大船渡市議会 > 2019-12-17 >
12月17日-05号

  • "号会計年度任用職員"(/)
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  1. 大船渡市議会 2019-12-17
    12月17日-05号


    取得元: 大船渡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-02
    令和 元年  第4回 定例会議事日程第5号令和元年12月17日(火)午前10時開議日程第1  議案第1号  令和元年度大船渡一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求める             ことについて日程第2  議案第2号  令和元年度大船渡漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の専決処             分の承認を求めることについて日程第3  議案第3号  大船渡市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条             例について日程第4  議案第4号  大船渡市第2号会計年度任用職員の給与に関する条例について日程第5  議案第5号  地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例             の整備に関する条例について日程第6  議案第6号  大船渡市議会議員及び大船渡市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及             びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例について日程第7  議案第7号  大船渡市選挙公報の発行等に関する条例の一部を改正する条例について日程第8  議案第8号  大船渡市印鑑条例の一部を改正する条例について日程第9  議案第9号  大船渡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について日程第10  議案第10号  大船渡市溜池の設置管理に関する条例の一部を改正する条例について日程第11  議案第11号  大船渡市緑地広場設置管理に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正             する条例について日程第12  議案第12号  大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例について日程第13  議案第13号  大船渡市立中学校設置に関する条例及び大船渡市立学校施設使用条例の一部             を改正する条例について日程第14  議案第14号  令和元年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについて日程第15  議案第15号  令和元年度大船渡介護保険特別会計介護サービス事業勘定)補正予算(第             1号)を定めることについて日程第16  議案第16号  令和元年度大船渡簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を定めること             について日程第17  議案第17号  令和元年度大船渡国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)             を定めることについて日程第18  議案第18号  令和元年度大船渡国民健康保険特別会計診療施設勘定)補正予算(第1             号)を定めることについて日程第19  議案第19号  財産の取得に関し議決を求めることについて日程第20  議案第20号  市道路線の廃止について日程第21  議案第21号  市道路線の認定について日程第22  議案第22号  あらたに生じた土地の確認について日程第23  議案第23号  公有水面の埋立てによる字区域の変更について日程第24  議案第24号  あらたに生じた土地の確認について日程第25  議案第25号  公有水面の埋立てによる字区域の変更について日程第26  議案第26号  岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市             町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについて日程第27  議案第27号  岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議に関し議決を求めることについ             て日程第28  報告第3号  車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について日程第29  議案第28号  大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市一般職の任期付職員             の採用等に関する条例の一部を改正する条例について日程第30  議案第29号  令和元年度大船渡一般会計補正予算(第5号)を定めることについて日程第31  議案第30号  訴訟上の和解に関し議決を求めることについて日程第32  発議案第3号 国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致実現を求める意見書に             ついて日程第33         議員の派遣について本日の会議に付した事件   ~議事日程第5号に同じ~出 席 議 員(18名)  議 長  熊 谷 昭 浩 君          副議長  紀 室 若 男 君  1 番  金 子 正 勝 君          2 番  森     亨 君  3 番  奥 山 行 正 君          4 番  東   堅 市 君  5 番  田 中 英 二 君          7 番  船 砥 英 久 君  8 番  小 松 龍 一 君          9 番  今 野 善 信 君  10番  渕 上   清 君          12番  森     操 君  13番  平 山   仁 君          14番  船 野   章 君  15番  滝 田 松 男 君          16番  三 浦   隆 君  17番  志 田 嘉 功 君          18番  畑 中 孝 博 君欠 席 議 員(0 名)説明のため出席した者  市     長  戸 田 公 明 君      副  市  長  髙   泰 久 君  統  括  監  志 田   努 君      教  育  長  小 松 伸 也 君  災 害 復興局長  佐々木 義 久 君      企 画 政策部長  新 沼   徹 君  市民協働準備室長 遠 藤 和 枝 君      総 務 部 長  田 中 聖 一 君  生 活 福祉部長  熊 澤 正 彦 君      商 工 港湾部長  鈴 木 昭 浩 君  観 光 推進室長  千 葉   譲 君      農 林 水産部長  鈴 木 満 広 君  都 市 整備部長  西 山 春 仁 君      教 育 次 長  金 野 高 之 君  水 道 事業所長  千 葉 洋 一 君      復 興 政策課長  金 野 久 志 君  土 地 利用課長  松 川 伸 一 君      企 画 調整課長  伊 藤 喜久雄 君  総 務 課 長  江 刺 雄 輝 君      財 政 課 長  佐 藤 雅 俊 君  市 民 環境課長  下 田 牧 子 君      国 保 年金課長  佐 藤 信 一 君  地 域 福祉課長  三 上   護 君      企業立地港湾課長 武 田 英 和 君  水 産 課 長  今 野 勝 則 君      建 設 課 長  阿 部 博 基 君  住 宅 公園課長  冨 澤 武 弥 君      学 校 教育課長  市 村 康 之 君事務局職員出席者  事 務 局 長  金 野 好 伸 君      局 長 補 佐  山 下 浩 幸 君  議 事 係 長  新 沼 圭史郎 君    午前10時00分 開   議 ○議長(熊谷昭浩君) おはようございます。  定刻になりましたので、これより本日の会議を開会いたします。  本日の出席議員は18名であります。  日程に入るに先立ち、諸報告を行います。総務常任委員会及び議会運営委員会から、それぞれが実施した行政視察について報告があり、お手元に配付のとおりですので、御了承願います。  以上で諸報告を終わります。  それでは、出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事は、議会運営委員長より報告のあった当局議案等6件を加え、お手元に配付の議事日程第5号により進めることにいたします。  なお、質疑につきましては申し合わせのとおり一問一答方式といたしますので、御了承願います。  また、質問項目が複数の場合、あらかじめその項目を述べた上で行うようお願いいたします。 △日程第1 議案第1号 令和元年度大船渡一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) それでは、日程第1、議案第1号、令和元年度大船渡一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。8番、小松龍一君。 ◆8番(小松龍一君) 補正予算の土木の関係の土地計画費の赤崎に関する土地購入費が約9,600万円ぐらいの数字が出ているのでございますけれども、これはこの前の全協でもいろいろ説明がありましたが、ちょっと具体的にお聞きしたいのですけれども、こちらには地権者の方は何人ぐらいおられて、そして坪どのぐらいの購入予定なのかちょっとお聞きしたいと思いますけれども。21ページの5項の都市計画費です。 ○議長(熊谷昭浩君) 小松議員、4号ではないですか。4号ですね。 ◆8番(小松龍一君) はい、済みません。 ○議長(熊谷昭浩君) それでは、そのほかありませんでしょうか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第1号は、報告のとおり承認と決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第1号は報告のとおり承認と決しました。 △日程第2 議案第2号 令和元年度大船渡漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 日程第2、議案第2号、令和元年度大船渡漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第2号は、報告のとおり承認と決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第2号は報告のとおり承認と決しました。 △日程第3 議案第3号 大船渡市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例について ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第3、議案第3号、大船渡市第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) 議案第3号について質疑を行います。  議案第4号もそうですけれども、この条例案は法改正によりこれまでの臨時的任用職員非常勤職員等について、適正な任用、勤務条件の確保を目的に、会計年度職員として任用しようとするもので、一部に改善された中身もありますが、正職員の削減の中で不安定で劣悪な雇用条件にある臨時職員、非常勤職員がふえてきたという背景があるのではないでしょうか。  そこで、何点か伺います。1番目に、正職員の推移と臨時職員、非常勤職員の推移はどうなっているのか。  2番目に、導入によってその費用、財源はどの程度で、確保の見通しはどうなのか。  3番目に…… ○議長(熊谷昭浩君) 滝田議員、一問一答で。
