釜石市議会 > 2012-12-10 >
12月10日-01号

  • "釜石大槌地区行政事務組合負担金"(/)
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  1. 釜石市議会 2012-12-10
    12月10日-01号


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    平成24年 12月 定例会(第7号)             平成24年釜石市議会12月定例会会議録---------------------------------------           平成24年12月10日月曜日--------------------------------------- 議事日程 第1号   平成24年12月10日(月) 定例会         午後1時会議を開く第1 本日の会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議長の報告第4 市長の報告第5 報告第11号 白浜(釜石)漁港災害復旧工事変更請負契約の締結に関する専決処分の報告について第6 議案第88号 平成24年度釜石市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることについて第7 議案第89号 財産の無償貸付けについての専決処分に関し承認を求めることについて第8 議案第90号 財産の無償貸付けについての専決処分に関し承認を求めることについて第9 議案第91号 釜石市復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例第10 議案第92号 釜石市景観条例第11 議案第93号 釜石市災害危険区域に関する条例第12 議案第94号 平成24年度釜石市一般会計補正予算(第7号)第13 議案第95号 平成24年度釜石市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)第14 議案第96号 平成24年度釜石市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第15 議案第97号 平成24年度釜石市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第16 議案第98号 平成24年度釜石市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)第17 議案第99号 釜石市鵜住居雨水ポンプ場災害復旧事業に係る建設工事の委託に関する協定の締結に関し議決を求めることについて第18 議案第100号 岩手国体施設改修工事変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて第19 議案第101号 釜石市中村郷土芸能どんがた館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第20 請願1件、陳情3件                                     以上--------------------------------------- 本日の会議に付した事件第1 本日の会議録署名議員の指名…………………………………………………………5第2 会期の決定………………………………………………………………………………〃第3 議長の報告………………………………………………………………………………〃第4 市長の報告………………………………………………………………………………9第5 報告第11号 白浜(釜石)漁港災害復旧工事変更請負契約の締結に関する専決処分の報告について………………………………………………………………………………14第6 議案第88号 平成24年度釜石市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることについて………………………………………………………………………………〃第7 議案第89号 財産の無償貸付けについての専決処分に関し承認を求めることについて…………………………………………………………………………………………………〃第8 議案第90号 財産の無償貸付けについての専決処分に関し承認を求めることについて…………………………………………………………………………………………………15第9 議案第91号 釜石市復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例……………………………………………………………………………………………………〃第10 議案第92号 釜石市景観条例…………………………………………………………〃第11 議案第93号 釜石市災害危険区域に関する条例……………………………………16第12 議案第94号 平成24年度釜石市一般会計補正予算(第7号)……………………〃第13 議案第95号 平成24年度釜石市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)17第14 議案第96号 平成24年度釜石市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)………………………………………………………………………………………………………〃第15 議案第97号 平成24年度釜石市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)……18第16 議案第98号 平成24年度釜石市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)…………………………………………………………………………………………………………〃第17 議案第99号 釜石市鵜住居雨水ポンプ場災害復旧事業に係る建設工事の委託に関する協定の締結に関し議決を求めることについて…………………………………………〃第18 議案第 100号 岩手国体施設改修工事変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて………………………………………………………………………………………19第19 議案第 101号 釜石市中村郷土芸能どんがた館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて………………………………………………………………………………〃第20 