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03月22日-06号

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  1. 花巻市議会 2018-03-22
    03月22日-06号


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    平成30年  3月 定例会(第1回)平成30年3月22日(木)議事日程第6号平成30年3月22日(木) 午前10時開議 第1 委員長報告 第2 選挙第1号 花巻市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙 第3 議案第56号 市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて 第4 議案第57号 平成29年度花巻市一般会計補正予算(第11号) 第5 報告第2号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 第6 発議案第1号 花巻市議会委員会条例の一部を改正する条例 第7 意見書案第1号 生活保護基準の引き下げを行わないことを求める意見書の提出について 第8 意見書案第2号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書の提出について 第9 派遣第1号 議員の派遣について本日の会議に付した事件 日程第1 委員長報告 日程第2 選挙第1号 花巻市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙 日程第3 議案第56号 市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについて 日程第4 議案第57号 平成29年度花巻市一般会計補正予算(第11号) 日程第5 報告第2号 公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 日程第6 発議案第1号 花巻市議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第7 意見書案第1号 生活保護基準の引き下げを行わないことを求める意見書の提出について 日程第8 意見書案第2号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書の提出について 日程第9 派遣第1号 議員の派遣について出席議員(24名)   1番  菅原ゆかり君     2番  増子義久君   3番  照井省三君      4番  松田 昇君   5番  高橋 修君      6番  瀬川義光君   7番  内舘 桂君      8番  藤原 伸君   9番  藤井幸介君     10番  若柳良明君  11番  本舘憲一君     12番  藤井英子君  13番  小原雅道君     14番  大原 健君  15番  高橋 勤君     16番  伊藤源康君  17番  櫻井 肇君     18番  照井明子君  19番  阿部一男君     20番  近村晴男君  21番  高橋 浩君     22番  鎌田幸也君  23番  藤原晶幸君     25番  中村初彦君欠席議員  なし説明のため出席した者 市長        上田東一君   副市長       佐々木 忍君 教育委員会委員長  照井善耕君   教育長       佐藤 勝君 選挙管理委員会委員長        農業委員会会長   伊藤繁弘君           奥山 隆君 監査委員      戸來喜美雄君  総合政策部長    久保田泰輝君 地域振興部長    市村 律君   財務部長      八重樫和彦君 農林部長      菅原浩孝君   商工観光部長    佐々木力弥君 市民生活部長    細川 祥君   建設部長      赤平勝也君 健康福祉部長    熊谷嘉哉君   生涯学習部長    市川清志君 消防本部消防長   小田島 満君  大迫総合支所長   藤田哲司君 石鳥谷総合支所長  菅原善幸君   東和総合支所長   菅谷一雄君 教育委員会教育部長 布臺一郎君   理事        藤原忠雅君 総務課長      伊藤徳明君   財政課長      松田英基君職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長      久保田留美子  事務局次長     久保田謙一 主任主査兼議事調査係長       総務係長      舘下真智子           瀬川幾子     午前10時00分 開議 ○議長(小原雅道君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第6号をもって進めます。 ○議長(小原雅道君) 日程第1、委員長報告を行います。 最初に、予算特別委員会に付託中の議案第42号平成30年度花巻市一般会計予算から議案第48号平成30年度花巻市下水道事業会計予算までの7件を一括議題とし、同委員長の報告を求めます。 予算特別委員会委員長、照井省三君。    (予算特別委員会委員長 照井省三君登壇) ◆予算特別委員会委員長(照井省三君) 今定例会において予算特別委員会に付託されました次の予算議案の審査が終了いたしましたので、報告いたします。 付託されました議案は、議案第42号平成30年度花巻市一般会計予算、議案第43号平成30年度花巻市国民健康保険特別会計予算、議案第44号平成30年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算、議案第45号平成30年度花巻市介護保険特別会計予算、議案第46号平成30年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算、議案第47号平成30年度花巻市汚水処理事業特別会計予算及び議案第48号平成30年度花巻市下水道事業会計予算の7件であります。 本件特別委員会は、議長を除く全員で構成されたものであり、審査の経過につきましては既に御承知のとおりでありますので省略し、結果のみを御報告いたします。 それぞれの予算は、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小原雅道君) 以上で予算特別委員会委員長報告を終わります。 