    ◆15番(滝田松男君) (続) 一応項目を挙げてからと思いまして。 ○議長(熊谷昭浩君) そうですか。申しわけございません。 ◆15番(滝田松男君) (続) 済みません。  3番目に、会計年度任用職員をふやし続ける考えなのか。  4番目に、不安定雇用の拡大を自治体が率先していくことにはならないのか。  5番目に、継続的な雇用はどう保障され、また期末手当は必ず支給されるのか。  6番目に、パートタイムフルタイムの違いはどんな中身なのか。  7番目に、任用の空白について、これまであったわけですけれども、それは今後どうなるのかについて伺います。  1点目です。三陸町との合併以降の正職員の推移と臨時職員、非常勤職員の推移はどうなっているのか。また、会計年度任用職員の対象数はどれくらいになるのか、まず1点目を伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 1つ目ですが、正規職員の推移でございますけれども、三陸町との合併をいたしまして、翌年、平成14年度から平成23年度の間にさまざまな行政改革等を進めまして、92人の削減をしたところでございます。平成23年度におきまして397人おった正職員でございますが、これは現在403人ということでございまして、震災後はとりわけほかの自治体から応援職員の派遣をいただいておりますこともありまして、横ばいで推移をしてきたところでございます。  非正規の職員ですが、非常勤職員、臨時職員、それから当市には嘱託職員という立場の方もいらっしゃいますけれども、復興最盛期の平成23年度、これらの方々が210人おりましたけれども、この方々については現在182人ということで、復興事業の収束に伴いまして若干減少はしておりますが、ほぼ横ばいでこちらも推移しているところでございます。  会計年度任用職員の対象数ということになりますと、この非正規の職員さん方182人ということになろうかと思いますけれども、この会計年度任用職員の必要数につきましては、現在庁内でヒアリング等をいたしまして、必要数を見きわめしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) それでは、2番目に行きます。  会計年度任用職員の導入によって改善される中身と、その費用、財源はどの程度で、確保の見通しというのはどのようになっているのかお伺いします。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 会計年度任用職員制度によりまして改善される点と申しますと、1つはこれまで非常勤特別職として任用してきた方々の職務等を明確にして、厳格に制度を運用するということが1つございます。任用される側の方々から申し上げますと、一般職と同等の服務ということにはなりますけれども、処遇が改善されまして、期末手当2.6カ月分の支給等がなされるということで、働く皆さん方の処遇の改善が見込まれるといったものでございます。  それから、費用でございますが、これはどういう処遇の方々をどういう格付に位置づけまして、何人任用するかということに影響してまいりますが、想定では数千万円の経費がかかり増すものと考えております。財源につきましては、今のところ一般財源しか当てにするものがございませんけれども、来年度の予算編成の策定作業を進める中で、確保というものも図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) 国の法改正で、国が進めている制度といいますか、そういうことだと思うのですけれども、国からの財政支援というのはふえないのでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 今のところ、国から明確な財源の支援という情報は入ってきておりません。また、国のほうで会計年度任用職員制度の導入をするという目的の一つに、ICTの導入とか、あとは民間委託を進めて効率的な行政事務を進めるということも一方で目的として掲げられておりますので、それらも考えながら、効率的な行政運営、必要な財源の確保というものを図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務部長。 ◎総務部長(田中聖一君) 国の財政支援につきましては、国のほうでも考慮しているように聞き及んでございます。間もなくそういったものが示されるのかなと御期待をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) それでは、3番目です。公務の運営は、任期の定めのない常勤職員が担うことが原則ではないかと思うのですが、正職員をふやさずに会計年度任用職員をふやし続けるという方向で進むのかどうか、その辺をお伺いいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) いずれこれからの社会情勢を踏まえますと、正規職員につきましても非正規の職員につきましても、増員という判断はなかなかつきかねるところでございますので、方向とすれば削減ということになろうかと考えております。ただ、正規職員を減らして、その分を会計年度任用職員に転換するということも適切ではないと考えております。会計年度任用職員の任用の必要性というのをしっかり捉えた上で運用すべきだと考えております。  その必要性なのですが、例えば急激な情勢変化に対応して人員が必要だとなったときに、その人員が長期配置の見きわめがつかなかったような場合には、やはり正規職員の任用でなくて会計年度任用職員を任用するということになろうかと思いますし、あるいは正規職員ではカバーし切れない専門性を確保する場合にも、会計年度任用職員ということを考えていかなければならないと考えております。  正規職員の確保の方法、会計年度任用職員の確保の方法というのをさらに精査して、適切な人員確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) 正職員を会計年度任用職員にどんどん切りかえていくのではないのだというふうな御答弁でしたので、その点では少し安心をいたしましたけれども、4番目に会計年度任用職員、いわゆる非正規雇用が固定化、拡大することは、いつでも雇いどめが可能となって、不安定雇用の拡大を自治体が率先していくことにならないのかどうなのか。非正規雇用の拡大、特に大企業などでどんどん進んで、経済全体によくない影響が出てきているわけですけれども、そういうことの中に自治体も組み込まれていってしまうような、不安定雇用の拡大を自治体が率先していくことにならないのかどうなのか、その心配はないのでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 今回の制度改正によりまして、大船渡市が任用する非正規職員の方々については、制度移行前と比べますと処遇が改善されるわけですので、この点では幾らかなりとも不安定雇用というのは改善の方向に向かうものと考えておりますし、今後会計年度任用職員の任用に当たりましては、市職員が直営で行うべき業務というのをしっかり見きわめた上で、市の職員が直営でやらなくてもいいものについては、会計年度任用職員の任用ということもありますし、先ほど申し上げましたICTの活用でありますとか、あるいは人材派遣、また民間委託、そういうような方法等も組み合わせて、安定的な行政執行体制を整えていく必要があろうと考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) 会計年度任用職員のやる業務を見きわめてというふうなことですけれども、専門的な分野にまで入ってくるというふうなことがあるのでしょうか。  それから、ちょっとあれですけれども、お隣の14番議員さんは危機管理のプロということを何度も訴えていますけれども、こういう会計年度任用職員として危機管理のプロを任用するとか、そういうふうなことというのはないのでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) いずれ市の一般職員、正規職員だけでは確保し切れない専門性の確保というものを考えた場合に、さまざまな方法があろうかと思います。人材派遣等もございますし、会計年度任用職員という方法もあると思いますし、あるいはコンサルタント的なことを業務委託するということもあろうかと思います。いずれ正規職員にない専門性が必要と判断された場合には、市の職員の任用という方法でない方法もありますので、適切に判断して、人材の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) では、5番目です。再度の任用は可能とされているようですけれども、継続的な雇用はどう保障されるのか、また期末手当は必ず支給されるのかどうかお伺いをいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) 再度の任用についてでございますが、制度上でございますけれども、同一の方を年度を越えて継続任用できるかという趣旨だと思いますが、これにつきましては明確な基準というものは示されていないところではありますが、国、県につきましては2回まで更新が可能というような方針を示しているということでございまして、3年間は継続任用が可能というようなことを判断しているということでございます。  当市につきましては、まだ何回までという方針を固めるには至っておりませんが、国、県の方針、あるいは同規模自治体等の方針等も参考にしながら、これから方針を決めてまいりたいと考えております。  あと、期末手当の件ですけれども、期末手当につきましては会計年度任用職員に支給されるということですが、一定の条件がございます。これにつきましては、6カ月以上継続して勤務をされていること、あるいは勤務時間が週15時間30分以上の場合という条件があるものでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) それでは、6番目に、第1号のパートタイムフルタイムの違いはどんな中身なのか、例えば勤務時間数によるものなのかどうなのか、その辺をちょっとお聞きいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) パートタイムフルタイムの違いですが、議員おっしゃいましたとおり、勤務時間によりまして区分をするものでございまして、フルタイムのほうは正規職員と同じ1日7時間45分の勤務でございますし、パートタイムのほうはそれより少ない時間で勤務するということでございます。基本的には、1日6時間ということで想定をしておるものでございます。  パートタイムのほうにつきましては、月額、日額あるいは時間額等での報酬の支払いをするということで、職種に応じてさまざまな対応ができるように、現在制度の精査をしているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 15番、滝田松男君。 ◆15番(滝田松男君) (続) それでは、最後、7番目ですが、これまで任用の空白というのがあったと思うのです。2カ月ぐらい期間を置いて、臨時職員をまた採用するというふうな、これは先ほどの答弁では2回まで、3年間継続できるということでしたので、空白というのはなくなるというふうに捉えてよろしいのでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務課長。 ◎総務課長(江刺雄輝君) おっしゃるとおりでございまして、会計年度任用職員制度に移行した場合につきましては、会計年度任用職員として同一の者を年度をまたいで任用する場合に、空白期間の設定というものは特に必要ないということでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第3号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第4 議案第4号 大船渡市第2号会計年度任用職員の給与に関する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第4、議案第4号、大船渡市第2号会計年度任用職員の給与に関する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第4号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第5 議案第5号 地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例の整備に関する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第5、議案第5号、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行等に伴う関係条例の整備に関する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第5号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第6 議案第6号 大船渡市議会議員及び大船渡市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第6、議案第6号、大船渡市議会議員及び大船渡市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第6号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第7 議案第7号 大船渡市選挙公報の発行等に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第7、議案第7号、大船渡市選挙公報の発行等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第7号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第8 議案第8号 大船渡市印鑑条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第8、議案第8号、大船渡市印鑑条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第8号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第9 議案第9号 大船渡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第9、議案第9号、大船渡市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第9号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第10 議案第10号 大船渡市溜池の設置管理に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第10、議案第10号、大船渡市溜池の設置管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第10号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第11 議案第11号 大船渡市緑地広場設置管理に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第11、議案第11号、大船渡市緑地広場設置管理に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第11号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第12 議案第12号 大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第12、議案第12号、大船渡市営住宅条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第12号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第13 議案第13号 大船渡市立中学校設置に関する条例及び大船渡市立学校施設使用条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第13、議案第13号、大船渡市立中学校設置に関する条例及び大船渡市立学校施設使用条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) 確かめるだけの質問なのですけれども、関連した条例が出ていますけれども、令和元年大船渡市議会第4回定例会市長提出条例議案という、こういう冊子の一番最後のページがこの13号の関連の条例になっています。