宮古市議会 2022-09-30
09月30日-05号
○議長(
橋本久夫君) 日程第1、認定第1号 令和3年度宮古市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第17号 令和3年度宮古市
下水道事業会計決算の認定についてまでの17件を一括議題といたします。 本件については、
決算特別委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。
竹花決算特別委員会委員長。 〔21番 竹花邦彦君登壇〕
◆21番(竹花邦彦君) 21番、竹花邦彦です。 おはようございます。 それでは、
決算特別委員会の
委員長報告を行います。 令和4年9月定例会議において、
決算特別委員会に付託されました認定第1号 令和3年度宮古市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第17号 令和3年度宮古市
下水道事業会計決算の認定についてまでの17件の決算について、当局の説明を受けながら慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果を報告いたします。 本委員会は、議長を除く全ての議員で構成され、9月12日から9月14日までの3日間、各
常任委員会で構成をする分科会が付託を受け審査を行いました。 9月26日には、総括質疑、
分科会長報告、質疑、討論、採決を行いました。 審査の結果は、お手元に配付されております
報告書写しのとおり、認定第1号から認定第17号までの17件全てを全会一致で認定すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、各委員から市に対して様々な提言や意見などが出されました。市当局におかれては、次年度の予算編成及び今後の市政運営に当たり考慮されるよう申し上げ、
委員長報告といたします。
○議長(
橋本久夫君) 委員長の報告が終わりました。
決算特別委員会は、議長を除く全議員で構成されておりますので、
委員長報告に対する質疑を省略いたします。 お諮りいたします。 認定第1号 令和3年度宮古市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第17号 令和3年度宮古市
下水道事業会計決算の認定についてまでの17件については、討論を省略し一括採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、認定第1号から認定第17号までの17件は、討論を省略し、直ちにお諮りいたします。 認定第1号から認定第17号までの17件の決算に対する委員長の報告は、認定すべきものであります。 委員長の報告のとおり認定することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、認定第1号から認定第17号までの17件の決算については、委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
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△日程第2 議案第1号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第6号)(
予算特別委員会委員長報告)
△議案第2号 令和4年度宮古市
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)(
予算特別委員会委員長報告)
△議案第3号 令和4年度宮古市
国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第2号)(
予算特別委員会委員長報告)
△議案第4号 令和4年度宮古市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)(
予算特別委員会委員長報告)
△議案第5号 令和4年度宮古市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)(
予算特別委員会委員長報告)
△議案第6号 令和4年度宮古市
浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)(
予算特別委員会委員長報告)
△議案第7号 令和4年度宮古市
墓地事業特別会計補正予算(第1号)(
予算特別委員会委員長報告)
△議案第8号 令和4年度宮古市刈屋財産区
特別会計補正予算(第1号)(
予算特別委員会委員長報告)
○議長(
橋本久夫君) 日程第2、議案第1号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第6号)から議案第8号 令和4年度宮古市刈屋財産区
特別会計補正予算(第1号)の8件を一括議題とします。 本8件については、
予算特別委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。
竹花予算特別委員会委員長。 〔21番 竹花邦彦君登壇〕
◆21番(竹花邦彦君) 21番、竹花邦彦です。
予算特別委員会委員長報告を行います。 令和4年9月定例会議において、9月5日に当委員会に付託をされました議案第1号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第6号)から議案第8号 令和4年度宮古市刈屋財産区
特別会計補正予算(第1号)の計8件の議案につきまして、去る9月28日に委員会を開催し、当局の説明を受けながら慎重に審査いたしましたので、その経過と結果につきましてご報告を申し上げます。 まず、議案第1号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第6号)でありますが、2款1項8目
公共交通空白地交通確保維持事業について、委員から「
田老地域デマンド交通運行業務委託料は、利用者が支払う料金との差額分を見積もった予算なのか、タクシーが待機をする維持費としての委託料なのか、その仕組みを伺う」との質疑があり、「運輸局から認定された時間制単価の1時間で5,560円を1回として、160回分の単価を見込んでいるもので、実績に応じての支払いとなる」との答弁がありました。 また、3款1項5目
高齢者生活福祉センター管理運営事業について、委員から「今回設置をするエアコンは、冷房だけではなく暖房も兼ねているという理解でよいか」との質疑があり、「そのとおりであるが、90日間くらいの工期と聞いており、5月の連休頃からの暑さにも対応できればという思いで今回補正予算に計上した。暖房は既にあるので、冷房をメインで使っていただき、暑い時期があって困るという要望に応えたいというものである」との答弁がありました。 また、6款1項3目
施設園芸省エネルギー化緊急対策事業について、委員から「通年で出荷している施設が対象ということでよいか」との質疑があり、「燃料費の高騰により、冬季間に栽培をしている方の負担が大きいことから、冬季間の
エネルギー代を支援するという事業である」との答弁がありました。 そのほかにも議案の理解を深める意味での質疑や関連した質疑が行われましたが、反対の意見はなく全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第2号 令和4年度宮古市
国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)でありますが、委員から「一般被
保険者療養費の
給付見込みの増の主な要因について伺う」との質疑があり「国保に遡って加入した方があり、前の保険者に返す7割分の額が発生したというものである」との答弁がありました。 そのほかにも議案の理解を深める意味での質疑や関連をした質疑が行われましたが、反対の意見はなく全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 令和4年度宮古市
国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第2号)につきましては、質疑及び反対の意見はなく全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第4号 令和4年度宮古市
介護保険事業別会計補正予算(第2号)でありますが、委員から「今回の補正が可決された場合、
財政調整基金は幾らになるか」との質疑があり「10億978万443円である」との答弁がありました。 そのほかにも議案の理解を深める意味での質疑や関連をした質疑が行われましたが、反対の意見はなく全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 令和4年度宮古市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)から議案第8号 令和4年度宮古市刈屋財産区
特別会計補正予算(第1号)の4件の議案につきましては、質疑及び反対の意見はなく全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査の過程において、各委員から市に対して、様々な提言、あるいは意見が出されました。 市当局におかれては、経費の節減を図りながら適正に予算を執行されるよう申し上げ、
委員長報告といたします。
○議長(
橋本久夫君) 委員長の報告が終わりました。
予算特別委員会は、議長を除く全議員で構成されておりますので、
委員長報告に対する質疑を省略いたします。 お諮りいたします。 議案第1号から議案第8号の8件については、討論を省略し、一括採決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第8号の8件は、討論を省略し、直ちにお諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、議案第1号から議案第8号の8件は、委員長の報告のとおり可決されました。
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△日程第3 議案第9号 宮古市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例(
総務常任委員会委員長報告)
△議案第10号 宮古市
地域バス条例の一部を改正する条例(
総務常任委員会委員長報告)
△議案第11号 宮古市
地域バス接続型デマンドタクシー条例の一部を改正する条例(
総務常任委員会委員長報告)
△議案第13号 宮古市選挙における
選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例(
総務常任委員会委員長報告)
○議長(
橋本久夫君) 日程第3、議案第9号 宮古市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例から議案第11号 宮古市
地域バス接続型デマンドタクシー条例の一部を改正する条例及び議案第13号 宮古市選挙における
選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の計4件を一括議題といたします。 本4件について、
総務常任委員会に審査を付託しておりますので、副委員長の報告を求めます。
鳥居総務常任委員会副委員長。 〔11番 鳥居 晋君登壇〕
◆11番(鳥居晋君) 11番、鳥居晋です。 おはようございます。 それでは、
総務常任委員会からご報告いたします。 令和4年9月定例会議において、当委員会に付託されました議案4件につきまして、去る9月20日に委員会を開催し慎重に審査いたしましたので、その経過と結果につきましてご報告申し上げます。 初めに、議案第9号 宮古市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、委員からは「男性が育児休業を取得するいわゆる産後パパ育休の
取得回数制限を緩和する理由を伺う」との質疑があり、「子の母親の体調不良といった不慮の理由により、
男性配偶者が休暇を取得するなど、出産に伴う諸事情に対応するためのものである」との答弁がありました。 また、「条文にある配偶者とは、公務員以外のいわゆる民間企業に勤務する者なども含むのか」との質疑があり、「公務員以外も含んでいる」との答弁がありました。 反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、議案第10号 宮古市
地域バス条例の一部を改正する条例でありますが、反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、議案第11号 宮古市
地域バス接続型デマンドタクシー条例の一部を改正する条例でありますが、委員からは「条例で提案されているのは
地域バス接続型の
デマンドタクシーだが、今後の
デマンドタクシーの拡充方針について、市の考え方を伺う」との質疑があり、「本市には現在、路線バスと地域バスの路線網が敷かれている。これに重複する形で
デマンドタクシーを運行した場合、競合を招く懸念がある。現状では、バス路線が充実している地域での導入は考えていない」との答弁がございました。 反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 次に、議案第13号 宮古市選挙における
選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例でありますが、委員からは「条例は選挙における公費負担の限度額を引き上げるものだが、
引上げ金額の根拠は何か」との質疑があり、「選挙の公営単価については、3年に1度、
参議院通常選挙の年に基準額の見直しを行うことが通例となっている。物価高騰、消費税の引上げが反映され、この金額となったものである」との答弁がございました。 反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 以上、副
委員長報告といたします。
○議長(
橋本久夫君) 副委員長の報告が終わりました。 質疑、討論及び採決は議案ごとに行います。 これより議案第9号 宮古市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の副
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) なければ、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 討論はないようですので、直ちにお諮りいたします。 本案に対する副委員長の報告は、原案可決すべきものであります。副委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、本案は副委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第10号 宮古市
地域バス条例の一部を改正する条例の副
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) ないようでございますので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 討論はないようでございますので、直ちにお諮りいたします。 本案に対する副委員長の報告は、原案可決すべきものであります。副委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、本案は副委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第11号 宮古市
地域バス接続型デマンドタクシー条例の一部を改正する条例の副