お諮りいたします。ただいまの委員長報告につきましては、質疑を省略し、直ちに討論を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、質疑を省略し、直ちに討論を行うことに決しました。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) 18番、照井明子でございます。 ただいまの委員長報告のうち、議案第44号平成30年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算及び議案第45号平成30年度花巻市介護保険特別会計予算に反対の立場で討論をいたします。 議案第44号は後期高齢者医療に係る予算でありますが、後期高齢者医療制度は、75歳に達した時点でそれまでの医療制度から分離、区分する年齢による差別医療制度であり、制度は廃止しかありません。 議案第45号は介護保険に係る予算でありますが、平成30年度は花巻市介護保険条例の改正により、第7期介護保険事業における保険料負担額が引き上げられ、予算編成されております。第6期介護保険料対比で基準月額450円増、年額5,400円増の増減率8.2%の大幅引き上げは市民の生活を圧迫するものであり、高齢者の負担の限界に達しております。市は3億4,900万円の基金を活用いたしましたが、それでも引き上げざるを得ない状況であり、第9期に至っては基準月額8,920円と算定されております。 国では、第6期から公費投入による低所得者の保険料軽減が初めて法制化されました。平成30年度、市において、1,600万円ほどの軽減策のうち、約400万円一般会計から充てられております。この保険料軽減法制度は、介護保険制度がこうした公費投入でしか矛盾が解決しないところまで来たことのあらわれであり、制度的限界を示しております。国に国庫負担割合をさらに増やすことを求めると同時に、市もさらに一般会計からの繰り入れを行うべきであります。 また、介護予防・日常生活支援総合事業に対し、地域では人材確保の課題など地域負担を懸念する切実な声が上がっております。現行水準のホームヘルプサービス、デイサービスを住民の助け合いへ肩がわりすべきではありません。そもそも非雇用者による善意、自発性に基づく行為を法令に基づくサービス事業に位置づけること自体大きな無理があると言わざるを得ません。 保険料を納めた人には平等に給付を行うのが保険制度の大前提であります。しかし、国は自立支援の名のもとで、介護保険制度からの卒業を推進しようとしております。 高齢化が一層進む中、介護保障の充実は全ての高齢者、市民の願いであります。現行の保険制度のもとで増大する介護需要に応えつつ、持続可能性を確保するためには、介護保険財政における国庫負担割合を大幅に引き上げることが不可欠であり、市はその立場に立つべきであります。 以上申し上げ、議案第44号、議案第45号の反対の討論といたします。 ○議長(小原雅道君) ほかに討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) ただいまの委員長報告のうち、議案第44号平成30年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算及び議案第45号平成30年度花巻市介護保険特別会計予算については反対がありましたので、起立により採決いたします。 最初に、議案第44号平成30年度花巻市後期高齢者医療特別会計予算に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。本予算を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第44号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 次に、議案第45号平成30年度花巻市介護保険特別会計予算に対する委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 本予算を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立多数であります。よって、議案第45号は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 次に、議案第42号平成30年度花巻市一般会計予算から議案第43号平成30年度花巻市国民健康保険特別会計予算まで及び議案第46号平成30年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計予算から議案第48号平成30年度花巻市下水道事業会計予算までの5件についての委員長の報告は、原案のとおり可決すべきものであります。 本予算を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第42号から議案第43号及び議案第46号から議案第48号までの5件は委員長報告のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 次に、福祉常任委員会に付託中の第1号請願生活保護基準引き下げの撤回を求めることについてを議題とし、同委員長の報告を求めます。 福祉常任委員会委員長、鎌田幸也君。    (福祉常任委員会委員長 鎌田幸也君登壇) ◆福祉常任委員会委員長(鎌田幸也君) 本委員会に付託されておりました請願の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告をいたします。 第1号請願生活保護基準引き下げの撤回を求めることについて、提出者は、I女性会議花巻支部長、佐藤かづ代さんであります。 紹介議員は、若柳良明君であります。 本委員会では、3月13日に参考人を招請し御意見をお伺いするとともに、熊谷健康福祉部長及び関係課長の出席を求めて慎重に審査を行ったところであります。 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略をさせていただきます。 参考人として招請いたしました佐藤さんからは、「生活保護基準の見直しは5年ごとに行われるが、今回の見直しでも前回と同様に、高齢者世帯や子供のいる世帯がとりわけ厳しくなっている。生活保護基準が下がれば生活保護を受けていない低所得者層にも深刻な影響を与えることが懸念される。