その一番最後のところに改正前と改正後の条例が提示されているわけですけれども、この22ページの一番下のところであります。これを見ますと、今回の学校統合に伴っての条例改正ということになるわけですが、右側のほうです。屋外照明施設、第一中学校吉浜屋外運動場、1基につき400円とか、上記以外の屋外運動場、1基につき200円とあるわけですが、第一中学校吉浜屋外運動場というような、こういう表現になっているわけですが、つまり今回統合になると、吉浜中学校の運動場というのは第一中学校の管轄の運動場と、そういう形になるということなのでしょうか。そこをまず確かめておきたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) それでは、お答えいたします。  今回学校統合にかかわりまして、各閉校する学校の例えば屋外運動場であったり屋内運動場、こちらのほうをできればそのまま学校開放といったところでも活用といったところを、もちろん利活用が決まるまでというようなところになるかと思いますが、他市の例等を参考にさせていただきながら、まず吉浜中学校の運動場につきましては、第一中学校の附属施設ということで、まず学校開放可能なようにといったところを考えているところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) (続) それでももちろん全然反対も何もないのですけれども、そうすると越喜来、日頃市の施設はどういうことになるのですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) 越喜来中学校、日頃市中学校につきましても、ここでは明記しておりませんが、同様の扱いとしております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) (続) これは、そうすると運動場、あるいは屋内運動場ばかりではなくて、校舎全体が全てそういうような管轄ということになりますか。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) あくまでも今現在学校開放で使っている部分は、スポーツ施設にかかわる部分ということになっておりますので、その部分については引き続き市民の方々が御利用できるようにしたいということで、改正させていただくものでございます。  以上でございます。
    ○議長(熊谷昭浩君) 4番、東堅市君。 ◆4番(東堅市君) (続) つまり運動関係のところということですね。わかりました。  それで、ついでにお聞きしたいのですが、この照明施設を使用する場合に、吉浜のグラウンドの場合には400円、ほかの場合には200円と、この違い、私今初めて知ったのですけれども、この違い、ちょっと教えていただけませんか。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) 照明の料金の違いにつきましては、吉浜中学校については1基の照明の数がほかの施設よりも多いということで、1基の照明の数の多さといったところでこの料金になってございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第13号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第13号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第14 議案第14号 令和元年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第14、議案第14号、令和元年度大船渡一般会計補正予算(第4号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。8番、小松龍一君。 ◆8番(小松龍一君) 先ほどはどうも失礼しました。補正予算説明書の4ページの歳出の土木費の中赤崎地区の交流ゾーンの土地購入費のことにつきまして質問をしたいと思います。  まず、1億円近いお金をつぎ込んで購入をする予定みたいでございますけれども、地権者の数は何人ぐらい現在おる予定なのかと、そして大体坪どのぐらいの予算で土地を購入する予定なのかということをまずお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 土地利用課長。 ◎土地利用課長(松川伸一君) それでは、お答えします。  中赤崎地区のスポーツ交流ゾーンの整備に当たりまして、今回9,600万円ほど土地購入費を計上しておりますが、こちらにつきましては所有者が大体30名ぐらいおります。宅地ですけれども、30筆、7,500平米余りを購入しようとするものでございます。  以上であります。 ○議長(熊谷昭浩君) 8番、小松龍一君。 ◆8番(小松龍一君) (続) そうすると、これは坪3万円ぐらいなのですか、金額的に見まして。これは妥当な線なのでございますか。 ○議長(熊谷昭浩君) 土地利用課長。 ◎土地利用課長(松川伸一君) 済みません。申しおくれましたが、土地の購入単価でございますけれども、基本的には標準地を定めまして評価をしておりますけれども、単価につきましては1万円台の価格ということでとどめさせていただきたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 8番、小松龍一君。 ◆8番(小松龍一君) (続) わかりました。  それと、これ何度も説明あってお話はあったと思うのですが、私もちょっとなかなかまだ理解できないのは、スポーツ交流ゾーンというゾーンなのですけれども、ここでのスポーツ交流ゾーンというのは大まかなもので出ておりますけれども、具体的にどういうふうなスポーツをこちらでやる予定なのかということをちょっとお聞きしたいと思いますが。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(佐々木義久君) それでは、私のほうからこちらのスポーツ交流ゾーンの活用について御答弁させていただきます。  こちらのほうにつきましては、2月6日の市議会全員協議会で説明したとおり、用地と施設の整備を切り分けて、今回については用地の整備について、復興交付金等のよい財源があるうちに整備をさせていただきたいということで説明していたところでございます。こちらのほうの活用につきましては、当面はスポーツ交流ゾーンとして整備した後につきましては、地域のほうのイベントであったりとか、市民の方のスポーツの用地に活用させていただくというようなことで整備させていただくものでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 8番、小松龍一君。 ◆8番(小松龍一君) (続) そうしますと、これは具体的に言いますと、こちらのほうで例えばサッカー場をまた造成するとか、あと野球場をつくるとか、そういうふうな状況ではないのだということでございますか。 ○議長(熊谷昭浩君) 土地利用課長。 ◎土地利用課長(松川伸一君) お答えいたします。  先ほど局長のほうからもお話がありましたとおり、今回の整備につきましては用地整備と、それから施設整備とを切り分けて取り組むということでございまして、施設整備の件につきましては現在スポーツ施設整備検討委員会のほうで検討を進めておりますので、そちらのほうの検討次第ということになるものと考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 8番、小松龍一君。 ◆8番(小松龍一君) (続) その検討委員会のほうにお話は行くのでしょうけれども、まず現在当局というか、市のほうでは具体的なものは考えていないということの理解でよろしいのですね。 ○議長(熊谷昭浩君) 土地利用課長。 ◎土地利用課長(松川伸一君) お答えいたします。  土地利用計画のほうにつきましては、野球場を中心としたというふうな表現がございますけれども、それはまだ決まったものではございませんので、まだ白紙という段階でございます。  以上であります。 ○議長(熊谷昭浩君) 10番、渕上清君。 ◆10番(渕上清君) 土地の利用ということで、検討委員会に委ねるというのはいいのですけれども、以前から私が話しているとおり、施設整備がある程度見込めない中で購入するということで、いろんな予算の関係もあって、それは理解できるのですけれども、しかし検討委員会とか、そういったところに一方的に委ねるということになると、やはり全市としての施設整備という考え方が反映されにくくなるのではないでしょうか。これについては問題ないと思います。これだけ話を進めたという点では、予算の点でも、補正の点でも理解ができます。しかしながら、整備する上ではやはり位置づけというのをきちっとして有効活用していただかないとだめなわけです。  以前にも各議員の中から出たやに思っていますけれども、例えば別な地域でこれからどんどんあいている土地が出てきたというときに、地域でこういう要望が出たらば同じような対応をするのかということも出たこともあります。被災した土地ということで、利用には限られたものがあろうかと思いますけれども、そういったある程度全市的なゾーニングを考慮した上で、検討委員会の調整をして有効に使うべきではないかと、そう考えますが、見解を伺います。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) 現在スポーツ施設の検討委員会で行っていますのは、全市的な部分でスポーツ施設がどうあるべきかということを御意見をいただきながら、計画を市として策定しようとするものでございますので、あくまでも赤崎をどうするかという議論ではございません。市全体を見回しながら、現在あるスポーツ施設をどうするべきかというものを計画する際に、検討委員会の委員さん方に御意見をいただいているというところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 10番、渕上清君。 ◆10番(渕上清君) (続) いずれ有効活用ということで、計画が白紙になった猪川の大洞の土地もあるわけです。そういった中で、きちっとしたビジョンを示しながら、しっかりした施設整備なり、有効活用をしていただきたいと、そう意見を申し上げて終わります。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(佐々木義久君) 大変貴重な御意見ありがとうございました。今回の整備のほうにつきましては、そのとおり4ヘクタールを超える平たんな土地ということで、さまざまな施設整備が想定される中で、復興・創生期間内に復興交付金を活用して、それこそ経費の節減を図りながら整備させていただくということで、議員の皆さんには御理解いただいていると思っておりますので、今後につきましては各種委員会、あるいは各種計画との整合性を図りながら、施設整備については検討を深めてまいりたいと考えております。 ○議長(熊谷昭浩君) 10番、渕上清君。 ◆10番(渕上清君) (続) ありがとうございました。1点修正です。大洞ではなく、長洞ということですので、訂正願います。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) 2点ぐらいお伺いをいたします。  ただいまの各議員に対する答弁を聞いておりますと、市当局としての骨子というか、計画というか、それがいまいち見えないなという思いをしながら聞かせていただきました。  私は、仮に4.2ヘクタールでしたか、それだけ広大な土地を整備するのでありますから、やはりそこに市当局としての骨というか、青写真というか、そういうものを持って、災害復興局長、恐らく整備されたであろうなと、これから整備されるであろうなと私は思うのですけれども、白紙でありながら、そんな広大な土地を整備する必要が果たしてあるのだろうかという思いが私はめらめらと燃えてくるのです。やはりその中にこういうものをつくりたい、今10番議員も指摘したとおり、長洞もある、そういうのをさらに整備して、その予算が執行できるうちに、いただけるうちにという思いは理解できますが、そこに案を持って臨むのが市当局だろうと私は思っているのです。  だから、それは案がありながら示さないのか、あるいは案を全く持ち合わせていないのか、議会につっつかれるからやめようとかいうふうな、そんな余計なことを考えたくなるわけです。私は人が悪いのですかね。だから、その辺は聞けば白紙だと言うでしょうし、それでは何つくるのと、何つくるためにそこを整備するのですか、4.2ヘクタールの土地を何に活用するために整備しようとしているのですかということをお聞きしたくなるわけなのですけれども、それはここで言えないということであれば、マスコミにも、あるいは市民にも言わないということだというふうに理解していいのですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(佐々木義久君) そのとおり、こちらのほうにつきましてはスポーツ交流ゾーンということで、約4.2ヘクタールの平場を整備するものでございます。こちらの平場につきましては、中心地域に、できればイメージ的には小学校のグラウンドのようなところを立てながら、その一帯をフェンスで囲んで、そこまでの整備と、スポーツ交流ゾーンとしての整備ということになります。  