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) ないようでございますので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 討論はないようですので、直ちにお諮りいたします。 本案に対する副委員長の報告は、原案可決すべきものであります。副委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、本案は副委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第13号 宮古市選挙における
選挙運動用自動車の使用並びにビラ及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例の副
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) ないようでございますので、質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 討論はないようでございますので、直ちにお諮りいたします。 本案に対する副委員長の報告は、原案可決すべきものであります。副委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、本案は副委員長の報告のとおり可決されました。
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△日程第4 議案第12号 宮古市
手数料条例の一部を改正する条例(
産業建設常任委員会委員長報告)
○議長(
橋本久夫君) 日程第4、議案第12号 宮古市
手数料条例の一部を改正する条例を議題とします。 本件について、産業建設
常任委員会に審査を付託しておりますので、委員長の報告を求めます。 西村産業建設
常任委員会委員長。 〔8番 西村昭二君登壇〕
◆8番(西村昭二君) それでは、産業建設
常任委員会のほうからご報告いたします。 令和4年9月定例会議において、当委員会に付託されました、議案1件につきまして、去る9月22日に委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果につきましてご報告申し上げます。 議案第12号 宮古市
手数料条例の一部を改正する条例でありますが、委員からは「長期優良住宅が一般住宅と違う点は何か」との質疑があり、「長期優良住宅は、長期にわたって良好という考え方で断熱性、耐久性、耐震性などの基準・性能が一定基準を上回っているかを建築確認などで審査をしている」との答弁がありました。 反対の意見はなく、全会一致で原案可決すべきものと決定しました。 以上、
委員長報告といたします。
○議長(
橋本久夫君) 委員長の報告が終わりました。 これより、議案第12号 宮古市
手数料条例の一部を改正する条例の
委員長報告に対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) ないようでございますので、質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 討論はないようですので、直ちにお諮りいたします。 本案に対する委員長の報告は、原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△日程第5 議案第14号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第7号)
○議長(
橋本久夫君) 日程第5、議案第14号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 若江総務部長。 〔総務部長 若江清隆君登壇〕
◎総務部長(若江清隆君) 議案第2集、14-1ページをお開き願います。 議案第14号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第7号)についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億3,705万円を追加し、既定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ353億2,721万7,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費で、本年度の予算のうち翌年度に繰り越して執行しようとする事業費でございます。 第3条は、債務負担行為の補正で、債務負担行為を追加するものでございます。 令和4年9月30日提出、宮古市長、山本正徳。 初めに、歳出からご説明いたしますので、14-6、7ページをお開きの上、歳出補正予算事項別明細書をご覧願います。 2、歳出。3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費4億1,000万円は、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所所得世帯に対し、給付金を支給する費用を計上するもので、特定財源として全額国庫支出金を充当するものでございます。 4款衛生費、1項保健衛生費、5目診療所費2,065万円は、新型コロナウイルス感染症における抗ウイルス薬について、国からの配付が終了したことから、購入費用を計上するほか、新型コロナウイルス感染症の検査者数の増加に伴い、抗原検査キットの購入費用を増額するもので、特定財源として全額使用料を充当するものでございます。 6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費560万円は、湯ったり館の浴槽用ろ過装置が故障したことから、修繕費用を計上するものでございます。 8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費9,400万円は、株式会社キャトル宮古に係る権利を取得するための費用を計上するものでございます。 10款教育費、5項保健体育費、2目体育施設費350万円は、姉ヶ崎サン・スポーツランドの循環ポンプが故障したことから改修費用を計上するもので、特定財源として全額公共施設等総合管理基金を充当するものでございます。 3目学校給食費330万円は、学校給食に係る食材費の高騰が続いていることから、今後見込まれる食材費の物価上昇相当分を補助する費用を計上するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入をご説明いたしますので、14-4、5ページをお開きの上、歳入補正予算事項別明細書をご覧願います。 1、歳入。14款使用料及び手数料、1項使用料及び15款国庫支出金、2項国庫補助金は、歳出の特定財源でご説明いたしましたので、省略いたします。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目
財政調整基金繰入金1億290万円は、今回の補正予算に要する一般財源を計上するものでございます。なお、今回の補正により、
財政調整基金の令和4年度末の残高は62億790万3,000円となる見込みでございます。 14目公共施設等総合管理基金繰入金は、歳出の特定財源でご説明いたしましたので、省略いたします。 以上が歳入でございます。 次に、繰越明許費についてご説明いたしますので、14-3ページをお開きの上、上段の第2表繰越明許費をご覧願います。 2款総務費、1項総務管理費、田老庁舎跡地整備は、跡地整備の実施設計について、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震による浸水想定の確認等に不測の日数を要し、年度内の完了が見込めないことから、予算を繰り越すものでございます。 第3表債務負担行為補正についてご説明いたしますので、同じページの中段の表をご覧願います。 宮古市重茂児童館の管理運営に伴う委託料及び宮古市広域総合交流促進施設の管理運営に伴う委託料は、令和5年度からの指定管理に向け指定管理者の選定手続を年度内に実施するため、期間及び限度額を設定しようとするものでございます。 以上が、令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第7号)の内容でございます。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
△資料
△資料
△資料
○議長(
橋本久夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 議案第14号は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会に付託しないことといたしますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、議案第14号は本会議で審議いたします。 これより議案第14号に対する質疑を行います。 質疑のある方、挙手をお願いいたします。
◎事務局次長(前川克寿君) それでは、挙手の確認をいたします。 前列から確認いたします。 白石議員、畠山議員です。 後列の確認をいたします。 洞口議員、落合議員、田中議員、竹花議員です。 確認の漏れはございませんか。 以上で終わります。
○議長(
橋本久夫君) それでは、前列から行いたいと思います。 白石雅一君。
◆6番(白石雅一君) では、質問させていただきます。主要事業一覧表のほうから質問させていただきます。 2ページ目のところにあります8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画費総務費の中にあります再開発準備事業、キャトルの不動産の権利の取得をするために必要な経費というところについてお伺いいたします。 こちらは議会のほうでも何度も説明をしていただいておりますけれども、いま一度確認というかお聞きしたいのは、これから人口減であったり財政面が厳しくなってくる部分が、やはり宮古市も予想されます。その中で、この再開発準備事業というふうに銘打っておりますので、これからさらに再開発にかけて財政の厳しい面がいろいろ出てくるのではないかなというふうに思っておりますけれども、今後の宮古市の財政に及ぼす影響というのをどのようにお考えなのか、お伺いします。
○議長(
橋本久夫君) 白石議員、これは財政に関することですか、それとも再開発に関することですか。そこを具体的にちょっとお願いします。
◆6番(白石雅一君) 今回9,400万円ということで出ておりますが、これだけでは終わらないと。これから開発していくに当たって、どの程度この宮古市のキャトルの駅周辺に係る再開発について、市として財政を検討しているのか。まだまだ計画もこれからだという部分ではあろうかと思いますけれども、やはり市民サービスの低下であったり、これからの市民活動に何かしらの制約があったり、要望等、市民の方々がこれから行おうとしていることに対して、財政面が厳しくなったことによってできなくなってしまうということが生じるのではないかなというふうに私ちょっと危惧しておりまして、ぜひ安定した市政を行うためにも、この再開発準備、これから進んでいくところに対して様々な面で影響を及ぼすことが想定されるのではないかなと。市民生活のところにおいて、何かしらの制約が生じてしまうのではないかなというふうに危惧しておりますので、しっかりとした財政運営をこれからも行っていけるのかどうかというのをちょっとお聞かせ願えればと思います。
○議長(
橋本久夫君) 山本市長。
◎市長(山本正徳君) 財政面のご懸念はあろうかというふうに思いますが、キャトルがこのままこの場所にずっとそのままであるということは、非常に宮古市にとってはマイナスのことであります。ですので、この処理をやはりしっかりして、この駅前の開発をしっかりしないと、宮古市が持続可能な町であり得ないというふうに思っています。それが1つ。 それから、財政面におきましては、これを処理しながら、この地域を市民の皆さんが安心して賑わい空間をつくれるようなことをやる場合に、次にどのような開発をしていくかによって財源は変わってくるものだというふうに思っています。まずは、ここの地域から倒産した、そして建物が残ったというところをしっかり解消していくことが、これから先の宮古市のまちづくりにはこれ、必須なことではないかなというふうに思っています。財政面におきましても、再生可能
エネルギーにこれから取り組んだりしながら、あるいは産業振興を図りながら、市民の生活はしっかり守りながらやっていきたいというふうに思っております。 具体的な数字はまだ出せる状況にはありませんので、まずはこの場所をしっかり宮古市がイニシアティブを持って対応していく基礎をつくりたいというふうに思っておりますので、ぜひその辺はご理解いただき、財政面に関しては、次の段階でいろいろ考えてまいりたいというふうに思っております。
○議長(
橋本久夫君) 白石雅一君。
◆6番(白石雅一君) 私としては、やはりこれからますますここの開発については必要な経費というのが出てくるというものというふうに、先ほど述べたとおり思っております。その中で、市民生活のサービスの低下であったり、これから様々な、それこそ補正予算で出されておりましたけれども、田代地区のカーシェアリング事業ですとか、地域によって、地域課題を解決するために地域の人たちが主体となって行っている事業等も多く出てきておりますので、そういった方々がしっかりこれからも活動できるようにという部分は、確保というか、しっかり市のほうでも考えていっていただきたいなと思っております。 ここの開発準備、新しくこのキャトルを中心として再開発が行われていくことに対して、マイナス的な部分というのが、多少はもしかしたら何かしらあるかもしれませんが、プラスのほうがしっかり勝っているというふうな形で市民の方々にも説明していっていただきたいなと思っていますし、そういった形で事業が進んでいくことを私も願っております。 でなければ、せっかく施設をつくっても運営することがなかなか難しかったり、そもそもこのキャトルを取得して、そこから先というのが進まない可能性というもの出てきてしまうのではないかなというふうに思っていますので、ぜひその最後の具体的なイメージをしっかりつけて、これからも事業のほうを行っていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(
橋本久夫君) 次に、畠山茂君。
◆9番(畠山茂君) おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私も主要事業一覧表で2点ほどお聞きしたいと思います。 まず1点目が1ページです。 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の電力・ガス・食品等価格高騰緊急支援給付金事業、新型コロナ対応ということで補正が4億1,000万円、説明をいただきました。この事業は、物価高騰により、特に家計に影響が大きい低所得世帯に対して1世帯当たり5万円の給付をする事業内容になっています。補正理由が国・県の通知ということで、国の事業だということを認識しているわけですが、そこでお聞きしたいのは、1点目は周知方法です。国の事業なんですが、どういうふうにこの事業を周知していくのかということです。 併せてお聞きしたいのが、給付を受けるのは自己申告、そういった申請方式なのか、それとも積算根拠の中に通信運搬費、郵券料ということで350万円ほど積算根拠にあるんですが、それとも6月にもういこうということで、もう市でもこういう世帯は把握をしていて、その方に郵送してその方を対象に申請していくのか、ちょっとそこら辺がこれだけでは見えてこないので、そのところの説明をよろしくお願いいたします。
○議長(
橋本久夫君) 佐々木福祉課長。
◎福祉課長(