請願1件、陳情3件……………………………………………………………………〃--------------------------------------- 出席議員(20名)                 議長   海老原正人君                 副議長  佐々木 透君                  1番  木村琳藏君                  2番  平野弘之君                  3番  遠藤幸徳君                  4番  合田良雄君                  5番  坂本良子君                  6番  細田孝子君                  7番  古川愛明君                  8番  小鯖利弘君                  9番  和田松男君                  10番  菊池秀明君                  11番  赤崎光男君                  12番  川崎勇一君                  13番  菊池 孝君                  14番  山崎長栄君                  15番  佐々木義昭君                  16番  水野昭利君                  17番  松坂喜史君                  19番  菅原規夫君--------------------------------------- 説明のため出席した者         市長           野田武則君         副市長          若崎正光君         副市長          嶋田賢和君         総務企画部長       山崎秀樹君         危機管理監        山崎義勝君         市民生活部長       清野信雄君         保健福祉部長       岡崎貞夫君         産業振興部長       小林俊輔君         建設部長         洞口政伸君         産業振興部次長      佐々隆裕君         復興推進本部都市整備推進室長                      小友光晴君         総合政策課長       正木隆司君         総務課長         菊池久彦君         財政課長         古澤茂樹君         水道事業所長       山田 守君         会計管理者        新張英明君         監査委員         野田喜一君         教育委員長        及川 好君         教育長          川崎一弘君         教育次長         菊池郁夫君         総務学事課長       村井大司君         総務学事課指導監     菊池拓也君         総務学事課主幹      及川 博君         図書館長         猪又勝則君         学校給食センター所長   栗澤成雄君         選挙管理委員会委員長   神林知明君         農業委員会会長      久保知久君--------------------------------------- 事務局職員出席者         事務局長         赤崎 剛         事務局次長        佐々木道弘         議事係長         大森俊一---------------------------------------               午後1時会議を開く ○議長(海老原正人君) 本日の出席議員は20名で定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまから、平成24年12月釜石市議会定例会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元の議事日程第1号によって進めます。--------------------------------------- ○議長(海老原正人君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、議長において10番菊池秀明さん及び11番赤崎光男さんを指名いたします。--------------------------------------- ○議長(海老原正人君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から12月21日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(海老原正人君) 御異議なしと認めます。よって、会期は12日間と決しました。 お諮りいたします。議事の都合により、12月11日、12日、13日、14日及び17日の5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(海老原正人君) 御異議なしと認めます。よって、12月11日、12日、13日、14日及び17日の5日間は休会することに決しました。--------------------------------------- ○議長(海老原正人君) 日程第3、議長の報告であります。 市長から、今定例会の審議案件として、お手元に配付いたしましたとおり、報告第11号の1件、議案第88号から議案第101号までの14件、合計15件の送付がありましたので、御報告いたします。 次に、9月定例会後の議長会等の動向及び議員の派遣結果につきましては、その概要を取りまとめ、お手元に配付いたしておりますので、ごらんを願います。 次に、岩手県沿岸知的障害児施設組合議会の報告を佐々木透さんにお願いいたします。 佐々木透さん、登壇を願います。  〔副議長佐々木透君登壇〕 ◆副議長(佐々木透君) 平成24年10月岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会において審議されました議案等につきまして、その概要を御報告申し上げます。 平成24年10月岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会は、去る平成24年10月22日に招集されております。本定例会は、宮古市役所6階大ホールにおいて午前9時に開議され、会期は1日限りでありました。 