上のほうに建つ施設整備が具体的に見えるまでの間につきましては、そこを地域であったり、あるいは市民であったりのイベントの会場であったりとか、軽運動をするような体育施設というか、スポーツができるような施設を整備するというような方向で、現在こちらのほうの用地取得と、それから測量設計費の補正予算の要求をさせていただいたものでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) かつて市長は、この場においても野球場を整備する腹づもりだというお話をされました。今でも、市長、そのお気持ちにはお変わりありませんか。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(佐々木義久君) こちらのほうにつきましては、赤崎の土地利用計画を策定する際に、野球場を中心としたスポーツ交流ゾーンというような地域の要望もございました。野球場も一つの候補ということで考えられると思います。  こちらの上のほうの施設整備につきましては、先ほど教育次長が申したとおり、今民間等の方々も含めて検討を深めているということなので、そちらのほうの状況も踏まえながら、総合計画であったりとか、各種計画の整合性を図りながら、施設整備のあり方を検討していきたいと考えております。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) そうすると、災害復興局長、それは白紙というのでしょうか。それは腹づもりでしょうか。それは、あなたの個人的な見解ではないと私は思うのですけれども、そこら辺がいまいち理解していただいていない理由かなと私は思うのです。  だから、先ほども市長に、今でも野球場というお考えにお変わりはありませんかというふうに私はお聞きしたのです。そうしたら、災害復興局長が手を挙げられての答弁だったわけですけれども、それを私は白紙と言わないのだと思います。計画なり、腹づもりなり、青写真なり、日本語難しいですので、どう表現していいのかわかりませんが、だったら案はあるのではないですか。市長、どうですか。今でも野球場を建設したいというお気持ちには変わりありませんか。 ○議長(熊谷昭浩君) 市長。 ◎市長(戸田公明君) この件につきましては、以前もたしか全員協議会でお話があったかと思いますが、そのとき私は答えさせていただきました。スポーツ施設建設の委員会の御決定に委ねたいと思いますというふうに私は答弁しております。先ほども教育委員会の教育次長のほうからそういうお話がありましたけれども、その気持ちに変わりはありません。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 私から見れば、4.2ヘクタールという広大な土地、うらやましい限りだなというふうに見えるわけです。  市長は、そうするとトーンダウンしたというふうに受けとめられるような話になろうかなというふうな気がして、今市長の答弁を聞かせていただきましたが、やはり先ほど10番議員も御指摘のとおり、そういう土地は、これから整備する土地は別として、結構市内に広いところあるわけなのですけれども、地域から要望されたから、それにすぐ応えなければいけないということでもないと思いますし、例えば長洞のように、かつてそういう計画を持って敷地造成したところも市内にもありますし、均衡ある市内の発展というふうなことを考えていけば、やはりそういった地区民からの要望というのも大切なのだろうとは思いますが、国からお金が来るから、まず4.2ヘクタール整備しようという考えで果たしていいのかどうか、そこら辺に疑問を私は持つわけでありますけれども、それはせっかく国で差し上げますから、どうぞお使いくださいというふうにもとれるわけではありますけれども、やはり有効活用というのは、真摯にそこに向かうべきだなというふうに私は思っておりまして、そこら辺の基本的な考え方がずれていってはいないのだろうかというふうな、そんな思いがいたすわけでありますので、その辺を災害復興局長もせっかく整備、5.4ヘクタールというと本当にまさに広大です。災害復興局長が言われたように、例えばテニスコート、あるいはサッカー場、あるいはゲートボール場、グラウンドゴルフ場、どんなにも活用できるような広大な広さで、例えば私は60歳以上なものですから、よく老人クラブの運動会ではまなす運動公園ですか、あそこに行くのですけれども、そうすると雨が降ってきたときは田んぼ状態になってしまって、60歳以上、70歳、80歳の人たちがずっこけたり、あるいは膝をすりむいたりというふうな人たちが出てくるわけでありますけれども、そういったものにも活用できないのだろうかなというふうな思いをしながら、局長の話を聞かせていただきましたけれども、やっぱりこの私もそうでありますけれども、健康寿命をいつまでも維持していきたいなという。それで、もしできることであれば、ピンピンコロリで逝ければいいがなという思いをしながら、私は今でも中学生を相手に柔道をしたりしているのですが、やがて災害復興局長も市長も私も高齢者になっていきますので、そこら辺に思いを寄せたやり方というのがあるのではなかろうかなと。  私も先ほど申し上げたように、健康寿命を維持しつつ逝きたいなと。まさにそれが野球場なのだろうか、あるいは市民が広く使える多目的なものにするのが市として必要なのではなかろうかなと、そんな思いがいたすのですけれども、災害復興局長の思いでも結構ですが、どんなふうに整備していけば、より市民に、ああ、あれはよかったなと言われるような施政がなされるのかお考えをいただきたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 災害復興局長。 ◎災害復興局長(佐々木義久君) 御提言ありがとうございます。そのとおり、中赤崎地区にある今回整備する4.2ヘクタールにつきましては、今回も補正予算で要求させていただいておりますが、測量設計、設計のほうまで入っております。こちらのほうにつきまして、中赤崎地区について、こちら整備しようとするところにつきましては、三陸鉄道の陸前赤崎駅があったり、あるいは隣接するところには赤崎グラウンドがあったり、そういうようなところでさまざまな方々が集まることも可能でございますし、それからここの4.2ヘクタールを整備することによって、先ほど言われたようないろいろな運動をする場が確保されるものと私も期待しております。  こちらのほうの整備、スポーツ交流ゾーンの整備につきましては、都度議員の皆様を初め地元、あるいは市民の方々にいろいろ御意見を伺いながら着実に進めていきたいと思いますので、何とぞ御指導のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第14号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第14号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第15 議案第15号 令和元年度大船渡介護保険特別会計介護サービス事業勘定)補正予算(第1号)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第15、議案第15号、令和元年度大船渡介護保険特別会計介護サービス事業勘定)補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第15号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第15号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第16 議案第16号 令和元年度大船渡簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第16、議案第16号、令和元年度大船渡簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第16号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第16号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第17 議案第17号 令和元年度大船渡国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第17、議案第17号、令和元年度大船渡国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。9番、今野善信君。 ◆9番(今野善信君) 2点ほどお伺いしたいと思います。  今回のオンライン、外国人を対象とした資格の管理、連携に係るということですけれども、これは国庫支出金で全額賄われるということですので、オンラインですから、全国的な取り組みなのだろうなというふうに思います。  そこで、2点ほどお伺いしたいと思います。1つは、外国人被保険者の資格要件のこと、それから市内で対象となる人員はどのぐらいなのかということがわかっていればお願いしたいと思いますが、最初に外国人の被保険者の資格要件のことについてですけれども、たしか被保険者になるための要件というのは、在留期間が1年以上とかというふうになっていると思いますが、これは住んだ期間、実際に住んでからの申請なのでしょうか、それとも在留が1年以上という申請の段階で取得できるものなのでしょうか、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 国保年金課長。 ◎国保年金課長(佐藤信一君) 外国人の適用につきましては、適法に3カ月を超えて在留する外国人であって、住所を有する者、住民基本台帳法の適用を受ける外国人は、被用者保険に入っていなければ、本人の意思に関係なく国民健康保険の資格を取得するというふうな形になります。  それで、当市で11月末現在で国保に加入している外国人は、合計73人でございます。永住などでずっと住んでいる方が31人、教育や宗教などで一定期間いる方が8人、それから技能実習生は34人となっております。  なお、技能実習生につきましては、来日して最初の一月は国保に加入して、その後は各被用者保険のほうに加入するというような形になっております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 9番、今野善信君。 ◆9番(今野善信君) (続) そうしますと、在留期間は1年以上というのではなくて、3カ月以上在留していて、しかも住所があればいいということなのですね。3カ月以上というのは、実際に3カ月以上住みますよという申請の段階で被保険者になれるものなのでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 国保年金課長。 ◎国保年金課長(佐藤信一君) 3カ月は、今後3カ月以上在留する見込みの段階での適用になります。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第17号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第17号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第18 議案第18号 令和元年度大船渡国民健康保険特別会計診療施設勘定)補正予算(第1号)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第18、議案第18号、令和元年度大船渡国民健康保険特別会計診療施設勘定)補正予算(第1号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第18号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第18号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第19 議案第19号 財産の取得に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第19、議案第19号、財産の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。2番、森亨君。 ◆2番(森亨君) 財産の取得ということで、統合に伴い、遠距離地区の生徒の負担軽減ということで、送迎バスということでマイクロバスを購入するに当たって、ちょっと二、三質問させていただきたいと思いますけれども、取得する財産の概要ということで、車両の本体の仕様がいろいろ出ていますけれども、恐らく低価格であってガソリン車ということにしたとは思うのですけれども、低価格でガソリン車なのか、それともガソリンということで仕様を決めての予算のあれなのか、その辺からちょっとお聞きしたいと思いますけれども。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) お答えいたします。  マイクロバスの購入に当たりましては、まずマイクロバスを取り扱う市内業者から購入をというふうなところで進めてまいりました。市内業者につきましては、ガソリン、それからディーゼル両方扱っている業者もありますし、またはガソリンのみといったところもございます。このガソリンとディーゼルにつきましては、ガソリンについては価格の優位性、それからディーゼルにつきましては燃費、または燃料費の優位性というようなところもございますが、総合的に勘案いたしまして、ガソリン車の購入を考えているところでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 2番、森亨君。 ◆2番(森亨君) (続) 仕様に関して総合的にということですけれども、私から見て、一般的と言えばあれなのですけれども、こういった大型車と言えばディーゼル車かなと思うのです。  