佐々木俊彦君) まず、周知方法でございますが、広報11月1日号で広く掲載をして、周知をしてまいりたいというふうに考えてございます。なお、ホームページにつきましては今準備中でございます。準備ができ次第、ホームページで周知をしてまいりたいというふうに考えております。 なお、世帯の関係、通知方法等でございますが、まずこの支援金でございますけれども、現在、住民税非課税の10万円の給付を行ってございます。それと同様に、プッシュ型で給付をするものと、それから申請を受けて給付を行うものと2つございます。プッシュ型につきましては、内訳のところにございますとおり、非課税世帯7,900世帯で算定してございます。これにつきましては、こちらのほうで確認書というのを世帯宛てに通知をいたします。 この確認書の記載内容でございますが、振込予定の口座情報、それから振込予定日を記載したものを通知いたします。通知を受け取った世帯の方は、確認欄というところがございます。そこに世帯が非課税世帯の支給要件に当たるということをチェックしていただいて、それを返送していただくことになります。返送を受けた世帯に対して給付を行っていくというのが、これがプッシュ型の給付でございます。 もう一つの家計急変世帯でございます。これは、令和4年の1月以降に予期せず家計急変、収入が減って家計急変になった世帯に対して給付を行うものでございます。 以上でございます。
○議長(
橋本久夫君) 畠山茂君。
◆9番(畠山茂君) なるほど、分かりました。非課税世帯のほうは今までの、前回のデータがあるので、それを活用しながらやる。それから、家計急変世帯は、これは市でなかなか把握できないので、広報等を使いながら市民の皆さんに見ていただいて、自己申請的な形でいただくと。 そこで、次に聞きたかったのは、今マイナンバーカード、一生懸命、全国、宮古市も普及手続しています。この間の補正予算でも宮古市は38%の普及率だという話があったんですが、今このマイナンバーカードでは、それこそ口座のひもつけもしているわけでありまして、これは、今回のこの給付には適用になるのか、ちょっとそこをふと思ったので、もし教えていただければと思いますが。
○議長(
橋本久夫君) 佐々木福祉課長。
◎福祉課長(
佐々木俊彦君) 制度的な話をいたしますと、議員おっしゃるとおり、マイナンバーカードの口座のひもづけのところは、そこは利用可能というふうに理解してございます。 ただ、宮古市におきましては、議員お話しのとおり、まだ取得率も低い状況もございます。なおかつ、住民税非課税の方がマイナンバーをどれくらい取得しているかというのも、こちらのほうでちょっと把握していないところもございますので、今回につきましては、国の基本的な支給方法にのっとりまして確認書を郵送して、先ほどのお話になりますが、その後に給付をするという方法で支給してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
橋本久夫君) 畠山茂君。
◆9番(畠山茂君) 分かりました。この点については最後なんですが、先ほど言った内訳の非課税世帯、それから家計急変世帯、合わせると約8,000世帯になります。宮古市では大体、今2万3,000世帯なので、3分の1の世帯に当たるのかなというふうに想像します。 今までコロナ対応で、先ほど課長から説明があったとおり、子育て世帯に5万円給付したり、あるいは子供に今まで10万円給付したり、あとは非課税世帯に給付したり、様々国の施策として給付をしてきました。今回は物価高騰対策ということで約8,000世帯を見込んでいるわけですが、ここでお聞きしたかったのは、内訳のところで、例えば今までデータを持っている中で、この8,000世帯に対して、例えば子育て世帯は何世帯ぐらいだよとか、ひとり親世帯は何世帯ぐらいだよとか、あるいは高齢者は何世帯ぐらいだとか、そういう内訳までは分かりますか、全然分からないですか。ちょっとそこをお聞きしたいと思います。
○議長(
橋本久夫君) 佐々木福祉課長。
◎福祉課長(
佐々木俊彦君) 今回の世帯数につきましては、令和4年の1月1日現在の宮古市の世帯数から課税世帯数を差し引いたものを非課税世帯として把握しているものでございますので、議員がお話になったあの内訳につきましては、把握はしておりません。
○議長(
橋本久夫君) 畠山茂君。
◆9番(畠山茂君) 分かりました。 次の質問に移ります。次は2ページ目です。 先ほど白石議員も触れました8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費の9,400万円、宮古駅前地区の開発ということで、株式会社キャトルの不動産等の権利の取得についてです。この件は、8月29日と26日の全協でも市長の出席の下に説明をいただきまして、そのときも2度ほど質疑を、やり取りをさせていただきました。 そのときも指摘をしたんですけれども、やっぱり県内でいうと一関市では旧NEC跡地の取得、あるいは今やっている花巻市でも、図書館の取得については議会あるいは市民の皆さんと意見交換をしながら丁寧に進められてきたと思っています。 今回の市の提案は、本当に競売にかかる前にという期間が短い中での取組ということで、期間がない中での判断ですので、大変議員あるいは議会としても難しい難題だなとは思ってはいます。特に先の見えないというか、今後の例えば解体費あるいは開発計画はどうやるか、先ほどもありましたし、それから運営会社をどうやっていくかというのも、まだ不透明な中で進めていかなければ、あるいは判断をしていかなければならないと、こういうことですので、とは言っても、今宮古市では一方ではこの駅前、キャトルはこのままでいいのかというのは、市長が言ったとおり、このままではちょっといけないだろうというふうには思いますし、市民の注目もあると思いますし、宮古市の中心市街地活性化にもやはりここは再開発の、私もこのままではやっぱり必要かなというような理解はあります。 そこで、前回の説明では、盛岡バスセンターを例に説明いただきまして、盛岡バスセンターもやっぱり完成までは7年ぐらい期間を要したよということで、長期的な開発計画が必要なんだというようなご説明もいただきました。今回お聞きしたいのは、今後のこの事業の進め方を改めて市としてどのように進めていこうと、仮に予算が決まった場合ですけれども、どのような形で市民あるいは議会に見える形で進めていこうかと思っているのかをお聞きしたいというふうに思います。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) お答えいたします。 今回お願いしている予算案についてお認めいただけるとすれば、先般の全協でもお話ししましたように、年内をめどに手続を進めてまいりたいと思っております。また、それを受けまして、来年度からは基礎的な調査、計画策定に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。 何年でできるかというのは、なかなか今の時点で明確には申し上げられない部分もございますけれども、その調査、計画の段階においては、様々な方とのお話合い、ご意見を聞きながら進めてまいりたいと考えております。
○議長(
橋本久夫君) 畠山茂君。
◆9番(畠山茂君) なかなかこの形が見えない中での議論なので難しいわけですが、ぜひ丁寧な、これからもやっぱり議論の進め方をお願いして、私からは終わります。
○議長(
橋本久夫君) 次に、洞口昇一君。 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 12番、洞口です。 まず最初に、主要事業一覧表の中の1ページです。 これは確認程度なんですけれども、従来、福祉灯油というのを12月とか1月に宮古市でもやったと思うんですが、名前はいろいろ、名称はあると思うんですが、これとの関係で、これが実施されれば、灯油に対する限定的な補助というのは行う予定はないということなんでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 款項目をもう一度指定してください。
◆12番(洞口昇一君) 1ページの3款民生費の1項社会福祉費の1目社会福祉総務費に関して、先ほど畠山議員も質問したのと同様なんですけれども、その款項目なんですけれども、この予算が実施された場合、昨年度まで行っていた、名称ちょっと忘れましたけれども、要するに住民税非課税に5,000円の灯油の購入補助がされたと思うんですが、これはもうほかの県や自治体でもやっていると思うんですけれども、これに対する、この5万円の支給が行われることによって、従来やっていた支給はなくなるのか。それとも、それはそれで別に継続するのか。その点についてお聞きしたいと思います。
○議長(
橋本久夫君) 伊藤
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊藤貢君) お答えいたします。 福祉灯油につきましては、昨年度の3月の当初予算のときに議決いただいてございますので、非課税世帯に6,000円ということで配付を今、進めているところでございます。広報につきましては、10月1日号に記載してございます。 それと、こちらのほうの今回ご提案申し上げているのとは別になりますので、合わせて非課税世帯は需給できるということになります。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 当初予算の審議に残念ながら参加していなかったんで、皆さんご承知のことを聞いて大変申し訳なかったんですけれども、了解いたしました。 次に、主要事業一覧表の2ページの一番下です。8款5項1目、都市計画総務費について質問したいと思います。 計画そのものに対する賛否を前提にした質問ではなくて、実務的に私、こういう管財物件の購入に関して議会等で携わったの初めての経験なんで、あまりにも事実関係が、この間の市の説明だけでは分からないところが多いんで、ちょっと細かいところで大変申し訳ないんですが、市長の答弁を求めているわけじゃなくて、担当課の皆さんにそれぞれ専門の立場からお答えいただければ結構ですので、そういう点では質問をさせてもらいます。 まず最初に、競売の予定があるので、その前に市としての態度を決めなきゃならないということでこの間も議論されてきたと思うんですけれども、現時点で競売の日程は決まっているのか、あるいはもし市がこの予算の議決をしなかった場合いつ頃になりそうなのか、その点についてはどうなんでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 競売につきましては、現時点で何月何日と日にちが決まっている状況ではございません。我々とすれば、競売に至る前に、市として権利を取得したいということで破産管財人あるいは信用保証協会等と協議をしてきているという状況でございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) それは従来もお答えいただいたことだと思うんですけれども、もし仮に今回の議会で決めなかった場合、競売の日程が早まるとか、もう間に合わなくなるとか、そういうことは予想されるんですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 仮に今回お認めいただけないとすれば、我々今後の手続等進めることができなくなります。そういった状況を受けて、破産管財人あるいは信用保証協会がどのように判断するか、それによって決まってくるものと思います。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 競売の件に関しては承りました。納得したかどうかは別にして。 次に、抵当権を解除するために8,700万円の出資をするというふうに、この9,400万円の内訳、理解しているんですけれども、これはちょっと私、不勉強なんでよく分からないんですけれども、この8,700万円の算定根拠と、誰に払うんですか、この8,700万円。その点についてお聞きしたいと思います。
○議長(
橋本久夫君) これ、もう一度お答えしていただきますか。じゃ、全協でも示されておりますが、では、藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 8,700万円は抵当権の抹消に係る費用でございます。全協でもお話し申し上げましたいわゆる代弁済金、信用保証協会が成り代わって支払っておる弁済金と、それに遅延損害金がかかっております。それと、結果的に土地の売買ということになりますので、それに課税が伴います。それらを積み上げた額でございます。これにつきましては、市が取得するに当たりまして土地の所有者の方にお支払いするものでございますけれども、その中から代弁済金については信用保証協会のほうに市から支払うということになっております。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 全協ではそんなに詳細な説明はなかったような気がするんですけれども、私の記憶力の低下に伴うものかもしれませんので再度お聞きします。8,700万円のうち信用保証協会に直接払う金額と、それから土地の現在の権利所有者に支払う8,700万円の内容については全協でもお話がなかったような気がするんですけれども、示しているんですか。すみませんが、もう一度お聞きしたいんですが。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 代弁済金、債権と遅延損害金がおよそ7,000万円となります。残り1,700万円が税金等ということになります。それにつきましては後日課税という形で、税金として課税されるというものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 7,000万円のほうは分かったんですが、1,700万円というのはどんな税金ですか。市の固定資産税等ですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 不動産の取引になりますので、また対象が個人所有と会社所有となっております。それに伴います不動産関係の諸税ということになります。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) そういえばそういう答弁を聞いたことを今思い出しました。大変失礼しました。 次に、宮古市や国、信用保証協会以外の小口の債権者も存在すると思うんですけれども、それらについての内訳については説明を受けた記憶が、これもないんですけれども、今回は説明を受けるということでいいんでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 今回我々がご提案申し上げている額につきましては、この今回の抵当権の抹消と差押えの解除に係る費用でございまして、法的に根拠があり、支払うべき額というものでございます。そのほかのものにつきましては、我々は把握しておらない状況でございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 私は、特にこの間心配しているのは、キャトルが破産宣告を受けた中でいろんな債権者がいると思うんですけれども、市のほうは税金でいろいろ対応できると思うんですけれども、そういう小口の債権者を救済する方法というのは市のほうでは一切考えなくていいということなんですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 債権処理につきましては、基本的に破産管財人が行うものでございます。我々は破産管財人また信用保証協会との協議で、今回のご提案をしているという状況でございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) ということは、市が今回議決して8,700万円を払った後は、あとは破産管財人とそれから債権者との間で協議して配当比率を決めたりとか、そういうふうにするので、市のほうで改めて何か義務が発生するということはないということなんでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 今回の手続を経た後に、新たなる債権等について市のほうで対応するということは、破産管財人のほうからそういうお話は一切承っておりません。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 了解しましたので次の質問に移ります。 現在のキャトルに関する債権、債務の状況は、この間全協で質問した際は種々の事情でなのか、分からないかでお答えできないということで、その場では一応私も引き下がったんですが、現時点でもやっぱり同じ答弁になりますか。
