一般の考え方なんだろうと思います。これは我が奥州市だけではなくて、全国どこの農家も同じ思いなんだろうと思いますけれども、今まではご案内のように国が一定の役割を担ってきたわけでありますから、一定の歯どめがかかり、米価の下落にも歯どめがかかってきた、あるいは需給バランスも望ましい方向にあったと、こういうことだと思いますが、今回国は一切かかわらない、あくまでも農家、個人の判断あるいは農業者の組織団体の判断によってやりなさいよと、こういうことなわけでありますが、まさに市からこの間いただいた全協での資料にも農家のご意見が記載されておりまして、その中で、米がつくりたいのだと、こういう要望が記載をされてございます。そんなことからすれば、恐らくかなり施策の中で、それぞれの市町村なり、あるいは農協、農業者団体なりが調整をされても余るのではないのかなと、こんなふうに実は思っておるところでありました。 過般JA江刺さんなり、あるいは農協さん、岩手ふるさとさん、どちらにも出向いて、米のこれからの状況なり、あるいは農協さんが今捉まえておる考え方等について意見調整をしてきたところでありますけれども、農協さんからすれば当然農協さんも一つの企業体、事業者でありますから、より多くの米が出ることは農協自体にとっては非常にプラスになる、こういうことなんだろうと思います。 ですから、農協は今、卸さんとの協議の中でも、そもそも米が足りないので、幾らかあっても十分売っていけるよと、こういうスタンスでございましたけれども、じゃ、しからば価格はどうなるのかと、こういうお話をしましたところ、いや、それはやってみなきゃわからないというのが本当の本音でございました。直接支払交付金が7,500円下がったと、なくなるということでありますから、例えば10アール、10俵とるというふうに考えた場合には、1俵750円高く売らないと今までのような所得の補償はできないと、こういうことになります。それを担保できるのかと聞きましたら、いや、わからない、頑張ってみなきゃわからないと、こういうことでありましたし、両農協さんにも非常に温度差があります。 岩手ふるさとさんは、幹部以上は卸さんを主体にして販売を今までやってきたと、こういう経過がありますし、JA江刺さんは、ご案内のように県の役員もされているということもありまして、どちらかというと全農を主体にして販売してきたということが背景にありますから、そういう部分では、やっぱり江刺さんは販売戦略上かなり厳しい見方をされています。余り卸さんと主体的に売っていくというスタンスがなかったということがありますから、これから売っていくためには本当に努力しなきゃならないということの所見でありました。そんなことからすれば、本当に我々が描いているような販売戦略が構築できるのかどうなのか、この辺についてどういう所見をお持ちなのかお尋ねをいたします。非常に難しい判断だと思いますけれども、あえてお尋ねをいたします。 それから、直接支払交付金でありますけれども、今話したように当然なくなると、こういうことでありまして、今市長の答弁でも総額6億3,000万余の実質の交付金が減額になると、こういうことでありますから、つまり、このことは規模の大きい農家ほどダメージが大きいと、こういうことだろうと思います。自己完結型で1ヘクタール、2ヘクタールやっている方については、大変失礼でありますけれども、そんなにダメージはないんだろうと思いますが、中核農家あるいは集落営農組織体の中で大きな面積をやっている農家については、かなり大きな所得の減につながるだろうと、こういうことが予測をされますから、そういういろいろ事業を組んでいる中において、資金ショートをされる場面もあるいはあるのかなというふうに考えますけれども、それら等についての対応策なり、あるいは支援策が、満額を市が支援するということは当然あり得ないわけでありまして、例えば利息を軽減するとか、何か支援対策を講ずることが場合によってはあるのではないのかなというふうに、こう考えますけれども、これら等についてのご所見をまずお伺いいたします。 5項目全部お伺いするとなかなか議論がかみ合わなくなりますので、今回は、今はまず2つ程度で質問をしてまいりたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 鈴木農林部長。 ◎農林部長(鈴木良光君) とりあえず2点のご質問を頂戴いたしました。 まず、1点目の生産調整がなくなることによる奥州市としての取り組みということでございます。議員さんおっしゃられるとおり、両農協さんの温度差というのは、作付についてもやはり協議をしている中でございました。ふるさとさんは、復元といいますか、作付の拡大についてはできるだけやってほしいということで、ある程度拡大できるのではないかというふうな感じをお持ちでございました。JA江刺さんのほうでも、できるだけつくれる人はつくってほしいということでしたけれども、担当者レベルで言いますと、果たして本当に今転作している水田を復元して米づくりができるかというのは、ちょっと見通せないというようなお話も頂戴してございます。総じて両農協さんについては、まだまだ売れるという思いはあるようでございます。 価格については、議員さんおっしゃったとおり、恐らくこれから交渉していかなければ見通せないというところだとは思いますが、農協さんからは、これ内々でしたけれども、そこら辺はトップセールスも視野に、市長の出番もいつかしてほしいなというような要望も個人的には受けているところでございますので、その辺も含めながら、市としては市長とも協議しながら対応をしてまいりたいと思っております。それから、JA江刺のほうも、こういうことを言っていいのかあれですけれども、できるだけ卸さんのウエートもふやしていきたいということも言っておられました。 それから、あとふるさとさんは輸出用米について、そちらのほうにも今後、将来的なことを考えたときに、今シンガポールへの輸出をしているということでございます。それで、シンガポールを初め台湾ですとかタイですとかいろいろあるかと思いますけれども、その辺も視野に入れて検討されているようでございます。今回の補正予算にちょっと旅費をお願いしておりますけれども、まだ日程ははっきりしておりませんが、来年1月か2月にシンガポールのほうに、ふるさとさんの会長さんもかわられたということもあって、いわゆる販売促進のために行くということで、市のほうでも一人同行をして、現地の状況等も把握してまいりたいというふうに考えているところでございます。 それから、2点目の支払交付金についてでございますけれども、1俵当たり750円高く売れば、それはそれでカバーできるということなんですけれども、その努力は農協さんもするということだと思いますが、現実的に本当にそれが可能かどうかというところがあるかと思います。それで、議員さんおっしゃったように、確かに規模の大きいところほど非常にダメージが大きいというのは事実でございます。特にも農事組合法人ですとか営農組合につきましては、大きいところですと1年間の米の直接支払交付金が28年度実績で1,000万円超えているところもございます。それから、700万円から400万円、300万円、200万円と、やっぱり人件費からすれば1人分、2人分というふうなぐらいの交付金が、交付されているのがなくなるということでございますので、非常にこれはダメージが大きくなるだろうというふうに思っております。それで、先ほどの議員さんからの最後のご質問に営農アドバイザーのお話も頂戴しておるんですけれども、この交付金の減収分をどうカバーしていくかというのを、営農面と経営面から営農組合法人等を指導というのも変ですけれども、協議をしてどうカバーしていくかというようなことも、やっていかなければいけないなというふうに考えております。 それから、ちょっと私のほうでもまだそこまでは考えてはおりませんでしたけれども、いわゆる運転資金的なものに対する負担軽減、そういうものも組合だったり法人だったりが必要だというようなご意見があれば、これについても検討してまいりたいというふうに思いますし、どのような支援が必要なのかというのも、やっぱり実際組合員のほうと、組合とか法人と話し合いをしながら対応を考えていかなければならないというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 加藤清議員。 ◆13番(加藤清君) ありがとうございました。 私のほうからも、実は話をしようと思った部分がまさに今、部長さんの答弁にあったわけでありますが、何かといいますと、いずれこういう時代になれば、産地間協調なんていうのは恐らくあり得ないんだろうと思うんです。やっぱり自分たちの産地が生き残るということがこれからは刺激になる、より競争意識が高くなるのではないのかなというふうに思うんです、生き残るためには。そういうことからすれば、まさにトップセールスと言われる部分がより強く求められていくのではないのかなと、こういうふうに思うものであります。 そういう部分では、特にも市長さんの果たす役割というのは非常に大きかろうと思います。国内も含めて、あるいは海外も含めて、そういう対応をしていただければなと、こう思いますが、よくそれ私もわからないからお尋ねをするんですが、例えば今岩手ふるさとさんは必ず卸の方々との商談、取引が多いわけでありますけれども、そういう中に市長さんなりが出向いたということは今まであったわけですか、なかったのですか。 ○議長(佐藤修孝君) 小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) JAふるさとにおきましては、現地に出向くということではないんですけれども、議員もご案内のとおり、たくさん買っていただいている卸の消費者の方、あるいは卸と直接おつき合いされている小売店の方々に毎年田植えと稲刈りに来ていただいている。そこには結構有力な卸のトップもおいでになられているということで、100%ではないんですけれども、ほぼそういうふうな部分の会合に私も出席をして名刺交換をし、そして何とぞよろしくお願いしますというような作業は、これは農協からのお話もあるから余計に出やすいわけでありますけれども、そういうふうなご案内があった際には何にも優先してそちらのほうに出席し、市としてもこのとおり応援しておりますよというふうな部分についてはしっかり対応させていただいております。 ただ、大阪であるとか、そういう部分まで出向いてというふうな部分については、これまでなかったわけであります。私のほうとすれば、そういうふうな機会を捉えて同行してほしいというふうなご依頼があれば、それは日程調整の上ご同行申し上げ、セールスをするということについては、積極的に行わなければならないことというふうに考えております。 ○議長(佐藤修孝君) 加藤清議員。 ◆13番(加藤清君) 確かに今市長が言われたとおりでありますが、ややもすれば、岩手ふるさとさんはそういう対応はあるわけでありますけれども、江刺さんが、私過般お邪魔したときにはなかなかそういう場面がなかったという、こういうことでありますので、ぜひ今後は両JAに同じ目線で同じ事業が組めるような、そんな対応をすべきだろうというふうに思いますので、あえてお願いをしておきたいと思います。 それから、次に移らせてもらいますけれども、担い手の今ご答弁をいただいたわけでありますが、これだけの広大な農地を、あるいは農業状況を後世に望ましく伝えていくということから考えれば、当然それは、担い手は必要なわけでありますが、現状の担い手を見ますと、今の答弁にもあったわけでありますが、職場を退職された方々が担い手として入ってくるという場面は結構集落なり、あるいは各地域でありますけれども、若いと言われる担い手の方々が非常に少ないと、こういうことに思っておりまして、今の答弁にもありましたけれども、農業改良普及センター等が実施をいたしております担い手の対応は、本当に1年に20人ぐらいなんです。 野菜は多いんです、比較的。稲作は、28年度実績は2人であります、若い方々。その方々は雇用で法人の組織等に入っているのではないのかなと思いますけれども、実際に自分が主体的に稲作に入って経営をやっているという状況は若い世代の方にはないです、近年こうずっと見ますと。そういうことを考えれば、やはりもっと若い世代の方々が担い手になり得るような対応なり政策をやっていかないと、いつの時代もみんな退職のOB会の方々だけの担い手ではいかがなものかなというふうに、こう感じます。 過般、胆沢平野土地改良区にも行って調べてみたんですが、今胆沢平野さんでやられている事業は、現状工事がかかっている事業は10カ所、これから調査同意を得てやろうとする部分が10カ所、あるいは既に工事が完了したものが18カ所、合わせて48カ所、これ胆沢平野さんの部分だけであります。このほかに当然江刺さんの猿ヶ石土地改良区があるわけでありますから、かなり大きな組織体が圃場整備をやったところ、あるいはこれからやろうとしているところがあるわけです。そういうところに、じゃどんな担い手があるのかということを聞きまして、ほとんど退職OBの方々がほぼそういう組織体で採択要件の計画を策定されておると、こういうことであります。だから、そんなことからすれば、胆沢平野さんの担当者、あるいは県の農村整備事務所は、いや本当に大変だと、将来を危惧されると、こういう所見でありました。もちろんそのとおりだと思います。 やはりそういう場面をクリアするためには、本来の若い方々をどう呼び込むのか、本来の担い手として育成をしていくのかということが望まれているのだろうと思います。場合によっては、必ずしも初めから稲作にかかわらなくても私は結構だと思います。野菜でも、あるいは畜産でもいいから、若い世代の方々がそういう場面に入っていきながら、地域の集落営農なり、あるいは中核農家として加わっていただければ、私はそれでも十分これはなり得るだろうというように思います。 いずれ土地改良区の方々、あるいは県の農村整備の担当者の方々から言わせますと、将来にわたって具体的な地域の営農のプランニングをやれる、そういう人材がない、そのことが非常に大変だと、こういうお話でございました。ぜひそういう部分を加味して、若い担い手の方々が育っていただけるような体制整備を進めていくべきだろうと思いますけれども、その辺についてご所見をお伺いいたします。 次に、農協さんとの合同事業のあり方、あるいは政策協議のあり方でありますけれども、ご案内のように奇しくも今回両JAとも常勤の方々がかわられました。ご案内のとおりであります。そういう方々ともお会いをして、いろいろお話を承ってきたわけでありますけれども、今までの方がだめだということじゃない、これからの方は非常に前向きな、何とかしなきゃならないという、そういう強い決意なり、あるいは方針を抱いているようであります。ぜひそういう部分であれば、なおトップ同士でまず話をしたいと、こういう考え方のようでありますから、常勤の方々いろいろいらっしゃいますけれども、まずはそれぞれの組織のトップ同士で将来の奥州市農業をどう考えるのかという場面から、スタートから、原点から議論をしていただければ大変ありがたいなと、こういう思いでありますけれども、ご所見をお伺いしたいと思います。 それから、今JGAPという農林省が進めておる政策がございまして、このことは、これからの時代ですから大事な政策なんだろうなというふうに思っておりまして、岩手県内でこのJGAPを認証取得した団体が3団体ございます。近くでは北上の和賀町の西部開発農産という組織がGAPを取得してございまして、この会社はまさに農業法人でございまして、従業員が110人ぐらい、年間の販売額が5億円を超えておる、そういう農業法人でございまして、非常に行ってみてびっくりしたのは、普通の農業体の組織であればかなりご年配の方が多いように感じますけれども、非常に若い方々が大変多い農業法人でございました。このGAPの認証取得に当たっても、まさに20代の方々が積極的にかかわって取得をしたと、こういう背景があるようでありまして、ぜひ我が奥州市管内でもこのJGAPについては対応するべきなんだろうと、こう考えますけれども、ご所見をお伺いしたいと思います。 なお、農林省の方針では、東京オリンピックに食材を供給する組織はこの認証を得ないとだめですよと、こう既に明確に強調されてございますから、ぜひそういう部分では対応すべきではないのかなと。今奥州市なり、あるいは岩手県でもやろうとしておる一つの大きな政策課題、ILC等についても、海外の方々がここに定住化、あるいは生活をするということからすれば、安全・安心な、実入りのしっかりした食材を提供する、あるいは海外でも販売を戦略として組むということからすれば、これら等に対応するのがこれからの一つの方向ではないのかと、こう考えるものでありますので、農協さんももう既に一部取り組んでおりますので、ぜひこれら等は農協さんとやりやすい環境にあると思います。ぜひそういう部分では、もう少し農協さんとこれらのJGAP等についても前向きに取り組んでいただける、あるいは合同事業として成り立つんだろうというふうに思いますので、それら等についての考え等をお伺いいたします。 それから、最後の5点目、営農アドバイザーでありますが、これは前にもお伺いをした件でありますけれども、既に隣の金ケ崎さんでは4年前からアスパラを中心とした営農指導を普及のために、あるいは生産拡大のためにアドバイザーを設置しておると、こういう流れでございます。これも金ケ崎町と岩手ふるさとさんの合同事業の中で対応されておるようでありますので、ぜひ今の農政課題なり、あるいは担い手の円滑な対応をしていくためにも、行政と農協が綿密な信頼関係を構築していくためにも、こういう制度が必要ではないのかというふうに考えるものでありますが、ご所見をお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 鈴木農林部長。 ◎農林部長(鈴木良光君) 大きく4点ほどご質問をいただいたと思います。 1点目の担い手の関係については、農政課長のほうから後ほど答弁をいたします。 2点目の両JAの会長さん、組合長さん、それから市長とのトップ同士での協議ということでございました。実は、米政策の見直しに係る市の方針を決めるに当たりまして、3者で話し合いをした経過は既にございます。その後、過日ほかの議員さん方からのご提言もございました農業版の総合計画的なものの策定ということも積極的に取り組んでいくというふうな答弁をいたしておりますので、策定方針なりを決めるに当たって、市長、それから両農協の会長さん、組合長さんとの協議の場というのも設定していきたいなというふうに考えるところでございます。 それから、GAPのことでございますけれども、これにつきましては、やはり米政策の見直しに係る奥州市の農業再生協議会の幹事会の中でもこの話題は出ました。それで、今般定めました奥州市水田農業の推進方針の中にも、GAPについては取り組むというふうな一言を入れております。それから、可能なのかどうかということで、農協の担当者の方も幹事会のほうには出席してもらっておりましたので意見を伺ったところ、議員さんおっしゃったように、ふるさと農協さんなり江刺農協さんなりで手帳をつけて、農薬だったり肥料だったりの管理をしているので、そんなにハードルは高くないだろうというふうに伺ってございます。 それから、県南振興局さんのほうからは、いわゆるオリンピック・パラリンピックに向けたGAPの取組みということで、まだ正式にはこれからだそうですけれども、岩手県版GAPというのがあるそうですけれども、それに取り組めば、オリンピック・パラリンピックの実行委員会、食材提供は可能とするというような協議を今進めていらっしゃるようです。ただ、第三者の認証が必要だということで、それを岩手県のほうでは農業改良普及センターの普及員さんが資格を取って、要は認証に当たってお金がかからないように県の職員が対応をしていきたいということで、今検討されているというふうなお話もその会議の幹事会の場で承ってございます。 先ほど国の考え方もお示しいただきましたけれども、オリンピック・パラリンピック終了後、2021年以降、今度は輸出ですとか、奥州市においてはILCですとかということになれば、とりあえず岩手県版GAPに取り組むか、もっと上のJGAP、それからさらにアジアGAPとか、もっと上がグローバルGAPとかといろいろ種類はあるようでございますので、どの段階のGAPに取り組むかというのはこれからの検討になりますけれども、2021年以降については、国としてもアジアGAP以上のまず輸出等に耐えられるようなものを目指していくというふうな方針でもあるようでございますので、奥州市としても、このGAPについては取り組むように農協さんと体制を整えていきたいというふうに考えているところでございます。 それから、4点目の営農アドバイザーの設置についてでございます。先ほども、法人であったり営農組合だったりへの指導なりという面で、必要かなというふうにはお話をしたところでございます。特に営農部門についてなんですけれども、やはり金ケ崎町さんですとアスパラというふうな、もう絞った形で、多分アドバイザーの方もスーパーマンじゃないと思いますので、あらゆる作物に精通しているかと言えばそれぞれ専門性があるかと思いますので、やはりふるさとさんだったりJA江刺さんだったりの振興作物をターゲットを絞って、その辺の検討をしてから、先ほど市長が答弁いたしましたように、アドバイザーの設置についてもあわせて検討していくという方向かなというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 鈴木農政課長。 ◎農政課長兼農村保全推進室主幹(鈴木清浩君) それでは、担い手の方で、新規の部分でかなり少ないということで、これについてもっと支援すべきじゃないか、あるいはそういう方策をやるべきじゃないかというお話でございましたけれども、いずれこれについては、国でもかなり支援をしてきているところでございますけれども、ご存じのとおり準備型といわれる次世代人材投資資金というものと、それから経営開始型ということで、それぞれ年間150万円とか、あとは夫婦であれば200万円以上ということで、そういったお金を5年間にわたって、経営開始型であればやっているという状況でございます。今現在、平成25年につきましては13人、平成26年については5人、平成27年については9人、それから平成28年については4人ということで、それぞれ年度年度で就業というか、開始されているという状況になってございます。まだまだ少ない状況でございますので、これらのまずは若い方にこういったものがあるんですよということをもっと知らせていく必要があるかなというふうに思います。 そのほかに、JA岩手ふるさと農協さんでは農業マイスター事業ということで、これについても実施しております。まだまだ経営体からすると、高齢化とか何か含めて、やめたり何かする部分もございますので、若い方の呼び込みというのは必要だろうというふうに思います。今後、来年度に向けていろいろ農協さんと協議してまいりますけれども、その中でもどういった方法がさらにあるのかといったところもご提案、あるいはお聞きしながら、そういった事業をまたそのほかに必要があるかどうかも含めて、検討してまいりたいというふうに思ってございます。 以上でございます。