議案等は2件で、認定第1号の平成23年度岩手県沿岸知的障害児施設組合一般会計歳入歳出決算の認定については、歳入合計2億6483万9477円、歳出合計2億4384万5277円、歳入歳出差引残額は2099万4200円で、原案のとおり認定されております。 議案第1号の平成24年度岩手県沿岸知的障害児施設組合一般会計補正予算(第1号)については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれに5283万円を追加し、歳入歳出それぞれ2億6151万2000円とするもので、原案どおり可決されております。 以上で報告を終わります。 ○議長(海老原正人君) 次に、釜石大槌地区行政事務組合議会の報告を佐々木義昭さんにお願いいたします。 佐々木義昭さん、登壇を願います。  〔15番佐々木義昭君登壇〕 ◆15番(佐々木義昭君) 釜石大槌地区行政事務組合議会取り組み状況について御報告いたします。 去る11月27日に定例会を開催し、会期は1日限りで、付議事件は議案6件、認定1件でありました。 まず、行政事務組合公告式条例の一部を改正する条例の専決処分の承認と行政事務組合火災予防条例の一部を改正する条例については、原案のとおり承認、可決されております。また、東日本大震災大津波で被災した釜石消防署の復旧等に係る工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについての議案3件は、いずれも原案のとおり可決されております。 なお、平成24年度補正予算(第2号)については、消防費、災害復旧費など7064万3000円を増額し、補正後の予算総額を27億3311万3000円とするものでございます。 平成23年度会計決算は、歳入が25億1520万783円、歳出が14億6306万8838円、差引額10億5213万1945円で、消防庁舎建設事業費など、この繰越明許費繰越額は10億903万4000円となっております。 次に、管理者からの主な取り組みについて報告がありましたので、私から、その概要を申し上げます。 初めに、し尿処理業務については、平成24年3月までに汚泥再生処理センターのすべての災害復旧工事が終わり、現在、順調に稼働し、今後は被災浄化槽汚泥の搬入や仮設住宅に設置されている大型浄化槽の定期的な汚泥処分も加わることから、搬入量の増加が懸念されるものの、引き続き環境に影響を与えないように適正に処理し、衛生的環境の確保に努めてまいりたいとの報告がありました。 また、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故の影響については、暫定許容値1キログラム当たり、し尿汚泥原料では200ベクレルに対して約20ベクレルし尿汚泥肥料では400ベクレルに対して約50ベクレルと基準値を大幅に下回り、減少傾向を示していること。し尿汚泥肥料咲土がえりについては、地域住民はもとより、ボランティア団体への配布が伸び、全量を有効利用できており、年間を通じて安定的かつ長期的需要の確保に努め、循環型社会の形成に寄与してまいりたいとの報告がありました。 加えて、施設の維持管理面では、本年度から運転管理維持管理物品調達業務などを包括的に委託する方法に移行し、処理場管理費である人件費や事務的経費の削減並びに維持管理に係る業務量が大幅に縮小しており、現時点では導入効果があったものととらえているとの報告がありました。 次に、消防業務については、1月から9月末までの火災発生件数は10件で、昨年同期と比較し8件の減少、死者はなく、負傷者4名で、今後とも火災ゼロ件を目指して、より一層火災予防の啓発活動に取り組んでいくこと。 救急出場件数は、昨年同期と比べ121件減の1509件、釜石市が115件減の1097件、大槌町が6件減の412件となっていること。本年5月から運用開始した岩手県のドクターヘリは、9月までの4カ月間で91回運航し、釜石大槌管内の運航実績は6回で、いずれも病院間での転院搬送となっていること。高齢化の進行により、救急業務に対する期待が高まっていることから、救急救命士の再教育を含めた救急隊員の資質の向上に努め、地域住民の安心・安全の確保に向け取り組んでまいりたいとの報告がありました。 加えて、消防車両12台、高規格救急自動車1台及び警防・救急・救助資機材など、新たに整備した資機材を活用しながら、さまざまな災害を想定した各種訓練を実施し、災害から住民を守るという体制の強化に積極的に取り組み、防災機関としての期待と信頼にこたえられるよう努力していく所存であるとの報告がありました。 次に、釜石消防署庁舎建設については、地域住民の安心・安全のよりどころとして機能を高めるためにも、一日も早い完成を目指すこと。また、大槌消防署庁舎建設については、大槌町に対し早急に用地選定をしていただくようお願いしており、建設用地が確定次第、大槌消防署庁舎建設事業に取り組んでまいりたいとの報告がありました。 以上で釜石大槌地区行政事務組合議会の報告を終わります。 ○議長(海老原正人君) 次に、岩手沿岸南部広域環境組合議会の報告を小鯖利弘さんにお願いいたします。 小鯖利弘さん、登壇を願います。  〔8番小鯖利弘君登壇〕 ◆8番(小鯖利弘君) 私からは、岩手沿岸南部広域環境組合議会取り組み状況を御報告いたします。 去る11月22日に岩手沿岸南部広域環境組合議会定例会が、1日の会期で開催されました。 管理者からは、最初に、岩手沿岸南部クリーンセンターの状況として、10月末までに災害ごみを含め2万4912トンのごみを受け入れ、順調に稼働していて、前年の同じ時期と比べて通常ごみは9.2%、災害ごみは43.2%の増加をしていることや、溶融物の資源化についてはすべて建設資材等に利用していること、また、地域住民にとって重要な関心事である環境対策面では、排ガスの環境測定値排出基準値を下回っており、良好な状況であることなどについて報告がありました。 次に、放射能対策としては、構成市町の協力をいただきながら定期的にクリーンセンターの飛灰、排ガス及び施設周辺最終処分場における放射線量を測定し、いずれの測定結果も国が定める基準値を大きく下回る結果となっているとの報告がありました。 最後に、開設2年目となることしは、行政視察施設見学の増加があり、10月までに行政視察は7件で108名、施設見学は管内の小学生等を中心に31件で641名が訪れ、ごみの効率的な処理とごみの再利用や資源化を推進する当施設での学習を通じて、多くの方々に環境問題について考えていただく機会を提供していることについての報告がありました。 付議事件といたしましては、議案2件及び認定1件につきまして、原案どおり可決、認定されました。 主な付議事件及び審議結果は次のとおりでございます。 