○議長(
橋本久夫君) これ、市の取得費用に関してまずお願いしたいんですか。今の質問をもう一度。
◆12番(洞口昇一君) いや、だからこの予算の提案に対して賛成するか反対するかを決める上で、どういう物件なのかということを我々詳しく知らないで賛成、反対できないでしょう。だから聞いているんですよ。それがお答えできないと言うんであれば、また別の機会に聞きますけれども、どうなんですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) この件につきましては、2度ほどの全員協議会でご説明してまいりまして、言わばそのとおりでございます。今回のご提案のもので、権利の取得をいたしたいと。また、それ以外について、新たに市に責任が伴うということについては、一切伺っておらないというところでございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) そういうご答弁であれば、これ以上言ってもしようがないんで。 それと関連したことで、ちょっと細かいことを2つほど聞きます。 労働債権が存在するのかとか、あるいは電気、ガス、水道、電話代などのものも存在するかどうかも、現時点では答えられないというふうに理解してよろしいですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 破産管財人のほうとも協議をしてまいりまして、本日ご提案させていただき、これまでご説明してきたもので権利取得をいたすということになっております。破産管財人のほうからも、逆に言えば、この積み上げの数値で対応できるというふうに聞いております。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) その件についても、じゃ了解しました。 そうしますと、現在の段階でのキャトルの資産総額と負債総額、これには今回の議決は影響を受けないということなわけですね。要するに、債務について我々は考慮しなくていいんだと。とにかく管財人との話合いで示された8,700万円と、それから消費税700万円の支払いについてだけ心配すればいいんであって、その他の債務については、市としては仮にこの予算を議決したにしても、今後、今のところは心配はないというふうに理解してよろしいんですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 基本的にキャトルはもう破産しておりまして、破産管財人が破産手続を行っているところでございます。その結果としての協議の上でのこの数字でございますので、それ以外については、少なくとも市とすれば関与はしないというものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) じゃ次に、買取りの、要するに所有権を移転するに当たってこういう提案がされていると思うんですけれども、その過程で、現在の所有権者や破産管財人との話合いはしていると思うんですけれども、市として独自に現在のキャトルの不動産資産についての、例えば不動産鑑定士に鑑定を依頼した結果どうだったとか、それから路線価とか、売買実例に伴って現在対象としている土地や家屋の評価はこうだとか、そういう数字というのはお持ちですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 通常の不動産取得であれば鑑定をしてということになりますが、今回はもう破産手続に対する対応ということになっております。ただ、例えばでございますけれども、面する路線価から試算してみますと土地の値段になります、2筆合わせまして1億8,000万円ぐらいの試算値は出てまいりますけれども、今回の数字はもうそういったものの考え方とは違いまして、破産処理という考えの中での積み上げの数値でございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 次に、これも聞かずもがなのことだと思うんですけれども、名義上、土地、建物の所有権はキャトルにあって、そういう固定資産は財産として残っていると思うんですけれども、流動資産というのは現状では存在する形になっているんですか。それとも全く流動資産はないというふうに考えてよろしいんですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) いずれ破産物件でございますので、破産管財人との話合いの中で、この本日のご提案の数字で権利を取得するという状況であります。その他資産等々について、特に伺っている状況ではございません。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) これも専門家にしてみれば、何でそんなことまで聞くんだということになるかもしれませんが、法人としてのキャトルと株主、そして前経営陣との貸借関係などは存在しているかどうかというのは市では理解しているんでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 我々は破産した後の状況の中での破産管財人等々との話合いをしておりますので、それ以前のことについては承知しておりません。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) そういたしますと、旧キャトルと旧キャトルの経営陣、その他との間でどのような債務関係とか、そういうのが新たに発生しても、市としては全くあずかり知らぬことだというふうに主張して法的には構わないわけですね。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 言わばそういう部分も、手続を経た上で破産手続に入っておると伺っておりますので、それ以前のことについてはもう解消されていると理解しております。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) 次に、現在市の関与している法的な権利ございますよね。例えば固定資産税の未払いがあるとか、それからこの間も説明されたように土地の使用料でまだ収納していない部分、合計500万円前後あるということは説明受けておりますけれども、その他、今回市が仮にこの土地と建物を取得した場合、その他何か変化が生まれてくるのか、あるいは固定資産税については事実上放棄せざるを得ないのか。その点についてお聞きしたいと思います。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) これも前回お話ししたと記憶しておりますけれども、いずれ債務、債権につきましては破産処理の中で、破産管財人のところで回収できるものと回収が難しいものというふうに区分がされておると。これは我々じゃなくて、破産処理の中でそういうふうな設定がされてございます。そういった中で、現在抵当権に係る部分と差押えに係る部分は法的な規制がございますので、これを解消する、解除する、抹消するための費用として提案しているものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。 あと、時間も見計らいながら、まだいらっしゃいますので、要点をお願いいたします。
◆12番(洞口昇一君) どうしますか、あと5点ぐらいあるんですけれども。
○議長(
橋本久夫君) これに関してですか。ほかの項目もありますか。
◆12番(洞口昇一君) いや、この項目だけで。
○議長(
橋本久夫君) じゃ、簡潔にお願いいたします。
◆12番(洞口昇一君) それでは、もっとたくさん用意しているんですけれども、答弁を聞いた中で改めて聞く必要ないものもありますので、必要最低限なものに絞ってお聞きしたいと思います。 これはもう簡単な答弁で結構なんですけれども、今回議決して実行した場合、新たにこれに関する件で市の支出が発生するということは全くないというふうに理解してよろしいんですね。この件に関してです。取得に関して。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 今回の権利取得、抵当権抹消、差押え解除につきましては、本日ご提案しております金額で全て手続ができるというものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 洞口昇一君。
◆12番(洞口昇一君) じゃ、最後になると思うんですが、今回の取得に当たって市民が一番疑問に思っていること、一番かどうか分かりませんけれども、市民が疑問に思っていることの一つについて、本体脇の駐車場の所有者が今回の破産、その他、破産もそうですし、今回市が本体の土地、それから立体駐車場の建物を取得する上で現在平場の駐車場ありますよね。そこの所有者が何の影響も受けないというふうに市民の皆さん思っているんで、何だ、だた乗り逃げしているんじゃないかという意見も一部にあるんですけれども、それについてはいかがですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 図面で言いますと4-22の地番でございますが、この部分に関しましては、今回の破産に伴う例えば抵当でありますとか、その他債務など一切ない状況でおります。逆に言えば、特に法的規制のない所有地というものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 次に、落合久三君。 落合久三君。
◆18番(落合久三君) 同じく、2ページの8款土木費、5項都市計画費、1目都市計画総務費の今のキャトルの問題について、幾つか確認を含めてお聞きします。 まず、この9,400万円、そして今日の議会に追加提案になって、これの審議が終わればこれを議決することが予定されております。改めて確認しますが、この9,400万円の内訳は用地取得費、これは抵当権を抹消するための費用ですが、8,700万円。建物、キャトルです、建物の取得費、これは差押えを解除するための費用と言っていいわけですが、700万円。合わせて9,400万円が示されております。 このことをきちんと踏まえた上で、前回の全協、つまり26日の全協のときに、私は改めてこういう質問をしました。市が取得して、そして駅前の再開発に移るときには当然キャトルも立体駐車場も解体するんですよねと。これに対して、桐田副市長がちょっと少し微妙な答弁をされました。解体については今後の検討課題であると。この答弁は非常にいろんなことを想像させられたわけです。どの建物を解体するかも検討課題。解体する。いろんなことが考えられたんですが、改めて市が取得した建物について、端的に言いますとキャトル、立体駐車場、これはともに解体するんですか。
○議長(
橋本久夫君) 桐田副市長。
◎副市長(桐田教男君) 先日、解体につきまして誤解を生じた発言があり、その後修正もさせていただきましたが、今回改めて申し上げます。 2つの建物については、まちづくりに当たって活用できない建築物だと認識しておりますので、解体をする予定としております。
○議長(
橋本久夫君) 落合久三君。
◆18番(落合久三君) そこがちょっと微妙な問題を含むので改めて確認をいたしました。 そこで、私が2回にわたる全協の質疑を通して、非常に今もまだ分からない、疑問に思っているのは、端的に言えばこういうことです。競売がまだ始まっていないのに、どうして先行して市は先ほど述べた用地、建物を取得するのか。これについての当局の説明はもうくどいんで、私のほうが言いますが、変わっていないわけなんですが、取得することによって、将来的に駅前の再開発をスムーズに進めるためだと。そういうことを考えたときに、あまりよくない人が虫食い的に取得されると、駅前再開発計画が妨げられるおそれがあるので先行して取得するというふうに、ずっとここは一貫しているわけです。そこは分かりました。 そこで、前々回の全協の出した資料ではこういう表現でそれを裏づけております。駅前の駐車場、要するにすみよしさん、蛇の目の裏側にある駅前駐車場から立体駐車場までを一体的に利用してまちづくりを推進したい。今回の提案では、この表現は私は初めてだと思うんですが、再開発準備事業、再開発という表現で言っています。中身はそういうことだと思うんです。 そこで、話を冒頭触れた、何で急いで市が取得しなければならないかというのに戻しますが、このまま黙って競売にかけていくと、市以外の誰かが、例えば前のセキカワさんの建物だけを買ってしまったと。そうすると駅前再開発が、計画が妨げられる。スムーズに進まないからということなんですが、そういうおそれがあるという説明ですが、そういう事実は確認しているために急いで取得するということですか。そういう確証があるんであれば示すべきだと思います。税金投入するんですから。どうですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 現時点でもちろん競売に至っておりませんので、確証というか、結果がどうなるかというのは申し上げられない部分がございます。ただ、競売になった場合には、議員もおっしゃったように、どういう結果になるかが分かりません。どういう方が取得するのか、どういう形の取得になるのかというのか、我々も全く予測というかコントロールできない状況になっていくわけであります。 一方で、最初の全協でも申し上げましたが、当該地が宮古市のまちづくりにおいて重要な場所であるという認識が第一でございまして、それに基づきまして、競売等々でそういうふうな困難な状況になる前に、宮古市が主体的に取り組んでまいりたいということでご提案申し上げているというものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 落合久三君。
◆18番(落合久三君) 駅前再開発にとってあの場所が重要であるとか、それほどでもないとか、そういう次元のことを聞いていません。重要だと思います。それみんな一致します。願わくば、市民があそこにどういうものができるか、まだ全く青写真すらできていないんですが、本当に利便性が高まるものができるんであれば、みんなが賛成すると思います。 ただ、今部長の答弁では、そういう誰か、表現はよくないですが、変な人が買い取って、再開発するときにそれが妨げになる、そういう確証はないと言いました。ないからないじゃなくて、そういう危険性、おそれがあるという意味だと思うんです、あくまでも。そうでしょう。そういうふうに思うのも分かるんです。だけれども、確証があるわけでない。別な言い方をすれば、そういう虫食い状態で買う人がいるかもしれない。いないかもしれないんです。そうでしょう。確証がないということは現時点でそういうことなんです。確証がないものに、ある意味ちょっと強引と思えるように税金投入するというのは本当に正しい姿だと思いますか。
○議長(
橋本久夫君) 山本市長。
◎市長(山本正徳君) 今の論法は非常に危ういと思います。というのは、申し訳ありませんが、落合議員に、災害が起こるかもしれない、災害が起こらないかもしれない。起こるかもしれないものに対して私たちは備えているわけです。ですから、ここも起こるかもしれないんです。全国でしっかり確かめたわけじゃないですけれども、起こっているところもあるわけです。ですから、危険性があれば危険性を回避しなきゃ駄目だと思うんです。これは宮古市民のためです。ですから、我々は権利をここでやはり確保しなきゃならない。 一関の例も出したりしていますけれども、一関は倒産しない会社があって、そこときちっと向き合っていろんなものを決める。盛岡なんかもそうです。でも、今回の場合は本当にもう倒産してしまって、そこの権利をやっぱり誰が得るか分からないんです、今の状況で。いろんな人が権利を取った場合に、果たして宮古市の顔である駅前のこのエリアがどういうふうになるか分からないんであれば、やはり危険なところをしっかりそれは市が権利を獲得して、その後につなげていかなければならないんだというふうに思いますので、ぜひその点を、確証があるからやるんじゃなくて、危ないからやるということも、やはり考え方として持っていなきゃ駄目なんじゃないかなと私は思います。