    ○議長(佐藤修孝君) 加藤清議員。 ◆13番(加藤清君) ありがとうございました。 非常に農業は、特にも農政課題は課題が多くて、市長も、あるいは当局も大変な一つの部署なんだろうなというふうに実は私自身も思っておるところでありますけれども、しかしそういう中であっても、やらなければ我が奥州市の農業は確実に、今のこの現況からすれば衰退をするということはもう目に見えてはっきりしています。 きのうもいろいろ22番議員さんが議論をされておりましたが、本当に特にも中山間、あるいは山手と言われる部分については、まさにぎりぎりの今の極限に来ておるのではないのかなというふうに考えます。そういう部分では今がまさに正念場でございまして、過般部長さんとも話をした経過ありますけれども、かなり広い我が奥州市でありますから、画一的な政策では農業振興の具体策は恐らくやれないだろうと思います。平場は平場としての営農形態のあり方、あるいは中山間は中山間、町場と言われる都市部は都市部なりの営農形態のあり方というのはそれぞれあるんだろうと思いますから、それら等の状況を踏まえながら、それぞれの地域に適した営農形態のあり方という部分をやっぱりもっと模索をしていくべきだと思います。 大変申しわけないんでありますが、当然それらのノウハウは行政体ではなかなか持ち切れないと思いますので、やっぱりもっともっと農協さんなり、あるいは農業改良普及センターさんなりと情報共有しながら、これからの奥州市の農業はどうあればいいのかというところをもっともっと詰めていただければなというふうに考えるものであります。それらを踏まえながら、3番議員さんが議論されました農業の総合計画なるものが本来は策定をされる必要性があるものと、こう考えるものであります。ぜひ、大変ハードルは高いわけでありますけれども、奥州市の将来の農業のためにも、あるいは健全なまちづくりに資するためにも、一層のご努力なりお力添えを賜りますようにお願いを申し上げるものであります。 最後に、決意を伺って終わりたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 部長の決意ではなくて市長の決意ということでよろしゅうございましょうか。 大変厳しい時代に差しかかっているというふうな部分の状況にあると思います。ほんの少しだけお話をさせていただきますと、結果的には稲作を中心とした日本の文化というのは2,500年ぐらい続いているというふうに考えるわけでありますけれども、この形態になりましたのは16世紀末の織田信長さんの下で働いている羽柴秀吉さん、要するに太閤の検地から始まって、お金イコールお米ということで、実は、第2次世界大戦のときに農地解放というふうな形があるわけでありますけれども、日本の文化というのは土地を中心とした米基本の経済として成り立ってきたということであります。 ですから、国はそのことについて交付金、あるいはさまざまな生産調整をすることとして米を中心とした経済の根幹を守らざるを得なかったし、守ってきた。それが来年度からなくなるということでありますから、これは我々が思う以上にもっともっと大きな変化を背景には潜んでいるというふうな、歴史観的にはそういうふうに思っているわけであります。そして、今奥州市における地域を守る担い手は、まさに農業に従事される方をもって成り立っているということでありますから、農業が疲弊する、イコールそれは市の力が疲弊していくということにもほかならないことであると。 しかしながら、その部分において、産業としての農業をどう支えるべきかというふうな部分についてはまだ明確な答えを見出し切れていないというのが、これが奥州市にかかわらず全国的な実情だと思います。奥州市にあっては、やはり農業が基幹産業であり、専業でなくても、農業に携わる人々という、この力をもって市の発展を進めていこうというふうに、大きな中心に位置づけているわけでございますので、今ご指摘いただいた部分についても、ただただやるということではなく、結果として1つでも2つでも実効性のある事業が展開されるべき努力を今後ともしっかりとしていきたいというふうに改めて意を強くしているところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 加藤清議員。 ◆13番(加藤清君) 大変前向きなご答弁を賜りましてありがとうございました。ぜひ今の市長の思いが一日も早く具体化されるようにご期待を申し上げまして、私の一般質問を終わります。 ○議長(佐藤修孝君) ここで11時15分まで休憩をいたします。               午前10時54分 休憩---------------------------------------               午前11時15分 再開 ○議長(佐藤修孝君) 再開いたします。 日程第2、議案第1号、瀬原交流館条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 17番菅原明議員。 ◆17番(菅原明君) 17番菅原です。 この条例が今回提案されているわけなんですけれども、瀬原交流館にしましても、指定管理になってかなりたつわけなんですけれども、今回これが提案されたのはどういう理由なのかということです。指定管理を受けているほうからの何かそういう要望等があったものなのかどうか。それから、条例が提出されて、これが通った後に前回と比べてどのような状況になるのかというか、ちょっとわかりやすいようなご説明をいただきたいなと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) お答えします。 瀬原交流館の今回の一部改正につきましては、利用料金を指定管理者の収入として収受させるということで、自主的な経営努力を発揮させるということで今回条例改正したものですが、具体的に言いますと、今回ちょうど指定管理の5年が29年度で終わりまして、更新の時期ということでございます。実質、地元の集会施設になってございまして、こういった集会施設につきましては、指定管理料をゼロで収入を指定管理者に収入させて実施していただいているという状況がありますので、この瀬原交流館につきましても、今度の5年の指定管理につきましては指定管理料をゼロで、あと利用料金の収入については、指定管理者が収納するということでやっていただきたいなということで、地元ともいろいろ協議しながら、前向きに指定管理を受ける方向で今協議している最中でございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 指定管理評価調書、タブレットのほうにも入っておりますけれども、915ページなんですが、今まで市からの指定管理料として17万1,000円で利用料金ゼロ、利用料金を取れなかったのでしょうか、まずその点。 この指定管理料を含め、それから運営委員会よりの繰入れによって、ここの交流館は維持をしてきたということになります。運営委員会よりも寄附をいただきながら、繰入れをしていただきながら運営をしていった施設で、これから利用料金をいただいて、そしてこの施設の運営をしていくということになるわけなんですけれども、光熱水費だけでも20万円を超えているということになりますので、それらをこの施設が利用料金だけで賄っていけるのかというちょっと不安があります。ただいま課長からのご答弁で、地域の方々とこれから協議をしながら、地域で使っているものなので地域の方々で運営をしていただくというご答弁いただいたわけですけれども、ちょっと心配です。 117ページ、タブレットにも入っておりますので見ていただければですけれども、利用実績内訳が掲載されておりまして、一切利用料金を取っていないんですけれども、例えば納税貯蓄組合の研修会、これ納税貯蓄組合の研修会であれば、施設利用料ということでお支払いができる会議であると思われますが、しかし、そこからもいただいておりませんし、919ページにありますけれども、民間の会社のミーティングで使われています。しかも、市外の方が使われているようでございますので、そういうところからも一切取っていないということもありますので、そういうところから取ったとしても、916ページ、52日間しか開所されていないということで、これは今まで20万円以上の経費がかかっている施設なわけですけれども、それを回収するだけの利用料金がいただけるものなのか、その見通しがあるのか、お伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) お答えします。 まず、収入の分でございますけれども、今まで収入の分につきましては、市のほうに収入されております。先ほどありました営業的な会社のミーティングについては、市のほうに収入してございますし、地元の農事組合とかそういった会議になりますと、減免規定がございます。地元の公共的な活動とかそういったものにつきましては、減免規定を設けまして減免しているということでございます。なので、地元で何か会議をするといった部分については、全く利用料金は発生しないというふうな施設ということになっております。 今回、17万1,000円の指定管理料をゼロで今度やっていただけないかということで、市のほうからお話ししましてやっております。これまでの光熱水費とかそういった部分につきましては、地元の利用している集会施設ということで、地元の自治会とかそういった部分で捻出していただいて、施設を維持管理、運営していただくということで今回こういった条例改正をしたということでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 そうしますと、915ページに収支決算書が出ているんですけれども、そこに利用料金ゼロというふうになっていますが、それはその記載で正しいのでしょうか、その点お伺いをいたします。地元のほうと協議ができているということで、経費を捻出できるということでございますので、それはよかったのかなというふうに思いますので、まず利用料金の収支決算書のあり方についてお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) この評価調書の収支決算書の利用料金というところですが、これは指定管理等を受けた運営委員会の収入状況でございますので、市の収入した部分については、ここにはもちろん入らないという状況でございます。ということで、ここはゼロというふうになると思います。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 そうしますと、市のほうに幾ら入ったのかということがわからない状況ではありますけれども、地元に運営をお願いするということになるわけなんですが、やはりこの施設を維持管理する、使われ方といいますか、そのようなしっかり維持できるような形で運営をしていただきたいというふうに思いますし、それを市のほうとしてもしっかりチェックをしていく体制を整えていただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) 今おっしゃられたとおりでございますので、一応利用料金につきましては、市のほうに年間2,000円だけ入っているという状況でございます。協定のほうをしっかりやりまして、大きな修繕についてはもちろん市でやりますし、小さな修繕については指定管理者のほうでやる。今までとその部分については同様で運営しているという状況でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第3、議案第2号、稲瀬はつらつ交流館条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 3番廣野富男議員。 ◆3番(廣野富男君) 3番廣野富男です。 今回の条例の一部改正の部分については特段疑義を申し上げるわけではございませんが、この改正に伴ってちょっと気づいた部分がありますので、その点で何点かお伺いをしたいと思います。 本条例の第3条に、指定管理ができるということでありますが、先ほどの話ですと、恐らくここの交流館も更新の時期を迎えているということと思いますが、現在の状況がちょっとわかりませんけれども、これはできる規定ですから、従来の指定管理者がちょっと受けがたいというふうな状況の場合に、ここの施設の30年度の運営はどうなるのかということをまずお伺いをしたいと思います。 それと、第8条に利用料金制をうたっておりますが、ここの3行目に、管理者の収入として収受させることができると、これもできる規定ですが、指定管理の業務の中に、できるではなくてしなさいという、業務の中に利用料金を取りなさいという規定があって、どうもこの第8条の文言と、片方はできるだし、業務のほうでは収受しなさいと書いてある、この表現の違いにちょっと疑問を感じたということが2点目にございます。 それと、減免の部分ですが、今回の改正の部分には特に出てきませんけれども、第8条、使用料の減免というのがありまして、規則で定めるところとあります。ここでいうところの規則というのはどの規則を指しているのか、改めて確認をしたいと思います。 4点目は、今般の改正の理由は、指定管理者の自主的な経営努力を発揮させるということでいるわけですが、しからばこの稲瀬はつらつ交流館はどういう性格の施設か改めて確認をしたいんでありますけれども、この利用料で運営できる体質にあるんですかということを確認をしたいと思います。 5点目ですが、一般的に指定管理させる場合に、そこの施設がどれぐらいの経費がかかるかという試算をした上で公募するということが方針の中にはうたわれているわけですけれども、ここの施設については管理料の試算をどう積算されているのか、その点をお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) 5点の質問にお答えしたいと思います。 まず、平成30年度、指定管理を地元の方が受けなかった場合はどうするかということになります。本来は直営という形をとらなければなりませんけれども、直営は現在のところ困難な状況になりますので、当面は休止ということで進むのかなというふうに考えてございます。 2番目の収受させることができると、業務のほうはしなさいというふうになっているという話ですけれども、条例上は、市としては収受させることができる、または市で収受することもできるということですし、今回協定の中で入った場合にはしなさいという、市からの協定の話ということになると思いますので、そういった違いが出てくるということだと思います。 減免規定の規則ですが、これは稲瀬はつらつ交流館施行規則というものがありますので、その中の減免規定に、国・県、その他公共団体、それらが設置する委員会等が使用する場合とか、公共的団体が広域の公益を目的として使用する場合とか、あとは市長が認める場合ということで、地元の方々が公共的に使う部分については減免できるという、そういった施行規則のほうになってございます。 4つ目の施設の性格で運営ができるのかというご質問でございますが、ここは今回初めて指定管理していただく施設ではなくて、過去からずっと10年間指定管理していただいてございます。その際も問題なく運営していただいてきているという観点からいきますと、市としては今回も同様の状況で運営していただけないかなということで考えております。 一応、施設的には福祉的な施設というふうに書いておりますけれども、この施設設置の経緯からしますと、地元の高齢者や地元の交流施設というようなことで、地元の方々が前あった幼稚園を廃園にしないで地元で使いたいという要望もありまして、今回大人用に施設を整備し直して、ここを地元の集会施設、交流施設ということで運営してきていただいているということでございますので、我々とすれば性格的にも、先ほどの瀬原交流館ではありませんけれども、地元の方々の皆さんの施設という形で運営していただきたいというふうに考えております。 経費試算で公募をしているのかどうかという部分でございますが、公募する際いろいろ計画書を出していただいております。こういった施設については、できれば地元の自治会とかそういったところの経費の捻出とか、あとは、ここについては寄附が大きいんですが、地元企業の寄附をいただくとか、そういった計画書を上げていただいて指定管理をしているという状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 3番廣野富男議員。 ◆3番(廣野富男君) それでは、2点ほど。 今のははつらつ交流館条例施行規則で減免、免除すると。これで言うところの地域の方々が無料で使えるというのは、市長が特別認めた事項に該当するんですか、公共的団体という見方をするんですか。それで、実は奥州湖の条例と言いますか規則は、集会施設と使用料減免規則を適用しているんです。新しいのは恐らくそうなのかなと思っていたんですけれども、私ほとんどの市内の施設等については、それぞれの条例の規則ではなくて集会施設等使用料減免規則で対応していたのかなとちょっと思ったんですが、そこの確認をさせてください。 それと、収入の部分ですが、ここの場合は特殊でして、いわゆる利用料で経営できないというか運営できないという現状がございまして、地元の企業さんにお願いと言えば立派ですが懇願をして、頼むということで何とか運営している。ただ、これも毎年寄附をお願いするというわけにはいかないという現状がありまして、次年度どうなのかなというか、第3回目の指定管理を受けるかどうかというのを大変地元としては悩んでいるようであります。 それで、収入については受託者が創意工夫すればいいんでしょうけれども、変な話、寄附をお願いしてまでやらなければならないというのはいかがなものかというのは個人的には思っています。