住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行により、外国人住民住民基本台帳法の適用対象となったことに伴い、負担金の負担割合に関する支弁方法を改めることとして、所要の改正を行う岩手沿岸南部広域環境組合負担金の算定に関する条例の一部を改正する条例につきましては、原案のとおり可決されました。 次に、ごみ処理等確定見込みによる調整及び災害ごみ受け入れに伴う施設減価償却費分を新たに積み立てすること等に伴い、歳入歳出にそれぞれ2336万9000円を追加し、補正後の予算総額を10億2611万5000円とした平成24年度岩手沿岸南部広域環境組合会計補正予算(第1号)につきましては、原案のとおり可決されました。 次に、平成23年度歳入決算額8億5890万1407円、歳出決算額8億4560万1190円となった平成23年度岩手沿岸南部広域環境組合会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定されました。 以上で岩手沿岸南部広域環境組合議会取り組み状況の報告を終わります。 ○議長(海老原正人君) 次に、岩手県後期高齢者医療広域連合議会の報告を松坂喜史さんにお願いいたします。 松坂喜史さん、登壇を願います。  〔17番松坂喜史君登壇〕 ◆17番(松坂喜史君) 岩手県後期高齢者医療広域連合議会の報告をいたします。 去る11月19日に招集されました岩手県後期高齢者医療広域連合議会定例会において審議されました議案について、その概要を御報告申し上げます。 本定例会は、岩手県自治会館において開催され、会期は1日、付議事件は5件でございました。 審議の結果は、すべて原案のとおり認定、承認及び可決されておりますが、このうち主なものを申し上げますと、まず平成23年度岩手県後期高齢者医療広域連合一般会計歳入歳出決算の認定については、歳入決算額11億3802万1073円、歳出決算額11億2641万7284円、歳入歳出差引残高は1160万3789円となっております。 次に、平成23年度特別会計歳入歳出決算の認定については、歳入決算額1438億5698万7455円、歳出決算額1386億2165万6492円、歳入歳出差引残高は52億3533万963円となっております。 次に、損害賠償請求事件における和解の専決処分に関し承認を求めることについては、交通事故に係る第三者行為損害賠償請求を行うため、独立当事者として訴訟参加していた係争中の事件について、裁判所から提示された和解案に応じ、岩手県後期高齢者医療広域連合が請求する医療費の全額を被告が支払うことを認めた場合、和解しようとするもので、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認められるため、専決処分を行ったものです。 次に、平成24年度一般会計補正予算(第1号)については、平成23年度決算繰越金を計上したもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1060万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1364万4000円とするものです。 次に、平成24年度特別会計補正予算(第2号)については、平成23年度決算繰越金の増額と平成23年度療養給付費負担金等の翌年度精算に伴う返還金等を計上したもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ30億3889万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1442億9215万1000円とするものです。 以上を申し上げまして、岩手県後期高齢者医療広域連合議会定例会の概要報告といたします。 ○議長(海老原正人君) 以上で議長の報告並びに諸般の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(海老原正人君) 日程第4、市長の報告であります。 市長、登壇を願います。  〔市長野田武則君登壇〕 ◎市長(野田武則君) 平成24年12月釜石市議会定例会が開催されるに当たり、新たな企業の立地について及び復興まちづくりについての2件について報告をさせていただきます。 初めに、新たな企業の立地について報告をいたします。 本日、釜石市とエア・ウォーター物流株式会社との立地協定を締結いたしました。エア・ウォーター物流株式会社は、エネルギー事業を柱に医療、福祉、ケミカル事業などの幅広い事業を展開しているエア・ウォーター株式会社の物流部門として、昭和37年に分離独立した企業であります。 同社は、当市が本年10月に公募した平成24年度水産業共同利用施設復興整備事業に応募され、釜石市水産業共同利用施設復興整備事業審査委員会での審査を経て選定し、当市への立地が決定したものであります。本日、エア・ウォーター物流株式会社との間で水産系流通施設立地協定の締結に至ったものであります。 エア・ウォーター物流株式会社は、冷凍冷蔵倉庫の設置による製品保管はもちろんのこと、鮮度管理から受発注までのシステム化による在庫管理、販路開拓や製品の差別化技術の検討など、当市水産業の振興と地域貢献を目指し、嬉石町の旧釜石警察署跡地への立地を予定しております。 震災後の当市を取り巻く物流環境は、釜石自動車道、釜石西・釜石ジャンクション間の即年着工を初めとする高規格幹線道路の整備促進や、釜石港でのコンテナ定期航路の開設など、輸送手段の多様化が図られつつあり、新たな水産系流通事業者の立地は、水産業の振興と地域産業経済の復興に大きな役割を担っていくものと期待をしております。 また、10月29日には、コールセンター業を展開する株式会社ディオジャパンとの立地協定の締結を行っております。株式会社ディオジャパンでは、市内に同社の100%子会社である株式会社釜石コールセンターを設立し、現在、パソコン操作や電話応対などオペレーター業務に必要となるスキル習得に向けた研修を行うなど、本格業務開始に向けた取り組みを行っております。 同社は、職歴や経験にとらわれない幅広い範囲での雇用、さらにスキル習得研修後においては正規職員としての採用も計画していることから、当市の雇用状況の改善にも一翼を担っていただけるものと期待をしております。 現在、市内では、操業の再開を果たした事業所がふえるなど、徐々にではありますが、地域産業経済の復興に向けた動きも始まっております。しかし、その一方で、国内の経済動向は、世界的な景気の減速やデフレなど、依然として厳しい状況が続いております。 このような状況の中、当市への進出について御英断をいただきましたエア・ウォーター株式会社の青木CEOを初めとするエア・ウォーターグループの皆様、さらに株式会社ディオジャパンの小島代表取締役を初めとするディオジャパングループの皆様に対しまして、深く感謝を申し上げます。 