今回の改定は、子供の貧困対策に逆行するもので、新たな低所得者層、貧困層を生み出すことになりかねず、貧困のスパイラルを生じてしまう」とのことでありました。 当局からは、「今回の見直しは、一般低所得世帯の消費実態との均衡を図り、生活扶助基準の見直しを行うものである。多人数世帯や都市部の単身高齢者世帯等への減額影響が大きくならないよう、個々の世帯での生活扶助費、母子加算等の合計の減額幅を現行基準から5%以内にとどめることとしている。また、見直しの影響については、全世帯では生活扶助費が上がる世帯が26%、下がる世帯が67%となっているが、子供がいる世帯では生活扶助費が上がる世帯が57%、下がる世帯が43%となっている。母子世帯では上がる世帯が61%、下がる世帯が38%と推計しているが、花巻市が該当する3級地の1についての推計値が示されていないため、現時点では何ともいえない状況である」との説明がありました。 委員からは、「一般の低所得世帯に合わせて生活保護基準を引き下げることは、生活の向上につながらないのではないか。生活保護基準は、憲法第25条にある国民の最低限の生活を守るという点からも引き下げるべきではない。今回の請願は、生活保護基準を引き下げないよう求めているものであるが、請願事項の3項目め、生活保護制度のあり方の検討及び4項目め、年金制度の最低保障機能を高め、貧困問題に抜本的に取り組むということは、今、貧困の状況を抱えている国民がいることからも、もっと広い意味での生活保護制度や年金制度の抜本的な検討を含めているのではないか」などの意見が出されたところであります。 以上のことを踏まえて請願事項別に採決した結果、請願事項1生活扶助基準の引き下げを撤回すること。最低生活費の算定に当たっては、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する額にすることにつきましては、全会一致で採択、請願事項2子供のいる世帯の生活保護基準をこれ以上引き下げないことにつきましても、全会一致で採択、請願事項3生活保護世帯における貧困の連鎖を解消し、同世帯の子供たちが一般世帯の子供と比べて特段の制約を受けずに育つことができるようにするために、子供の貧困問題や貧困の連鎖の観点から生活保護制度のあり方を検討することにつきましては、全会一致で不採択、請願事項4年金制度の最低保障機能を高め、高齢者・障がい者の貧困の問題に抜本的な取り組みを行うことにつきましても、全会一致で不採択とすべきと決しました。 よって、本請願は一部採択すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 照井明子さん。 ◆18番(照井明子君) ただいまの委員長報告のうち、請願事項1と2は全会一致で採択、そして3と4は不採択という報告でございました。今の委員長報告で感じ取れることは、3、4の不採択の内容については妥当ではあるけれども、件名が生活保護基準引き下げの撤回を求めることとなっているために、この件名とは合わないということでの不採択というふうに理解してよろしいでしょうか。
    ○議長(小原雅道君) 鎌田委員長。 ◆福祉常任委員会委員長(鎌田幸也君) ただいま御説明申し上げたとおりですけれども、今、照井議員がおっしゃったように、確かに委員会の中では、請願の文言といいますか、請願事項1の生活保護基準の引き下げの撤回を求めるということと、それから請願事項3、請願事項4が直接関係はないとは申しませんけれども、ちょっと広い意味でのことを求めているのではないか、ということで請願事項3、請願事項4は不採択にしたところでございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより採決いたします。 第1号請願生活保護基準引き下げの撤回を求めることについてに対する委員長の報告は、一部採択とするものであります。よって、項目別に採決いたします。 請願事項の第1項生活扶助基準の引き下げを撤回すること。最低生活費の算定に当たっては、「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する額にすることに対する委員長報告は、採択すべきものであります。委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立全員であります。よって、請願事項の第1項は採択することに決しました。 ○議長(小原雅道君) 請願事項の第2項子供のいる世帯の生活保護基準をこれ以上引き下げないことに対する委員長報告は、採択すべきものであります。委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立全員であります。よって、請願事項の第2項は採択することに決しました。 ○議長(小原雅道君) 請願事項の第3項生活保護世帯における貧困の連鎖を解消し、同世帯の子供たちが一般世帯の子供と比べて特段の制約を受けずに育つことができるようにするために、子供の貧困問題や貧困の連鎖の観点から生活保護制度のあり方を検討することに対する委員長報告は、不採択とすべきものであります。請願事項の第3項を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立少数であります。よって、請願事項の第3項は不採択とすることに決しました。 ○議長(小原雅道君) 請願事項の第4項年金制度の最低保障機能を高め、高齢者・障がい者の貧困の問題に抜本的な取り組みを行うことに対する委員長報告は、不採択とすべきものであります。請願事項の第4項を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛成者起立) ○議長(小原雅道君) 着席願います。 起立少数であります。よって、請願事項の第4項は不採択とすることに決しました。 ○議長(小原雅道君) 次に、産業建設常任委員会に付託中の第2号請願ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求めることについてを議題とし、同委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長、藤井英子さん。    (産業建設常任委員会委員長 藤井英子君登壇) ◆産業建設常任委員会委員長(藤井英子君) 本委員会に付託されておりました請願の審査が終了いたしましたので、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 本委員会では、3月13日に参考人を招請し御意見をお伺いするとともに、建設部長の出席を求め、慎重に審査を行ったところであります。 