できれば、施設によってそれぞれ性格は違うし、利用形態も違うと思いますが、そこら辺の、先ほどの話ではないですが、やはり公の施設を善良といいますか、きちんと管理をしていただくための最低限の部分は考慮すべきではないかと思うのですが、その点についてお伺いをいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) 2点についてお答えいたします。 稲瀬はつらつ交流館につきましては、集会施設は集会施設なんですが、福祉的な目的から高齢者が健康で心豊かに生活できるように交流を促す、促進して地域振興、そういった部分でなっておりますので、実質、集会施設的にはなっていますけれども、これの条例を施行したときに一緒に施行規則も制定したという状況でございますので、この規則にのっとってやっているという状況でございます。 あと、2つ目の収入とか、そういった考慮すべきじゃないかという状況でございますが、この施設ができたときの経過から言いますと、やっぱり地元のご要望がありまして、こういった施設を、高齢者の地域サロンとかそういったのでやりたいので、ここでこの施設をぜひ高齢者用の施設に直して、修繕して、あとは、運営については地元で何とかするのでお願いしたいという、そういった経緯もありまして、10年たって、地元のほうでいろいろ今回指定管理の更新をするに当たって悩んでいるというのは担当課から聞いておりますが、地元の高齢者、また地元の方々が集まってやる集会施設につきましては、市とすれば、地元の方々で運営費については捻出して運営していただきたいなというふうに考えておりますし、例えば大規模な10万円以上の大きな修繕については市のほうで修繕いたしますし、細々とした修繕につきましても、できれば指定管理者のほうでやっていただくというような、そういった運営でやっていただきたいと考えております。 今、廣野議員さんもこの地区の運営委員会の役員さんとなってございまして、状況をいろいろご存じだと思いますけれども、また市と地元で協議しながら、よりよい方向でできれば運営していただくようにお願いしたいなというふうに考えております。 ○議長(佐藤修孝君) 廣野富男議員。 ◆3番(廣野富男君) どういうふうに言ったらいいかわかりませんが、いずれ今回の一部改正は、利用料金で自主的な経営努力を発揮できると、一般的にはそうだと思います。ところが、今の減免規定見れば、どこからも利用料金なんか取れる状況じゃないんです。ということは、地元に何らかの形で負担をさせながら維持をさせるというのはいかがなものかということを私は言っているんです。改めて今回一部改正が出ました。利用料金で自主的にどうぞ、利用料金をいっぱい払ってくれるんだから、それで運営しなさいというのは、理想としてはわかるんですが、この減免規定を通すとほとんど地区の人たちはお金が取れない。 でも、はつらつ交流館は規則を無視しているわけではないけれども、どうしても運営しなくてはならないから、減免できる団体からも取ってやっているという実態があるということなんです。公の施設をこれで、こういう管理のさせ方が本当にいいんですかということをあえてここでご紹介をしたまででございます。そういう意味で、ぜひこの部分については地元と担当部署、できれば市長さん交えて、今後どう対応するか十分ご検討いただきたいという要望を言って終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 阿部健康福祉部長。 ◎健康福祉部長兼地域包括ケア推進室長(阿部敏秋君) 今議員さんからご指摘いただきました一律の考え方で、ゼロ円の指定管理じゃなくてということをいただきました。いずれにいたしましても、やはり指定管理をしていただくところがないとこの施設というのは運営できないというふうに認識してございますので、今の減免の考え方あるいは利用料金をどうしたらいいのかというのは、地元の方々と協議しながら、理解を得られるような方向で進めてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 評価調書の864ページですけれども、先ほどの瀬原交流館は利用料金が市のほうに入るので、ここに、収支決算書には出てこないというようなご説明だったんですけれども、864ページを見ますと、利用料金8万5,100円ということで載っております。この利用料金、なぜここにこう記載があるのかお伺いをします。 それから、先ほど3番議員からもご説明いただきましたが、この施設は企業さんのほうから多大なご寄附をいただいて運営をこれまでもされてきた施設でありまして、28年度も寄附を42万円ほどいただいております。この収支を見ますと、支出よりも収入のほうが多くなっていまして、この残がどこにいっているのかというようなことをお伺いしたいですし、また、ここは基金積立てをされているようですので、別の通帳があるのかというふうに思われますが、条例改正はこれから市のほうに、この交流館の管理者のほうにお金が入るということにはなっておりますけれども、その点、整合性についてお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) 2点の質問についてお答えいたします。 初めの利用料金、8万5,100円という部分でございます。この稲瀬はつらつ交流館につきましては、指定管理当初から指定管理料を指定管理者が収入してきたという状況がございます。今般、監査の指摘によりまして、ちゃんと条例を直すようにという指摘がございまして、今回条例改正するという状況でございます。ということで、本来この8万5,100円という数字が出てございます。 もう一つ、支出より収入が多いという部分につきましては、これはこの運営委員会のほうの収支でございますので、ここの繰越金とか基金にしているという状況と考えております。基金につきましては、後々何かあったときの修繕とかに使いたいということで基金にしているというのはちょっと伺ってございますが、その部分については運営委員会の収支の中でやっているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 今回のこの条例一部改正の提案理由は、同施設の効果的な活用を図るため所要の改正をするものであるというような提案のご説明でしたけれども、以前から収受されていたというところで、提案理由とはちょっと違うのではないかと思われますけれども、この点についてお伺いをしたいというふうに思います。議会に対するやっぱり説明が適切ではないというふうに思われますので、この点について。 それから、28年度はこの条例が今回通れば収受をさせることができるわけですけれども、それ以前、長くこれまでの収支につきまして、地元で受け取っていたということになります。しかも、多額の寄附金をいただいて、それが地元で管理をされていたということになりますと、ここはどのように解釈をすればいいのでしょうか。条例ができる前に地元に管理をお願いしていたということに、お金の管理をお任せしていたということになりますので、この辺はどのように考えればいいのかお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(佐藤浩光君) 初めに、提案理由のことでございます。条例改正の内容についてはこのとおりの内容でございますが、本来やらせていたからそのとおりの条例にしますという書き方もちょっといかがなものかということで、今回こういった提案理由にさせていただいたということでございます。 もう一つ、28年度以前、今までの部分について地元で受け取っていたというところですが、初めのほうから、指定管理料をゼロでやるというところから、市のほうとしては、収入については指定管理者が受け取っていただいてやっていいですよという指定管理者との話に基づいて、協議に基づいてやってきたもので、条例の整備がその際になされていなかったというのは今回判明したということでございますので、この部分については率直におわびしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 条例の制定がきちっとなされていなかったということで今回一部改正ということになるわけですので、やはり議会に対してきちっとそのとおり説明をしていただければよかったのではないかというふうに思います。提案理由は理由として、議会にも丁寧な説明をしていただければよかったのではないかというふうに思いますし、あと結局、条例法ができる前に収受させていた。もともとは利用料金のみで管理してくださいというふうにお願いをしている施設ではあったわけですけれども、きちんと法がないままに収受させていたということになると、法令違反ということにもなりかねないのではないかというふうに思われますけれども、この点についてお伺いをいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 阿部健康福祉部長。 ◎健康福祉部長兼地域包括ケア推進室長(阿部敏秋君) 今2点ご指摘いただきました。 1点目の提案理由の説明については、形式的な形で同じような表記をしたということになりました。議員ご指摘のとおり、実際のところの話というのは、全協とかそういった場面で説明すべきではないのかということというふうにお受け取りいたしました。そういった意味では、市側からは議員の先生方、地元の方々も初めそういったことをしてこなかったということは、事務手続上ちょっと反省しているところでございます。 それから、2点目の今まで収受した部分というのは、条例に基づいていないお金だということなので、法的にどうなのかというご指摘でございます。こちらにつきましては、当初から地元等の話の中で、入ってくるお金といいますか使用料金については、地元に収受していただくという形で合意してきたものでございます。それにつきまして、条例上の整備がなっていなかったということで、そういったことで法律上の疑義が生じるのではないかということだというふうに認識しております。 実際上の話をすれば、そういった当初から条例に基づいてやれば、当然それが本当の筋でございますけれども、現実的な部分でやはり条例上の規定と実際上の扱いが違ったということはそのとおりでございますが、実質的に地元との話し合いの中で整備がなされてこなかったということで現行の形があるわけですが、そういったお話の中で合意の上にやっていて、整備が整っていなかったということで、法律上の規定とはちょっと違いますが、そういったことで当時としては認識した上で、今までの部分についても地元のほうの利用料金になるという形で認識して扱っていきたいというふうに思ってございます。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第2号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第4、議案第3号、奥州市企業立地奨励条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第3号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第5、議案第4号、奥州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第4号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第6、議案第5号、市野々辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 10番高橋政一議員。 ◆10番(高橋政一君) 一般質問でもちょっと触れたんですが、いわゆる区画があって、駐車スペースがあって、テントサイトがあって、たき火をするエリアがあるという、これは5つ、ほっとラインのつぶ沼側のほうにつくられるんですが、日中だけの使用を前提とした、管理者がいないという施設は多分どこかで同じようなこういう施設があって、それを参考にしたのかというふうに思ったんですが、そういう状況があるのかどうかをお伺いします。 ○議長(佐藤修孝君) 菊地商業観光課長。 ◎商業観光課長兼ロケ推進室長(菊地厚君) お答えいたします。 ここのキャンプ場のサイトにつきましては、県内のところ2カ所ほど見ていますし、あと隣の秋田のほうにも大きなサイトがございまして、そちらのほうも見ております。そうした中で、サイト管理というものにつきましては、どうしても常駐しなきゃいけないという形になりますと、かなりコスト的な部分で管理費がかかっていくという状況も見られます。 それから、当然電気、水道料というものも徴収しなきゃいけないという業務も発生します。私たちのほうでは、今回考えましたのは、実はつぶ沼がああいう環境のいいところなんですけれども、誰もそこで止まらないで抜けていくということは非常に残念に思っています。やはりああいったいい環境のところで気軽に集えて、親子の方々、またはそういった家族の方々があそこで自由にすっと入ってきて、何か予約もせずに入ってきて使える、そういった中でやれればいいなと思っています。 カーサイトにつきましては、実は種山のほうにも奥州市としてはカーサイトがございます。それから、キャンプ施設につきましては、種山のほうが家族のキャンプサイト、それから衣川の旅行村と言いますか、そちらのほうで教育的なキャンプができるというような形で奥州市では環境が整っています。そういった中で、つぶ沼はどういった形でやればいいのかなということを考えたときに、まずは気軽に皆さんに集っていただいて、あそこで日中遊んでいただける、そういうような形でにぎわいを創出したいと、そのようなコンセプトで考えているところでございます。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 10番高橋政一議員。 ◆10番(高橋政一君) わかりました。要するに、県内等も視察した結果、一定程度、管理者がいなくてもきちっと利用されているという捉え方でいいのでしょうかということです。 それから、森のふれあい館が委託できればしたいという記事が先日載りましたけれども、状況はどうなっているのか。簡単に言えば、もしあそこにどちらかで入っていただければ、日中についてはさまざま見てもらえる部分もあるのかなと。あと、夜については、今のキャンプとかをする人たちは発電機持ってきたりして、もう川辺の暗いところでもキャンプしたりしますが、そういう状況もできるのではないかなと思って心配するんですが、それについてはどういうふうに考えていますか。 ○議長(佐藤修孝君) 菊地商業観光課長。 ◎商業観光課長兼ロケ推進室長(菊地厚君) 森のふれあい交流館のことでございますけれども、商業観光課のほうでも、何とかああいうふうなある施設、既存の施設を有効利用したいと考えております。それから、奥州湖一体のあそこの周辺ににぎわいをやはり持たなきゃいけない、そういう形のものにしたいというように願っております。 ただし、それは市のほうである程度のハードの部分をやっただけでは進まない、そういった中で、やはり森のふれあい交流館も今は使われない状況で、年に何回かは使われるんですけれども、使用回数が少ない状況になっている。それから、キャンプ場の管理棟もあそこにはございます。キャンプといいますか管理棟もございます。そういったものをやはり民間の方々と共同で何とか利用できるような形にしたいということで考えております。 そういった意味で、今回秋のおもてなしキャンペーンという形で民間のほうに、紅葉のシーズンですので、ぜひあそこで人が集まるような営業をしてみませんかということを問いかけ、応募しているところですが、残念ながらなかなか反響のほう、今芳しい状況ではありません。ただ、いずれこういうことを市ではやる、提供しますのでぜひやってくださいと、こういったことを繰り返し、繰り返しやっていくことが大事かなと思っています。まだこういうふうな形でやれば絶対うまくいくんだということはないんですけれども、手探りですけれども、そういったことを重ねながら、あそこににぎわいを創出するよう努力したいと思っております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第5号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 ここで午後1時まで休憩をいたします。               午後0時3分 休憩---------------------------------------               午後1時 再開 ○議長(佐藤修孝君) 再開いたします。 午前に引き続き、議案審議を行います。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第7、議案第6号、北股辺地に係る公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画の策定に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 17番菅原明議員。 ◆17番(菅原明君) 17番菅原です。 電気通信施設についてお伺いしたいと思います。 奥州エフエム放送の件だと思いますけれども、これで今度の施設整備をしたことによりまして難聴地域の解消につながるということですので、今までと違いましてどの程度の、ほとんど難聴地域がもう解消になるのだということなのか、もう少し残っているという部分もあるのか、ちょっとその辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川市民環境部長。 ◎市民環境部長(及川健君) 今回、奥州エフエムの難視聴の解消の関係で、胆沢区の部分と、あと衣川のほうの部分、奥州エフエムそのものの難視聴の対象の区域については胆沢区と前沢区になっています。この衣川の北股の部分は放送電波のほうを発信する施設ということですので、直接衣川区の部分については難視聴区域ということではないということになりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 17番菅原明議員。 ◆17番(菅原明君) この胆沢区と前沢区が対象になって、ほとんどもう全面的に聞こえるようになるということでございますけれども、国見の機器等が入っている今の施設があるわけなんですが、その中身等についてはもうあの状況で変わらないということで、この予算がどういうものに使われるものかなというふうに思いますので、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) 辺地計画は私どものほうで持っておりましたので、私どもがその地域協に説明した時点でのお話として伝えさせていただければ、今回、国見のほうに建てるアンテナ自体のその出力を上げる工事ということでございました。ですから、今までより出力を上げることによってより遠くまで飛ばすようになるように、そのもとのほうを工事するということだったので、今のやつを新たに改修してもっと出力を上げるような改修をしたいということで聞いておりましたので、そのような改修を今回この辺地計画で上げてきたということになります。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第8、議案第7号、過疎地域とみなされる区域に係る奥州市過疎地域自立促進計画の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 6番及川佐議員。 ◆6番(及川佐君) 6番及川佐です。 お手元に平成29年第3回奥州市議会定例会付議事件参考資料というものが行っていると思いますが、この議案第7号のことについてお伺いします。 3ページ目に地域協議会の意見聴取(回答)というふうに書いてございます。この中で、回答内容は下に書いておりまして、原案了承という言葉ではなくていろんな内容が盛られております。 ちょっと読ませていただくと、今回提案された奥州市過疎地域自立促進計画は、奥州市総合計画実施事業の単なる財源振替と捉えられるが、過疎地域自立促進特別措置法が施行されている本来の目的を念願に置き、地域事情を聴取しながら丁寧な計画策定が必要である。 また、奥州市においては江刺区のみが国から過疎指定されているものであり、その指定の意義からも過疎地域における問題解決や活性化を目指す特徴ある事業計画の策定がなされるべきである。 