今後とも、持続的かつ安定的な雇用の確保と地域産業経済の復興に向けた積極的な取り組みを行うとともに、既存水産事業者との連携を図りながら、魚河岸地区背後への水産加工事業所等の誘導と水産機能の集積、水揚げから買い受け、加工、そして流通までのシステム構築に努めるなど、水産業のさらなる振興に向けて取り組んでまいります。 次に、復興まちづくりについて報告をいたします。 平成24年8月6日から実施した住宅再建の希望登録の集計結果についてでありますが、この調査は、東日本大震災により被災した全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊の罹災証明がある世帯で、市外に避難している方を含め市内の被災者及び釜石市に避難している市外の被災者を対象に、御自身で住宅を再建するのか、または災害復興公営住宅への入居を希望するのかを確認し、希望内容を登録させていただいたものであります。 調査票の配布数5107票のうち、10月末までの回収数は4247票、回収率は83.2%でありました。集計の結果を見ますと、災害復興公営住宅に関しては、計画戸数1046戸に対し1641戸の入居希望がありました。特にも、片岸町、鵜住居中心部、東部地区天神町、東部地区中心部、嬉石・松原地区においては、入居希望世帯が調査前計画数より大きく増加しており、逆に、大きく減少したのは日向、本郷、荒川地区でありました。また、住宅の自力再建を希望する世帯2355戸のうち、東部、平田、小白浜地区は、自宅を修理して住みたい世帯が多いという結果でありました。 このほか、市外へ避難している世帯で、釜石へ戻ってきたいと回答した方は136人で、そのうち62人が自力再建希望、72人が災害復興公営住宅希望という結果となっております。 この結果を受け、被災地区ごとに災害復興公営住宅の予定戸数を見直し、年内をめどに調整してまいりたいと考えております。 次に、都市計画区域の決定についてでありますが、先日、11月30日に片岸地区、鵜住居地区、嬉石・松原地区、平田地区の4地区につきまして、土地区画整理事業を実施するための区域を定める都市計画の決定を行ったところであります。また、鵜住居地区と釜石東部地区においては、津波防災拠点市街地形成施設の区域についても、同じ11月30日に都市計画の決定を行いました。この区域においては、被災した地域の復興を先導する拠点として、住宅、公益施設、業務施設などの機能を集約させ、津波に対して安全な市街地を整備することとしております。 今後は、これら区域において、地権者連絡会や復興まちづくり協議会などを通じて住民の皆様への説明を行いながら、事業の内容を決定していきたいと考えており、今年度末までには事業の認可を取得したいと考えております。認可取得の後、具体の事業を実施していくこととなりますが、引き続き全力で取り組むとともに、あわせて周辺の土地利用計画の詳細を協議してまいります。 次に、地権者連絡会及び復興まちづくり協議会の開催予定について報告をいたします。 去る11月3日から25日までの間、15地区の漁業集落地域で地権者連絡会を開催し、地権者の皆様に対しまして、地区内の事業計画や土地の買い取り予定価格などを説明させていただきましたが、こうした取り組みを市街地地域でも行い、さらに復興の歩みを進めるべく、今後、市街地地域での地権者連絡会と復興まちづくり協議会を開催してまいります。 これまで、市街地地域につきましては、11月5日から12月10日までの日程で個別面談会を行い、地権者の皆様に事業計画等の説明を行っておりますが、出席できなかった方がいることや、地区の復興計画を確認したいという意見をいただいておりますことから、改めて地権者連絡会を開催することとしたものであります。 最初に、土地の所有者である地権者を対象に、地権者連絡会で事業の説明をさせていただき、それに引き続き、地権者のほか住民や事業者の方も対象とする復興まちづくり協議会を開催して、意見交換を行うこととしております。 日程は、12月18日に鵜住居地区、22日に平田地区と片岸町地区、23日に東部地区で開催いたします。なお、嬉石・松原地区につきましては、年明けの開催を予定しております。 次に、第4回復興交付金の配分についてでありますが、去る11月30日、交付可能額の通知があったところであります。当市への今回の配分額は、事業費ベースで196億7000万円であり、これまでの配分総額は712億1000万円となっております。復興交付金が配分された主な事業としましては、都市再生区画整理事業に49億1000万円、災害公営住宅整備事業に26億2000万円、道路事業に20億3000万円、漁業集落防災機能強化事業に17億9000万円、水産業共同利用施設復興事業に17億円、下水道事業に11億5000万円でございます。 次は、2月上旬に第5回の事業計画の提出が予定されておりますので、所要の財源を確保するため、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと思います。 次に、鵜住居地区防災センターに関する被災者遺族の連絡会からの検証結果報告書の提出について報告をいたします。 さきの東日本大震災において、鵜住居地区防災センターに避難してとうとい命をなくされた皆様の御遺族によって設立されました鵜住居地区防災センターに関する被災者遺族の連絡会の会長以下8名から、去る12月5日、市長室において、同連絡会が独自に行った検証結果についての報告書と今後の対応についての要望書が提出されました。 この検証結果報告書におきまして、鵜住居地区防災センターへの避難者の数を248名と推定し、多数の犠牲者が出たことの大きな原因として、建てるべきではない場所に建てるべきでない建物を建ててしまったこと、名称を防災センターとすべきでなかったこと、地域防災計画の周知が不十分だったこと、震災直前に実施した避難訓練の方法が不適切であったことの検証結果の報告がありました。 また、まとめとして、鵜住居地区防災センターでの事故は人災であったと言わざるを得ないこと、市が管理する公共施設で多数の犠牲者を出したことの責任は極めて重大であること、市は責任の所在は明らかにしているものの、その責任のとり方についてはいまだ不明瞭のままであることの指摘がありました。 市といたしましては、連絡会から報告のありました検証結果を重く受けとめ、二度とこのような悲惨なことを繰り返さないよう防災行政を推進するとともに、検証結果のまとめとして指摘のありました市の責任のあり方につきましても、継続して追求してまいりたいと思います。 