○議長(
橋本久夫君) 落合久三君。
◆18番(落合久三君) ですから、そういうふうに言うのも分かります。私が聞いたのは、確証があってのことですかというのに対して、部長は、確証はない。しかし、今市長が言ったようなおそれがあると、端的に言えば。おそれがあるということで、5万円、10万円、100万円じゃないですよ。1億円近い金を今決めて本当にいいのかどうかという疑問があるために聞いているだけです。ないにこしたことはありません。 市長がそう強調するんで、私が市の立場であれば、そうするかどうかというのは微妙ですが、競売が来た。例えばキャトルを1億円でどうですかと。宮古市も参加しようとしたが、別の人が先にこれを取得してしまったと。そうすると駅前再開発が妨げられる。そういう事態が仮に起きたときには、その時点できちっと向き合って、いやいやあなた、自分も買いたいそうだが、宮古市はこういう計画を持っているからというふうに私はできると思います。だから、そういうふうな問題を残したままこれを進めるというのはどうかなというふうに思います。 そこで、市長は首かしげていますが、この駅前再開発計画、駅前とは書いていませんが、実際上そうですよね。駅前再開発計画は同僚議員の田中議員が議運でも指摘しましたが、総合計画に載っていますか。
○議長(
橋本久夫君) 山本市長。
◎市長(山本正徳君) 総合計画に載っていなければ、危機的な状況が来たときにはやれないんですか。そんなことはないと思います。今、危機的な状況なんです。ここの宮古の中心地の会社が潰れて、そこのところが今廃墟になろうとしているわけです。これは危機的な状況だと思うんです、私は。ですから、これを計画性を持った総合計画と一緒に考えるというのは無理があると思います。じゃ、総合計画に載らないのは、いきなり津波が来たりなんかしたら、やらないんですか。何かの災害が起こったら、やはりそれは優先してやるじゃないですか。今まで私たちは東日本大震災、それから平成28年の台風、そして令和元年の台風でも、我々はそちらを優先しながら総合計画とは別にやっているわけです。今回も同じようなことだと思うんです。私はそう思います。 〔発言する者あり〕
◎市長(山本正徳君) 私が言っているんですから黙っていてください。私の意見を言っているんですから。
○議長(
橋本久夫君) 市長、穏やかにお願いします。
◎市長(山本正徳君) すみません、声が大きくなって申し訳ありません。 今は危機的な状況なんです。だから、総合計画とは別に考えなきゃならないと私は思います。
○議長(
橋本久夫君) 落合久三君。
◆18番(落合久三君) 市長、随分興奮しますけれども、津波、台風の自然災害が起きて災害復旧を急いでやるというのと今回は、どこが次元が同じなんですか。市長が繰り返し、市長だけでないですが、危機的だ、危機的だと言いますが、私は、それをあまり強調しますと何か脅しのように聞こえてならないんです。だって、確証ないんでしょう。 じゃ、角度を変えて聞きますが、総務部長、今回のこういう緊急事態、まさに緊急事態だと。そういう意味ではそれを譲ります。緊急事態だとしても、毎年1回は総合計画、ローリングかけていますよね。そういう方向で動いていますか、この問題で。私は当然やるべきだと思うんです。
○議長(
橋本久夫君) 多田企画部長。
◎企画部長(多田康君) 総合計画を管理しております企画部のほうから少しお話を申し上げます。 総合計画のこのローリング、それから修正につきましては、議員おっしゃるとおり通常であれば年に1回です。年に1回というのは、1度きりということではなくて、年間を通してローリング作業をやっているというものでございます。そのローリングの作業をした結果、修正、変更したものを来期の予算に反映させるというものでございます。 ですから、今回取得の予算計上しているところでございますが、関連予算であるとか今後の計画につきましては、当然総合計画のローリングでもむべき事項ということになりますので、今後それを取り入れながら随時ローリングをしていくというものが我々の計画でございます。
○議長(
橋本久夫君) 落合久三君。
◆18番(落合久三君) 一般論として全くそうだと思います。緊急、災害のときには、市長、これまだ災害は来ていませんから。災害が起きたときにそれをどうするかというのは、ちゃんと制度も仕組みもあるんです。市長が言わんとするのも分からないわけでないです。そういうおそれがあるから先行して取得したいんだというのは、一般論としてはあり得るのかなとも思います。 ただ、そのことをうんと強調すると、確証がないのに今買わないと駄目だ、駄目だ、悪いことが起きる、再開発が頓挫してしまうかもしれない。もし本当にそうだというんであれば、去年の12月にキャトルが倒産した後に、3月議会でもこれ、問題にならなかったんです。本当にそうだと思うんであれば、もっと早くこういう事態を検討すべきだったと、私はそうも言いたくなります。何で3月とか6月にしなかったんですか、そういうことが分かっているんであればというふうに言いたくなるのは、だからそこの危機的だ、危機的だと、言わばそういうのをあまり強調しないで、そうであれば、今企画部長が言ったように、私が市長だったら、この総合計画に盛るために関係部で急いで検討してくれと、いついつまでにこれ検討してくれと。そして、総合計画に載っけて、そして議会にもちゃんと示して、それでやるのが普通じゃないですか。そういう余裕もなかった、そういう余裕がないほど本当に差し迫っているのかどうかというのが分からないために聞いているわけです。市長、私の言っているの、おかしいですか。
○議長(
橋本久夫君) 山本市長。
◎市長(山本正徳君) 確かに権利を取得した後に駅前開発をするということになれば、それは総合計画に載っけていくんです。今は取得をする時点が、そして去年の12月に倒産したと。この間、やはり管財人が出てきて、保証協会との間とかも、いろんな状況の中でどういうふうに、例えば市が関与したほうがいいのか、民間がやれないのか、きちっと調査したり、それから管財人といろいろやって、そしてまとまってきたので、今こういう状況で、もう明日明日競売が係りそうだということになったので、これをこのまま放置していくことができないので、この権利の獲得は宮古市がしておいたほうがいいというふうに判断しておるところでありますので、計画的にいろいろできないのは、相手方がもう倒産したというものがあるので、なかなか難しい。 それから、これから先が読めない。でも、いい方向に行けばいいんですが、いい方向に行かない場合に、宮古市の町なかの形成ができなくなるということは、長い目で見た場合には宮古市、宮古市民にとってはやはり非常に重いものを背負ったままずっと生きていかなきゃならないんではないかなというふうに今思っていますので、ここの部分の権利獲得だけはぜひお願いしたいと。その後の開発については皆さんと相談しながら、総合計画の中に載せて、そして対応していきたいというふうに思っております。
○議長(
橋本久夫君) ちょっと申し上げますが、予算委員会の時間も念頭にと前回お示ししておりますが、20分は経過しております。その辺を踏まえてお願いいたします。
◆18番(落合久三君) これは
都市整備部長に聞いたほうがいいと思うんですが、
都市整備部長は前々回の私の質問に、当時駅前再開発という表現はなかったです、今日初めて再開発という表現で示されているんですが、それは大したことではないんでいいんですが、この駅前取得して駅前再開発を今後考えていく。そして、それは今必死になって計画を煮詰め始めている立地適正化計画に取り込んでいくと、こう明確に述べました。この計画自身は立地適正化計画にきちんと収める、その下で国に申請をして初めて補助金が出たり云々ということになるわけです。 この立地適正化計画は、当初の予定では、産業建設
常任委員会に示されたのは令和6年3月末で完成すると、そういうふうに書いています。今ここにありますけれども。令和5年度末、令和6年3月末までに立地適正化計画を完了というふうに示されているんですが、そうであればなおさら、無理くり今日決める、私の率直な気持ち、市長、これ本当に率直な気持ち、消化不良のまま賛否を問うのは、私はやめたほうがいいと思います。禍根を残します。私の意見は、10月の中旬に臨時会またやってもいいんじゃないですかという気持ちがあります、まず。それは執行権の関わる問題なんでこれ以上言いませんが。 立地適正化計画は再来年の3月でないと完成をしない。そこからいろんな作業が始まるわけです。取得したから2年後、3年後に何かばばばばといくんじゃない。そうであれば、急いで未消化のままやらないで、少し落ち着いて余裕をもって議論をしてでもいいんじゃないかと思うんですが、確認の意味で部長を名指ししましたが、この立地適正化計画を完成するというのは令和6年3月末まで、これには変わりないですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 現在取り組んでおります立地適正化計画は、令和4年から5年度の2か年で策定してまいります。併せて、その中に今回の事業についても、主要事業の一つとして組み入れていきたいと思っております。 また併せて、先ほど申し上げましたけれども、この取得がなったという前提でございますけれども、来年度からは基礎的な調査、計画づくりに同時並行で取り組んでいくということとしております。
○議長(
橋本久夫君) 落合久三君。
◆18番(落合久三君) 質問は以上ですが、私は、願わくば、繰り返しになりますが、未消化のまままず認めてくれというのは、この問題はやっぱりまずいと思います。しかも、うんと気になるのは、やっぱり総合計画、最上位の計画でしょうが。この問題で、そういう作業の指示もまだ出されていないような状態で、まず取得するのをしてしまうんだと。その理由は、危機的な状況だ、誰かが買って何か悪さするかもしれない。こういうことでどんどん進めるというのは、私はちょっとやっぱりいかがかなと。それで、変なところで市長と声を大きくして政策判断をやり合うというのはいいんですが、そういう場面、そういう状態のまま議決に臨むというのは私は避けたい。その一念で聞いていますので。 以上で終わります。
○議長(
橋本久夫君) 次に、田中尚君。 田中尚君。
◆20番(田中尚君) 質疑の効率性を担保する意味で、私も今の8款土木費の都市計画総務費についての質問をさせていただきたいと思います。 もう一つありますけれども、取りあえずはこの部分から質問させていただきます。 いろいろとこれまで質疑がなされております。私が確認したい部分がございますが、1つは、このキャトルの建物は新築年度が昭和55年ということでありまして、建築してから42年たっているという建物であります。当初は、あそこに入っていた宮ビルさんに代わる商業施設を誰か経営、引き継いでくれないかということで努力をしたし、市民の方々もそれを期待していたと私は思っております。私が聞いている範囲では、例えば大船渡の商業施設あるいは等々、何店舗かの方々がお見えになられて、結局はやらないという結論が出たのですが、ほかの宮ビルさんに代わるご商売されている方々がじゃやってみようかと思って、ここでやれないと判断したのは何が決定的な要因だったんでしょうか。ご存じでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 答えられますか。 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 大変申し訳ございませんが、その件については我々は把握しておりません。ただ、実態として本年4月2日から破産手続が始まったという実態でございます。
○議長(
橋本久夫君) 田中尚君。
◆20番(田中尚君) 議長、実は何で私がこれを聞いたかというと、2回目の全協で副市長のほうからは、建物全部を壊すかどうかは今後の検討課題だとおっしゃって、先ほど訂正しました。これは、私が思うには、使えるものは使ったほうがいいんです。仮にとても使用に耐えられない、あのキャトルの店舗では商業施設として再開は無理だというのであれば、今の時点では、だから解体だと、そういうふうに理解いたします。 そうしますと、次の質問です、私の質問は。裁判所の競売物件、これは言葉を変えますと管財物件でもあります。管財人が管理する物件でありますから、ですから、今この間の協議の相手は、まず第一義的に一番権限のあるのは管財人です。最後につくった方はもう自己破産していますので、その限りにおいては保証人がおられれば、個人保証人の方がいれば、私財をなげうってでもこの連帯保証人の責を果たさなきゃいけないという形になるんです。 ただ、法人の場合には、幾ら債務が残ろうが、破産しちゃうともう免除です。免除されないのが課税関係です。市の固定資産税、それから今回の場合ですと土地、建物の売買に伴う不動産贈与税等々、これは国税も含めて、さらには全協で説明しておりますけれども、消費税もそうであります。そういったものの滞納も今回宮古市が全て引き受けて買いますよ、権利を取得しますよ。だから、9,400万円という数字なんですが、そこで簡単に伺います。 何度も説明したという、そういうふうな空気でありますけれども、肝腎な部分は説明していないというのが私の理解であります。何かと言いますと、例えばこの用地取得費。つまりこれは更地にすることが前提です。あの建物を解体しないと、それこそ市長がおっしゃったように、災害が来る前に事業に着手できません。壊さないと更地としての利用ができない、そういう物件だという共通の認識の下に伺うんですが、この解体費をこの間ずっと当局は説明しておりません。今日初めて藤島部長は、このキャトルの建物が建っている土地の部分、立体駐車場は関係ないですから、建物が建っている土地の部分の時価相当額は1億8,000万円とかというお話をされました、積み上げ方式で。そうすると、土地の評価が生きる前提条件は、更地になったときの話なんです。そうすると、更地にするのに幾らかかるんだという部分では全然示されておりません。そのために私たちは旧市役所の本庁舎、さらには分庁舎、これに4億円を超える解体費かかっていますよと。キャトルの物件はその比じゃないですよ。 なおかつ、この間、いずれリサイクル法ということで、非常に建築現場のお話を伺いますと、前は大きな機械でじゃんと潰して片づければよかった。今は違うんです。サッシはサッシ、それから言わば資源、リサイクルの関係で、非常にコストがかかるようになったと聞いておりますので、そうしますと、我々が取得しようとする物件1億8,000万円の時価相当額の土地を取得するのに4億円も5億円も、市の実績からいって、解体費をかけなきゃならないような物件が売れますかということなんです。買いますかということなんです、普通考えたら。この問題では、市の特命部長の山崎部長も田中議員の言うとおりだとおっしゃいました。 つまり、売れる物件ではありませんということがこの間の当局と私たち議会の合意点、一致点であります。競売にかけても売れないものを、現在提案されている金額は9,400万円、1億円近いお金をかけて取得しようとしている。これで本当にいいのかということが、私は思っている部分なんです。 そういった意味もあるので、多分解体費については試算もしないというふうに私は、言葉がよくないですけれども、げすの勘ぐりという言葉ありますけれども、そういうふうなレベルで考えちゃうとそうなるんですが、何で解体費を概算でもお示しにならないんですか。そこを伺います。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) まず、現状の建物につきましては、昭和55年建築でございますので、いわゆる現在の耐震構造を満たしておりません。したがいまして、継続して使用するのは困難であろうというふうに考えております。 また、さっきの取得費云々というのがございました。用地取得費でございますが、抵当権抹消費用でございます。建物取得費につきましては、差押え解除費用でございます。つまり、土地の値段というよりも、この破産手続を収めていくために必要な費用というふうにご理解いただければ大変ありがたいところでございます。 また、路線価の試算、1億8,000万円と申し上げましたが、これも全く一般的な売買をすればという意味でございます。 一方、解体費用も相当額かかることはもう、これは予測できるところでございます。これにつきましては、新たな開発計画の中で解体撤去費用も含めて、国の支援も受けながら取り組んでまいりたいということで計画してまいりたいと考えております。