さらに、法の執行期限は平成32年度までとなっており、今後再延長されることが明確でないことから、現在の優遇措置を有効活用しながら江刺区における事業を期限内で積極推進することを求めるとこういう文書なんですね。 私この会議出ておりません、この文書を読んだだけでも、今回の過疎自立促進法の資料が、計画そのものと参考資料は再度出されていますね。これの検討した結果であろうと思うんですが、ということは、現在はここに書いているように財源振替としか捉えていないんじゃないかと、本質的な目的とそぐわないといいますか、そういうことが提起されていると思うんです。これについては、この回答についてはどのようにお考えなのか、まず1点お伺いしたい。 それからもう一つは、これ地域協議会で議論されたものですけれども、この法律は32年まで期限がなされているわけですね。ですからこれは、当然地域協議会がなくなること、来年度からないというふうになりますので、さらに変更、もしくはさまざまなここにかかわる問題はどこで今後考えていらっしゃるのか。 この2点についてお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) それでは1つ、地域協からの意見で出た部分でございますけれども、1つ目の地域事情を聴取しながら丁寧な計画策定をという意見でございますけれども、これについては、昨年度総合計画を立てる際もそうでしたが、毎年市長と地域を語る会であったり、それから各区の要望、それから協働の提案テーブル等で地域の事情を勘案しながら、そういった事情を加味して立てたのが総合計画でございます。そういったことで地域の話を、声を取り入れながら最終的にはまとめたものという形になっております。 それからもう一つ、過疎地域における問題解決やその活性化を目指す特徴ある事業計画の策定をという部分でございますけれども、基本的に過疎計画の目指すところというのは、議員さんご承知のとおりでございますが、人口が減ったところで、人口の著しい減少によって住民の一定の生活水準を維持することができなくなったその状態を過疎ということで、それを何とか今までの生活水準、一定の生活水準にしようというのがこの過疎法の目的だと捉えております。そういった意味で、例えばいろんな奥州市内の指標を比較する中で、例えば過疎地域に指定されている江刺区がほかと比べて著しく何か落ち込んでいるということであれば、当然、市のほうは厚く手当てをしなければいけないのですけれども、それを全市的にオール奥州で見た場合に、均衡ある発展と申しますか、そういったことも含めて、昨年度の奥州市の総合計画におきましては30地区の未来を光り輝くということで、地域を大切にというような計画を立てております。そういった意味で、その計画に包含されていると私どもでは理解をしております。 それから3つ目でございますが、期限内で平成32年までの期限なので、なおより一層事業に取り組みたいという意見でございました。これが一番大きな意見でございました。言わんとするところ、それから地域協議会の委員の方々の意見は一部わかる部分も、理解する部分もございます。ただ、地域協は、もちろん江刺区の地域協ですので、江刺区の発展のためにはこういうことが必要だということで出された意見だと思うのですけれども、私どもはそれを踏まえて、奥州市全体で見た場合にどう考えるかを考えないといけなくて、全体で見たときに、じゃ江刺区にはこういう事業を、それから衣川、胆沢にはこういう事業、水沢にはこういう事業、前沢にはこういう事業をということで立てたのが奥州市の総合計画でございます。ですので、そういった計画に基づいてこの過疎債を運用していきたいというのは今の奥州市の気持ちでございます。 それから、来年度以降、例えば地域協がなくなった場合にじゃ過疎の変更計画はどこで協議するのかという質問でございますけれども、これについては、地域協があればその地域協に協議するというのが法のルールでございまして、地域協がなければ議会と直接やりとりをするということになります。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) ルール上の話を今、課長から申し上げましたけれども、来年度以降はやはりその地区にかかわる部分につきましてはそれぞれの振興会長さんとご相談をし、そしてご説明をどのようにすればいいのかということについては、やはりその地域の方々にかかわる部分については改めて機会を設けると、こういうことであるが、合意検討あればぜひお聞きくださいというような部分の説明、そして意見聴取は当然行っていくというふうに私としては考えているものでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 6番及川佐議員。 ◆6番(及川佐君) 地域協のことはまた別な機会にするとして、先ほど課長がおっしゃったのは、まさに財源の振替、ここの趣旨。例えば過疎計画、これありますね。この1ページにグラフが載っていまして、江刺区のこれは平成22年まで、多分国勢調査の組でこうなっていると思うんですが、人口が江刺区は著しく減ったまま、急カーブで減っております。ですからまさにこれをどうするかが過疎の問題でして、これだけではもちろんないんですが、一応これ1ページにありましたので見ているんですが、明らかに政策打っているのにもかかわらず減っているというこういうグラフですね、これは。 奥州市にもちろんいっぱい財源を使っている、正常な政策する、それはそうなんですが、それは聞きようによっては逆に、過疎債を使って、ここに言っているように財源振替としかとられていないんじゃないかとこういう疑問を今の話では解消できないんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) そもそもの過疎地域というものがどういうものかということについては、先ほど言ったとおり、人口の減少によって一定の生活水準が保たれなくなっているという現状、これが果たして今それに適合するかということになりますと、いろんな指標等ありますし、それから例えば総合計画、道路計画等を定めておりますけれども、その道路計画の中で事業費を比較した場合にどうなるのかを見てみますと、当然江刺区は過疎というよりは面積が広いですので道路もたくさんあって、その維持補修には当然お金がかかってくるのですけれども、例えば道路計画5年間見ても全体の30%が江刺区の事業費というような形になっております。そういったことで、必然的にそういった地域には必要な財源措置をしていくというのが市の方針でございますし、そういったことを全て勘案して総合計画というのはつくられているものでございまして、決して江刺区の財源振替のためだけに使って、ほかの区で有効に何かを使おうというような意図ではございません。
    ○議長(佐藤修孝君) 6番及川佐議員。 ◆6番(及川佐君) もしそうおっしゃるならば、具体的に過疎を使ってどのように手厚くしているかの資料を出してください。少なくてもこの1ページ見た段階では、やったかもしれないけれども全然人口は減る一方です、ほかの区域よりも。平成22年度までですけれどもね。これ、1つの指標であって、じゃもしそれやっているというなら具体的な数字を出してください。いかがですか。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) 先ほど来申しておりますとおり、目的というのが人口減少によって一定の生活水準が落ち込んでいる、その生活水準を維持するための過疎法だと思っております。ですので、生活水準を維持するためにどういった事業を江刺区に当てているのか、例えば先ほど言った道路事業の計画が地区ごとにどのようなことになっているのかについての資料は差し上げることはできますけれども、例えば、参考資料で今回提示をしているように、この5年間の事業費、江刺区では240億のこの過疎の計画になっておりますけれども、それが全体的にどのような位置を占めるかについてはなかなか比較が難しくて、これが適正な資料だというのはお出しすることが難しいので、例えば道路計画上の区ごとの例えば事業費であったり、そういったものであれば出せるかと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 11番佐藤郁夫議員。 ◆11番(佐藤郁夫君) お聞きをいたします。 江刺区は28年前も10年間ですよね、過疎指定は、10年ですね、前は。それで今度は5年と、今度は28年から32年までと。それでずっと江刺区は、江刺市の時代から実は過疎指定されておりました。 それで、過疎から脱却をするためにというふうに、過疎計画は私はそういう観点だと思います。過疎から脱却しなければ、何だか今のを維持するということだけではないと。したがって、江刺市時代にも一生懸命、例えば藤原の郷とか工業団地の誘致とか、それで一時人口がふえた時期がありました。しかしまだ過疎から脱却できないということが実はありました、大変残念ながら。したがって、時限立法として5年間延長したということのこの法律に基づいて、どちらかというとソフト事業だという位置づけなんですが、私はそういうふうな捉え方をすべきだというふうに思います。 何も江刺に手厚く全部事業多くやれとかそういうことではないですよ。そのことを言っているのではありません。合併当時から私かかわっていましたから、財源をどうするかということもかなり議論していました。したがって、捉え方は私はそういうことだというふうに思っていますが、今、浦川課長の答弁を聞きますと、ちょっと私は、もう一歩踏み込んだ過疎計画あるいは過疎対策というふうな観点でいくべきだというふうに思います。したがって、今申し上げましたが、どうして人口がじゃ減るのかなと、これはどういうことで減ると思いますか。まずそれをお聞きしたいと思います。5年間なり、江刺だけではございませんが、やっぱり江刺は大きいです、減っている率が。そこをちょっとお聞きします。 ○議長(佐藤修孝君) 小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 一口に人口減少の原因をこれだということで言及できる部分というのはないのだと思います。言えば、産業構造の変化、価値観の変化、そしてさまざまなインフラの整備によって、要するに住まわれる場所の自由度が以前よりはさらに増してきているのではないかというふうなものは、これは要因としてあるのではないかと思います。 そして何よりも、広く奥州市全体の地域にこれまでいた人、あるいはこれまでいなかった人が、中山間と言えばいいんでしょうか、いずれそのような場所にお住まいになっていただくというふうな部分における施策の対応という大きな部分というのは、まず働く場所があること、これが何よりも、身近に働く場所があることということがまず1つ挙げられると思いますし、その次に最も重要、その次に重要ということとして私が考えます部分においては、やはり社会インフラの均衡ある整備というふうな部分が次のポイントになってくるのではないかというふうに考えているところでございます。 よって、今回はこういうふうな形でお出ししている部分ではありますが、地域協のほうから言われたご意見についてもなるほどと思うような部分もございます。そういうふうな部分について、この計画は議員もご存じのとおり、一回つくれば変更できないというものでは決してございませんので、そういうふうなものも含めて、また、過疎の割り当ても岩手県全体での枠が決まっていたりというようなこともございますけれども、より有効的なものというふうな部分については常に考えていかなければならない大きな課題であると思いますし、できるものについては、それはちゅうちょせずに新しく計画に登載するなど、市内の均衡ある発展のためにいかにやればいいのかということについて、それはとりもなおさずこの過疎債というふうなものを利用させていただく上においては、それが幾ばくでも過疎の歯どめになるような政策として立案し、追加掲載あるいは事業の内容を変えるというようなことは当然日々の努力として常に検討し、できることから変えていかなければならないものというふうに私としては思っているものでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 11番佐藤郁夫議員。 ◆11番(佐藤郁夫君) 私の質問の仕方がちょっと悪かったのかなと思いますが、人口がなぜ減ったのかということを聞いたからそういう話になるんですが、私もそういう認識です。したがって、例えば江刺区で言えば米里地区、いわゆる山間地から岩谷堂に出てくる人が多いとか、社会構造の変化だとか、あるいは若い方々の考え方の違いとか、変化していますから、私はそれは否定しません。それから、例えば働く職場を確保するという観点からすれば、大変頑張っていただいて企業誘致も進んでいると、江刺のフロンティアパーク含めて工業団地は完売と。したがって、そういうことはずっとやってきました。しかし、なぜか過疎から脱却できないという部分があるのでという意味で私は言っております。 したがって、この意見も、はっきりとそういうことじゃなくて、市長もその趣旨は理解できるところもあるということですから、ただ、現実には28年からスタートしますから、もう28年の過疎債は使っていますから、移動診療車なんか恐らく過疎債使って導入したと思いますが、やっぱり毎年これを変更するということには私はならないと思うんですよ。したがって、実質的に言えば29年からという計画になりますので、やっぱりそういうふうな観点から、言ってみれば実施計画も見てみました、したがって、やっぱりそういう観点から地域協議会も求めているんだと思いますし、そういう部分どうなのかということが私は思っていますから、そのことをどう考えるかということで、もう一度、質問に対する私からすればそごが、ちょっと食い違いがあったということを含めて、過疎から脱却するためにどうしていくかということが私は必要だと思っていますので、そのことについてお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 小沢市長。 ◎市長(小沢昌記君) 過疎からの脱却というふうな部分については、1つのことをすれば全てできるということではないと思います。私がお話ししたのは、それぞれ今住まっている地域がやはりすばらしい地域であり続けるその整備をしていかなければならないということに尽きるのではないかというふうに思っております。そのために必要な計画をし、そして事業を実施していくということになるのではないかというふうに思います。ただ壊れたものを直すとかというレベルではなく、もしかするとそこににぎわい、あるいは住まっている皆さんの元気が湧き出るような事業なども、より注目しながら検討していくということも必要ではないかという思いも一方でしているところでございます。 いずれ、毎年変えるというわけにはなかなかいかないなということでありますけれども、決して変えられないものではないという部分、そして、実質的には財政計画にのっとった、さまざまな計画の上に成り立っている状況もありますけれども、やはり住まっておられる方々の元気が出るような部分に注目をするというふうな視点からすれば、その部分については少し弱さがあったのかなということを、あの地域協の付帯意見として書かれた部分から私なりには感じ取ったところでございます。 いずれ、そのような部分も含めてこれは検討していくべきはしっかり検討するというふうに私としては思っているところでございます。なかなか、佐藤郁夫議員がおっしゃられている質問の内容は、私なりには理解しているつもりでありますけれども、それをこの場で、じゃ過疎からの脱却がどうあればいいかというふうな部分については、今の時点では、それを見つけるためにしっかりと検討していきたいというような答弁に現時点では尽きるということになりますけれども、そのために努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第7号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「委員会付託」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 委員会付託の声があります。ただいま議題となっております議案第7号は、会議規則第38条第1項の規定により総務常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第7号は総務常任委員会に付託いたします。 お諮りいたします。ただいま総務常任委員会に付託いたしました議案第7号については、会議規則第45条第1項の規定により、9月26日までに審査を終えるよう期限を付したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第7号については、9月26日までに審査を終えるよう期限を付すことにいたします。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第9、議案第8号、財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第8号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第10、議案第9号、財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 この財産の取得でございますけれども、随意契約で行われておりますので、随意契約に至ったその理由についてお伺いをしたいというふうに思います。 また、随意契約を行うに当たりましてガイドライン等があるのかどうかお伺いをします。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤総務企画部長。 ◎総務企画部長(佐藤良君) この第9号の財産の取得につきましては、平成18年に導入しましたわいわいテレビのテレビ放送関連の機器、これが耐用年数が6年を大きく経過して、保守サポートとかあと修理対応が、対応期間が終了しておりまして、故障した場合にテレビ放送がとまるということになるため更新するものでございます。 今回購入する機器につきましては、奥州市光ネット整備事業に係るシステムの一部であります。そして、放送を停止することなく作業できるというのが全体のシステムを把握して操作調整に精通している奥州市光ネット整備保守業務の受託者であるマルモ通信商事株式会社、ここだけとなりますので、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号に該当することから随意契約としたものでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 朝日田財政課長。 ◎財政課長兼競馬対策室長(朝日田倫明君) それでは、私のほうからはガイドラインについてお答えを申し上げます。 奥州市の随意契約ガイドラインといいますのは昨年3月に定めております。内容につきましては、基本としては、契約に関しては入札を基本としているんですけれども、地方自治法の施行令第167条の2とそちらのほうに規定がございますが、それに基づいて随意契約をするということになります。その内容の解説のような形になっております。また、具体的に今回の事例のようなものも例として掲載をしておるところでございます。 また、このガイドラインにつきましては、職員向けの庶務担当者会議、それから昨年秋に開催した研修会などでも周知を図っておって、これに基づいて事務を執行していただくというふうなことで進めております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 随意契約に関しましては、大変市民からも厳しい目で見られております。特にも今回、放送の通信設備機器を取得するということでございまして、機器を買うということなんですけれども、ただいまのご答弁ではその機器を設置して、放送が一時中断しないように、スムーズな移行を求めるために随意契約としたというようなご答弁でしたけれども、そうであればそのような仕様書をつくられているのかお伺いをしたいというふうに思います。 