また、要望のありました第三者有識者委員による検証委員会の設置、被災者遺族への心のケア、鵜住居地区防災センターの建物の解体と跡地の公園整備につきましては、被災者遺族の思いに沿って対応してまいります。 改めて、鵜住居地区防災センターに避難してとうとい命をなくされた皆様の御冥福を心からお祈りを申し上げ、被災者遺族の皆様に深くおわびを申し上げます。 次に、釜石市震災メモリアルパーク整備検討委員会の設置についてでありますが、東日本大震災で犠牲となられた方々の鎮魂、追悼、震災の経験・記憶・教訓を後世に伝え、防災意識や文化を継承・発信する復興の象徴施設の整備に向けて、被災地区や各関係団体、御遺族のほか、一般公募市民、有識者を加えた21人の委員及びアドバイザー3人で構成する釜石市メモリアルパーク整備検討委員会を設置し、去る12月5日に第1回委員会を開催いたしました。 同委員会においては、メモリアルパーク整備の目的や理念、考慮すべき機能、視点といった検討の基本的考え方や事業スケジュールの説明、過去に大きな災害を経験した他地域のメモリアル施設の事例紹介等を行い、今後の整備に向けて意見交換を行ったところであります。 委員からは、整備場所や規模のあり方、災害遺構の活用、取り組みへの市民参画・協働の意識醸成、周辺自治体類似施設との連携、財源確保の見通し、そして被災された方々の心情に対する配慮等について意見が出されたところであります。 今後は、同委員会での検討審議のほか、議員各位、市民の皆様の意見を参考にしながら、震災の教訓、反省を後世に伝える復興の象徴施設としてのメモリアルパークについて、何を、いつ、どこに、どのような手法・手段で整備し残していくか、また、身の丈相応の施設規模や運営のあり方を整理した上で、平成25年度に基本構想を策定し、同29年度に完成させたいと考えております。 今後とも、議員並びに市民の皆様の御理解と御支援を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(海老原正人君) 以上で市長の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(海老原正人君) 日程第5、報告第11号白浜(釜石)漁港災害復旧工事変更請負契約の締結に関する専決処分の報告についてから日程第19、議案第101号釜石市中村郷土芸能どんがた館指定管理者の指定に関し議決を求めることについてまで、15件を一括議題といたします。 ただいま一括議題に供しました報告及び各議案について、順次当局の説明を求めます。 総務企画部長。  〔総務企画部長山崎秀樹君登壇〕 ◎総務企画部長(山崎秀樹君) ただいま議題に供されました報告第11号白浜(釜石)漁港災害復旧工事変更請負契約の締結に関する専決処分の報告についてから議案第101号釜石市中村郷土芸能どんがた館指定管理者の指定に関し議決を求めることについてまでの報告1件、議案14件につきまして、順次御説明を申し上げます。 議案書の1ページをごらん願います。 報告第11号白浜(釜石)漁港災害復旧工事変更請負契約の締結に関する専決処分の報告について、御説明を申し上げます。 この案件は、平成24年4月11日に締結した白浜(釜石)漁港災害復旧工事請負契約に関し、災害復旧工事でかさ上げした漁港背後用地のかさ上げを実施するため工事費用分の増額が必要となったことから、平成24年11月7日付で地方自治法第180条第1項及び釜石市長専決条例第2条第1号の規定に基づき専決処分をし、変更契約の締結をしたもので、地方自治法第180条第2項の規定により議会に報告するものでございます。 次に、別冊となっております24年度補正予算専決処分に係る議案書をごらん願います。 議案第88号平成24年度釜石市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることについて、御説明を申し上げます。 平成24年度釜石市一般会計補正予算(第6号)は、去る11月16日に衆議院が解散され、今月16日の衆議院議員総選挙の実施に伴い専決処分をしたもので、予算の総額に2700万円を増額し、補正後の予算総額を997億4300万円としたものでございます。 第1表歳入歳出予算補正の主な内容といたしましては、歳入には県支出金を計上し、歳出には衆議院議員選挙費を計上して予算を編成しております。 詳細につきましては、予算に関する説明書をごらんいただきたいと存じます。 以上、議案第88号は、予算執行上、補正予算編成の必要が生じましたが、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、11月16日付で専決処分を行い、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。 次に、議案書にお戻りいただき、3ページをごらん願います。 議案第89号財産の無償貸付けについての専決処分に関し承認を求めることについて、御説明を申し上げます。 この議案は、平成24年8月25日付で独立行政法人中小企業基盤整備機構から無償譲渡を受けた鵜住居町地区仮設店舗・事務所について、平成24年10月11日付で新規入居者に無償貸し付けすることに関し専決処分をしたものでございます。 なお、貸し付け期間につきましては、平成25年9月21日までとし、特別の事情がある場合、期間を定めて更新することができることとするものでございます。 6ページをごらん願います。 議案第90号財産の無償貸付けについての専決処分に関し承認を求めることについて、御説明を申し上げます。 この議案は、独立行政法人中小企業基盤整備機構と協議が調った4地区の仮設施設について市が無償譲渡を受けたことから、引き続き被災した事業者に無償貸し付けすることに関し専決処分をしたものでございます。 なお、貸し付け期間につきましては、中小企業基盤整備機構との当初の契約期間をもとに、大只越町地区の仮設施設は平成25年11月7日まで、大字平田地区の仮設施設は平成25年12月7日まで、鈴子町地区の仮設施設は平成25年12月12日まで、新浜町地区の仮設施設は平成25年12月20日までとし、特別の事情がある場合、期間を定めて更新することができることとするものでございます。 以上、議案第89号及び議案第90号の財産の無償貸付けについての専決処分2件につきましては、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、地方自治法第179条第1項の規定により、平成24年10月11日付並びに11月6日付をもって専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により議会に報告をし、承認を求めるものでございます。 15ページをごらん願います。 