そしてまた、安全性、安定性という意味で、大型車、つまりディーゼル車は排気ブレーキとか、荷物とか積むに当たって、また人を乗せるに当たって、そういった安全装置もプラスについていたりして、また先ほど答弁がありましたように、経済性でも、今50円から70円ぐらい違うのかな、そういった経済性とか、将来考えたときに、どのぐらいの差があるのかちょっと私もわかりませんけれども、100万円、200万円、ディーゼル車よりガソリン車のほうが安いのかわかりませんけれども、経済性を考えた意味でも、将来5年、10年、いつまでの使い道なのか、その辺も含みで、安全性から経済性からいって、ガソリン車ではなくディーゼルのほうなのではないかなと思ったのですけれども、もう一度そういった観点からお聞きしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) 今回購入するのはガソリン車ということで御提案をさせていただいているわけでございますけれども、先ほども学校教育課長のほうから若干触れさせていただきましたけれども、マイクロバスはディーゼル車とガソリン車とあるわけなのでございますけれども、今回業者から見積もりを徴するに当たりましては、ガソリン車あるいはディーゼル車、どちらかに規定して見積もりをしていただいたわけではございません。どちらでもよろしいよというような条件のもとで見積もりを徴させていただいて、結果ガソリン車ということになったわけでございます。  一般的に申し上げまして、確かにバスはディーゼル車かなというところが一般的な考え方なのかもしれませんけれども、車両本体的にいいますと、基本的にはどちらかといえばガソリン車のほうが安くはなるのかなと。あとは、見積もりを出す業者さんがどのくらい考慮するかという部分もございますけれども、当市といたしましてもランニングコスト的なこともある程度は見込ませていただいておりますけれども、うちのほうのあくまでも試算でございますけれども、10年程度で大体同じぐらいのトータルコストになるのではないかなというふうな感じで試算を行ったところでございまして、そういったところも見込んで、ガソリン車でもディーゼル車でもどちらでもいいほうで見積もりをしていただきたいということで業者さんにお願いしたものでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 2番、森亨君。 ◆2番(森亨君) (続) ランニングコストの部分でも、10年間ぐらいでどちらでもいいのかなというような答弁いただきましたけれども、あとは安全性ですよね。安全性も、今のディーゼル車もガソリン車も性能がよく、CO2、環境にもいろいろな装備がついているのかなと思いまして、でも私も流通業者、物販業者さんなどを見ていましても、ディーゼル車が多いものですから、そういった部分では、ガソリン車もついているのかちょっとあれですけれども、排気ブレーキを利用した坂道とか、子供たちを乗せる意味で安全、安定性のあるディーゼル車を選んでいる業者さんが多いので、マイクロバスもそういった部分ではディーゼル車なのかなと思いまして、質問させていただきましたけれども。  そういった観点から選んだということで、あと今契約されている業者さん、これから契約していく業者さん、特に運転手さん、そういった業者さん、運転手さんは、ガソリン車でのお仕事を経験しての方なのか。一般に物流業者さん、あるいはそういった経験をなされている方というのは、ディーゼル車を使用してきた方が多いと思うのですけれども、そういった部分で運転性というか安全面、運転しやすいさまざまな整備、装備あると思うのですけれども、そういった業者さんからは何かアドバイスというか、仕様に関して、装備に関して、何かお声がけというか、相談というのはなかったのでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) ありがとうございます。今年度に入りまして、市内の運送業者さんのほうと情報交換をする機会を持たせていただいておりますけれども、安全に関する部分についていろいろと情報をいただいたところでございます。  ガソリン車はいいとか悪いとか、ディーゼル車のほうがいいとか悪いとか、そういう議論はその際にはなかったところでございますけれども、どちらのほうがより安全なのかどうかというのは、ちょっと専門的にはわかりかねるところでございますけれども、現実にどちらの車両も販売されているものでございますし、市の車両、市バスとしてもガソリン車もございますし、ディーゼル車もございます。そういったことで、今回はガソリン車とさせていただいているところでございます。  スクールバスの運行に当たりまして、運行管理の委託をする、そのときの運転手さんの経験等につきましてですけれども、業者さんを決めていく過程の中では、こういったバスを使うのだよというようなことも示させていただいて、その上で業者さんを決めていくということになりますので、一定程度経験なり、そういったものは担保されるものというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 2番、森亨君。 ◆2番(森亨君) (続) 最後になりますけれども、そういった経験、実績という面で、運転手さん、会社を選んでいくということだと思うのです。現在もそういった経験、実績のある会社を選んで委託をしているということをお聞きしていますけれども、経験と言えば、実績と言えば、やはりガソリンのほうが出たのは最近だと思うのですけれども、これから若い人たち、あるいは安心、安全に送り届けなければいけないという、大船渡市にとっても大事な子供たち、将来性ある子供たち、将来を担う子供たちを送り届けるという意味でも、またそれを見ながら運転手さんになりたいなと思う子供たちも出てくる思うのですけれども、自動車学校、あるいは教習所でもガソリン車もあるし、ディーゼル車もあっての大型の資格、あるいは2種免許の資格等々出てくるとは思いますけれども、民間の声、あるいは資格等、教習所、あるいはそういったところとのお話し合いも踏まえて、今後若い人たち、地元の人たちの就職につながるような声もあると思いますので、経験もまた積まなければいけないと思いますので、ディーゼル車が多い中でガソリンということだと思うのですけれども、そういったところも踏まえながら、将来の就職活動につながるような、これから出てくると思いますけれども、赤崎あるいは大船渡、いろいろ統合に向かって、また予算化して購入すると思いますけれども、そういった部分を考慮しながら決めていってほしいなと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育長。
    ◎教育長(小松伸也君) それでは、私のほうからも再度御答弁させていただきますが、通告質問の中でもスクールバスの運行についての安全性というふうなことで御質問があったところでございますが、そこのところでも申し上げましたけれども、スクールバスの運行の安全確保につきましては、先ほど次長のほうからもお話があったとおりでございまして、市内の一般貸し切り旅行運送事業者の方々との情報交換の中でも再三再四御指摘があったところでございますし、これからの運行管理にかかわる委託仕様などの検討を含めまして、保有する、今ある車両についても再度点検をしたりしながら、安全性の確保に努めていきたいと思っているところでございますし、今回の車両については、先ほど来から申し上げているとおり、ランニングコストの面も10年単位ということで計算をさせていただいたところでございます。  そこら辺も鑑みて、今回はガソリン車の仕様というふうなところで提案させていただいたところでございますので、どうぞ御了承をいただければと思っております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 12番、森操君。 ◆12番(森操君) つけ加えて質問させていただきますけれども、高速をおりて越喜来のインターから下を下っていく坂道、上り口があるのです。あそこは、毎年毎年事故が起きるところなのです。あそこをイメージして、トラックの性能というのをイメージしているのですけれども、どうしても重たいというか、30人もの子供たちを乗っけて、本当に重たいバスが下っていくときとか、上りは安全だが、下っていくときに、凍ったときに毎年事故が起こるところがあるのです、カーブが。あそこが大丈夫かなというイメージがあるのです。  だから、さっき2番議員も言いましたけれども、排気ブレーキとか、本当に性能のいい部分を、プロの話もそうだけれども、見積もり業者が出しているから、そんな変なものは出さないだろうみたいな部分の感覚ではなくて、しっかりと仕様を見て、本当に大丈夫かということをチェックしなければ、これは起こってからでは本当に心配だなと。  越喜来の下り坂、上り、下り、あそこを子供を乗っけて行かなければいけないというイメージで、安全性を本当に大丈夫なのかというところを、本当に大丈夫だという御答弁をお願いできれば賛成しますけれども、不安なあれだと、これはもう犯罪だと僕は思っているのですけれども、答弁をお願いします。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) ありがとうございます。御指摘のとおり、あそこの越喜来の坂については、非常に運転が難しいところだなというふうに認識はしております。運転手さんの技術によるところも非常に大きいと思いますし、何よりも日々のバスの安全点検なり、そういった安全装備の問題というものに十分に意を配していかなければいけないというふうに考えておりますので、運用に当たってそこに十分意を配して行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) ここで10分間休憩いたします。    午前11時13分 休   憩    午前11時23分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) 6点にわたってお聞きしたいと思います。  まずもって、一番最初にバスそのもののガソリン車とディーゼル車との価格の差額であります。  それから次に、燃料代のことでありますけれども、通常我々が買う価格はガソリンのほうが今約135円ぐらいでしょうか。市役所で幾らで買っているのかわかりません。それから、軽油については100円ぐらいでしょうか、その差額。  それから、バスが軽油で1リッター当たり幾ら走る計算をされたのか、ガソリンで幾ら走る計算をされたのか、その辺をお伺いいたします。  それから、次長が先ほど10年の耐用年数を見込んでいるというふうなお話であったようにお聞きしましたが、10年でのランニングコストの試算の開きはどれぐらいなのか。  それから、これまでこの場でも車両の管理が行き届いていないという、タイヤが減ったりとか、あるいはフロアに穴がついたりとか、ヒーターがきかないとか、そういったようなことがあったわけでありますけれども、その辺の車両管理の業者に対する徹底方法、その辺をお伺いしたいこと。  それから、6点目が先ほど来問題になっている安全面、もし市内業者に委託をするとすれば、市内業者であれば当然のようにコミュニケーションも図られてくるでしょうから、安全に対する指導監督をいかにされていかれるおつもりなのか、その点をお聞きしたいと思います。  まず最初に、1点目のガソリン車と軽油を使うディーゼル車で、一番見積もりの安かったところで結構でありますから、そこに車両代の差額がどのぐらい生じているのか、まずもってその辺からお伺いしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) ガソリン車とディーゼル車の差額の部分につきましては、過去に参考見積もりをとったということでのお答えはできるのでございますけれども、実際の見積もりの内容につきましては、この場では差し控えさせていただきたいと思います。  それで、参考として見積価格の差額ということであれば、おおむね100万円程度の差額はあろうかと思います。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) それでは、100万円ということですので、これは大きいということはわかりましたので、その辺は理解します。  2番目に、市で購入している燃料代の価格、ガソリンは幾らで、軽油はこれぐらいで、10年間使えばこのぐらい使う予定だという試算をされたと思いますので、その辺を教えてください。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) お答えします。  レギュラーガソリンにつきましては、1リットル当たり約148円、軽油につきましては127円という金額になってございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) わかりました。そうすると、約20円の差額があるわけですが、次にそうしたら同じぐらいのバスで、軽油であればリッター当たり何キロの試算をされたのか、ガソリンであればどれぐらいの試算をされたのか、そこを教えてください。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) 1リットル当たりの走行距離の試算としましては、ガソリンにつきましては4.75キロメートル、軽油につきましては5.8キロメートルというところで試算しております。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 学校教育課長、軽油のほうは恐らくもっと延びていると思います。ガソリンも4.75キロというのは、4,400㏄でそれはちょっと甘いのではないかなというふうな気がします。自分の車運転してみて、課長はどういう車に乗っていらっしゃるか、私は存じ上げないのですけれども、4,400㏄ですよ。ちょっと甘い試算かなというふうなことを指摘させていただきたいと思います。  それでは、4番目に、10年間のランニングコスト、例えばディーゼル車であれば、40万キロも50万キロも、同じぐらいの排気量の車であるとすれば、恐らく100万キロも走るであろうなということが想定されます。ただ、ガソリン車の場合は複雑にできているものですから、故障したりとか、非常に複雑な構造になっていますので、その辺のことというのは非常に微妙なものがあろうなという思いがするのですけれども、その辺の10年間でのディーゼル車であればこれぐらいのランニングコスト、ガソリン車であればこれぐらいのランニングコストというところをもし試算しておればお伺いしたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) お答えいたします。  