○議長(
橋本久夫君) 田中尚君。
◆20番(田中尚君) 先日2回目の全協で私たちに説明されたポイントです。所有権の移転登記の完了時期、これは今年の12月という説明をいただいております。今日は9月の30日であります。市長は、つまり宮古市が思うような事業を進めるためには、この登記に宮古市がキャトルの権利を取得をして、なおかつ第三者の対抗要件とすれば、登記をしないと第三者と戦えないということがありますので、12月です。これだけ期間があるのはどうしてですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) この本日ご了解いただいたとして、その後手続が様々ございます。例えば抵当権の抹消関係につきましても、その手続を踏むことが必要となっております。関係書類等を整えながら関係者の協議を行っていかなければなりません。抵当権の抹消ができたとして、その後に契約なり、あるいは支払いなり、所有権移転というのがあります。そこの部分で抵当権の抹消ができませんと、次の差押えの解消の手続に移行できません。これにつきましては、破産管財人が裁判所の許可を得るという手続がございます。その上で契約、そして最終的な所有権の登記ということになりますと、これは約3か月かかるというものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 田中尚君。
◆20番(田中尚君) 市長は東日本大震災の例を引用いたしまして、今まさしく危機的な状況なんだとおっしゃいましたけれども、相当タイムラグがあるということが今、藤島部長のお答えを聞いて、そういう認識に私はなるんですけれども、市長はそれでも何でもとにかく急いで今日決めないと大変なことが起きるというのは、ちょっと正しくないんじゃないのかなということを市長に問いただしたくて、今の宮古市が目指す都市再開発の準備事業の予算が仮に執行できたとしても、宮古市が自由に駅前再開発をやるための時期は12月以降ですよということを考えたら、もう今危機的な状況だというのは脅しでしかないと私は思うんですが、どうでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 山本市長。
◎市長(山本正徳君) 全く脅しではないです。やはり、例えば自然災害もあります。さっきコロナを言うのをちょっと忘れてしまったんですが、コロナもそうです。それから、私たちのまちづくりもそうです。やはりこのまちづくりも、宮古市のまちづくり、しっかりしていかなきゃならないです。 この駅前の要するに開発というのは、今まではキャトルが結構あれで頑張ってくれていたと思います。ただ、これからはそこがなくなってしまった。そして、古くなった建物がそのまま残っている。これは、宮古市にとっては非常に危機的な状況だと私は思っています。これ、民間の中で何とかこれを解消してというか、また次のステップにいければよかったんですが、残念ながらそれができないような今、状況にあります。 ですから、今の時点になれば、市がそこの権利を獲得して、市が中心となって再開発を進めていくのが、宮古市にとっては、将来のまちづくりにとっては非常に今が大事なときではないかなというふうに思います。ぜひ権利の獲得を議会にお認めいただいて、次のステップに進んでいきたいというふうに思いますし、またその権利が獲得できたならば、その次の計画は総合計画に載せて、しっかりやっていきたいというふうに思います。 それから、解体費の問題も、次の建物あるいは次の事業をするときに建物の解体費、それから国からの補助、これらも入れて、そして市民負担が増えないような形でこれを進めていきたいというふうに今思っておるところでございます。
○議長(
橋本久夫君) 田中尚君。
◆20番(田中尚君) ここで最初に戻るかのようでありますけれども、今回説明いただいております用地取得費8,700万円、つまり、これは簡単に言いますと代弁済金が7,000万円、さらには遅延損害金、その他売却に伴う課税、さっき最初に言った部分でありますけれども、1,700万円とおっしゃいました。これはひっくるめておっしゃっていますけれども、遅延損害金は、これは私が市長がおっしゃった部分で早いほうがいいよなと思う部分は、この遅延損害金が増えていくという部分がそうです。そういった意味からすると、早く断ち切ったほうがいいわけです。そこは納得できるんですが、次に出てくる問題、この宮古市が取得することによって、不動産の売買に伴う贈与税が生じますよ。そういったものも含めて、この言わば用地取得費の中に見ているという説明いただきました。そこで、この辺の区分けは出ていないので伺いますが、小さなことですけれども、現時点で遅延損害金は何月何日の時点で押さえて、どれぐらいの数字になっているんでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 遅延損害金、それから国税に関しては遅延税というものが毎日発生してまいります。したがいまして、期日が例えばたてばたつほど、この費用については増えていくというふうにご理解をいただきたいと思います。 一方で、どこかで基準日を決めませんと算定ができません。先ほど申し上げました諸手続を踏まえて、我々は本日お認めいただくことを前提として、11月1日を基準日として考えているところでございます。
○議長(
橋本久夫君) 田中尚君。
◆20番(田中尚君) それは先の話。まだ今日は9月の30日ですので、仮に11月1日を基準にした場合に、ここで見ております1,700万円の中で遅延損害金の費用はどういう金額を管財人は示しているんですか。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) まず、議決いただいてから手続が必要なので、2か月もあるではなくて、我々からすれば2か月しかありません。様々な手続を経て契約まで至らなきゃなりませんので、そこはご理解いただきたいと思います。2か月もあるとか3か月もあるとかという状況ではございません。もう週ごとにスケジュールを立てて、追って12月で完了させようとしておるところでございます。繰り返しですが、これが延びれば、かかる費用は毎日増えていくというご理解をお願いしたいと思います。 その上で、代弁済金の債権と遅延損害金でございます。これは本来的には私から申し上げるのは支障があるというところでございますけれども、およそ遅延損害金だけでも500万円以上というものになっております。毎日増えてまいりますので、本日のお認めをお願いしているところでございます。
○議長(
橋本久夫君) 田中尚君。
◆20番(田中尚君) 私たちは予算の根拠、そういった意味では、この主要事業一覧表を見ても何に幾らという感じでちゃんと予算の根拠を示しているわけです。今の部長の答弁は大変苦しい中でお答えいただいたということでありますけれども、現実に数字を出している以上は、管財人なり他の関係者が合意できるものとして現時点で予測する数字が出ているから、その下で交渉していこうと。 だとすると、多分根拠もなくやらない。消費税の滞納額が幾らで、これに伴う遅延損害金が幾らになっている、こういうことです。やっぱりこれはもう言えるはずなんです。差押えしている側も国税局ですから。そういった意味で聞いたんですが、予算を提出した以上は、数字に対するやっぱり説明責任が当然生じるわけでありますから、そこはお酌み取りくださいとか、そういうレベルの問題じゃないわけです。そういった意味で聞きました。ざっと500万円ぐらい日々増えていきます。だから早いほうがいいんだというふうなことは、考え方としては分かりますけれども、いずれ肝腎の建物解体費も立地適正化計画の中で事業を組み立てていかないと、つまり国からの解体補助が期待できないということを考えますと、ここは急ぐべき部分とちゃんと説明すべき部分をしっかりしながら進めていくべき案件だと私は思っています。 そこでもう一つ伺いたいわけでありますが、この間の協議内容については、合意事項については、文書か何かで合意点、確認してありますか。それとも、あくまでも予算の裏づけはないわけでありますけれども、現時点では口頭での確認事項を踏まえて、今提案されている金額の中で一切真っさらにして、キャトルの権利は全部宮古市さんのものになりますよという提案ですよね、これは。そういうことですよね。さっきからそこを聞いているんです、皆さんが。取得した後に瑕疵担保責任みたいなものが出てきませんよねということで聞いていますんで。
○議長(
橋本久夫君) 藤島
都市整備部長。
◎
都市整備部長(藤島裕久君) 本日のご提案につきましては、これまで破産管財人、信用保証協会等と協議してきた結果でございます。先ほど少し申し上げました金額も、我々が提出した、提示した数字ではございません。それぞれの弁護士さんなり協会から出てきた数字を積み上げたものでございます。
○議長(
橋本久夫君) 田中尚君。
◆20番(田中尚君) 12時になりましたが、ちょっと短いんですけれども、この件はこの件で打切りにしますけれども、もう一点だけ伺いたい部分がありますけれども、会議を続行しますか。
○議長(
橋本久夫君) それでは、皆さんにお諮りしたいと思いますが、もうお一方、竹花議員もいらっしゃいます。 この第14号はそのまま継続はしたいと私は考えておりますが、皆さんいかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) よろしいですか。 では、田中議員さんも大体先ほどの時間迫ってまいりました。予算委員会を含めた時間でありますので、その辺もまた念頭に質問をお願いしたいと思います。 では、田中尚君。
◆20番(田中尚君) 主要事業一覧表の先ほど来から説明いただいております、畠山議員も指摘をいたしました。言葉が大変きついわけでありますけれども、低所得世帯の範囲なんですが、やはり非課税世帯、家計急変世帯、ざっと8,000世帯だということがございますけれども、当然この中からいっちゃうと、いわゆる一方におきましては生活保護世帯という方々がありまして、これは憲法第25条に基づいて生活保護制度が行われております。この住民税非課税世帯、分かりましたが、今回の5万円も当然生活保護世帯にも支給するという理解でいいのかどうなのか、そこだけ確認したいと思います。
○議長(
橋本久夫君) 伊藤
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊藤貢君) 議員のお考えのとおり、そのとおりでございます。
◆20番(田中尚君) 終わります。
○議長(
橋本久夫君) 次に、竹花邦彦君。 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) 私も補正予算の主要事業一覧表で質問をしたいというふうに思います。 まず、1ページの今、田中議員のほうからもありました3款民生費、1項社会福祉費の国の言わば物価高騰対策としての住民税非課税世帯に対する5万円給付、これについて若干質問をさせていただきたいと思います。 まず、先に事業内容について確認をさせていただきたいわけですが、これは国が電気あるいは物価高騰に対して、低所得世帯に対して一律5万円。そこで、1世帯、1人世帯であろうが3人、4人世帯であろうが一律5万円給付だと、こういうふうに私は受け止めているわけですが、改めてこの点はそれに間違いがないかどうか、お伺いいたします。
○議長(
橋本久夫君) 伊藤
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊藤貢君) この給付金は世帯に支給するということですので、家族の人数ではなくて1世帯5万円ということでございます。
○議長(
橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) そこで、国の事業ですので、国から説明があるのかどうか、ちょっとそこは私も分かりませんが、この5万円、この給付金額の根拠、ここは何か市のほうにこういうことで5万円だというのがありますか。なければないで結構です。
○議長(
橋本久夫君) 佐々木福祉課長。
◎福祉課長(
佐々木俊彦君) 国のほから特段、説明があるわけではございませんが、国のほうで9月9日に行った物価高騰等の会議におきまして、低所得者の光熱費等の負担は大体月5,000円程度だということで、その6か月分以上の給付ということで5万円ということでしているところでございます。
○議長(
橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) 佐々木課長のほうから、ちょっと私もいろいろ見てみたんですが、国の説明でいくと、この間月5,000円以上の電気、ガス、それから食料、物価等々上がっている、それの月5,000円だとすれば、5万円を支給すれば半年分以上に相当しますよと、こういう説明なわけです。したがって、端的に言えば、半年分の要は補填なのかなという思いもありますし、また向こう下半期の分のこの高騰対策をどうするのか、新たな施策が出てくるのかなと。そんな、ちょっとそこが、国の位置づけが少し分からないなという思いで受け止めております。そういった意味では、少し私もこの政府の物価高騰対策、5万円支給は、それはそれとして、もう少し制度設計がどうなのかなというふうに思っているところでございます。 それはそれとして改めてお伺いしますが、市のほうで今日補正予算をして可決をされた場合に、それではこの非課税世帯等に支給時期の見通し、見込み、ここはどういうふうに考えておりますか。
○議長(
橋本久夫君) 伊藤
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊藤貢君) もし本日お認めいただきますと、こちらのほうでは先ほど課長が申し上げましたとおり、該当する方々にプッシュ型ということで申請書を送らせていただきます。それでこちらのほうで口座等を確認次第、振り込みたい、早急にということで考えてございます。
○議長(
橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) 私が聞いているのは、11月になるのか12月、年内ということになるのか、改めてそこら辺含めて答弁お願いします。
○議長(
橋本久夫君) 伊藤
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊藤貢君) 11月には支給開始したいというふうに考えてございます。
○議長(
橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) ここで改めて私が確認をしたいのは、この家計急変世帯、つまりこれは今年の1月以降所得が減少して、言わば住民税非課税世帯相当の収入になった方々、ここはなかなか把握ができないわけです。そこで、当然ここは市が把握をしている非課税世帯とは別に本人の申請が当然必要になってくる。こういうことなわけです。 その場合に、この申請期限、いつまでこういった方々が申請期限として取り扱うのか。この状況によっては、つまり申請期限が短いとまさに周知の関係も出てきますけれども、なかなか大変だというふうに思っておりますので、この家計急変世帯の方々に給付をする場合の申請期限というものがあるのかないのか。あるとすれば年内なのか年度末なのか、あるいは年を越してもいいのかどうなのか。そこら辺についてはどうでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 伊藤