議案第91号釜石市復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例について御説明を申し上げます。 この条例は、東日本大震災復興特別区域法に規定する認定復興推進計画に定められた復興産業集積区域の区域内において、当該認定復興推進計画に定められた事業の用に供する施設または設備を新設し、または増設した者に対する固定資産税課税免除に関し必要な事項を定めようとするもので、その施行期日は公布の日とし、平成24年3月30日から適用しようとするものでございます。 17ページをごらん願います。 議案第92号釜石市景観条例について御説明を申し上げます。 この条例は、市民、事業者及び行政の協働による地域の特性を生かした良好な景観の形成と保全を図ることを目的に、景観法の実施に関し必要な事項を定めようとするもので、その施行期日は平成25年1月1日としようとするものでございます。 なお、この条例の施行の日から平成25年3月31日までの間は、景観法の規定により、岩手県が定めた従前の景観計画のうち、釜石市にかかわる部分について、釜石市の景観計画とみなす経過措置を設けようとするものでございます。 21ページをごらん願います。 議案第93号釜石市災害危険区域に関する条例について御説明を申し上げます。 この条例は、安全な居住の確保と災禍に対する安全な都市形成を後世に継承するという責務にかんがみ、建築基準法第39条の規定に基づく災害危険区域の指定及び災害危険区域内における建築物の建築の制限に関し必要な事項を定めようとするもので、その施行期日は公布の日としようとするものでございます。 以上、議案第91号から議案第93号までの条例3件につきましては、地方自治法第96条第1項第1号の規定により提案するものでございます。 次に、別冊としております12月補正に係る補正予算書の1ページをごらん願います。 議案第94号平成24年度釜石市一般会計補正予算(第7号)は、予算の総額に歳入歳出とも544億4400万円を追加し、補正後の予算総額を1541億8700万円としようとするものでございます。 2ページから順次ごらんを願います。 第1表歳入歳出予算補正の主な内容を御説明いたします。 第2款総務費には、中心市街地、東部地区における新たな商業拠点の形成を目指して、店舗等の集積並びに市民文化会館や官民連携施設の整備方針の検討とあわせ、市街地ににぎわいを呼び込み得る広場のあり方を検討し、設計を進めようとする(仮称)大町地区広場整備事業、復興まちづくりに関する主要なプロジェクトの設計や計画に当たるパートナーを全国から広くプロポーザル方式で募集し、共通の統一した理念のもと、学校、災害復興公営住宅、市民文化会館、市庁舎などを整備しようとするかまいし未来のまちプロジェクトに係る経費を計上するかまいし未来のまちプロジェクト経費などを計上しております。 第3款民生費には、灯油価格が昨年同様の水準で高どまりしていることから、市民税が課税されていない世帯のうち、東日本大震災により被災した世帯のほか、高齢者世帯、障害者世帯、ひとり親世帯及び生活保護世帯に対し灯油購入費の一部を助成し、冬期の経済的負担を軽減し、生活の安定と福祉の増進を図ろうとする福祉灯油購入費助成事業や、東日本大震災により被災した養護老人ホーム五葉寮を新たに整備するため、社会福祉法人愛恵会が災害復旧費国庫補助金の交付決定に基づいて実施する災害復旧事業に要する経費に対して助成しようとする養護老人ホーム五葉寮施設整備費補助金、さらに老朽化が著しく、また、狭隘である釜石市福祉作業所を新たに整備するため、特定非営利活動法人釜石市身体障害者協議会が国及び県の補助金の交付決定に基づいて実施する施設整備に要する経費に対して助成し、障害者の労働環境の改善と就労支援の充実を図ろうとする福祉作業所施設整備費補助金などを計上しております。 第4款衛生費には、ユニセフからの支援を受けて、子供を対象としたインフルエンザの予防接種について、接種費用の一部を助成しようとする予防接種事業などを計上しております。 第6款農林水産業費には、東日本大震災により釜石漁港背後用地が沈下したことから、震災以前のレベルまでかさ上げして、水産加工団地として整備しようとする漁港施設機能強化事業や、嬉石海岸地区に岩手県が海岸防潮堤を施工しない区間が発生することから、市民の生命・財産を守るため、防潮堤及び陸閘を整備しようとする農山漁村地域整備交付金事業などを計上しております。 第7款商工費には、市内でコールセンターを新設した企業が、雇用人数、オペレーター席数等の要件を満たした場合、費用の一部を交付するコールセンター立地促進事業補助金などを計上しております。 第8款土木費には、東部地区の新たな商業拠点や商店街及び市民文化会館の整備計画と一体的に立体駐車場を大町地区に整備しようとする防災拠点駐車場整備事業などを計上しております。 第9款消防費には、消防救急無線デジタル化整備事業に係る釜石大槌地区行政事務組合負担金を計上しております。 第11款災害復旧費には、東日本大震災によって損壊した釜石小学校、平田小学校及び栗林小学校のプールを復旧しようとする公立学校施設災害復旧事業などを計上しております。 これらの財源として、歳入には歳出充当特定財源のほか、地方交付税などを増額計上して予算を編成しております。 第2表債務負担行為補正には、都市防災推進事業の都市計画マスタープラン改定の実施に伴う債務負担行為の追加を計上しております。 第3表地方債補正には、今次補正予算による起債対象事業の追加に伴う市債発行額の調整を計上しております。 9ページをごらん願います。 議案第95号平成24年度釜石市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)は、予算の総額に歳入歳出2億7901万3000円を追加し、補正後の予算総額を56億1243万1000円としようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正の内容といたしましては、診療報酬保険者負担金の増額のほか、職員給与費の調整などを計上し、この財源として、歳入には歳出充当特定財源の増額を計上して予算を編成しております。 13ページをごらん願います。 議案第96号平成24年度釜石市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は、予算の総額に歳入歳出423万9000円を追加し、補正後の予算総額を4億3397万5000円としようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正の内容といたしましては、歳出に保険料還付金を計上し、この財源として、歳入には後期高齢者医療広域連合からの保険料還付金を計上して予算を編成しております。 