まず、10年といったところにつきましては、それが走行距離といったもので、どういった見方になっているかということで御指摘のところかと思います。  こちらにつきましては、まず車両の価格差と、それからスクールバスとして運行する総日数、そして走行距離といったところで、それぞれのルートを考えているところでございます。金額としては、年間として全体で173万7,169円のガソリン、軽油につきましては133万7,459円というようなことで年間のところを出していたところでございます。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 話はおおむねわかりました。  それでは、この辺の安全管理につきましては教育長から御答弁いただければなと思うのですけれども、車両の管理、今まで教育委員会の車両の管理が私の耳に入っているところでは、そんなに行き届いた管理がなされていたのかなということが疑問に思われるような事項が結構あったわけでありますが、車両の管理、これからどういうふうに委託されていくのか私にはわかりませんが、やはりランニングコストがそんなにたくさんかからないような車両管理なり、あるいは安全指導なりというものがいかに大切かなというところ、先ほど12番議員も安全なのという確認をしたかったようでありますけれども、その辺の心構えというか、今後の取り組みの姿勢というか、そういうものを、芯のあるものをお聞かせいただければなと思いますが。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育長。 ◎教育長(小松伸也君) ありがとうございます。児童生徒の命を預かっているというふうなところでもってのスクールバスの運行業務ということでございます。  今までは、議会の中でも再三指摘されましたタイヤの摩耗でありますとか、あるいは暖房がなかなかつかなかったりというふうなところも踏まえまして、3回今まで地元業者の方々との情報交換会をさせていただきました。それは先ほども述べさせていただきましたが、その内容等で改めて安全性が大事なのだというふうなところは再認識したところでございますし、車両の整備等につきましても毎日の点検、あるいは3カ月ごとの点検、そういうふうな細かいところも必要なのだというふうなところ、それから実際運行する運転手さんの管理のほうも、しっかりと顔と顔をつき合わせての指導といいますか、その状況、健康管理の部分についても、そういうものも必要だというふうなところから、運行管理についての委託仕様などの検討も再度させていただきたいと思っているところでございまして、今後におきましても、一番最初に申し上げました児童生徒の命を預かっているというふうなところでの一層の安全の確保のために、さまざまな情報を取り入れながら、よりよい安全な運行のあり方について、さらに重ねて協議を続けていきたいと思ったところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 14番、船野章君。 ◆14番(船野章君) (続) 今教育長が話されたことが最も基本になってくるのだろうなと思いながら聞かせていただきましたし、先ほど私もお話ししたとおり、摩耗したタイヤを装着しての安全運行というのは、ほぼあり得ないというところは、既に御承知のとおりでありますけれども、やはりそういう車両管理というのが一番だろうと思います。  そして、その次に大事なのは、運転業務に当たる乗務員の指導監督、教育、ここがやはり徹底されないと、今教育長おっしゃるとおり、より安全な運行というのはあり得ないというふうに私は思っておりまして、これまでもいろんなことが指摘されてきたところではありますけれども、その辺の再教育というか、指導監督というか、お金を払っているわけですから、やはりそのお金に見合ったサービスの提供を受けるというのが鉄則でありますので、そこら辺を本当に今までの反省を加えて、ぜひとも安全な運行がされるように切に望みたいと思いますが、コメントがあれば伺いたいと思います。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) ありがとうございます。まさに御指摘のとおりでございまして、車の整備の状況、そして運転する人の状況、それが児童生徒の安全を大きく左右することだというふうに認識しておりますので、十分に意を配して新年度からの運行管理の業務につきましても、あり方について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) 今安全につきましては、そのとおり私もよくわかったのでありますが、財産の取得について、納得して議決に向かいたいので、その経済性についてもう一回わかりやすく教えていただけますか。  ガソリンとディーゼル車があったのだけれども、10年間のコストを比較したところ、取得の100万円を埋めるような、10年間で大体プラスマイナス同じになりますよと。これ何年ぐらい使う予定で購入したのでしょうか。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) お答えいたします。  まず、このランニングコストにつきましては、一中統合にかかわって運行する日頃市、吉浜、それぞれの2ルートにつきまして、4台分ということで出しているものでございます。先ほどお答えしましたように、年間につきましてはおよそ40万円程度の軽油とガソリンの差額、もちろん軽油がコスト的には安くなると。そちらの車両1台当たりの価格といったところを見て、大体10年単位というところで見ていったところでございます。  また、どの程度の使用かといったところにつきましては、まず10年といったところは現在の車両についてもそのとおり利用しているというところで、ただそれ以降につきましてはその車両の状況によって変わってくるものというところで、具体的に例えば十何年とかといったところでは、まだはっきりとお答えできるところではないと思っております。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) わかりました。10年間だけ考えたということでいいのですね。 ○議長(熊谷昭浩君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(市村康之君) 差額のところを見て、まず10年といったところでランニングコストを見たところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) これは、市役所の財産管理からいってそのとおりなのですね。例えば車両購入したら、10年間だけ確認をして購入するということでいいですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) 今回は、バスを購入するに当たりまして、教育委員会として試算した結果として、10年、11年程度でおおむねガソリン車、ディーゼル車の必要となる経費が同じくらいになるようだということを見たところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) ということは、10年間使うということですか、それとも10年以上使うということですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) 車両の更新等を考える際には、10年というのがおおむね一つの目安になるのではないかなというふうに考えております。それ以上乗るということは、もちろん今の車というのは性能がよくなってきておりますので、それ以上乗れるというのは十分考えられることでございますけれども、いろんな状況によって10年たつとそれぞれの車両に差が出てくるというということは、それはそのとおりなのではないかなと思っております。  ですから、おおむね10年を目安として、あとそこから先はそれぞれの車両の状況を見て、更新をいつにしたらいいのか判断していくことになるのではないかというふうに考えているところでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) わかりました。いずれ市役所の車両に関しては、大体10年間の使用頻度を考えて購入するということで、確認しますけれども、それでいいですね。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) 購入する車種といいますか、車両の規模にもよるとは思いますけれども、10年というがおおむね一つの目安として、その後のことを考えなければいけないのではないかなというふうに考えたところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) 10年以上の使用頻度は考えないということでいいですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) 全く考えないというわけではございませんけれども、今回車両を購入するに当たりましては、トータルコストの試算をするということをしたわけでございますけれども、先ほども言いましたとおり、参考となる見積もりを過去にとったことがありまして、それで試算をするわけでございますけれども、どこまで突き詰めて試算をするかというところについては、かなり難しいものがあろうかと思います。  車両の価格一つをとりましても、やはり提供する事業者さん側でどういうふうに見積金額を出してくるかというのは、それぞれの事業者さんの考え方があると思いますので、参考見積もり、あるいはカタログの価格そのものが出てくるというふうには考えられないわけでございますので、そういったところも考えたりしますと、あるいは燃費につきましても、先ほど燃費については御説明したとおりでございますけれども、これはあくまでも市のガソリン車のバスの燃費が実際どうであるか、そしてディーゼル車のバスの燃費が大体どの程度であるかというところを見て、それを使って試算させていただいたものでございます。  ただ、それも車両の状況によって、あるいは選ばれた車種によっては、若干違いもあろうと思いますので、買うに当たっての試算というのは、どうしても限界があるのかなというふうに思っておりまして、そこを鑑みますと、やはり10年というのが一つの大きな目安にはなるのではないかというふうに考えるところでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) おっしゃっていることはよくわかります。私がお伺いしたいのは、例えば10年以上の車も市役所にはたくさんあると思うのですが、そういう現状があって、バスを買うに当たっては10年間のライフサイクルコストを考えるのが市役所の試算のやり方なのですかということを聞きたいわけです。もう10年間だけのライフサイクルコストで我々は決めるのですよということであれば、それで私は判断しますけれども、それでいいのですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) あくまでも今回スクールバスを購入するに当たって、試算の目安としてさせていただいたということでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) スクールバスは10年間、ほかの車両はどうなっていますか。 ○議長(熊谷昭浩君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 公用車については、特に何年ということの定めは決めておりません。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) ここがちょっと私は問題だと思うのです。冒頭何でガソリンかと、何でディーゼルかという話になったときに、車両が安いこと、それを埋める燃料の差がないのですねという話を皆さんしていたわけです。僕らもよく控室で、ディーゼルのほうが安いし、燃費がいいよねと、そういった疑問はどうなのだろうという話をしたわけです。ところが、車両が安くて、100万円の差額を1台につき40万円、それを10年間でペイできるのだと。それ以降の議論というのはしなかったのかというふうにお伺いをしているわけなのです。  ところが、そうしたらバスに関しては車両の性能が云々とか、今それは関係ないです。10年間以上のやつは考えなかったかと聞いたのです。明確に考えなかったら考えなかったと言ってください。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) それ以降の試算については行っておりません。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) もう一回確認しますが、ということは10年以上のライフコストはわからないということでいいですね。 ○議長(熊谷昭浩君) 教育次長。 ◎教育次長(金野高之君) 現段階では明確なものはございません。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) 財産管理は、これでいいのでしょうか。誰かお答えください。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務部長。 ◎総務部長(田中聖一君) 一般的に車両のことで申し上げますけれども、やはり今次長が申し上げたとおり、車両も一つの物品になりますけれども、ある程度の時期、先ほどは10年ということを一つ目安として試算をさせていただきましたけれども、その後の持ち方によってはメンテナンスによって延びたり、その車両、車両によってやっぱり変わってくると思います。あとは、部品のこともございまして、その後20年、30年と使っていったときに、その部品が調達できるのかという問題もありますし、そういったものを考慮いたしますと、おおむね10年というのは適当な時期かなと思います。  