趣旨につきましては、既に配付されております文書表のとおりでありますので、省略させていただきます。 第2号請願ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求めることについて、提出者は、紫波郡矢巾町流通センター南2-8-3、一般社団法人岩手タクシー協会会長、小野幸宣さんであります。 紹介議員は、照井省三議員、櫻井肇議員、藤井幸介議員であります。 参考人からは、「今の日本において合法的な輸送形態はタクシー事業自家用有償運送、無償運送の3形態であるが、ライドシェアはこれらと全く異なる輸送方法で、道路運送法で禁止されてきた白タク行為を合法化するものである。また、ライドシェアを取り入れている諸外国では事故やトラブルが大変多く報告されていることからも、この危険な乗り物を花巻市に入れてはならない」ということでありました。 当局からは、「花巻市地域公共交通網形成計画の最も目玉に当たるのは、予約応答型乗合交通いわゆる予約乗合バスであり、今後予約乗合バスを順次導入していく予定である。全市的に拡大していくためには、運行を担っていただく運転手及び車両の確保が必要であることから、市内タクシー事業者の御協力が必要となってくる」との説明がありました。 委員からは、「現実に悲惨な事件や事故が発生していることを考えると、ライドシェアの導入については反対である。健全にタクシー会社が経営できないようになっては、市が行っている乗合交通そのものが崩れてしまうことからもしっかりと確立して、市と連携していただきたい。市では地域の公共交通の計画を立てており、さらに進めていくためにも市内のタクシー事業者の協力が不可欠である」との意見が出されたところであります。 以上のことを踏まえて審査を進めた結果、請願の趣旨は妥当であり、採択すべきものであるということで意見の一致を見、採決の結果、全会一致をもって採択すべきものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより採決いたします。 第2号請願ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求めることについてに対する委員長報告は、採択すべきものであります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、第2号請願は委員長報告のとおり採択することに決しました。 ○議長(小原雅道君) 日程第2、選挙第1号花巻市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。指名の方法は議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 選挙管理委員会委員に、高橋和夫君、昆野大樹君、大原皓二君、宮川弘海君、補充員に、菊池公敏君、佐々木一夫君、伊藤成子さん、菅金夫君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を、それぞれ選挙管理委員会委員及び補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々はそれぞれ選挙管理委員会委員及び補充員に当選されました。 なお、補充員の補充の順序につきましては、指名した順序でありますので、御了承願います。 ○議長(小原雅道君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第3、議案第56号市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてから、日程第9、派遣第1号議員の派遣についてまでの7件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、日程第3、議案第56号から日程第9、派遣第1号までの7件については、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。 ○議長(小原雅道君) 日程第3、議案第56号市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。 ◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第56号市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、平成29年9月7日に議会の議決をいただきました市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事の請負契約の締結に関し、その一部を変更することにつきまして、地方自治法第96条第1項第5号及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案の内容につきまして御説明申し上げます。 変更の内容は、契約金額について2億1,341万8,800円を2億5,132万320円とするものであります。 変更の内容につきまして御説明申し上げます。 資料その1及び資料その2をごらん願います。 今回の工事につきましては、岩手中部水道企業団や花巻ガス株式会社等の関係機関と協議する中で、水道管、ガス管等、当該橋へ添架する上で必要となる作業足場の追加が必要となったことと、気温の変化による橋桁の収縮や地震時等に伴う橋の移動を吸収するための伸縮装置を追加したことに伴う増額によるものであります。この変更につきましては、本年3月13日付で仮契約を締結しております。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。 鎌田幸也君。 ◆22番(鎌田幸也君) 請負契約の変更ということで、今御説明をお聞きしましたけれども、例えば水道管とかガス管を敷設するために足場を設けるということと、伸縮装置を設けるということですけれども、ないのを足すのでしたらわかるのですけれども、もともとそこにあるのでしたら、橋をかけかえたときに設計段階でそういう必要性があると認識されていると思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 赤平建設部長。 ◎建設部長(赤平勝也君) お答えいたします。 議員御指摘のとおりでございます。