15ページをごらん願います。 議案第97号平成24年度釜石市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、保険事業勘定予算の総額に歳入歳出とも2億1582万9000円を追加し、補正後の予算総額を39億1236万円とするとともに、介護サービス事業勘定予算の総額に歳入歳出とも188万6000円を追加し、補正後の予算総額を3773万4000円としようとするものでございます。 保険事業勘定の歳出には、介護サービス給付費の増額のほか、前年度国庫負担金の精算による償還金などを計上し、この財源として、歳入には一般会計繰入金を含む歳出充当特定財源の調整を計上して予算を編成しております。 介護サービス事業勘定の歳出には、介護予防ケアプラン作成委託料の増額及び職員給与費の減額を計上し、この財源として、歳入にサービス収入及び一般会計繰入金を計上して予算を編成しております。 21ページをごらん願います。 議案第98号平成24年度釜石市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、予算の総額に歳入歳出140万円を追加し、補正後の予算総額を4546万7000円としようとするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正の内容といたしましては、歳出には運転経費を計上し、この財源として、歳入には一般会計繰入金を計上して予算を編成しております。 以上、議案第94号から98号までの平成24年度補正予算5件につきましては、地方自治法第96条第1項第2号の規定により提案するものでございます。 次に、議案書にお戻りいただき、23ページをごらん願います。 議案第99号釜石市鵜住居雨水ポンプ場災害復旧事業に係る建設工事の委託に関する協定の締結に関し議決を求めることについて、御説明を申し上げます。 平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災の津波により、鵜住居地域の内水排除を目的に整備された釜石市鵜住居雨水ポンプ場が被災したことから、早期に雨水排水機能の回復を行い、鵜住居地域の土地区画整理事業を円滑に進めるため災害復旧事業を実施するものでございます。 本事業の施行につきましては、随意契約により、地方共同法人日本下水道事業団と6億6938万円で、去る11月14日付で仮協定を締結しております。また、委託期間は、協定締結の日から平成25年3月25日まででございます。 この協定の締結に当たりましては、予定価格が1億5000万円を超えるため、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 24ページをごらん願います。 議案第100号岩手国体施設改修工事変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて、御説明を申し上げます。 この議案は、平成24年7月17日に、長谷川体育施設株式会社北奥営業所との間で請負契約を締結した岩手国体施設改修工事について、工事場所の地権者と協議が調ったことによる駐車場施設、管理施設等の工事の増加に係る設計変更のため契約金額を変更しようとするもので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 25ページをごらん願います。 議案第101号釜石市中村郷土芸能どんがた館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、御説明を申し上げます。 釜石市中村郷土芸能どんがた館については、引き続き中村・青の木郷土振興会を指定管理者に指定し、その指定の期間を平成25年1月1日から平成29年12月31日までの5年間としようとするもので、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものでございます。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。
    ○議長(海老原正人君) 以上をもって当局の説明は終わりました。 お諮りいたします。報告第11号の1件、議案第88号から議案第101号までの14件、合計15件は、来る12月21日の本会議において審議することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(海老原正人君) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(海老原正人君) 日程第20、請願1件、陳情3件を議題といたします。 12月6日までに受理いたしました請願、陳情は、お手元の各文書表のとおりであります。 請願1件は、文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 請願、陳情の番号及び件名等を職員をして朗読させます。  〔事務局職員朗読〕  請願第1号 「放射能を海に流さないこと」とする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の法律制定を求める請願                            総務常任委員会  陳情第3号 「空襲被害者等援護法(仮称)の制定を求める意見書」に関する陳情                                 報告  陳情第4号 岩手県の医療費助成制度について現物給付の導入を求める陳情                                 報告  陳情第5号 「福祉灯油」の早期実施を求める陳情                                 報告 ○議長(海老原正人君) ただいま所管の常任委員会に付託された請願は、来る12月21日の本会議において、審査の経過並びに結果の報告を願います。また、ただいまの陳情3件は報告でありますので、趣旨に賛同する議員は所要の手続をお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(海老原正人君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。               午後2時1分散会                          釜石市議会議長 海老原正人                          釜石市議会議員 菊池秀明                          釜石市議会議員 赤崎光男...