それと、他市の随意契約に関するガイドラインを見させていただきますと、例えば特殊な技術とか設備であるとか、また特許権がなければならないとかそういう、本当にその業者さんでしかできないというように限定されたものでなければならない、また前例で判断をしてはいけない、合理的な理由があるのかどうかということをきちんと理由を公表して随意契約をするというふうに定められているところもあるようでございます。同種のそういう設備を取りつけるとかということが一般化されているものに関しては随意契約をしてはならないというふうにされているようでございまして、奥州市が今回契約に関してどのような調査をされて、例えば随意契約をするにしても複数から見積もりを徴取しなければならないとか、また、これが特殊な設備また設置であるのかどうかということの調査をされたのかどうか、お伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) 今回のその特殊性ということでございましたが、一般的に行政で通常扱うものでは当然あるのですけれども、今回、以前も契約に当たってはその価格が適正価格かどうかまず調査するために、ほかのところから参考見積もりをというような指摘も受けておりましたので、今回に当たっても、あくまで参考見積もりではありますが、その価格が適正かどうかの調査はしております。 それから今回、先ほど総務企画部長が言ったとおり、どうしてもテレビ放送をとめることなくやるためには今の運用業者でないとできないということがございまして、これはまさに特殊な事情だと思っております。例えばなんですが、考えれば、物とそれから設置を別々に発注する検討も当然いたしておりましたが、それについて検討する段階で、やはり何かあった場合に物の設置、入れた業者と設置する業者が別であるとそのふぐあいの原因がどっちに責任があるのかがわからなくなる、かなり危険性を伴うということで一体の事業にしているというような経緯もございます。なかなか分割発注が難しいような状況ではありましたが、その価格が適正価格であるかどうかについては参考的に見積もりを徴しているということでございました。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 まず、その機器の発注とそれと取りつけるということまで仕様書に書かれてあるのかということのお尋ねをしたいというふうに思います。 それから、確かに機器と取りつけを分離した場合どうなのかということはあるかとは思いますけれども、本当に特殊なものでない限り、本来は機器を購入する、そして取りつけるということを分けるということもありますし、いや、それを一体化してやったほうがいいのだということもあります。それらを調査されたのかということをお伺いしているわけでございまして、そういう特殊な機器であるのか、その取りつけが一般的な技術の範囲を超えているのかということをお伺いしたいというふうに思います。それを調査したのかということをお伺いしているわけでございます。 それから、奥州市のほうで随意契約に関するガイドラインをつくられたということでございますけれども、公表されておりません。やはりどのように随意契約をなされるのかということで、しっかり公表して、こういう理由があるので随意契約でしかできなかったんだということが、誰が見てもそのとおりだという納得をされるものでなければならないというふうに思いますので、契約はこれだけではございません、随意契約はもちろん法でも認められておりますけれども、随意契約にするために合理的な理由がなければならないというふうに思われますので、奥州市としてはこの辺、指摘を何回もされていますので、そのガイドライン、しっかり公表していただきながら、随意契約をするときには、なぜこれを随意契約にしたのかということをしっかり公表していただきたいというふうに思いますけれども、その点についてお伺いして終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) 1つ目の今回のその入札、随契に当たりまして調査をしたのかという点につきましては、今まで毎年毎年この事業をやっておりまして、過去にはそういった調査をした経緯もございますが、今回に限ってはそれをやったかというとやっておりません。ただ、今までの流れで、そういった流れを受けて同じような契約にしたということでございます。 それからもう一つ、仕様書の問題でございますが、仕様書にその取りつけ状況があるのかということでございますが、今は設置と購入を一緒にしているために、購入されるものについては当然その設置するための準備をなさって、例えば、わかりやすく言えば、ちょっと例は違いますけれども、パソコンの場合はパソコンの中にわいわいテレビに合うようなシステムを入れてそのものを納入してもらうという形になるのですけれども、そういったものをセットで入れてもらうような形にしておりますので、あえてその取りつけ分、それから物分ということはしないで、欲しいものについてはそのものの中にそのプログラム等がはいったもの、それを購入するような形にしております。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 及川財務部長。 ◎財務部長(及川哲也君) 随契のガイドラインの公表、それからその根拠、個別具体的なということかと思いますけれども、そちらの公表についてどうかということでございます。 ガイドラインにつきましては既に作成しておりますし、これはすぐにも公表したいというふうに考えております。それから、随契の根拠のほうにつきましては、入札結果の公表とあわせてできるかどうか検討したいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 すみません、終わろうと思ったんですけれども、やはり発注者側がしっかり仕様書をもって、機器と取りつけまでお願いをしますというふうに明確にしておかないとトラブルのもとになるというふうに思われますので、そこはわかっているでしょう、パソコンを買ったのだから設置までしてくれますよねというのはこちらの思いであって、それはやはりきちっと仕様書をつくって、どこまでお願いするのか、それは発注者側の責務だというふうに思われますけれども、その点お伺いして終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) 確かにおっしゃられるとおり、これまでそういう運用でやってきておりましたが、おっしゃるとおりな方向で検討させていただきます。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第9号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第11、議案第10号、負担付きの寄附を受けることに関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第10号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第12、議案第11号、平成29年度奥州市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。 20番藤田慶則議員。 ◆20番(藤田慶則君) 20番藤田です。 予算書の47ページ、公園維持管理経費の中で設計委託料というのがございますが、この内容についてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 二階堂生涯学習スポーツ課長。 ◎生涯学習スポーツ課長(二階堂純君) それでは、ご質問の内容についてお答えをいたします。 9月いっぱいで廃止となることが決まっております水沢サンスポーツランドの代替施設といたしまして、水沢公園野球場を改修する予定でございます。改修に先立ちまして、今年度は図書作成や測量等を含む実施設計を行う計画でございます。今年度いっぱいで実施設計を行いまして、来年度には硬式野球の練習ができるような防球ネットの設置、それからグラウンドの土の入れかえ、バックスクリーンの改修、あるいはスコアボードの電光化、この辺を行う予定でございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 20番藤田慶則議員。 ◆20番(藤田慶則君) 野球関係者等は話し合いをして、野球関係者の要望を100%というかある程度は受け入れた設計になっているのかどうかお伺いしますし、また、先ほどサンスポーツが9月いっぱいで終わりだというような話でしたが、今現在どのようになっているのか、今後どのようにサンスポーツのほうはなるのか、前にも一回説明は受けましたけれども、改めて聞きたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 二階堂生涯学習スポーツ課長。 ◎生涯学習スポーツ課長(二階堂純君) お答えをいたします。 水沢区の野球協会のほうと現地を含めて、両者で視察をいたしまして、確認をいたしまして進めてきているところでございます。ですので、先ほどお話しいたしました内容についてはほぼ合意ができているというふうに認識をしております。 それから、2点目でございます。サンスポーツランドでございます。現状、もう既に廃止の議決を頂戴しておりまして、9月いっぱいをもって廃止ということで、10月からは使用できないということでございます。ですので、野球関係者の方にも代替施設ということで提案をしておりますし、その他の利用されている方々についても、代替の措置についてご提案を申し上げて打ち合わせしているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 20番藤田慶則議員。 ◆20番(藤田慶則君) 公園の野球場は、前にも議場でも議論ありましたが、すばらしい施設ですので、ネットにつきましては、公園を利用される野球以外の方にもボールが当たらないような、そういう配慮も十分に考えた施設にしていただきたいと思いますが、お伺いして終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 二階堂生涯学習スポーツ課長。 ◎生涯学習スポーツ課長(二階堂純君) 議員おっしゃるとおり、周辺の公園利用者に影響が及ばないよう、安全面を踏まえての計画でございます。今のご意見を参考にしながら進めてまいりたいと思います。 以上でございます。          〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 24番佐藤邦夫議員。 ◆24番(佐藤邦夫君) 野球関係者と話し合って、ほぼ意に沿うようにというようなお話でしたけれども、ダッグアウトの改修は要請されなかったんでしょうか。もし要請されたのであればどのようになっているかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 二階堂生涯学習スポーツ課長。 ◎生涯学習スポーツ課長(二階堂純君) ご案内のとおり、水沢公園野球場は昭和45年に建設されたものでございまして老朽化が本当に著しいということでございます。今、議員にお話しいただきましたとおり、ダッグアウトあるいはスタンド、トイレ、あらゆるところが老朽化しておるということは承知しております。その中で大体、最低限どこを優先的に手を入れるかという協議をいたしまして、その部分で先ほど申し上げました大まかにいって4点ですね、そこの改修を進めるということでお話をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 24番佐藤邦夫議員。 ◆24番(佐藤邦夫君) 大体了解しましたが、今の藤田議員からもお話ありましたけれども、地理的にも景観的にもすばらしい球場で、奥州市の宝の1つだと思ってもいいと思うので、1年2年では今おっしゃったように改修はできないというのはよく理解できますけれども、例えば10年とか20年かかってもずっと残すような、そういう手入れというか手当てをしていってほしいなというふうに思います。 特にも水沢駒形野球倶楽部、新聞でもご存じのようにベストフォーに上れなかったんですけれども、何十年、もう全国に誇れるクラブチームも水沢にあるというそういうことですので、盛り上げて、市全体として盛り上げるようなそういう方向に行ってほしいとそのように思うんですけれども、ご答弁お願いしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 鈴木協働まちづくり部長。 ◎協働まちづくり部長(鈴木美喜子君) 今、議員さんからご意見、ご提言賜りました。まさしく水沢公園の野球場はちょうど中心に、町の中にあって、どなたからも使い勝手がいい、しかも公園の中にあるという景観的にもすばらしいというご意見頂戴しております。ただ、野球利用者の立場からするとそのとおりなんですけれども、片や公園というそういう目的の場所でもございますので、ぜひその野球を初め、運動する方々にとっても愛される場所、そして1つの公園として、憩いの場所としても愛される場所、その両方を、欲張りではないんですが、バランスよく対応してこれからも検討してまいりたいと思います。          〔「関連」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 野球場の設計のことについては了解いたしました。サンスポーツランドの廃止に伴いまして、地元との協議も進んでいると思いますけれども、進捗状況、それから地元との協議で代替がどうなっているのか、今回の補正に入っているのかお伺いしたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 二階堂生涯学習スポーツ課長。 ◎生涯学習スポーツ課長(二階堂純君) 地元との協議ということでございます。地元の方々につきましては、サンスポーツランドにおきましてグラウンドゴルフの練習を主にされていると、それから地域行事も行うことがあるということでございます。先般、地元のほうに改めて、真城でございますけれどもお邪魔をしてまいりまして、改めて意見交換をしてまいったところでございます。当方が考える代替案をお示ししておりますが、若干そこにつきましては地元の意見もございましたので、さらに検討を進めてまいるということで宿題をもらって帰ってきたというところでございます。 途中経過は以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 2番千葉敦議員。 ◆2番(千葉敦君) 2番千葉敦です。 歳入でございますけれども、10ページ、11ページの第14款国庫支出金の民生費国庫補助金で、11ページで5節の保育所等整備交付金が減額で3,000万円ほどになっておりますが、これはどちらのほうに振りかえになったのか説明をお願いします。 ○議長(佐藤修孝君) 及川学校教育課主幹。 ◎教育委員会学校教育課主幹兼子ども・子育て支援推進室長(及川和徳君) 保育所等整備交付金でございますけれども、これは国のほうの補助のメニューが変わっておりまして、直接、当初の予算では国から交付されるという交付金のほうに入っておったんですけれども、国・県、市が負担する補助金のほうに振りかえになりまして、同じページの15款2項2目の民生費県補助金のところでございます、児童福祉費補助金、認定こども園整備事業費補助金、認定こども園施設整備事業費補助金、この3つに振りかえになっているものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 2番千葉敦議員。 ◆2番(千葉敦君) その振りかえになったということですけれども、歳入として振りかえになったのはわかったんですが、その歳出のほうは該当しそうなところ、私、見つけかねたんですが、歳出のほうはどのようになっていますでしょうか。 ○議長(佐藤修孝君) 及川学校教育課主幹。 ◎教育委員会学校教育課主幹兼子ども・子育て支援推進室長(及川和徳君) 歳出につきましては、補助事業者のほうに交付する補助金としては市の補助金としては変更ございませんので、歳入の分だけ財源が変わるといった形でございますので、歳出の分については補正はございません。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 22番今野裕文議員。 ◆22番(今野裕文君) 22番今野です。 2点、ちょっとわかりませんのでお尋ねをいたします。 地方交付税の減額、10ページ、11ページですが、算定が狂ったというような話だったような気がしますけれども、具体的にどういうことでこういう減になったのかというのをお尋ねいたします。 それから、12ページ、13ページにあります財産貸付収入の滞納繰越分の329万4,000円というのは具体的にはどういうものなのかお尋ねをいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 朝日田財政課長。 ◎財政課長兼競馬対策室長(朝日田倫明君) それでは、地方交付税の減の要因といいますか、そちらについてお答え申し上げます。 まず、当初予算におきましては、国のほうで示されます地方財政計画、こちらの伸び率をもとにして試算をしておりました。今回、結果的には前年度と比較して4.4%が減額というふうになった形になってございます。 要因としてでございますけれども、まず需要額につきましては昨年度からトップランナー方式というものが個別算定の中で用いられておりますけれども、もともと全国の平均で単価を算出していた部分が、先進事例をモデルにした形で算定になったということで、そちらのほうで若干単位費用が下がるというような部分がございました。それが昨年度から始まっております。それが段階的に進んでおりまして、また今年度もさらにその分で減額が進んでいるという部分がございます。 あと、基準財政収入額の増という部分がございまして、市税と地方消費税交付金、こちらのほうが想定よりも多く算入されたという結果になってございます。そういったことによりまして、予算の中からすればかなり金額的には結果としては下がったというふうなことになってございます。 ただ、この算定の内容を加味していきますと、収入のほうが市税で2億円、それから地方消費税交付金額で2億円程度ふえるというふうな形も見込めるとも言えます。ということで、全体的には最終的な歳入のほうの不足という部分についてはそれほど大きくはならないものというような見込みと考えております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 小野寺財産運用課長。 ◎財産運用課長(小野寺和夫君) それでは、滞納繰越分につきましてご説明申し上げます。 これを今回計上いたしましたが、平成28年度までの普通財産の貸付けを行っているわけですけれども、それの収入未済金、これの金額の確定によりまして、今議会におきましてこの金額を計上させていただいたものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 22番今野裕文議員。 ◆22番(今野裕文君) まず、交付税の問題ですけれども、トップランナー方式で段階的に下がっているという話と、それから収入額で市税がふえ、措置額もふえ、最終的には収入については欠陥がないというふうに説明されたのでしょうか。 まず、トップランナー方式での影響についてはどういうふうに評価されているのか、お尋ねをいたします。まちづくりか何かよくわかりませんけれども、地方創生の関係で結構減額も出している中で、そういうものが影響しているのではないかなという思いもするんですが、そこら辺はどのように評価されているのかお尋ねをいたします。 それから、収入の面でいいますと、見合いで予定どおり確保できると、逆に言えば交付税の減額は妥当だということで理解しているということなのですか。 ○議長(佐藤修孝君) 及川財務部長。 ◎財務部長(及川哲也君) トップランナー方式についての評価ということでございますが、私どもとすれば、今までどおりの算定方法でやっていただきたいというのが正直なところでございます。トップランナー方式もどの自治体をトップランナーとみなしてそういう算定の仕方したかというのは私どもではわかっておらないところなんですけれども、そういった意味で、いろいろ先進して取組みした自治体の例をもって、今までの平均、全国の自治体の平均よりも下げた形で算定されているということでございます。