ただ、占用物件については、占用者ごとに設置時期や設置方法が異なるだろうと考えまして、当初は占用者ごとに設置していただくことを想定していたところでございます。ただ、工事発注後の各占用者との協議において、市で足場の一括設置をお願いしたいということで、さらに費用は占用者から負担いただくという協議結果となったことから、今回変更しようとするものでございます。それから、伸縮装置につきましても、当初の設計の中で見込んでいたものではあるのですけれども、設計積算の資料作成に時間を要したため、当初の契約内容に含めていなかったものでございます。 ○議長(小原雅道君) 鎌田幸也君。 ◆22番(鎌田幸也君) そうすると、今の御説明ですと、例えば水道管とかガス管のために足場をつくった費用、3,800万円ほどの増額になるわけですけれども、それが全て足場費用ではなくて、伸縮装置の分もあると思うのですけれども、足場については水道企業団なり占用者のほうから来るという理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(小原雅道君) 赤平建設部長。 ◎建設部長(赤平勝也君) お答えします。 議員御指摘のとおり、足場の費用約680万円になりますけれども、そちらについては占用者からの負担となります。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 近村晴男君。 ◆20番(近村晴男君) 足場の件につきましては今了解しました。伸縮装置の設計の積算の関係ですけれども、時間がなかったという説明だったような気がしますが、以前、東和町の橋のときも設計単価の間違いで大きな設計変更があったことがありますけれども、もう少し慎重さを期すべきではないでしょうか。業者の方々は市から出される設計書をもとに積算していきますので、それが全てであります。業者の方からここはおかしいのではないかというようなことが前はあったようでしたけれども、そのようなことがあってはならないと思うのです。今回そのような例はありましたか。業者のほうからサジェスチョンはあったのでしょうか、お伺いします。 ○議長(小原雅道君) 赤平建設部長。 ◎建設部長(赤平勝也君) お答えします。 今回は設計内容について問題があるということではなくて、発注に当たりまして、この伸縮装置は、133メートルの伸縮に対応するために少し大規模なもので、その伸縮装置の見積もり徴収に想定より時間を要したことによって設計積算に時間を要したということでございます。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。 櫻井肇君。 ◆17番(櫻井肇君) 17番、櫻井肇であります。 私もさきのお二方と全く同じ気持ちを持ってこの議案書を受けとめましたが、そこでいろいろ考えたのは、なぜこうしつこく言うかというと、これは入札制度の根幹にかかわる問題だからです。契約金額の1割以上を補正するというのは、何か間違いがあったのではないかということで、予定価格そのものがどうなっているのかということになってくるわけです。それ以上はつけ加えませんが、どうなのでしょう、この件にかかわらず、こういう公共工事のために職員の中で専門家というのはどういう配置になっているのか。人手が足りなくなっているのではありませんか。 ○議長(小原雅道君) 赤平建設部長。 ◎建設部長(赤平勝也君) お答えします。 先ほど申し上げましたが、足場については、占用者との協議に基づいて変更となったものでありますし、伸縮装置につきましては、先ほども申し上げましたけれども、ちょっと規模の大きい橋で、市にとっては余り経験がない中での積算ということで、御指摘のとおり、もう少し時間をかけて事前に準備していればよかったとは思いますけれども、今回は規模が大きくて特殊な伸縮装置ということで、そちらの見積もり徴収とか積算にかかわる資料作成に時間を要したということであり、それが職員の数といったこととはちょっと違うのではないかと思っております。 ○議長(小原雅道君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより採決いたします。 議案第56号市道上町成田線豊沢橋上部工架設工事の請負契約の締結に関する議決の変更に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第4、議案第57号平成29年度花巻市一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 八重樫財務部長。 ◎財務部長(八重樫和彦君) 議案第57号平成29年度花巻市一般会計補正予算(第11号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、都市再生推進事業に係る繰越明許費の補正であります。 以下、事項別明細書により御説明申し上げます。 2ページをお開き願います。 第1表繰越明許費補正、変更であります。 8款土木費、4項都市計画費、都市再生推進事業は、総合花巻病院移転整備への支援を初め、立地適正化計画に基づき各種事業を進めておりますが、この繰越明許費補正の変更は、平成30年度への繰越額を2億7,044万円から854万3,000円増額し、2億7,898万3,000円とするものであります。 これは、都市再生整備計画に関する調査として進めております図書館複合施設等整備方針検討業務委託につきまして、図書館の事例調査に時間を要することにより、業務委託の期間を延長するため平成30年度への繰越額を変更するものでありますが、本業務委託は平成30年6月までの完了を見込んでおります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより採決いたします。 議案第57号平成29年度花巻市一般会計補正予算(第11号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第5、報告第2号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。 久保田総合政策部長。 ◎総合政策部長(久保田泰輝君) 報告第2号公用車の事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてを御説明申し上げます。 本報告は、公用車の事故に係る損害賠償事件に関し、その損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により、これを報告するものであります。 