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊藤貢君) 申請期限でございますけれども、令和5年1月31日となってございます。
○議長(橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) とすれば、やはりぜひここは先ほど市の広報あるいはホームページ等で周知をするということでありました。特にもこの1月以降の家計が急変をした世帯の方々、ここが一つの大きなポイントだというふうに思いますので、そこは今、部長のほうからは来年の1月末という申請期限が一応ありますよということでしたので、ここはぜひ取りこぼしがないようにしっかりと周知については取り計らいを私のほうからもお願いをしたいというふうに思います。 次に移ります。 2ページ、4款衛生費、1項保健衛生費、5目の診療所費です。ここで今日補正提案をされているのは、経口抗ウイルス薬について国からの配付が終了して、その購入費用を計上するというものでございます。2,065万円の補正。 この経口抗ウイルス薬、これ治療薬なのかちょっと私もよく分かりませんので、この薬はどういったものなのか、まず先にご説明いただきたいと思います。
○議長(橋本久夫君) 早野健康課長。
◎健康課長(早野貴子君) この経口抗ウイルス薬でございますけれども、これはコロナにかかった方、軽症から中等症の方に対して処方される新型コロナウイルスの増殖を抑制するお薬となってございます。
○議長(橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) 簡単に言えば、重症化を防ぐというような内容の薬だと、こういうふうに理解をいたしました。 そこで、この積算根拠のところ、私よく分からないのですが、単価が8万円だと、これは理解をいたします。この6個、そして35日分経口抗ウイルス薬、この6個というのは、35日ですから1日6個多分支出をするよというような意味だと思うんですが、この薬は1個8万円ということですか。ちょっとそこら辺説明を、ここの積算根拠のところをご説明いただきたいと思います。
○議長(橋本久夫君) 早野健康課長。
◎健康課長(早野貴子君) このまず8万円ですけれども、このお薬は、1ボトル8万円の1つの瓶をお一人の方にお渡しする形になります。その中には5日間のお薬が入っております。40カプセル入っていて、それを飲み切る形の治療薬となってございます。 積算根拠といたしましては、これまで8月、9月と小売先を休日急患診療所で処方してまいりましたけれども、そこの中で1日の最大の処方数が6ということで、そこを見込んで、あとは35日というのは10月以降の休日急患診療所の開設日となっております。
○議長(橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) いずれにしても、これをトータルすると210個分の購入費用だということになる。市が購入をするのはいいわけですが、この購入の財源はどうなのか。 ちょっと先ほど見ましたらば、休日急患診療所使用料というふうになっております。つまり、これはコロナ感染をした患者さんが結局費用負担をして買うという仕組みなのか、それとも市が無料で言わばこのウイルス薬を支給するのか。多分私のその使用料の感じから言うと、患者さんが8万円の、当然保険が効くかどうかというのは分かりませんが、そこのあたりはどういう仕組みになるんですか。市が無料でやるのか、それとも感染した患者さんが買うという仕組みなのか。ここら辺はどうなんでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 早野健康課長。
◎健康課長(早野貴子君) このお薬に関しましては、これまで国から無償譲渡を受けていたものでございますけれども、これが9月16日以降、卸業者から直接購入するようにということになりまして、それの単価がここに示しているものでございます。 それで、コロナ治療に関しましては全額公費負担となっていますので、今回休日急患診療所で処方した分に関しては、診療報酬として100%の補填、公的負担となっております。
○議長(
橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) つまり、患者さんの費用負担はない、こういうふうに受け止めさせていただきます。 そこで、言わば今回は国からの配付は終了したと。つまり、国からそれぞれ地方自治体に割当てがあるのかどうか分かりませんが、宮古市、何個分ですよと、こういうふうに多分配分になったのかなというふうに想定はいたします。 そうしますと、ここは、さっき重症化を抑えるための薬だと。つまり、ここは休日急患診療所に行かなければこの薬はもらえないのか。つまり、在宅でいらっしゃる方々、こういった方々に対してはこの抗ウイルス薬、どうなんだろうか、率直にそういう疑問を持つわけですが、仕組みとすればここは、後ほどの診療所費のほうにもこれが配付という補正予算になっていますけれども、問題は、そうしますとここは休日急患診療所に行かないとこの薬はもらえないということなのかどうなのか。そこら辺はどうでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 早野健康課長。
◎健康課長(早野貴子君) まずは公的というか国がもともと配分していた量につきましては、医療機関、薬局の登録制になってございまして、県ごと、市町村ごとという数が割り当てられていたものではございません。それを処方するという、ですからコロナを診断する医療機関として、診療検査医療機関として検査を行っていた医療機関で手上げ方式で登録をしたところに必要な量、配付されるという形でございます。その中で、市の診療所といたしましては、休日急患診療所が手上げをして登録施設となりまして、配分を受けていたものでございます。 ですから、在宅の方という点がちょっとあれですけれども、休日急患診療所で医師の診察を受けて、そこで先生が重症化リスクがあると判断した方に対して、この薬が処方されるという形になります。
○議長(
橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) 大体仕組みについては理解をしました。いずれにしても、今後こういった経口抗ウイルス薬が、市の休日急患診療所だけではなくて、もちろん今のコロナ感染者の対応をどうするかという問題があるわけですけれども、民間医療関係機関の中でもこういったものがきちっと手だてをされて、市民の方々が、ただそれは一般の民間診療機関でもコロナ感染のあれを受けられるという状況が当然必要になるわけですけれども、そうしていかないと、多分こうならないだろうなと。当面は市の休日急患診療所あるいは市の3診療所でこのウイルス薬を提供するけれども、したがって私が心配しているのは、さっきも言ったように、本当に欲しいという方々がどうなのか。数的な問題もありますけれども、そういうところを心配を少しいたしているところでございます。 これについては今後も継続的に、つまり薬が継続提供されるものなのか。今回の補正予算で示している個数210個、これは今年度これで終わりだと、こういうことなんでしょうか。それとも随時国のほうから、これは購入するという格好、そういう形になるのか。そこら辺はどうでしょうか。
○議長(
橋本久夫君) 早野健康課長。
◎健康課長(早野貴子君) 抗ウイルス薬につきましては、一般流通が開始したことによって、登録制ではなく、9月16日から一般流通が開始したということになりますので、そうしますと休日急患診療以外にも、これまでもそうでしたけれども、市内の開業医の先生方も通常に購入できる薬となってございます。 今後の見通しにつきましては、こういうふうな形で変更になってきましたのはある程度流通量が確保できるという国の判断の下に一般流通が開始されておりますので、今後も継続的に入手できるものと考えております。
○議長(
橋本久夫君) 竹花邦彦君。
◆21番(竹花邦彦君) 了解をいたしました。 最後になりますが、先ほど来から議論になっておりますキャトルの取得の問題でございます。これまで全協等2回にわたって説明を受けてまいりましたから、私自身はおおむねやむを得ないというふうな理解をいたしております。 ただ問題は、今回で様々、議会側の受け止めも含めていろんな、時期尚早ではないか等々含めて、なぜかというのは、やっぱりこの再開発事業がなかなか目に見えてこない。本来であれば、開発事業と取得がセットであれば、どういう事業者があそこを取得をして、跡地でこういう計画で進んでいくのだなというところが理解できるわけですけれども、残念ながら今回は時間的な問題、取りあえずこの差押え、あるいは抵当権抹消までしておこうというところの市の判断で、計画自体がなかなか私どもに見えてこないというところが、いろんな議論が出てきている要因だろうなというふうに思っております。 ですから、私はそういった意味では、今後の市の再開発事業の内容によってはまたさらに様々な議論が出てくるし、場合によっては、その事業内容によってはどうなのかなと、ここはもう少し別な案がないのかということも含めて、そのところで判断は私はしたいというふうに思っております。 そこで、私は改めて確認をしたいのは、先ほど藤島部長のほうからは、来年度基礎的な調査を含めて実施をしたいということであります。立地適正化計画については、令和4年度、5年度の2か年でこの事業を適正化計画に組み入れて検討していきたいと。とすれば、我々とすれば、令和5年度中には再開発事業なるものが、具体的なものが見えてくるのか、こないのか。あるいは解体撤去が、これは国庫補助事業の採択の絡みがありますけれども、この国庫補助事業を活用して解体撤去をしたい。この解体撤去がいつになるのか。あるいは撤去費用が、先ほども問題になったように、どのぐらいにかかってくるのか。 こういったような今後の少しスケジュール感というものを市のほうも、大変日程が厳しいだろうとは思いますけれども、できるだけ早くやっぱり議会や市民に説明を私はすべきだというふうに思うの。今残念ながらその時期を示す状況ではないというお話もあるわけですけれども、ぜひ私はそのところをしっかりと取得したもの、そういった開発事業計画についてきちんきちんと節目節目、議会や市民に説明をしながら丁寧な理解を求めていく。私はそういう作業工程も含めて、大まかな作業スケジュールも含めて、できれば私の希望は年度内、新年度予算編成のあたりにそういったものが示せないかという思いはありますけれども、ぜひそこのところは最終的に私は改めて作業工程、スケジュール等あるいは今後の事業の進め方、ここについての考え方を、これは市長からお伺いをしたいというふうに思います。
○議長(
橋本久夫君) 山本市長。
◎市長(山本正徳君) まず当面の問題は、要するに土地をしっかり確保すること。その後に、やはりそこにどういう建物を建てるというか、みんなが集まるような場所を、例えば商業施設だけではなくて様々なものがそこにできて、そして駅を使い、そして町なかを使いながら、市民の皆さんが買物をするなり、あるいはいろんな医療関係が入れればいいなとか思っています。こういうものをできるだけ早い時期に、まずたたき台として皆さんにお示しをして、そして、いや、こんなのがいいんじゃないか、あんなのがいいんじゃないかというのを含めて、それが実現性があるものかどうかも含めて、検討してまいりたいというふうには思っております。できるだけ早くというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
◆21番(竹花邦彦君) 終わります。
○議長(
橋本久夫君) 中嶋議員。 予定されていたメンバーは一応ありますが、1点でしょうか。これに関してですか。 では、許します。 中嶋勝司君。
◆4番(中嶋勝司君) 1年生議員ですので、間違いはすみませんけれども、浅学非才ですのでよろしくお願いします。 専門用語が多いというか、多分理解ができないのかもしれないなと思っているんですけれども、競売(けいばい)じゃなくて競売(きょうばい)ですので。そして、この競売に至るまで破産したとなれば、全部債権、債務を弁護士が把握して、何日までに返事をしてくださいと、3か月なら3か月以内に返事をしなさいと。しなければ、あなたは債務がないよと、債権もないよというふうに判断すると、そういうふうになっているわけです。 だから、管財人がこの金額ですよと言えば、今それ以上の金額はあり得ないわけです、簡単に言えば。1,000円と言えば1,000円払えばいいわけです。ところが、多少99%ぐらいは、我々の、私の経験で、1%ぐらいは境界がここじゃなかったとか、もう本来ならば弁護士立会いで、あるいは鑑定士が把握しているはずなんです。そうでないときもたまにあるんです。
○議長(
橋本久夫君) 質問の内容を明確にしていただきたいんですけれども。質疑ですので。
◆4番(中嶋勝司君) そうでないと、この話が結局いつも…… 〔発言する者あり〕
◆4番(中嶋勝司君) じゃ、やめます。すみません。
○議長(
橋本久夫君) それでは、予定していた質疑についてはこれで終了したいと思います。 よろしいですか。 田中尚君。
◆20番(田中尚君) 動議を提出したいと思います。 質疑はおおむね終わったと思われるタイミングで、改めて当局が提案されておりますこの
一般会計補正予算、これは緊急性の高い中身のものもございますが、私どもがこの間指摘をしてまいりましたように、この駅前の用地取得に係る分、これは非常にまだ議案として提出するには状況を備えていないというふうに私は考えますので、この件につきましての緊急動議、つまり修正案を提出したいということを議長に発言いたします。 暫時休憩を求めます。
○議長(
橋本久夫君) ただいま修正動議について提出がございますので、暫時休憩いたします。 午前12時27分 休憩 午後12時29分 再開
○議長(
橋本久夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまお手元に配付しました田中尚君外2名から提出された修正動議は12分の1以上の発議者がありますので成立しております。 したがいまして、これを本案と併せて議題とし、修正案について提出者の説明を求めます。 田中尚君。 〔20番 田中 尚君登壇〕
◆20番(田中尚君) それでは、ただいま皆様方のお手元に配付させていただきました修正案についての説明をさせていただきます。 端的に言いますと、先ほど来の予算の説明の中で質疑がたくさん出ました。修正のポイントは8款土木費、5項都市計画費の中の1目都市計画総務費の事業9,400万円を全額削除する内容でございます。 そのまま修正議案を朗読をして提出をさせていただきます。 議案第14号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第7号)に対する修正案。 議案第14号 令和4年度宮古市
一般会計補正予算(第7号)の一部を次のように修正する。 第1条第1項中、5億3,700万円を4億4,300万円に、353億2,721万7,000円を352億3,321万7,000円に改める。 第1表歳入歳出予算補正の一部を次のように改める。 2ページをご覧いただきたいと思います。 第1表歳入歳出予算補正でございますが、まず歳入につきましては、19款繰入金、これを当初提案されております金額を1,240万円に、基金繰入金を1,240万円に訂正するという内容でございます。 したがいまして、歳入の合計は4億4,305万円、合計352億3,321万7,000円。 同じく歳出におきましては、8款土木費の5項都市計画費、この補正額を全額削除することによりまして、合計352億3,321万7,000円にそれぞれ修正しようとするものであります。 以下、4ページ、5ページに事項別明細書を添付してございますので、議員各位の皆様方の了解とご賛同をお願いいたしまして、提案の説明といたします。 ありがとうございました。