なかなか行財政改革的にも当初見込んだとおりの進め方ができていないという状況の中では、この方式でやられた場合は、恐らく私どものような自治体にとっては不利な形で働くものだろうというふうに思ってございます。ただ、そういう方式にするということを決められておりますので、財政運営の中でも、私どももトップランナーに近づくような形でやっていくことも必要かなというふうに思うところでございます。 それから、収入が最終的には見合うということは、交付税のこの下げが妥当と判断したのかということでございますが、収入が見込めるといいましても、これも国のほうでのあくまで見立てでございますので、我々とすればそのとおりに税収等が入ってくるかどうか、そこは十分注視していかなければならない。その結果によっては収入減ということもあり得ますので、交付税の引下げは妥当というふうに判断しているというものではございません。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 22番今野裕文議員。 ◆22番(今野裕文君) 交付税そのものについては、部長さんが言うように私どももこれは問題だというふうに思います。ただ、現実はそうはいっても進むわけでしょうから、ただ、今こう算定の段階を経てきて、そのトップランナーにならなかったことによって減額になった理由というのは、全く見当がつかない状態で減らされるのですか。ふたをあけてみなければわからないという状況なのか、今の説明ですと、収入額は一定市税で財政需要収入額、その税金で一定は埋められるけれども、現実はトップランナー部分についてはどうしても減額になるという認識のように聞こえたんですけれども、その減った根拠というのはわからないということですか。どこの自治体もわからないんですか。そういう制度なんですか、そもそも。トップランナーにうんとなってほしいと私は思っていませんけれども、そうはいっても財源がどんどん減らされるんでは困るんで、少なくともその根拠というのはわかるような状態なのですか、わからないのですか。今の説明ですと、トップランナー分はどうしても減収になるという説明だと思うんですけれども、そこら辺どうなんでしょうかと。 それから、財産収入未済額が確定したということですので、入るだろうということで計上になったんだろうと思いますが、具体的にはどのようなものがあるんですか、お尋ねをいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 朝日田財政課長。 ◎財政課長兼競馬対策室長(朝日田倫明君) 交付税の算定におきましてのトップランナー方式による影響といいますか、その部分につきましては、大きな項目として捉える部分では把握できます。ただ、細かく算入の基礎のほうに話になってくるとちょっとわかりかねる部分がございます。なので、大まかな形の捉え方は今現在でもできるということでございます。 ◆22番(今野裕文君) わかるところ説明してください。 ◎市長(小沢昌記君) 正しい答弁したいので、ちょっと休憩いただけませんでしょうか。 ○議長(佐藤修孝君) それでは、ただいまの答弁は休憩後にいただくこととし、ここで午後2時20分まで休憩をいたします。               午後2時5分 休憩---------------------------------------               午後2時19分 再開 ○議長(佐藤修孝君) 再開いたします。 休憩前に引き続き、議案審議を続けます。 先ほどの22番今野議員の質問に対する答弁から行います。 朝日田財政課長。
    ◎財政課長兼競馬対策室長(朝日田倫明君) それでは、お答え申し上げます。 トップランナー方式によるその影響の部分でございますけれども、まず、トップランナー方式が平成28年度からの取組みといいますか、こちらにとっては改悪というふうな部分でございますけれども、その項目といたしまして16の業務が対象となりました。主なものをいいますと道路の維持補修、一般ごみ収集、公園管理、それから本庁舎の清掃等、また学校給食関係もございます。そういった16の項目においてトップランナー方式が採用されたと。それが28年度である程度交付税の減につながっておりますし、今回も予算編成時点においてはどの程度下がるかということが見込めなかったものですから、あくまでも地方財政計画のほうの2.2%減というふうなところで捉えて、あと多少加味した部分もございますが、そういった形で予算を組んだところでございます。 今回、実際にトップランナー方式でのその影響の部分というのが見込みよりはやはり多かった、ただ、それがどの程度かというのは、実はそれだけではない要因があるということもありまして、はっきりは出ておりません。また、そのトップランナー方式につきましては3年から5年かけてそれぞれ見直しがされるということなので、また今後もそういった減ということの要素となり得るというものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 小野寺財産運用課長。 ◎財産運用課長(小野寺和夫君) 先ほど説明不足がございました、大変申しわけございませんでした。滞納繰越分の具体的な中身につきましてご説明申し上げます。 土地の部分につきましての329万4,000円の今回の補正でございますけれども、貸付内容につきましては法人2件、個人11件、これの収入未済額の合計額が329万5,620円となったものでございます。なお、貸付内容につきましては店舗の駐車場でありましたり、一部住宅の敷地になっておるところもございますし、あと、前沢の雇用促進住宅につきましては駐車場につきまして個人と契約を結んでおりますので、その部分の未納部分が何名かございましたので、トータルこういった金額になっているものでございます。 以上でございます。          〔「後で教えられに行きます」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 3番廣野富男議員。 ◆3番(廣野富男君) 3番廣野富男です。 いっぱい聞こうと思いましたが、制止されましたので3点に絞ってお伺いをいたします。 23ページの企画費、10の定住自立圏推進事業経費で12万8,000円、内容についてお伺いをいたします。 37ページの農業振興費、05の地域ブランド推進事業経費、旅費として19万7,000円のこの内容についてお願いをいたします。 41ページ商工費、13節の委託料、これは412万2,000円、不動産鑑定委託料、この内容についてお願いをいたします。 それと、最後ですが、53ページの学校管理経費で施設等修繕料、あるいは55ページに文化会館の施設等修繕料723万6,000円、あと保健体育費、体育施設管理運営経費の施設等修繕料605万5,000円、それぞれ計上されておりますが、公共施設管理計画というのができていたのかどうか、ちょっと確認をまずしたいと思います。もしできているとすれば、総合管理計画でしたか、その管理計画に基づいたそれぞれ、先ほど言った53、55、57ページのそれぞれの施設等修繕料はそれに基づいてしているのかどうかということをまずお伺いをいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) それでは、1点目のお尋ねでございました23ページ、定住自立圏構想の事業経費の増の分でございますが、今年度、奥州、北上、金ケ崎、西和賀において連携事業に対する増額の分ということで、内容につきましては移住定住フェア、こちらに係る経費を今回上げております。消耗品分としてはその資料配布用の封筒であるとか、あとはパンフレットを印刷したいということでの増額の要望でございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 鈴木農林部長。 ◎農林部長(鈴木良光君) それでは、私のほうから2件目の37ページ、6、1、3の05事業の地域ブランド推進事業経費についてご説明を申し上げます。 午前中の加藤議員さんの一般質問の中でも若干触れさせていただきましたけれども、いわて農林水産物輸出促進協議会が行います、まだ日程、それから内容についてはまだ未定でございますけれども、来年1月か2月にシンガポールにおきまして岩手県産米フェアが行われます。そこにふるさと農協さんで参加するということでございますので、市のほうからもぜひというお話も頂戴してございましたので、私ども実際、その輸出現場を市としてまだ見たことがないということもございまして、今回この補正予算をお願いしたところでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 菊地商業観光課長。 ◎商業観光課長兼ロケ推進室長(菊地厚君) 私のほうから、41ページの不動産鑑定委託料についてご説明申し上げます。 今回の不動産鑑定を依頼している施設は越路スキー場、ひめかゆスキー場、国見平スキー場、やけいし館、ひめかゆ温泉、衣川荘となっております。これらの施設につきましては、宿泊施設とかスキー場施設という不動産鑑定の実例が極めて少ない不動産でございます。このため、当初契約におきましては一般的な状況で契約し、その後、詳細な事項を確認した後に不動産鑑定の範囲を決定して、必要な場合に契約変更するとしていたものでものでございます。今回その必要な部分という細かい部分が決定いたしましたので、その部分について変更を行うものでございます。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 及川財務部長。 ◎財務部長(及川哲也君) 各種修繕に関連して公共施設総合管理計画、これができていたかということでございます。3月の議会でもご答弁申し上げたんですけれども、管理計画といたしましてはことし3月に形上、形上といいますか、策定した形としております。ただ、その際にこれからかかる費用が公共施設白書をつくったときの数値をもとにしておりましたので、それが当市において妥当なものか、それを再度算定し直しをすると、今年度中にですね。算定し直しをして総合管理計画の、それを反映させて総合計画の最終版を年度内に策定するということで現在作業中でございます。 したがいまして、今回各担当部署から出ております修繕につきましては、その総合管理計画に基づいてという形にはなってございません。それぞれいろんな、運営していく中で必要になってきた修繕を載せているというものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 千田教育総務課長。 ◎教育委員会教育総務課長兼学校建設推進室長(千田淳一君) 私のほうからは、先ほどご質問がありました55ページの02学校管理費施設等修繕料、この件についてご答弁申し上げたいと思います。 この施設等修繕料というのは水沢南中学校バスケットゴールの交換修理ということで、その分での急破修繕という意味で計上させていただいております。 大変失礼いたしました、53ページの02学校管理費の施設等修繕料643万7,000円の分、これについては急破修繕ということで、今回要求させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 3番廣野富男議員。 ◆3番(廣野富男君) 最後のほうからちょっと伺いますが、そうしますと、公共施設等総合管理計画というのは既にタブレットかホームページか何かに載っているんですっけか。それとも、今お話あったのは白書をもってその総合管理計画だよというふうにしているのかどうか、そこの確認を。 もう既にことし3月に管理計画はできましたと言われましたので、さてそれはどこにあるのかなと、そのある場所を教えてくださいと。それが議員とか市民に公表されているものかどうかということでお願いします。 それで、ちょっと私の聞き間違いなのかどうかわかりませんが、今年度中に再度精査してつくり直すと。その最後に出た数字をもって総合計画の総合版に組み込むと聞いたんですが、そこは間違いですね。ちょっとそこの確認です。その部分をお願いします。 続いて、商工費の不動産鑑定委託料、中身はわかりました。そうしますと、今回年度内に不動産鑑定にかけると。そうすると、それぞれのその7つの施設についてはこれぐらいの価値があるというのが表示されるということなんですね。そのそれぞれの施設ごとに評価額は、当然議員のほうには説明とかそういうのはあるのかということを確認したいと思います。 続いて、地域ブランド推進事業経費の件ですが、午前中も若干触れられたので、ちょっと確認の意味で伺ったんですが、そうしますとこれはあれですか、ふるさと農協さんだけということなんでしょうか。できれば、この輸出米についてはふるさと農協さんが恐らく頑張って取り組んでおられるというその背景はわかります。しかし、県なり市が一緒に取り組むのであれば、やはり江刺農協さんにも打診をするということがあっていいのかなと思うんですが、そこら辺の江刺農協さんへの打診の経過等についてお伺いをしたいというふうに思います。 最後に、定住自立圏推進事業の消耗品の関係ですが、今回補正するというのは、もしかすると例年、年に1回ぐらい恐らく首都圏で移住フェアされていると思うんですが、新たに何か加わって今回補正ということになったのか、あるいはそのグレードを、従来の観光PRといいますか、移住PRに、今までよりもちょっと何か手を加えて、さらにアピールをするということで今回の補正をしたのかどうかという点、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 及川財務部長。 ◎財務部長(及川哲也君) 総合管理計画についてでございますけれども、ちょっと私の言い回しが悪かったと思いますけれども、ことし3月に策定をいたしました。ただ、それのもとになったのが公共施設白書というものを一度、業者委託してつくりましたけれども、そのときの数値が、総務省で出している基準でこれからかかる費用を算定したものですから、それがかなり大きな数字になったということなんですけれども、とりあえずはその数値をもって、ちょっと言葉は悪いですけれども、暫定版的に3月に策定をいたしました。そして、今年度は将来費用を精査いたしまして、その数値を盛り込みまして暫定版を最終版につくり直すということでございます。総合計画ということではございません。それをもって最終的な総合管理計画にするというものでございます。 それで、公表につきましては、3月にできたものはホームページで公表しているところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 福嶋商工観光部長。 ◎商工観光部長(福嶋真里君) 不動産鑑定業務委託料の部分でございます。評価額が出た際に、議員の皆さんにお知らせする機会があるのかということでございますけれども、今回、鑑定評価を行うのは、現在行っております市場調査のために実施をしているものでございまして、譲渡希望等あった場合に、その際の参考の価格になるようにということで評価額を出すというふうに考えております。これから対話をする、あるいは市民の皆さんのご意見を頂戴するという中で公表していく機会もあるかとは思いますけれども、現在、一括で鑑定評価額だけ皆さんにお知らせするというような形では考えてはおりません。これからその提案がどういった形で出てくるか、それらをある程度取りまとめて住民の皆さんにお示しし、ご意見を頂戴するという時点でといいますか、その前段という形でお示しできる機会があるかとは思いますけれども、まだどのような形で実施するかというのは決定してございません。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 鈴木農林部長。 ◎農林部長(鈴木良光君) それでは、地域ブランド推進事業についてお答えを申し上げます。 今回このお話をいただくのはふるさとさんがきっかけでございました。輸出米につきましては江刺農協さんのほうともお話をさせていただいております。それで、JA江刺さんのほうでは過去に輸出にも取り組んだという経過がありましたが、コストの面ですとか、それから輸出している際の事故というか、要は商品に傷がついてというようなことでちょっと採算がとれなかったということで、今、休止をしているそうです。ただし、輸出に全く取り組まないということではなくて、トップのほうからはその扉は閉じないで、チャンネルはあけておけよという指示も受けているということでございますので、今今すぐ輸出米に取り組むというところではないようですけれども、今回、予算をお認めいただいたならば、改めて江刺農協さんのほうにも、市のほうでも行くんだけれどもといったところでお話はさせていただきたいなというふうに思っております。 ○議長(佐藤修孝君) 浦川政策企画課長。 ◎政策企画課長兼人口プロジェクト推進室長(浦川彰君) 定住自立圏の話でございますけれども、昨年度は3回、移住定住フェアをやっていたのをことしは4回やりたいということで、それに係る増額分でして、丸々ではなくて半分は北上市と奥州市でそれぞれ交互に費用を分担しているのですけれども、その奥州市の分ということでの予算計上でございました。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤修孝君) 1番鈴木雅彦議員。 ◆1番(鈴木雅彦君) 1番鈴木です。 今までの議論に関係してもちょっと2点ほど、それからもう一点確認して、3点ほど確認させていただきたいと思います。 まず、1点目としては、歳入の11ページ、市内遺跡発掘調査事業費補助金がマイナス250万何がしというところで減額されております。それに伴いまして歳出の55ページ、埋蔵文化財発掘調査事業経費のところがマイナス540万円弱ですか、減額になっておりますけれども、これは当初予算のところでも市内遺跡の発掘調査に関する予定というのがあったかと思うんですけれども、それに対する影響というのをどのように、当初の計画から見て変更とか、それから今後の見通しというのを、この結果を受けてどのように考えられているのか。また、今後ふえる、年度内に金額が増額になるような、補助金が増額になるようなというような形は見通されているのかどうかをお答えいただければと思います。 それから、2点目といたしましては、財調基金の状況というところがございまして、財調基金の状況というところで、29年度の積立て予定から繰入れをマイナスしますと、大体現在の4号補正の段階で15億8,184万9,000円ですか、15億8,000万円以上ちょっと取り崩しているというところの計算になっております。当初予算から見ますと、当初予算額9億何がしの取崩しを当初見込んでいたわけですが、それが4号補正の段階で6億3,000万円以上も取崩しの見込みで予算が編成されております。それが先ほどのことに関係するといいますか、その交付税関係の措置の減額等もかなり影響しているのかなというところはあるんですが、そこら辺に対して、当初予算見込みから、当初予算見込みの倍するような取崩しの状況になっているというところにつきまして、今後、今年度中にここら辺がどのように、もしかするともう少し減るのか、そういったところの見通し等を今現在でどのように捉えられているのかお教えいただきたいです。 それから、先ほども、今、3番議員との議論もございましたが、たしか3月議会の予算審査のところで私が公共施設の総合管理計画についての議論をさせていただいたと思うんですが、その中でも年度中というお話ありましたが、実際にその公共施設の、部長、よろしいでしょうか。その公共施設、早い時期にということで、私、3月議会のときにもお願いをしお約束をしたと思うんですが、その最終結果の公表時期というのはいつごろなのか。 それに伴いまして、たしか一般質問のところでもこの公共施設の管理に関する一般質問等がございましたが、その答弁の中でもこの総合管理計画に基づいて修繕、改修、その他の管理の運営を行っていく予定にしております。その基づいてというものの基づいてがどのようになっているのか。先ほどのご答弁もありました、文化会館管理運営経費723万6,000円の追加補正のところで、これは総合管理計画とは別のものですというような答弁があるのであれば、総合管理計画に基づいて今年度管理しているのかという疑問が湧いてくるんですが、その点についてはいかがなのでしょうか。 3点かな、お答えください。 ○議長(佐藤修孝君) 高橋歴史遺産課長。 ◎教育委員会歴史遺産課長兼世界遺産登録推進室長(高橋利徳君) それでは、国庫補助金の市内遺跡発掘調査事業費補助金の減額、それから埋蔵文化財発掘調査の減額につきましてご説明いたします。 