あと、先ほど財政課長のほうから、特に取り組みはしていないとお話をさせていただきましたけれども、表には出してございませんが、係としてはおおむね10年というのが一つの目安としてございまして、あとは20万キロとか、そういった数値もございます。10万キロを超えてきたら、しっかりとメンテナンスを見ながら、その車両によっての状況を見ながら、いよいよ買いかえの時期かななんて思いながらやっていくわけなのですが、先ほどのスクールバスにつきましても、10年につきましてはメンテナンスをしっかりしていますでしょうから、そこまでは保証もございますでしょうから、そこまでは試算できると。その後については、繰り返しになりますが、それぞれの整備であったり、それによって延びていくので、なかなか考慮できない部分であろうと、そういう判断をしてございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) わかりました。10年が目安というのはわかりました。きょう初めてわかりましたので、それはそのとおりだと思いますが、例えば市役所内で10年以上使っている車もあると思うのですが、それに関しても初期の見積もりは10年間でとってきたのですね。 ○議長(熊谷昭浩君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 小型車と普通車等の場合は、初期購入費用での比較ということで購入してまいりました。  以上です。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) それはわかりました。初期費用ではなくて、今我々が言っているのは、ガソリンになったので、ディーゼルのほうが安いのではなかろうかと。それを補うために、10年間でツーペイできるのだよと、車両本体が安いのでという話でわかりました。  今お答えになったのは、バスとは違って普通のやつは初期費用だけだったと。例えば燃費とかは一切考慮しないで買ってきたということでいいのですか。 ○議長(熊谷昭浩君) 総務部長。 ◎総務部長(田中聖一君) 低公害車には配慮しながら購入をしているところがございます。そういった面で、10年使った車両よりも燃費についてはいいもの、あとは公害に配慮されたもの、そういったものを考慮しながら購入には気をつけてございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 13番、平山仁君。 ◆13番(平山仁君) (続) 確認しますけれども、10年間のライフコストで大船渡市は車両を購入するということで確認しますが、いいですね。 ○議長(熊谷昭浩君) 財政課長。 ◎財政課長(佐藤雅俊君) 今回バスを購入するに当たっての価格、費用の積算には10年を用いたということでありまして、先ほど部長が言いましたとおり、当市の方針、内規においては、基本的には取得後10年以上経過したもの、または走行距離20万キロに達した車両について、今どきの車と比べまして燃費的にどうか、それから維持費用がどうかということを改めてもう一度判断しましょうということで各課に指導しておりますので、一定の目安としては10年、または走行距離20万キロということを基本として各課に再検討を申し伝えているのはそのとおりでございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第19号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第19号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第20 議案第20号 市道路線の廃止についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第20、議案第20号、市道路線の廃止についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第20号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立多数であります。  よって、議案第20号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第21 議案第21号 市道路線の認定についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第21、議案第21号、市道路線の認定についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第21号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第21号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第22 議案第22号 あらたに生じた土地の確認についての審議決定
    ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第22、議案第22号、あらたに生じた土地の確認についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第22号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第23 議案第23号 公有水面の埋立てによる字区域の変更についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第23、議案第23号、公有水面の埋立てによる字区域の変更についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第23号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第23号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第24 議案第24号 あらたに生じた土地の確認についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第24、議案第24号、あらたに生じた土地の確認についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第24号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第24号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第25 議案第25号 公有水面の埋立てによる字区域の変更についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第25、議案第25号、公有水面の埋立てによる字区域の変更についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第25号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第26 議案第26号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第26、議案第26号、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第26号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第27 議案第27号 岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第27、議案第27号、岩手県市町村総合事務組合の財産処分の協議に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第27号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第27号は原案のとおり可決いたしました。  ここで昼食のため休憩いたします。    午前11時54分 休   憩    午後 1時00分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 △日程第28 報告第3号 車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分についての上程説明 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、追加提出のありました議案等であります。  日程第28、報告第3号、車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。    (総務部長 田中聖一君登壇) ◎総務部長(田中聖一君) それでは、報告第3号について御説明いたします。  議案書の報告第3号をお開き願います。報告第3号、車両接触事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について。これに係る和解及びその損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものでございます。  お開き願います。専決処分書の写しでございます。車両接触事故に係る損害賠償事件に関し、これに係る和解及びその損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項及び大船渡市長専決条例第2条第10号の規定により次のとおり専決処分する。  和解及び損害賠償の相手方は、記載のとおりでございます。和解の内容でございます。大船渡市は相手方に損害賠償の額7,887円を支払う。この額は、全額保険金で支払うものでございます。損害賠償の原因、令和元年11月6日、大船渡市赤崎町字跡浜地内において、職員が運転する市保有の自動車が本件相手方保有の小型貨物車に接触し、車体に損傷を与えたものでございます。事故原因は、運転していた職員の前方確認が不十分だったことによるものでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で報告第3号を終わります。 △日程第29 議案第28号 大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第31 議案第30号 訴訟上の和解に関し議決を求めることについてまでの上程説明 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第29、議案第28号、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第31、議案第30号、訴訟上の和解に関し議決を求めることについてまで、以上3件を一括議題といたします。  提出者の説明を求めます。総務部長。    (総務部長 田中聖一君登壇) ◎総務部長(田中聖一君) 引き続き議案第28号から議案第30号について御説明いたします。  議案第28号をお開き願います。議案第28号、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について。別冊のとおり制定することについて、地方自治法第96条第1項第1号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  提案理由でございます。岩手県の例に準じて、一般職の職員の給与改定等所要の改正をしようとするものでございます。岩手県人事委員会勧告を踏まえた岩手県の取り扱いに準じまして、一般職の職員の給料表について、若年層の給料月額を引き上げ、全体の給与水準を平均0.15%程度引き上げることについて所要の改正をしようとするものでございます。また、特定任期付職員の給料表を一般職の職員の例に準じて一部引き上げる改正をしようとするものでございます。  条例案につきましては、別冊にてお配りしております市長提出条例議案書1ページをお開き願います。内容につきましては、別冊の議案第28号説明要旨により説明し、全文にかえさせていただきます。  説明要旨の1ページをお開き願います。議案第28号説明要旨でございます。1、本則。第1条による改正は、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例に係るものでございます。別表第1は行政職、別表第2は医療職の職員の給料月額の一部を引き上げるものでございます。  第2条による改正は、大船渡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例に係るものでございます。第7条は、特定任期付職員の給料月額の一部を引き上げるものでございます。  2、附則でございます。第1項は、この条例の施行期日を公布の日とし、改正後の給与条例の規定は平成31年4月1日から適用するものでございます。  第2項は、平成31年4月1日前に職務の級を異にして異動した職員の号給の調整について定めるものでございます。  第3項は、改正前の給与条例の規定に基づいて支給された給与は、改正後の給与条例の規定による給与の内払いとみなすことを定めるものでございます。  第4項は、この条例の施行に関し必要な事項について、規則への委任を定めるものでございます。  議案書に戻りまして、議案第29号をお開き願います。議案第29号、令和元年度大船渡一般会計補正予算(第5号)を定めることについて。別冊のとおり定めることについて、地方自治法第218条第1項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、令和元年度大船渡市補正予算書にて御説明させていただきます。1ページをお開き願います。今回の補正は、県の例に準じた給与の改正に伴う人件費の調整について補正を行うものでございます。  令和元年度大船渡市の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ281万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ271億2,721万円とする。