○議長(橋本久夫君) ただいま説明が終わりました。 これより、この修正案に対する質疑を行いたいと思います。 この修正案に対する質疑のある方、挙手をお願いいたします。 質疑がないようであれば、質疑のほうは終了といたします。 それでは、これから討論を行います。 原案、修正案を併せて議題としておりますので、討論の順番については、最初に原案賛成、次に原案及び修正案の両案に反対、次に修正案賛成という順番で行います。 それでは、原案に賛成者の発言を許します。 原案に賛成の方。 西村昭二君。 〔8番 西村昭二君登壇〕
◆8番(西村昭二君) 8番、西村昭二です。 私は、当局側から上程されました原案に賛成の立場から発言をさせていただきます。 本日上程されている議案第14号に対して、田中議員外2名の議員から修正案の動議が出されましたが、上程された議案は、コロナ対応の非課税世帯及び家計急変世帯に対し1世帯当たり5万円の給付金、経口抗ウイルス薬、抗原検査キットの購入費用など、さらに食材費の高騰が続いている状況下で子供たちに満足した給食を提供するための食材費の補助、市民の憩いの場の湯ったり館、姉ヶ崎サン・スポーツランドの設備の故障に伴う修繕費、そして出された修正案の本題でもあります宮古駅前地区を有効に活用していくためのキャトル宮古の不動産の権利取得費用、再開発事業費9,400万円も当然緊急を要するものだと考えております。 キャトル宮古は平成15年12月に地元資本により宮古サティとして再生オープンをし、宮古市を代表するデパートとして、宮古市民をはじめ多くの方々に利用されてきました。しかしながら、車社会の進展による郊外型店舗との競合など、社会情勢の変化により、令和3年12月に惜しまれながら閉店し、令和4年4月には破産手続が開始されている状況であります。 このよう中で、今回権利取得に向け、補正予算の上程がなされたわけでありますが、本来であればどのように利用するかを十分に検討し、対費用効果も精査した上で審議するべきだとも考えておりますが、しかし、このままでは元キャトルの建物、土地が競売にかけられることは必須であり、状況は一刻を争うものと今日の説明でも理解しております。競売にかけられ、万が一第三者が取得した場合の懸案事項として、私は3つの問題点があるのではないかと考えております。 まず、1つ目は費用の問題であります。転売を目的とする第三者が取得した場合、今回の費用より高額な値段がつけられることも懸念されております。仮に不動産鑑定を実施し、時価で取得することになれば、今回上程された予算額を大幅に上回ることが確実であります。 2つ目は土地の放置の問題であります。転売に買手がつかない場合や、そもそも購入が登記目的だった場合、駅前に建物が放置される事態となります。さらに、キャトル本体と立体駐車場が別に売買された場合、どちらかが放置されることも予想されてきます。いずれにしても、市が唱えている駅前の一体的な活用が困難となることが懸念されております。 そして、3つ目は用途の問題です。第三者が建物を活用する場合、どういった用途となるのかは市がコントロールできない状態となります。市の顔となる駅前に適さない用途となることも懸念されるほか、市民の要望が大きい医療、福祉、教育関連施設や利便性の高い商業施設を立地できなくなるという問題も発生してまいります。キャトルの跡地は宮古駅周辺の一等地に立地しており、まさに宮古の顔となるべき場所です。今回市が取得することにより、今後の再開発のイニシアチブは市が握ることになり、先ほどの懸案事項は解消されることになります。逆に、この機を逃して第三者の取得を許した場合、駅前再開発は相当期間遅れることになると思います。市が介入できない期間が5年になるのか10年になるのか分かりませんが、公共交通機関の結節点でもある宮古駅前の開発が滞ることは、魅力あるまちづくりが停滞することであります。その間、より魅力的な町を求める人々は他自治体へと流出し、観光や滞在などの交流人口にも影響があることを強く懸念しなければなりません。 今回の件は、これまでの市の通常の財産取得とは全く別物であり、遅延による金額が日々積み上がり、競売までの時間との制約がある状況で、即断が求められていると考えます。競売により安く取得できるというご意見も今日もありましたが、転売や登記を目的とする第三者が参加した場合、競り負けるというリスクもあり、市が取るべき手段としては不確実性を伴うものだと感じております。 以上のような理由から、私は今回の議案第14号の補正予算原案に対して賛成いたします。 本日の議案の内容は一日でも早く可決し、予算執行することが、多くの市民の理解を得ることにつながると思うからであります。特にキャトル宮古、不動産取得に関しましては、この議案を可決することで、市当局と議会、そして市民が同じスタートラインに立ち、今後のまちづくりに一緒に取り組んでいくことができると、そう思っております。このようなことをご理解していただき、同僚議員の皆様には賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
橋本久夫君) 次に、原案及び修正案の両案に反対者の発言を許します。 両案に反対の方、ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) なければ、次に、修正案に賛成者の発言を許します。 修正案に賛成の方。 落合久三君。 〔18番 落合久三君登壇〕
◆18番(落合久三君) 今回の修正案に賛成する立場で、幾つかの意見を述べたいと思います。 あらかじめ、繰り返しになりますが、断りますが、多くの疑念、躊躇を持っている意見の前提は、駅前再開発が必要ないとか、そういうことではありません。これははっきりと言います。そうではなくて、1つは、市民の税金を投入をして財産を取得するわけですから、当然必要な手順、手続、そういうものをきちんきちんと踏まえるべきだ。そういう点から考えて、あまりにも拙速と言わざるを得ないからであります。 その例はるるやり取りしてきましたので省略をしますが、現状、当局の提案を是とする議員の中にも、なぜこういう状況が生まれたかについて、事業の目的とそれを推進するための事業計画の中身が全く事実上白紙の状態、そういうことで提案になっているために見えないという意見に表れているんだと思います。 そういう意味で、本来行政が事業を推進するときには、当局も認めているように、総合計画が最上位の計画であります。幾ら緊急とはいえ、そういう緊急性を踏まえて総合計画に当然検討を開始する、また可能であればそれを盛り込む、その上で予算執行に当たるというのが当たり前のことであります。そういう意味で、拙速であるという指摘は免れないと思います。 2つ目は、こういう状況では議会全体の合意形成の前提を欠いていると言わざるを得ません。何よりも市民が本当に納得するでしょうか。納得するかどうかという以前に、何がどうなっているのかほとんど分からないと思います。分かっているのは、市民の税金を投入して9,400万円で建物と土地を買うそうだ、この事実だけであります。そういう意味で、本当に市民の理解、協力、これを得るための情報の提供、情報の共有がほとんどされないままに議会で議決するというのはいかがなものかという意味であります。 3つ目、今、西村議員が、今日決めないと駅前再開発が進まなくなる、進まない、こういう指摘をしましたが、そんなことはありません。立地適正化計画自身がまだ2年近くかかるわけです。それが国に上がって承認をされて初めて解体費用等の補助も決まるわけですから、そういう意味では言わんとする意味は分からないわけではありませんが、今決めないと進まないというんではなくて、今決めることとのほうのリスクが多いと思います。私たちの意見は、10月中旬にでも臨時議会を開いてもう一度きちんと論議する。そういうことがあっても不思議ではないと思うので、そういう意見も付して、賛成の意見に代えたいと思います。
○議長(
橋本久夫君) ほかに討論を行う方ございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) なければ、これで討論を終わりといたします。 これより議案第14号を採決いたします。 採決はまず修正案について行い、次に原案について行います。 それでは、まず本案に対する田中尚君外2名から提出された修正案について、採決システムにより採決を行います。 それでは、皆様、お手元の採決システム、準備よろしいでしょうか。 初めに、参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) では、お諮りいたします。 本修正案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れ、ございませんね。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) これで押し忘れなしと認め、確定いたしました。 本案の修正案は否決されました。 次に、原案について採決システムにより採決を行います。 初めに、参加ボタンを押してください。 押し忘れはございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) では、お諮りいたします。 原案に賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンをそれぞれ押してください。 押し忘れはございませんね。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) ないと認め、確定をいたします。 賛成多数で、よって議案第14号は原案のとおり可決されました。 少々お待ちください。 皆様にお諮りしますが、まだ議案があと2つほどございますが、この後、広域の議会も予定をされております。いかがいたしますか。このまま進めて、当局のほうもよろしいですか。 〔「トイレ休憩」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) じゃ、5分間暫時休憩をいたします。 午前12時48分 休憩 午後12時55分 再開
○議長(
橋本久夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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△日程第6 議案第15号 令和4年度宮古市
国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第3号)
○議長(
橋本久夫君) 日程第6、議案第15号 令和4年度宮古市
国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 伊藤
保健福祉部長。 〔
保健福祉部長 伊藤 貢君登壇〕
◎
保健福祉部長(伊藤貢君) 議案第2集、15-1ページをお開き願います。 議案第15号 令和4年度宮古市
国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ320万円を追加し、既定の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,123万9,000円とするものでございます。 令和4年9月30日提出、宮古市長、山本正徳。 それでは、歳出からご説明いたしますので、15-4、15-5ページをお開きの上、下段の歳出補正予算事項別明細書をご覧願います。 2、歳出。2款医業費、1項医業費、2目医薬品費320万円の増額は、新型コロナウイルス感染症における抗ウイルス薬について、国からの配付が終了したことから、購入費用を計上するものでございます。 以上が歳出でございます。 次に、歳入についてご説明いたしますので、同じページ上段の歳入補正予算事項別明細書をご覧願います。 1歳入。1款診療収入、2項外来収入、1目国民健康保険診療報酬収入120万円の増額から、同項3目後期高齢者診療報酬収入160万円の増額までの合わせて320万円の増額は、歳出でご説明いたしました抗ウイルス薬の処方に対する診療報酬収入を計上するものでございます。 以上が令和4年度宮古市
国民健康保険診療施設勘定特別会計補正予算(第3号)の内容でございます。 よろしくご審議くださいますようお願いいたします。
△資料
△資料
○議長(
橋本久夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 議案第15号は会議規則第35条第3項の規定により委員会に付託しないことといたしますが、異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、議案第15号は本会議で審議いたします。 これより議案第15号に対する質疑を行います。 質疑のある方。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 質疑がないようでございますので、これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 討論はないようですので、直ちにお諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△日程第7 諮問第1号 人権擁護委員候補の推薦に関し意見を求めることについて
○議長(
橋本久夫君) 次に、日程第7、諮問第1号 人権擁護委員候補の推薦に関し意見を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 下島野
市民生活部長。 〔
市民生活部長 下島野 悟君登壇〕
◎
市民生活部長(下島野悟君) 議案第3集、諮問1-1ページをお開き願います。 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについてご説明いたします。 本案は、令和4年12月31日で任期満了となります人権擁護委員2名につきまして、再推薦しようとするものでございます。 朗読して提案させていただきます。 なお、各候補者の住所及び生年月日は記載のとおりとし、氏名のみ読み上げることとさせていただきます。 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦に関し意見を求めることについて。 次の者を
人権擁護委員候補者として推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。 氏名、嵯峨良子。氏名、大棒賢作。 令和4年9月30日提出、宮古市長、山本正徳。 ご審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(
橋本久夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 諮問第1号は委員会に付託しないこととしますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は本会議で審議いたします。 お諮りいたします。 本件に対する意見は適任としたいと思いますが、ご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
橋本久夫君) 異議なしと認めます。 よって、本件はただいまの決定のとおり答申することにいたします。
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△閉会
○議長(
橋本久夫君) 以上で、本定例会議に付議された事件の審議は全て議了いたしました。 これをもちまして、令和4年9月定例会議を閉会し、
宮古市議会定例会を次期会議の開会まで休会といたします。 大変ご苦労様でございました。 午後1時02分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和 年 月 日 宮古市議会議長
橋本久夫 署名議員 木村 誠 署名議員 西村昭二...