報告第2号資料をあわせてごらんくださるようにお願いいたします。 事故の状況でありますが、平成30年1月3日午前8時10分ごろ、本市臨時補助員が運転する除雪ドーザが、花巻市上小舟渡地内の市道上小舟渡東3号線上において、凍結した路面で横滑りし、民家の屋根に接触し破損させたものであります。 損害賠償額及び和解の内容は別紙のとおりでありますが、損害賠償額につきましては、全国市有物件災害共済会の市有物件賠償責任保険の査定額を参考に決定したものであります。和解の方法につきましては、示談によっております。 被害を受けた方に対しましては、深くおわび申し上げます。 このたびの事故は、運転者の不注意により発生した事故でありますが、今後とも職員に対して周囲の安全確認を徹底するなど、より一層の安全運転を心がけるよう注意喚起してまいります。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第2号を終わります。 ○議長(小原雅道君) 日程第6、発議案第1号花巻市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から説明を求めます。 議会運営委員会委員長、中村初彦君。    (議会運営委員会委員長 中村初彦君登壇) ◆議会運営委員会委員長(中村初彦君) 発議案第1号花巻市議会委員会条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に基づき、新教育長制度に移行することに伴い、所要の改正を行おうとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。 第20条は委員会の出席説明の要求についての規定でありますが、審査または調査の説明のため出席を求める者を教育委員会の委員長から教育委員会の教育長に改めるものであります。 次に、施行期日でありますが、本条例は平成30年4月1日から施行しようとするものであります。 以上、説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより採決いたします。 発議案第1号花巻市議会委員会条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、発議案第1号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第7、意見書案第1号生活保護基準の引き下げを行わないことを求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 福祉常任委員会委員長、鎌田幸也君。    (福祉常任委員会委員長 鎌田幸也君登壇) ◆福祉常任委員会委員長(鎌田幸也君) 意見書案の提案理由について御説明をいたします。 意見書案第1号につきましては、先ほど御決定をいただきました第1号請願生活保護基準引き下げの撤回を求めることについてに伴う意見書案でございます。 「健康で文化的な最低限度の生活」を維持し、貧困の連鎖を防ぐため、国の関係機関へ意見書を提出しようとするものであります。 原案のとおり御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより採決いたします。 意見書案第1号生活保護基準の引き下げを行わないことを求める意見書の提出についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第8、意見書案第2号ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 産業建設常任委員会委員長、藤井英子さん。    (産業建設常任委員会委員長 藤井英子君登壇) ◆産業建設常任委員会委員長(藤井英子君) 意見書案の提出理由について御説明いたします。 意見書案第2号につきましては、先ほど採択の御決定をいただきました第2号請願ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求めることについてに伴う意見書案でございます。 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求めるため、国の関係機関へ意見書を提出しようとするものでございます。 原案のとおり御決定賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小原雅道君) これより質疑に入ります。質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより討論に入ります。討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(小原雅道君) これより採決いたします。 意見書案第2号ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシー事業を守る施策推進を求める意見書の提出についてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。 ○議長(小原雅道君) 日程第9、派遣第1号議員の派遣についてを議題といたします。 議員の派遣については、会議規則第159条の規定により、お手元に配付しておりますとおり議員を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、派遣第1号については原案のとおり派遣することに決しました。 お諮りいたします。ただいま議決されました議員の派遣については、日程等に変更がありましたなら、その取り扱いを議長に一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(小原雅道君) 異議なしと認めます。よって、議員の派遣に変更が生じた場合の取り扱いについては、議長に一任と決しました。 ○議長(小原雅道君) 以上で、本定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。 これをもちまして平成30年第1回花巻市議会定例会を閉会いたします。 御苦労さまでした。     午前10時54分 閉会地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 花巻市議会議長   小原雅道 花巻市議会副議長  藤原晶幸 花巻市議会議員   藤井幸介 花巻市議会議員   若柳良明 花巻市議会議員   本舘憲一...