第2項、歳入歳出予算補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。  お開き願います。第1表、歳入歳出予算補正。款、項、補正額の順に主なものを申し上げます。まず、歳入でございます。18款繰入金、1項基金繰入金281万円、これは財政調整基金繰入金でございます。  以上、補正額の合計額は281万円で、歳入の合計額を271億2,721万円とするものでございます。  3ページに参ります。歳出でございます。2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費431万7,000円、3款民生費、1項社会福祉費415万1,000円、7款1項商工費17万6,000円。お開き願います。10款教育費、1項教育総務費47万9,000円、いずれも給与の改正に伴う人件費の調整等でございます。  以上、補正額の合計額は281万円で、歳出の合計額を271億2,721万円とするものでございます。  なお、補正予算に関する説明書の説明は省略をさせていただきます。  議案書に戻りまして、議案第30号をお開き願います。議案第30号、訴訟上の和解に関し議決を求めることについて。下記のとおり和解をするため、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  記でございます。1、事件の名称、盛岡地方裁判所平成31年(ワ)第3号求償金請求事件。2、原告及び被告、(1)、原告、名称、大船渡市、(2)、被告、住所、宮城県仙台市浪板140番地、名称、医療法人くさの実会、理事長、猪苗代盛貞。3、事件の概要、国民健康保険の被保険者が医療機関へ入院中に重度の熱傷を負ったのは、第三者である被告の過失によるものと考えられることから、被告に対して原告が医療保険の給付を行った価額について求償いたしましたが、過失を否認したため、平成30年8月28日に盛岡地方裁判所へ損害賠償請求に係る訴えを提起したものでございます。4、和解の内容、(1)、被告は原告に対し、本件和解金として991万404円の支払い義務があることを認める。(2)、被告は原告に対し、(1)の金員を令和2年1月末日限り原告指定の預金口座に振り込む方法で支払う。なお、振り込み手数料は被告の負担とする。お開き願います。(3)、原告はその余の請求を放棄する。(4)、原告と被告は、原告と被告の間には本件に関し、この和解条項に定めるもののほかに何らの債権債務がないことを相互に確認する。(5)、訴訟費用は各自の負担とする。  提案理由でございます。本件について、盛岡地方裁判所から和解勧告があったので、これに応じ、和解をしようとするものでございます。  お開き願います。資料は、損害賠償請求金額及び和解金額の内訳でございます。請求金額合計でございますが、1,346万8,151円に対しまして、和解金額は991万404円となっております。  以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(熊谷昭浩君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第28号から議案第30号までの3件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第28号から議案第30号までの3件については委員会の付託を省略することに決しました。  ここで、追加議案思考のため15分間休憩いたします。    午後1時12分 休   憩    午後1時27分 再   開 ○議長(熊谷昭浩君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ここで、先ほどの議案説明において訂正を求められておりますので、これを許します。総務部長。 ◎総務部長(田中聖一君) 議案第30号の説明の中で、被告の住所について誤って説明をいたしましたので、訂正をさせていただきます。  宮城県気仙沼市浪板140番地でありますので、訂正をいたします。  以上でございます。 △日程第29 議案第28号 大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) これより議案審議を行います。日程第29、議案第28号、大船渡市一般職の職員の給与に関する条例及び大船渡市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第28号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第30 議案第29号 令和元年度大船渡一般会計補正予算(第5号)を定めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第30、議案第29号、令和元年度大船渡一般会計補正予算(第5号)を定めることについてを議題といたします。  質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第29号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第29号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第31 議案第30号 訴訟上の和解に関し議決を求めることについての審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第31、議案第30号、訴訟上の和解に関し議決を求めることについてを議題といたします。  質疑を許します。12番、森操君。 ◆12番(森操君) 質問させていただきます。  約1,000万円を返してもらったということになるのですか、よく当局もかち取ったなという思いですけれども、この経緯の中で、事件の概要のところで、病院というか、被告の側が当初は過失を否認していたというところなのだけれども、それを第三者である被告の過失によるものと当局は考えたということですね。だから、裁判のほうに訴えたというところなのですけれども、ここの第三者である被告の過失によるものと考えたことからということで、この考えたことのキーポイントというか、ここは何なのでしょうか。ここがキーだと思うのですけれども、お聞かせ願います。 ○議長(熊谷昭浩君) 国保年金課長。 ◎国保年金課長(佐藤信一君) 当初、訴訟前に当方で被告のほうに過失があると判断した部分でございますけれども、被保険者の方はやけどの中でも一番ひどい重度のやけどを負っております。風呂に入る際、その程度のやけどを負うのであれば、当然湯温の調整が一切なされていなかったというふうに推測しております。  さらに、被保険者の方は足が不自由な方でして、当然介助が必要な方でありましたけれども、当日は看護師等が一切介助をせずに、被保険者の方が1人で湯に入るような形で入浴を行っていたというふうな部分で、医療従事者の方から聞いても、そこの部分は本来介助が必要な、足が不自由で車椅子生活で入院している方については、いずれ職員が介助するなり、あるいは湯温もそういうやけどを負うような部分でなくて、きちんと湯温確認された後に患者さんを湯に入れるというふうな対応が必要だったというふうなことで、医療関係者のほうからもあらかじめそういうお話を聞いておりましたので、そこの部分で被告のほうに過失があるというふうな形で訴訟を行ったというふうなことでございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 12番、森操君。 ◆12番(森操君) (続) 丁寧な説明ありがとうございます。  通常熱いお湯だと、普通健常者だと「熱い」と言って、すぐ拒否というか、わかるのでしょうけれども、よっぽど足が不自由というか、身体が不自由で、自分では感覚がなかったのか、麻痺する体だったのか、そこのあたりがポイントかなと思って、普通重度のやけどを負うようなお湯だと、つかる前にちょこっとさわっただけで「熱い」と、こうなるのだけれども、それができない身体的な障害者だったということなのですね。だから、介護が必要だということで、応対になられたということですか、確認します。 ○議長(熊谷昭浩君) 国保年金課長。 ◎国保年金課長(佐藤信一君) 生まれつき足が不自由な方でございましたので、熱いと気づいてから、湯船から出る際もはうような形で出るというふうな形でございましたので、多少時間がかかって、その部分でもやけどのほうがひどい状態になったというふうな部分もございます。  以上でございます。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  議案第30号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、議案第30号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第32 発議案第3号 国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致実現を求める意見書についての上程審議決定 ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第32、発議案第3号、国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致実現を求める意見書についてを議題といたします。  提出者の説明を求めます。14番、船野章君。    (14番 船野章君登壇) ◆14番(船野章君) それでは、説明を申し上げます。  発議案第3号、国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致実現を求める意見書について。  標記につきまして、大船渡市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出するものであります。  提出者は私、船野章。賛成者は、紀室若男議員、三浦隆議員、渕上清議員、滝田松男議員、森操議員であります。  ページをお開き願います。読み上げて説明とさせていただきます。  大船渡市を初め、東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から9年を迎えようとしている中、各被災地においては、早期復興に向けた住民生活の再生や産業・経済の再建及び都市基盤の再構築など、地域が一丸となって取り組んできたところであります。  しかしながら、復興は着実に進捗しつつも、人口減少や少子高齢化は大震災を機に一気に進行しています。  こうした中、国際リニアコライダー(ILC)の国内候補地として、研究者組織であるILC立地評議会により「北上サイト」が最適と評価され、また、政府においても平成31年3月7日にILC計画に関する見解が示されたことにより、国内外における関係機関による活発な議論が進められるなど、誘致実現に向けた大詰めの段階を迎えています。  このILC誘致が実現された折には、世界最先端の大型実験研究拠点が形成されることにより、建設に係る直接的な経済効果はもとより、世界最先端の研究成果を活用したものづくり産業、医療分野の発展や新たな需要の創出など、多大な経済効果と雇用機会の増加をもたらすものであります。  また、世界からの多くの研究者・技術者及びその家族が来訪、移住することにより、多文化共生社会が形成され国際化の進展や教育文化の向上など、その効果は多岐にわたり、復興後の持続可能な地域づくりに大きく貢献するものと考えられます。  ILCは、被災した東北地方の復興と発展、そして持続可能な社会創生の大きな力となり、東日本大震災からの復興の象徴となるものと考えられることから、国は、「国際リニアコライダーの建設」を我が国が主導する国際プロジェクトとして位置づけ、国内誘致を世界に表明し、なおかつ、北上山地への誘致実現に向けた推進組織体制を早期に整えることを強く要望する。  以上の内容で地方自治法第99条の規定により、大船渡市議会として意見書を提出するというものであり、提出先については衆参両院議長、内閣総理大臣ほか関係大臣であります。  議員各位におかれましては、御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(熊谷昭浩君) 発議案第3号について質疑を許します。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 以上で質疑を終わります。  討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 討論なしと認め、これより採決いたします。  発議案第3号について、本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。    (賛 成 者 起 立) ○議長(熊谷昭浩君) 起立全員であります。  よって、発議案第3号は原案のとおり可決いたしました。 △日程第33 議員の派遣について ○議長(熊谷昭浩君) 次に、日程第33、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、地方自治法第100条第13項及び大船渡市議会会議規則第167条第1項の規定により、あらかじめお手元に配付いたしました議員の派遣についてのとおり派遣いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については原案のとおり派遣することに決しました。  この際、お諮りいたします。ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には議長に一任を願いたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(熊谷昭浩君) 御異議なしと認めます。  よって、本件について原案に変更があった場合は議長に一任いただくことに決しました。 ○議長(熊谷昭浩君) 以上で本定例会に付議されました議案等全部を議了いたしました。  これをもちまして令和元年市議会第4回定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでございました。    午後1時40分 閉   会...