まず、補助金の減額ですけれども、これにつきましては国庫補助のほうの要望をしておりましたが、減額の決定がございまして、それに合わせて今回補正をするものでございます。あわせまして、歳出のほうではそれに伴う事業費の減額を補正しております。 この発掘の内容ですが、これにつきましては個人住宅の建設に伴いまして試掘が必要になったり発掘が必要になったそういった場合がございますし、あとは市で発掘しています白鳥舘遺跡とか接待館遺跡、こういった分の発掘の調査とか現場の発掘費、それから水路の改修に伴う発掘を予定しておりますので、これから秋になりまして水路のほうの発掘ができるような状況もありますので、それらも見越した上で今回減額補正をしておりますので、現在のところではこの金額で対応できると思っております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 朝日田財政課長。 ◎財政課長兼競馬対策室長(朝日田倫明君) それでは、財政調整基金のほうの取崩しに関連するご質問にお答えしたいと思います。 確かにおっしゃるように、今時点では当初の想定よりは若干早いペースで取崩ししているなという気持ちは持っております。ただ、これまで補正の機会ごとに、各それぞれに緊急的に必要な事業等行うに当たりまして、補助であるとか交付金であるとか起債であるとか、そういった財源の当てのないものについては当然こういったところから充てないといけないとなっております。それが今の現状はこうだということしか言えないんですが、今後の見通しといいまして、今後はさらにどのような事業が出てくるかというのは予測つかないところもあるんですが、ただ、そうはいっても必要な事業をやっていかなきゃならないと。その中で、当然有利な財源は考えながらいくんですけれども、最後はこの基金を当てにしながら執行していく以外ないと。 ただ、現実問題としましては、年度末過ぎて、いずれそういった時期になれば、最終的には各事業の予算としては不用額という形で残る部分も想定されますので、最終的には、今こうだからこうなるだろうというところまではちょっと想定はしづらいんですが、期待の部分では、最後ではそれほど大きな取崩しにつながらない形で終えるものではないのかなというふうな考えで見通しとしては持っております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 及川財務部長。 ◎財務部長(及川哲也君) 公共施設等総合管理計画の公表時期ということでございますけれども、今の時点では、できるだけ早くということには努めますけれども、年度内にということにさせていただきたいと思います。 それから、修繕費関係、先ほど総合管理計画に基づいていないというふうにお話ししたわけなんですが、議員ご案内のとおり、総合管理計画そのものにつきましては、各施設累計別に一応今後の方針というものを定めますけれども、個々具体の施設、これをどうするという形での方針までは定めません。その後に個別計画をつくりまして、その後ではそういった話になってくるということでございますので、この総合管理計画、いわば総論的なものに基づいて具体的な補正が出てきているものではありませんという意味でお答えしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 1番鈴木雅彦議員。 ◆1番(鈴木雅彦君) ありがとうございます。 その発掘調査につきまして、どうしても早いうちに終了しなければいけないという事情もあるんでしょうけれども、なかなかこれは交付金がおりてこないというような事情も承知しております。年度内、恐らくふえる予定もないんだろうなというふうにお聞きいたしましたので、そこのところはしようがないのかなというふうに感じました。 それから、取崩しの関係につきましてはもちろん今後、推移を見ていかないといけないというのはよく承知しているんですけれども、例年に比べてちょっと金額が大きくなってきているなというのも実感として感じたものですから、もちろんそれは交付税措置が減らされているところも事情としてあるんだろうなとは思ったんですが、ただ、その財政見通し、財政計画といいますか、財政見通しを立てている中での計画から考えますと、私が申し上げてよろしいのかというところもあるんですけれども、やはりある程度の必要なもの、必要なものというところで考えるのもあるんですけれども、やはり少しその財政計画に対する影響度もあるのかなと感じたもので、質問をさせていただきました。これについては今後の推移もまた見ていきたいと思っております。 それから、総合計画に基づいてではないよというお話でございましたけれども、やはりそれは、通常我々が質問した場合に、例えばこの修繕をどうしているんですかとか、どのようにやっていくんですかというような話をすると、それは総合管理計画に基づいて運営していきますということが常にご答弁なわけですよね。 ところが、今のお話ですと、いや、それは年度内にと、もちろん外郭論は私も入手しておりますから見ておりますけれども、部長が当然お認めになったとおり、あれはあくまでも、余り言い方がよくないかもしれませんが、まず概算なわけですよね。ちょっとあれを参考にするというのはとてもじゃないけれどもできないというのはもうご承知のとおりなんですけれども、その中で、例えばそういう修繕にかかわって出てきたものがどのように使われているのか、総合管理計画があるからそれはちょっと難しいとか言われながら、またこうやって別建てですみたいな形で予算が出てくるというのは、ちょっと矛盾しているんではないのかなというふうに私は思っております。 ですから、やはり出すのであれば早く出して、それに基づいて個別計画とかも出してくるんでしょうから、それに基づいて修繕の計画と、これからの修繕計画というのも出ていくんでしょうから、そういうところを早く出さないと我々としても議論のしようがないのですけれども、いかがでしょうか。年度内と言わずに、やはり年内には、遅くとも年内にはきちんと公表していただかないと、来年度予算の審議にだってかかわってくる問題なんですけれども、いかがでしょうか。もう少しスピードアップするということでお約束いただけないでしょうか。 ○議長(佐藤修孝君) 及川財務部長。 ◎財務部長(及川哲也君) 今の時点では努力いたしますけれども、やはり年度内ということにさせていただきたいと思います。 それから、この補正の関係、修繕費の補正の関係ですけれども、前の行革のほうの計画ですとか、今は経営改革プランになっていますけれども、その時点でも今後のこういう施設のあり方を検討していきますよというような形もございました。それから、学校施設であったりいろんな施設であったり、そういうのは修繕計画を立てて予算計上してくださいという、当然のことですけれども、そういうご意見を頂戴しながら、それぞれの所管課において修繕計画を立てておりますので、それに基づいて総合計画に盛り込み、そして予算要求をしているという形でございます。 いずれにしましても、管理計画を早くということですので、それには努めてまいります。 ○議長(佐藤修孝君) 7番菅原圭子議員。 ◆7番(菅原圭子君) 7番菅原圭子です。2点お伺いいたします。 23ページの男女共同参画推進事業経費、これの内容についてお伺いいたします。それから、25ページの地方版総合戦略事業経費のところの委託料、創業セミナー委託料、外国人観光客受入拡大業務委託料、これが減になっているわけなんですが、海外の観光客がたくさん来るようにということで力を入れていくというお話でございましたが、このようになっているこの点についてお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 高野地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長兼地域支援室長(高野聡君) それでは、私のほうから男女共同参画経費についてご説明申し上げます。 これにつきましては、今年度、私どもが今取り組んでおります男女共同参画の計画、これが平成29年度が最終年となっておりまして、30年度以降の計画を新たに見直しをしている状況でございます。進め方としましては、アンケート調査をとって市民の意見を吸い上げながら、あとは市職員による内部の推進本部というのがございまして、そこで原案を検討して、市民で構成します推進委員会のほうにお諮りをするという流れを考えておりました。しかし、もう少し市民の声をどこかで吸い上げる必要があるんじゃないかということで、草案の段階からワーキングチームを推進本部の中に設置をいたしまして、もう少し意見を聞こうということで、これはワーキングチーム員を設置するための報償金と費用弁償ということになっております。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 佐藤企業振興課長。 ◎企業振興課長兼企業立地推進室長(佐藤尚君) それでは、25ページの地方版総合戦略事業経費のうちの13節委託料、創業セミナー委託料の減額についてご説明申し上げます。 創業セミナー委託料の減額96万6,000円は、実は組替えになっていまして、これが8節の報償金58万9,000円、それから9節の旅費、費用弁償8万3,000円、それから11節需用費の消耗品費、それから12節役務費の広告料にそれぞれ振りかえをしてございます。ということで、創業支援事業については委託料としてとりやめるということじゃなくて、今言った4つの節に振りかえをして、自前というか独自事業、直営事業でやりたいということでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 菊地商業観光課長。 ◎商業観光課長兼ロケ推進室長(菊地厚君) 私のほうからは、外国人観光客受入拡大業務委託料68万円の減額についてご説明申し上げます。 これにつきましては、業務委託料を当初予算でとっていたわけですが、業務委託にするよりも直接市で行ったほうがいいということで、予算を組み替えて市直接で行うと考えて行ったものでございます。 組み替えた予算ですが、この中の普通旅費41万8,000円、これは台湾の貿易の業者が東京のほうにいらっしゃいますので、そちらのほうの訪問費とかそういったものに使いたいということで、こちらのほうの旅費に組み替え。それから、印刷製本費の16万2,000円、これが奥州めぐりという市のパンフレットの台湾の漢字体版といいますか、そちらのパンフレットがなくなりましたので3,000部これを増刷すると、これは委託じゃなくて市直接でこちらの製本費のほうで持っていくということです。それから、役務費のうちの通信運搬費10万円、これが台湾のほうに売り込めるような物品、物産があればそれを台湾のほうに搬送して確認していただけることがあるんじゃないかということで、できるかどうかちょっとまだ難しいところなんですけれども、一応その予算として10万円はこちらのほうでとっていたほうがいいと。あわせてこの3件で68万円のものを組替えということで計上させていただいたものでございます。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 7番菅原圭子議員。 ◆7番(菅原圭子君) 男女共同参画の事業に関してですけれども、ワーキングチームをつくってというお話でございました。もう準備とかはされているのでしょうか。多分来年3月までにこういうのを仕上げるのが、いつごろまでにこの計画で動いてやられるのかということ。 それから、ワーキングチームをつくる、あるいは新しいことをこの計画の中に組み込んでいくということで、男女共同参画をみんなにわかっていただくというか、職場、会社経営者とかいろんな職場の中で、1番議員さんも質問なさっていましたけれども、会社ですとかいろんなところで男女共同参画の考え方ですとか育児休業休暇、産前産後の休暇とか、まだまだそういう点に関して理解がなされていないところがたくさんあるように思われます。ぜひそういう点に関しても、せっかく新しくつくる計画でございますので、そのような点にご配慮もいただきながらこの計画をつくっていただきたいと思います。この点についてお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 高野地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長兼地域支援室長(高野聡君) それでは、2点ご質問をいただきました。 1つは、今のちょっと進捗状況をお話ししますと、まずアンケート調査をもう実施しておりまして、今その内容を分析しておるところでございます。あわせて、ワーキンググループにはもう実は公募をかけておりまして、何人かもう応募いただいておるような状況になっております。こういった方々と、あと市の職員を含めた形でのワーキングチームを結成いたしまして、そこで草案を作成しながら推進本部、それから推進委員会というところでキャッチボールしながら検討していきたいというふうに思っております。 あと、新計画についてでございますけれども、従来の計画との間で大きく変わった点としましては、やはり女性の職業生活における活躍の推進に関する法律、これが新たに制定をされております。今、議員さんがおっしゃいましたそういった職場における女性に対する考え方といった部分につきましては、従来よりも新たにこういった考え方を盛り込んでいかなければいけないというふうに思いますので、そういった部分もきちんと検討しながら進めていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 7番菅原圭子議員。 ◆7番(菅原圭子君) ぜひ、いい計画をつくっていただきたいと思うのですが、この計画をつくっていくときに、業者さんといいますか経営者の方、そういう方たちもその中に入っていただいて進めていっていただくようなお考えがあるかどうか、その辺もお伺いいたします。 それから、地方版総合戦略の関係なんですが、主に集中的に今回は台湾をいろいろと考えていらっしゃるようでございますが、最初の段階としてそれも重要なことではあると思いますけれども、ぜひもう少しグローバルな形での動きがなされるようなことはお考えになっていないでしょうか。その点についてお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 高野地域づくり推進課長。 ◎地域づくり推進課長兼地域支援室長(高野聡君) それではお答えいたします。 経営者の視点を入れた検討ができないかというご質問でございますけれども、今ちょっと予定しております中ではそういった部分の検討はしておらなかったところでございますけれども、まだちょっと具体的な手法は思いつかないところですが、いずれ今、議員さんからいただきましたご提案、ちょっとこちらのほうでも検討しながら、そういった視点、広い方法を考えながら進めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(佐藤修孝君) 福嶋商工観光部長。 ◎商工観光部長(福嶋真里君) 外国人観光客受入拡大事業ということで、もっとグローバルにというお話でございます。当面の方針といたしまして、我々といたしましては海外をターゲットにという事業につきましては始めたばかりでございます。それで、台湾につきましてはこれまでさまざまな形でつながりがあるということから、そこをまず最初のターゲットとして事業を展開しようと。そしてその中で培われたノウハウをもとにして、さらに拡大していきたいというふうに考えております。これにつきましては地方版総合戦略ということで、現在、財源的なものにつきましてもあるんですけれども、ここである程度のノウハウを獲得できれば、こういった財源のある事業がない状態になったとしても、市独自にも有効な手段で、そういった同様の事業を展開することも可能ではないかというふうに考えているところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 17番菅原明議員。 ◆17番(菅原明君) 17番菅原です。2点簡潔にお伺いいたします。 予算書の23ページでございますけれども、備品購入費、庁用備品でございますけれども、この中に組み入られているのかなと思いますけれども、今、衣川総合支所の庁舎建設が急速に進んで、来年4月の完成というか、もう4月に入れるというような状況にどんどん見えてきたなと思っているところでございます。それで、その庁舎の完成と同時に中に入る庁用備品なんですけれども、これらについて検討されて、大体購入するようなものが決められつつあるのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。 それから、もう一点は予算書の47ページ、公営住宅管理経費のうち施設等修繕料900万円なんですけれども、この内容についてお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 小野寺財産運用課長。 ◎財産運用課長(小野寺和夫君) それでは、衣川総合支所の建設の関係で、庁用備品の関係でお答えいたします。 衣川総合支所の建設に関しましては、おかげさまで順調に今推移をしておりまして、年内の完成を見込んでおるところでございます。その中で毎月定例の工程会議を開催いたしまして、本体の庁舎工事がほぼ固まってまいりましたので、この時期に入りましては庁用備品につきまして、衣川総合支所を中心といたしまして、どういったものが必要になってくるかということを聞き取りしながら、今回見積書を提出いただきまして、今回この金額を計上させていただいたものでございます。 具体的な内容を申しますと、今回の計上に関しましてはなるたけ市民の利用を大きく、快適に過ごしていただきたいという意味合いから、市民交流サロンと言われるところでございますけれども、こちらのほうの備品関係に約330万円、また、客だまりということでの市民が待っている時間等、つぶす時間のそういった備品の関係が240万円。あとは新しい庁舎、いずれ公務にも当然必要になってまいりますし、そういった意味で一番必要なものが書庫、書棚類、そういったものになってまいります。そういったものが大きく450万円の見積もり額ということになってございます。 なお、今回の備品購入に関しましては、できる限り使えるものはそのまま流用しようという考えでございまして、事務品等に関しましてできる限り現在のものはそのまま流用するということになりますし、それ以外の部分につきまして、新しい庁舎に見合うものをということで見積もりを打った金額がこの内容となっておるものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 菅原建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(菅原君男君) 公営住宅の修繕費900万円の内容についてご説明申し上げます。 この900万円の内訳につきましては、池田団地が衣川区にございますけれども、シロアリ駆除による室内修繕の金額が712万8,000円ほどでございます。 なお、入居前修繕といたしまして、江刺区の耳取住宅2室、向山住宅の2室、これらの修繕が、耳取が89万6,400円、向山住宅が97万4,160円で合計899万9,280円の修繕となっております。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 17番菅原明議員。 ◆17番(菅原明君) 庁舎の庁用備品につきましては、総合支所と打ち合わせしながら検討して進んでいるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 そういうことで1つは、大事なのは、実は完成した後にこういうのも欲しかったとかそういうようなものが出ないように、本当に完成される部屋なりそういうものにもう一度照らし合わせてみっちり検討してそろえていただきたいなと。今、課長さんの話では使えるものは使いますよと、それはいいと思いますけれども、そういったことのないように進めてほしいなとそういうふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから、公営住宅の関係なんですが、池田住宅の修理が712万円ほどで予定されているということなんですが、具体的にはどういうふうにやろうとされているのかについてお伺いしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 菅原建築住宅課長。 ◎建築住宅課長(菅原君男君) 池田住宅に関しましては、入居が現在なっておりますので、入居中のため非常に大変な工事になりますけれども、一戸一戸床下に潜りまして、順次移動しながらやっていかざるを得ないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 小野寺財産運用課長。 ◎財産運用課長(小野寺和夫君) それでは、今後とも衣川総合支所と協議を詰めながら内容のほうを確定させていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 10番高橋政一議員。 ◆10番(高橋政一君) 2点質問いたします。 10ページ、11ページ、先ほど2番議員の質問で、国庫補助金の2目5節保育所等整備交付金の3,074万8,000円が県補助金の2目3節、11節、12節に振りかえられたということですけれども、この補助金の性格が変わっています。国庫補助金では整備の交付金で、県補助金のほうは整備の補助金もありますが児童福祉費のいわゆる事業補助ということになっていますが、こういう形に振りかえるということは通常よくあることなのかということを1つ伺います。 同じく、国庫補助金の2目4節子ども子育て支援交付金1,207万9,000円、同じくその下の県補助金にも子ども・子育て支援交付金、同じ額がありますが、これが多分、31ページの放課後児童健全育成事業経費のほうに支出されているのではないかと思いますが、その内容についてお伺いします。これが1点です。 2点目は、51ページ、小学校費の教材整備経費、三角の159万円と、次の53ページの中学校費の教材整備経費の159万円、多分これ、同じものが小学校から中学校に移ったのかなと思うんですが、この内容についてお伺いします。 ○議長(佐藤修孝君) 及川学校教育課主幹。 ◎教育委員会学校教育課主幹兼子ども・子育て支援推進室長(及川和徳君) それでは、認定こども園関係の補助金についてお答えをしたいと思います。 これが補正前の保育所等整備交付金が3つの補助金に振りかえられたということでございますけれども、当初の保育所等整備交付金のほうで予定していたんですけれども、これが認定こども園であるために、幼稚園分とそれから保育所分と、それから建物本体分、それからもう一つ、外構工事分というふうにメニューが細分化されて、国からの補助金の内示の段階でそちらに振りかえをされたということでございます。その事業内容としてはどちらも該当するというものなんですけれども、国の予算の配分の問題だと思いますが、そちらのほうに補助金が振りかえをされているというものでございます。 それから、子ども・子育て支援交付金でございますけれども、これは放課後児童健全育成事業等に使われるものなんですけれども、これは国・県、市がそれぞれ3分の1を負担して行う事業ということになっておりまして、同額が国の補助金、それから県の補助金に計上されているものでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 朝倉学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(朝倉啓二君) 2点目の教材整備経費、備品購入費に係るご質問にお答えいたします。 議員おっしゃいますとおり、小学校費の159万円が中学校費のほうにということでございますが、この備品につきましては理科教育にかかわる備品に、教材費ということになっておりますので、配当校が決定したことによって小学校費から中学校費への組み替えとなるということでございます。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 10番高橋政一議員。 ◆10番(高橋政一君) そうすると、いわゆる科目上の振りかえというのは、これは国のほうでこういうふうに振りかえますよということでこうなると。市のほうで勝手にというか、振りかえることができるというものではないということなわけですね、わかりました。 それから、子ども・子育てはわかりました、3分の1ずつでさっき言った子ども育成のほうに回ったというふうに考えればいいと。 それから、さっきちょっと、いわゆる昔で言う159万円の、小学校から中学校は、理科振興の部分の教材備品だというふうになって、それが本当は小学校で考えていたけれども、同じものがその中学校に移ったという考えでしょうか。それだけお願いします。 ○議長(佐藤修孝君) 朝倉学校教育課長。 ◎教育委員会学校教育課長(朝倉啓二君) 理科教育に関する備品につきましては、各学校よりそれぞれどのようなものが必要か要望を受けております。その中で、小学校、中学校トータルに考えまして、非常に優先度の高いものを優先して年度別に配当しているところでございます。したがいまして、今年度は小学校から中学校のほうに、中学校の校数がふえたために中学校のほうに移したということになります。 以上でございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 1点お伺いをいたします。35ページにございます周産期医療対策事業経費についてお伺いをいたします。 これは県補助の上乗せ分ということのようでございますけれども、他市の状況がわかりましたらばお知らせをください。 それから、この補助なんですが、県のほうは4月1日に要綱をつくりまして募集をしたということになっておりますが、この補助について、市の考えについてお伺いしたいと思いますが、これは要望があってこのような補助の対象をつくったのか、または福祉のほうからこういう補助があればいいと、または政策のサイドでこういう補助をすべきだというふうになったのか、それとも市長提案だったのか、お伺いをいたします。 それから、この補助ですけれども、県補助に通れば自動的に申請をしなくても補助をされるものなのかお伺いいたします。 ○議長(佐藤修孝君) 佐賀健康増進課長。 ◎健康増進課長(佐賀俊憲君) それでは、分娩取扱施設・設備整備事業補助金の部分についてご説明をしたいと思います。 まず、この事業につきましては今回の新しい事業ということで予算のほうを計上させていただいたものでございます。一応この経過につきましては、昨年、国のほうの第2次補正予算において一億総活躍という部分の少子化対策の中にこのような内容の方針等について示されて、その後に国のほうが要綱改正をし、県がそれを受けまして、今年度新規事業を立ち上げて取り組むという部分について、市のほうで上乗せの形での補助金ということで設定をさせていただいているところでございます。 とりあえず今回、要綱等、今作成中でございますけれども、県の4月に立ち上げた補助事業要綱の該当になった部分について、うちが上乗せをするというスキームを想定しているところでございますけれども、申請等については改めて市のほうに補助金申請をしていただくというような手続はとりたいというふうに考えているところでございます。 今回、200万円という形で計上させていただいてございますけれども、要綱の内容的には施設と設備ということで、国のほうの要綱については2本立てになってございますけれども、今回、制度的には両方設定をすることで今考えているところでございますけれども、今回計上した部分につきましては設備分ということで200万円を計上させていただいてございます。 その200万円の大体の根拠といいますか、今回目安とさせていただいた部分については、設備分の国庫補助の基準額が設定してございまして、一応それが経費分として、補助基準額が1,600万円ほど、その2分の1が国庫基準の補助という形になってございまして、そうしますと800万円ちょっと超えたぐらいの補助基準額という形になるわけですけれども、うちはこういう医療給付、国保系の国・県、市の補助の割合等の多くが国2分の1、県4分の1、市4分の1というような内容の部分を採用してございますので、一応その考えに基づいて、800万円のうちの4分の1相当額ということで、上限額についてはそういう設定をさせていただいたということでございます。 他市の状況につきましては、今のところまだ取り組んでいる市町村についてはないということで聞いているところでございます。 今回、制度をつくるに当たっての考え方としましては、胆江医療圏の周産期医療を取り巻く環境という部分の中で、地元での分娩お産率が5割近くまで落ちてきているというような厳しい医療環境の中で、今頑張ってお産をとっていただいている医療施設さんの、国が今回そういう直接施設等に補助をするスキームを出してきた部分もございますけれども、当市としましてもそういう状況の中で、今やられている診療施設等の継続等を何とか応援できないものかというような部分がございまして、今回こういう制度をつくりたいということでやったところでございます。基本的には国からの事業の流れの中で、現場のほうでこういうことをしたいということで、市長のほうに相談をいたしまして、市長のほうからやりましょうという指示をいただいて、今回予算のほうの計上をさせていただいたというところでございます。 ○議長(佐藤修孝君) 14番阿部加代子議員。 ◆14番(阿部加代子君) 14番阿部加代子です。 まず、国が補助を創設しまして、県のほうで要綱つくられまして補助があるということで、各病院のほうには回っているというふうには思われます。でも、市のほうでもこのような県補助の上乗せをするということで、申請をしなくてはいただけないということになりますので、こういう、奥州市としてもこのような補助を立ち上げましたということで、PRを今後どのようにされるのか、お伺いをして終わります。 ○議長(佐藤修孝君) 佐賀健康増進課長。 ◎健康増進課長(佐賀俊憲君) PRの部分でございます。基本的には今回の施設・設備の部分につきましては、制度の部分についてはホームページ等で公表はしたいと思いますけれども、実際に申請等の流れについては県のほうから情報が入ってきますので、その辺、市のほうでこういう形の制度をつくりましたということで、個別の周知も含めて取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 ○議長(佐藤修孝君) 23番渡辺忠議員。 ◆23番(渡辺忠君) 1点だけお尋ねいたします。 45ページの8款土木費の15節工事請負費の中にあります02街路樹管理経費について、これに絡んでちょっとお尋ねいたしますが、最近、市道、管内を見てみますと、歩道にあります樹木が伐採されております。そこまではいいんですが、伐採された後の切り株、大体歩道から50センチから30センチ残ったまま、ずっと放置されたままである箇所もたくさんあります。それらが、そこに住む住民からは非常に夜、自転車とそれから子供たちの通学に非常に危険であると、いつ伐採するんですか、後片づけをするんですかと聞いても、そのうち予算ということで答えられたそうですが、いまだに残っている部分がありますので、どのような発注の仕方で、それからそういうことはどのようになっているのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 新田都市整備部長。 ◎都市整備部長(新田伸幸君) ただいまの質問でございますけれども、そういった放置した切り株があるというふうな状況があるのであれば、通報を受ければ早急にこちらのほうでまず処理させていただくというような形になると思いますけれども、それが市が管理している街路樹、あるいは道路敷に生えている木かどうかというふうなところでもって、まずは判断をさせていただくことになろうかなと思います。もしかすると民地にある樹木をというふうな場合もあるいは考えられるのかもしれませんので、それが市のほうで責任を持って管理する樹木なのかどうかということをまず判断させていただいて、仰せのような状況がありましたら速やかにそれは対応させていただくつもりでございます。 伐採の方法、それから業者にどういうふうな内容でもって契約をさせていただいているかというふうなところにつきましては、担当の課長から答弁をさせていただきます。 ○議長(佐藤修孝君) 渡辺維持管理課長。 ◎維持管理課長(渡辺恭志君) 議員ご指摘のように、街路樹で伐採まで行って、伐根、根を抜いて、あるいはその根を抜いた後の舗装、砕石と路盤を入れた上で舗装をするというところまでが一連の流れかと思います。現在、伐採までは行ったけれども、伐根あるいは舗装が行われていないという箇所、ご指摘のとおり多くあります。事務事業の見直しの中でも、地域の合意が得られて不要とされた街路樹の伐採のほうをこれまで優先して進めてきました。費用的にも伐採以上にその後処理のほうが費用的にかかるような状況にあります。これまで伐採してまだ舗装していないもの、舗装まで至っていないもの、多々あります。順次その対応はしていかなければならないというふうに考えております。 なお今回、先ほど補正予算にある街路樹の管理経費につきましては、すみません、補正予算に計上している分はそういった街路樹の対応の経費ではございませんので、ちょっと訂正させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(佐藤修孝君) 23番渡辺忠議員。 ◆23番(渡辺忠君) 伐根して舗装するという予算も確かに設定されているのは知っているわけです。たまたま市民、特に南小学校付近、環状線ですが西環状線、非常に、伐採してからしばらく置いていました。それから、今なおかつそこを横断する道路も切ったままで、何か赤い目印のテープを張ったままずっとそのままなっていると、いまだになっていると私は思って見ております。いつ片づけるのかなと思っていたんですけれども、予算の事情なのかなと思っていますけれども、今お聞きしますと、一括して業者に発注するとなれば、一定の工事期間があるわけですね。その期間内に伐根して舗装までは終わらせるというなら、私はこんなに半年1年、置くはずないのかなと思っております。 したがって、市民が一番やっぱり心配、それから多く意見出されたのは、市道、歩道に市民がものを置くとパトロールが来て、危険であるのですぐよけなさいという指導はされると。しかしながら、市でやる工事はそのような工事をされたんでは、やはりお互いに心配するのは、事故が起きてからでは大変だということでありますので、今後も歩道の樹木の伐採はどんどんやられていくというふうに聞いておりますので、途中でやめるようなことじゃなく、一括発注でもいいし、それから別発注であれば伐根をすぐして、それを処分して舗装して、安全な歩道をつくるのもやはり担当部の責任、あるいは市の管理責任でありますので、事が起きてからでは大変でありますので、一斉に工事が終わった場所のパトロールをしっかりやって、そういう心配がないように今後対応していただければと思いますので、その辺の所見を聞いて終わりたいと思います。 ○議長(佐藤修孝君) 新田都市整備部長。 ◎都市整備部長(新田伸幸君) 今ご指摘の件、ごもっともでございます。ご懸念されることのないように、これから道路管理のほうに努めていきたいというふうに考えております。 なお、先ほどご指摘された件につきましては、後ほどその箇所等お教えいただいて、早急に対処させていただきます。 ○議長(佐藤修孝君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第11号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 ここで、午後3時45分まで休憩をいたします。               午後3時29分 休憩---------------------------------------               午後3時44分 再開 ○議長(佐藤修孝君) 再開いたします。 休憩前に引き続き、議案審議を行います。---------------------------------------
    ○議長(佐藤修孝君) 日程第13、議案第12号、平成29年度奥州市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第12号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第14、議案第13号、平成29年度奥州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第13号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第15、議案第14号、平成29年度奥州市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第14号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第16、議案第15号、平成29年度奥州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第15号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第17、議案第16号、平成29年度奥州市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第16号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第18、議案第17号、平成29年度奥州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第17号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第19、議案第18号、平成29年度奥州市浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第20、議案第19号、平成29年度奥州市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者の説明は終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第19号は、会議規則第38条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。 討論ありませんか。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- ○議長(佐藤修孝君) 日程第21、議案第20号、平成28年度奥州市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第33、議案第32号、平成28年度奥州市国民宿舎等事業会計決算認定についてまでの13件を一括して議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております平成28年度決算認定議案13件は、議長を除く議員全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、本件は議長を除く議員全員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 お諮りいたします。決算審査特別委員会における審査は、来る9月21日までに審査を終えるよう期限を付したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 なお、特別委員会委員長等互選のための会議は、本日、本会議終了後、議場において開催されますようお願いいたします。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 委員会開催等のため、明9月8日から26日までの19日間休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(佐藤修孝君) ご異議なしと認めます。よって、明9月8日から26日までの19日間休会することに決しました。 次の会議は9月27日午前10時から開くことにいたします。 本日はこれをもって散会いたします。               午後3時55分 散会...